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ルカ・マリーニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ルカ・マリーニ
2015年
国籍 イタリアの旗 イタリア
生年月日 (1997-08-10) 1997年8月10日（27歳）
イタリア、ウルビーノ
現在のチーム レプソル・ホンダ
ゼッケン 10
レースでの経歴
ロードレース世界選手権 MotoGPクラス
活動期間2021年 -
マニファクチャラードゥカティ（2021-2023年）
ホンダ（2024年-）
チャンピオン0
2023年 順位8位 (201 pts)
出走回数 勝利数 表彰台 PP FL 総ポイント
59 0 2 2 1 362
ロードレース世界選手権 Moto2クラス
活動期間2015年 - 2020年
マニファクチャラーカレックス
チャンピオン0
2020年 順位2位
出走回数 勝利数 表彰台 PP FL 総ポイント
87 6 15 5 5 626
ロードレース世界選手権 Moto3クラス
活動期間2013年
マニファクチャラーFTR ホンダ
チャンピオン0
2013年 順位NC (0 pts)
出走回数 勝利数 表彰台 PP FL 総ポイント
1 0 0 0 0 0

ルカ・マリーニ（Luca Marini, 1997年8月10日 - ）は、イタリアマルケ州ウルビーノ出身のオートバイレーサー。ロードレース世界選手権 (MotoGP) で9度のチャンピオンを獲得したバレンティーノ・ロッシの異父弟である[1]。

経歴

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バレンティーノ・ロッシの両親が離婚後、母ステファニアが再婚し、1997年にルカが生まれた。この年に18歳のバレンティーノは世界グランプリ125ccクラスで最初のワールドチャンピオンを獲得した。マリーニは4歳の頃初めてオートバイに乗り、7歳でミニバイクレースに出場した。

Moto3

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2012年、15歳でロードレースに本格参戦し、イタリア選手権 (CIV) Moto3クラスでランキング9位。2013年はCIV Moto3クラスランキング4位、スペイン選手権 (CEV) Moto3クラスにもスポット参戦した。

2013年、世界グランプリ第12戦サンマリノGPにてMoto3クラスにワイルドカード参戦したが、完走できずにリタイアした。

2014年、兄ロッシが設立したVR46ライダーズ・アカデミーに所属。VR46とチーム・アスパーの合同チームよりCEV Moto3クラスにレギュラー参戦。

Moto2

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2015年、体格面の適性からMoto2クラスにステップアップし[1]、CEV Moto2ヨーロッパ選手権に参戦（ランキング5位）。世界グランプリ第13戦サンマリノGPにてワイルドカード参戦。

2016年、フォワード・レーシングより世界グランプリMoto2クラスにレギュラー参戦を開始し、ランキング23位。2017年も同体制で参戦し、ランキング15位。

2018年、スカイ・レーシングチーム・VR46へ移籍し、3年目にして才能が開花。第9戦ドイツGPで3位初表彰台、第18戦マレーシアGPで初優勝を挙げ、ロッシと抱擁した。この年は優勝1回・2位2回・3位2回でランキング7位に躍進。

MotoGP

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前シーズンのMoto2クラスでシリーズランキング2位という好績を残した後、VR46とエスポンソラマ・レーシングの合同チーム「スカイ・VR46アビンティア」から最高位クラスに参戦。Moto2チャンピオンとなったエネア・バスティアニーニとチームメイトになる。

2024年シーズンは、レプソル・ホンダを離脱したマルク・マルケスの空いたシートに埋まる形で加入した。

成績

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ロードレース世界選手権

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シーズン別

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年 クラス メーカー チーム 出走回数 勝利数 表彰台数 PP FL ポイント ランキング
2018 Moto2 カレックス スカイ・レーシング・チーム・VR46 18 1 5 2 1 147 7位
2019 Moto2 19 2 4 1 2 190 6位
2020 Moto2 15 3 6 2 1 196 2位
2021 MotoGP ドゥカティ スカイ・VR46・アビンティア 18 0 0 0 0 41 19位
2022 MotoGP ムーニー・VR46・レーシングチーム 20 0 0 0 1 120 12位
2023 MotoGP ムーニー・VR46・レーシングチーム 18 0 2 2 0 201 8位
2024 MotoGP ホンダ レプソル・ホンダ 15 0 0 0 0 5 23位
Total 159 6 17 7 6 992

* 現在進行中のシーズン

レース成績

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(key)（太字はポールポジション 斜体はファステストラップ）

年 クラス マシン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 順位 ポイント
2020 Moto2 カレックス QAT
Ret 		SPA
1 		ANC
2 		CZE
4 		AUT
2 		STY
7 		RSM
1 		EMI
4 		CAT
1 		FRA
17 		ARA
Ret 		TER
11 		EUR
6 		VAL
5 		POR
2 		2位 158
2021 MotoGP ドゥカティ QAT
16 		DOH
18 		POR
12 		SPA
15 		FRA
12 		ITA
17 		CAT
12 		GER
15 		NED
18 		STY
14 		AUT
5 		GBR
15 		ARA
20 		RSM
19 		AME
14 		EMI
9 		ALG
12 		VAL
17 		19位 41
2022 MotoGP ドゥカティ QAT
13 		DOH
14 		ARG
11 		AME
17 		POR
12 		SPA
16 		FRA
9 		ITA
6 		CAT
6 		GER
5 		NED
17 		GBR
12 		AUT
4 		RSM
4 		ARA
7 		JPN
6 		THA
23 		AUS
6 		MAL
Ret 		VAL
7 		12位 120
2023 MotoGP ドゥカティ POR
Ret 		ARG
8 		AME
2 		SPA
6 		FRA
Ret 		ITA
4 		GER
5 		NED
7 		GBR
7 		AUT
4 		CAT
11 		RSM
9 		IND
DNS 		JPN INA
Ret 		AUS
12 		THA
7 		MAL
10 		QAT
3 		VAL
9 		8位 201
2024 MotoGP ホンダ QAT
20 		POR
17 		AME
16 		SPA
17 		FRA
16 		CAT
17 		ITA
20 		NED
17 		GER
15 		GBR
17 		AUT
Ret 		ARA
17 		RSM
DNS 		EMI
12 		INA
Ret 		JPN
14 		AUS THA MAL VAL 23位* 7*

脚注

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  1. ^ a b “ロッシの背中を追い最高峰クラスにまで上り詰めたルカ・マリーニ／2021年MotoGPルーキーライダー紹介”. autosport web (2021年3月7日). 2021年8月3日閲覧。

外部リンク

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ウィキメディア・コモンズには、ルカ・マリーニに関連するカテゴリがあります。


ドゥカティ・レノボ・チームモンスターエナジー・ヤマハMotoGPプリマ・プラマック・レーシングレプソル・ホンダ・チームレッドブルKTMファクトリー・レーシングLCRホンダ
  • 20 クアルタラロ
  • 42 リンス
    		•
  • 21 モルビデリ
  • 89 マルティン
    		•
  • 10 マリーニ
  • 36 ミル
    		•
  • 33 ビンダー
  • 43 ミラー
    		•
  • 5 ザルコ
  • 30 中上
    • チーム・グレシーニMotoGPガスガス・ファクトリーレーシングプルタミナ・エンデューロ・VR46レーシングチームアプリリア・レーシングトラックハウス・レーシング
  • 31 アコスタ
  • 37 A・フェルナンデス
    		•
  • 49 ディ・ジャンナントニオ
  • 72 ベッツェッキ
    		•
  • 12 ビニャーレス
  • 41 A・エスパルガロ
    		•
  • 25 R・フェルナンデス
  • 88 オリベイラ
    • その他のライダー：6 ブラドル (HRC・チーム)、26 ペドロサ (レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、32 サヴァドーリ (アプリリア・レーシング、トラックハウス・レーシング)、35 クラッチロー (ヤマハ・RS4GP・レーシングチーム)、44 P・エスパルガロ (レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、87 ガードナー (モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
    主なチーム首脳
    現在のライダー
    過去のライダー
    マシン
    ワールドチャンピオン
    1 サテライトチームでのチャンピオン獲得。
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