ジャック・ミラー (オートバイレーサー)

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ジャック・ミラー
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
生年月日 (1995-01-18) 1995年1月18日(25歳)
オーストラリアクイーンズランド州タウンズビル
現在のチーム エストレラ・ガリシア 0,0 マルクVDS
ゼッケン 43
レースでの経歴
ロードレース世界選手権 MotoGPクラス
活動期間2015年-
マニファクチャラーホンダドゥカティ
2019年 順位8位 (165 pts)
出走回数 勝利数 表彰台 PP FL 総ポイント
85 1 6 1 1 0
ロードレース世界選手権 Moto3クラス
活動期間2012年-
マニファクチャラーホンダ, FTR ホンダ
2012年 順位23位 (17 pts)
出走回数 勝利数 表彰台 PP FL 総ポイント
27 0 0 0 0 96
ロードレース世界選手権 125ccクラス
活動期間2011年
マニファクチャラーアプリリア, KTM
2011年 順位NC (0 pts)
出走回数 勝利数 表彰台 PP FL 総ポイント
6 0 0 0 0 0

ジャック・ピーター・ミラー (Jack Peter Miller[1], 1995年1月18日 - ) は、オーストラリアクイーンズランド州出身のオートバイレーサー2014年のMoto3クラス世界選手権でランキング2位になったことでよく知られ、脚光を浴びた[2]

経歴[編集]

国内での活動[編集]

ミラーはオーストラリアクイーンズランド州タウンズビルで生まれ、都市の郊外で成長した。熱帯の都市で彼はモーターバイクとクアッドバイク、水上スキーやフェンシング、牛の世話の手伝いに楽しみを見いだした。両親と兄弟は彼のレース活動を初期の段階からサポートし、世界選手権を目指した。ミラーは8歳の時からレース活動を行い、勝利を収めていた。彼はダートレースを始め、2003年にはオーストラリア・ダートバイク選手権65ccカテゴリーのタイトルを獲得した。2005年、2006年、2007年と彼は5つのオーストラリア選手権タイトルを獲得し、ダートレースやモトクロスで数多くの地域や州のタイトルを獲得した。

ヨーロッパで[編集]

2011年はヨーロッパでのブレイクアウトの年であった。一連の強力なパフォーマンスで彼は16歳にしてドイツのIDM125ccカテゴリーのタイトルを獲得した。この結果、イタリアのフォワード・レーシングから注目され、2012年に同チームからMoto3世界選手権に出場することとなった。

Moto3[編集]

Moto3参戦初年の2012年、ミラーはカレッタ・テクノロジー・フォワード・レーシングからホンダ・NSF250Rを走らせた。マシンの競争力は低く、ミラーは来たるべき年に競走するサーキットを学ぶ機会を与えられた。その年のランキングは23位に終わり、最高位はザクセンリンクで行われたドイツグランプリでの4位であった。

2013年はレーシングチーム・ジャーマニーに移籍し、FTRホンダに乗ることとなる。この年ミラーは13回ポイントを獲得し、最終順位はランキング7位であった。最高位は5位で、サンマリノとオーストラリアの2回で記録した。

2014年はKTMのファクトリーチーム、レッドブル・KTMアジョに移籍する。この年ミラーは初のファステストラップ、ポールポジション、表彰台および勝利を記録した。最終的に彼は6勝を挙げ、アレックス・マルケスに次ぐランキング2位となった。タイトルを獲得したマルケスとは2ポイント差であった[2]

MotoGPへのステップアップ[編集]

2015年シーズン、ミラーはMotoGPクラスにステップアップし、2台体制に拡大したチームLCRカル・クラッチローのチームメイトとなった。ミラーはオープンクラスのホンダ・RC213V-RSを駆り、最高位はカタルーニャでの11位であった。イギリスグランプリでは序盤先頭を走ったが、3周目にチームメイトのクラッチローと衝突した[3]

2016年、ミラーはエストレラ・ガリシア 0,0 マルクVDSに移籍した[4]。開幕戦のカタールでは14位に入り、カタルーニャでは10位に入った。6月26日、ミラーはアッセンで初勝利を挙げた。19番グリッドからスタートしたが、豪雨の後レースは赤旗が提示、中断された。再開されたレースは12ラップに短縮された。ロッシとドヴィツィオーゾがクラッシュ、リタイアした後、ミラーはマルケスをパスして最高峰クラスでの初勝利を挙げた。オーストラリア人ライダーの勝利としては、2012年オーストラリアグランプリでケーシー・ストーナーが挙げた勝利以来であった。また、ファクトリーチーム以外の勝利は2006年ポルトガルグランプリのトニ・エリアス以来のことである。

鈴鹿8時間耐久ロードレース[編集]

開催年 バイク チーム パートナー 総合順位
2017年 ホンダ・CBR1000RR MuSASHi RT HARC-PRO. 高橋巧/中上貴晶 4位

ロードレース世界選手権 戦績[編集]

シーズン[編集]

シーズン クラス 車両 出走数 優勝回数 表彰台数 ポールポジション ファステストラップ ポイント 順位
2011年 125cc アプリリア 6 0 0 0 0 0 NC
KTM
2012年 Moto3 ホンダ 14 0 0 0 0 17 23位
2013年 Moto3 FTR ホンダ 17 0 0 0 0 110 7位
2014年 Moto3 KTM 18 6 10 8 1 276 2位
2015年 MotoGP ホンダ 18 0 0 0 0 17 19位
2016年 MotoGP ホンダ 7 1 1 0 0 42* 13位*
合計 80 7 11 8 1 453
  • * 現在進行中

[編集]

クラス 車両 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 順位 ポイント
2011年 125 cc アプリリア QAT SPA POR FRA CAT GBR NED ITA GER
Ret
CZE IND NC 0
KTM RSM
24
ARA JPN
16
AUS
23
MAL
16
VAL
Ret
2012年 Moto3 ホンダ QAT
25
SPA
Ret
POR FRA
Ret
CAT
15
GBR
Ret
NED
DSQ
GER
4
ITA
21
IND
DNS
CZE RSM
Ret
ARA
19
JPN
19
MAL
13
AUS
21
VAL
Ret
23位 17
2013年 Moto3 FTR ホンダ QAT
16
AME
6
SPA
Ret
FRA
12
ITA
10
CAT
7
NED
7
GER
7
IND
Ret
CZE
7
GBR
7
RSM
5
ARA
13
MAL
6
AUS
5
JPN
6
VAL
Ret
7位 110
2014年 Moto3 KTM QAT
1
AME
1
ARG
3
SPA
4
FRA
1
ITA
Ret
CAT
4
NED
Ret
GER
1
IND
3
CZE
5
GBR
6
RSM
3
ARA
27
JPN
5
AUS
1
MAL
2
VAL
1
2位 276
2015年 MotoGP ホンダ QAT
Ret
AME
14
ARG
12
SPA
20
FRA
Ret
ITA
Ret
CAT
11
NED
Ret
GER
15
IND
Ret
CZE
19
GBR
Ret
RSM
12
ARA
19
JPN
Ret
AUS
15
MAL
17
VAL
21
19位 17
2016年 MotoGP ホンダ QAT
14
ARG
Ret
AME
DNS
SPA
17
FRA
Ret
ITA
Ret
CAT
10
NED
1
GER
7
GBR
AUT
CZE
RSM
ARA
MAL
JPN
AUS
VAL
13位* 42*
  • * 現在進行中

参照[編集]

外部リンク[編集]