ポル・エスパルガロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はエスパルガロ第二姓(母方の)はビジャです。
ポル・エスパルガロ
2014年
国籍 スペインの旗 スペイン
生年月日 (1991-06-10) 1991年6月10日(26歳)
カタルーニャ州の旗 カタルーニャ州グラノリェース
現在のチーム レッドブル・KTM
ゼッケン 44
レースでの経歴
ロードレース世界選手権 MotoGPクラス
活動期間 2014年2015年
マニファクチャラー ヤマハ
チャンピオン 0
2015年 順位 9位 (114 pts)
出走回数 勝利数 表彰台 PP FL 総ポイント
36 0 0 0 0 250
ロードレース世界選手権 Moto2クラス
活動期間 2011年2013年
マニファクチャラー FTR, カレックス
チャンピオン 1 (2013年)
2013年 順位 1位 (265 pts)
出走回数 勝利数 表彰台 PP FL 総ポイント
51 10 23 14 10 609
ロードレース世界選手権 125ccクラス
活動期間 2006年2010年
マニファクチャラー デルビ, アプリリア
チャンピオン 0
2010年 順位 3位 (281 pts)
出走回数 勝利数 表彰台 PP FL 総ポイント
71 5 21 3 5 708.5

ポル・エスパルガロ・ビジャ (Pol Espargaró i Villà, 1991年6月10日 - ) は、スペインカタルーニャ州グラノリェース出身のオートバイレーサー2006年よりロードレース世界選手権125ccクラスに参戦し、2011年からMoto2クラス、2014年からはMotoGPクラスに参戦する。ロードレース世界選手権Moto2クラス2013年チャンピオン。

兄のアレイシ・エスパルガロもグランプリライダーとして活動している。

経歴[編集]

2010年 ダッチTT

2006年第7戦カタルニアGPにおいて、ロードレース世界選手権125ccクラスにワイルドカード枠でデビューを果たした。そのレースでエスパルガロは13位に入賞し、史上最年少ポイント獲得記録を更新することとなった(15歳と8日)。シーズン終盤には、負傷したアンドレア・イアンノーネの代役としてカンペテーラ・レーシングから6戦に出場する機会を得て、最終戦バレンシアGPでは6位に入る活躍を見せた。またこの年には、スペイン国内のロードレース選手権125ccクラスでチャンピオンを獲得している。

2007年にはカンペテーラ・チームからフル参戦を開始し、第14戦ポルトガルGPで初表彰台(3位)に立つなどの活躍を見せ、シリーズランキング9位でルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。

2008年デルビワークスマシンを駆ることになった。第7戦カタルニアGPでは自身初のポールポジションを獲得した。決勝レースではツナギの中に蜂が入るトラブルに遭い[1]、初優勝は逃したものの、この時点で自己最高となる2位表彰台に立った。次の第8戦イギリスGPではプラクティス中の転倒で鎖骨を骨折し、2戦を欠場することになった。第14戦インディアナポリスGPではポールからスタートしレースをリード、10周目にニコラス・テロルにトップを奪われるが17周目に奪還。しかしその直後に降雨により赤旗レース中断となり、1周前の順位が採用されエスパルガロはまたも2位に終わった[2]。結局この年のシリーズランキングは、前年と同じ9位に終わった。

2009年はデルビで2年目のシーズンを迎えた。第12戦インディアナポリスGPブラッドリー・スミスとのトップ争いを制し、前年の雪辱を果たしてグランプリ初優勝を遂げた[3]。その後第14戦ポルトガルGPで2勝目を挙げ、年間シリーズランキングでは4位と大きく成績を伸ばした。

2010年、エスパルガロはデルビに残留し、125ccクラスフル参戦4年目のシーズンを戦った[4]第2戦スペインGP第3戦フランスGP第13戦アラゴンGPと3勝を挙げ、シーズン終盤までマルク・マルケスニコラス・テロルの2人とチャンピオン争いを展開、年間ランキング3位を記録した。

2011年シーズン、ポルはルカ・ボスコスクーロ率いるスピードアップ・チームからMoto2クラスにステップアップする。この年は兄のアレイシもMotoGPクラスからMoto2に移ったため、同クラスへの兄弟参戦が実現した[5]2013年にはMoto2クラスで初の年間タイトルを獲得。

2014年よりMotoGPクラスにステップアップしテック3所属となる。2015年2016年はシーズン途中にヤマハ・ファクトリー・レーシングチームから鈴鹿8時間耐久ロードレースにも参戦し、2015年は中須賀克行ブラッドリー・スミス、2016年は中須賀とアレックス・ローズでトリオを組んで出場し2年連続で優勝している[6][7]

ロードレース世界選手権 戦績[編集]

シーズン クラス 車両 チーム 出走数 勝利数 表彰台数 PP FL ポイント ランキング
2006年 125cc デルビ Campetella Racing Junior/Racc Derbi 7 0 0 0 0 19 20位
2007年 125cc アプリリア・RS125R Belson Campetella Racing 17 0 1 0 0 110 9位
2008年 125cc デルビ Belson Derbi 14 0 3 2 1 124 9位
2009年 125cc デルビ Derbi Racing Team 16 2 5 1 1 174.5 4位
2010年 125cc デルビ Derbi Tuenti Racing 17 3 12 0 3 281 3位
2011年 Moto2 FTR-ホンダ HP Tuenti Speed Up 17 0 2 0 1 75 13位
2012年 Moto2 カレックス-ホンダ Pons HPTuenti40 17 4 11 8 5 269 2位
2013年 Moto2 カレックス-ホンダ Pons HPTuenti40 17 6 10 6 4 265 1位
2014年 MotoGP ヤマハ・YZR-M1 モンスター・テック3 18 0 0 0 0 136 6位
2015年 MotoGP ヤマハ・YZR-M1 モンスター・テック3 18 0 0 0 0 114 9位
合計 149 15 44 17 15 1517.5
クラス シーズン 初GP 初表彰台 初勝利 出走数 勝利数 表彰台数 PP FL ポイント タイトル
125 cc 2006–2010 2006年カタルーニャGP 2007年ポルトガルGP 2009年インディアナポリスGP 71 5 21 3 5 708.5 0
Moto2 2011–2013 2011年カタールGP 2011年インディアナポリスGP 2012年スペインGP 51 10 23 14 10 609 1
MotoGP 2014–2015 2014年カタールGP 27 0 0 0 0 200 0
合計 2006–現在 149 15 44 17 15 1517.5 1
  • 凡例
  • ボールド体のレースはポールポジション、イタリック体のレースはファステストラップを記録。
クラス 車両 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 シリーズ順位 ポイント
2006年 125cc デルビ SPA QAT TUR CHN FRA ITA CAT
13
NED GBR GER --- CZE
Ret
MAL
14
AUS
16
JPN
19
POR
12
VAL
6
20位 19
2007年 125cc アプリリア QAT
7
SPA
4
TUR
11
CHN
9
FRA
11
ITA
9
CAT
5
GBR
Ret
NED
11
GER
Ret
--- CZE
6
SMR
5
POR
3
JPN
Ret
AUS
11
MAL
Ret
VAL
10
9位 110
2008年 125cc デルビ QAT
8
SPA
14
POR
13
CHN
4
FRA
4
ITA
3
CAT
2
GBR
DNS
NED GER
17
--- CZE
8
SMR
Ret
IND
2
JPN
Ret
AUS
5
MAL
6
VAL
DNS
9位 124
2009年 125cc デルビ QAT
4
JPN
3
SPA
7
FRA
Ret
ITA
4
CAT
Ret
NED
9
--- GER
5
GBR
10
CZE
5
IND
1
SMR
Ret
POR
1
AUS
4
MAL
3
VAL
3
4位 174.5
2010年 125cc デルビ QAT
4
SPA
1
FRA
1
ITA
3
GBR
2
NED
3
CAT
3
GER
Ret
--- CZE
2
IND
3
SMR
6
ARA
1
JPN
4
MAL
2
AUS
2
POR
10
VAL
2
3位 281
2011年 Moto2 FTR QAT
22
SPA
20
POR
6
FRA
13
CAT
16
GBR
Ret
NED
Ret
ITA
28
GER
13
--- CZE
16
IND
2
RSM
9
ARA
14
JPN
15
AUS
5
MAL
3
VAL
14
13位 75
2012年 Moto2 カレックス QAT
3
SPA
1
POR
2
FRA
6
CAT
Ret
GBR
1
NED
Ret
GER
4
ITA
2
--- IND
2
CZE
3
RSM
2
ARA
1
JPN
2
MAL
11
AUS
1
VAL
8
2位 268
2013年 Moto2 カレックス QAT
1
AME
Ret
SPA
3
FRA
20
ITA
4
CAT
1
NED
1
GER
3
--- IND
4
CZE
4
GBR
8
RSM
1
ARA
3
MAL
2
AUS
1
JPN
1
VAL
29
1位 265
2014年 MotoGP ヤマハ QAT
Ret
AME
6
ARG
8
SPA
9
FRA
4
ITA
5
CAT
7
NED
Ret
GER
7
IND
5
CZE
Ret
GBR
6
RSM
6
ARA
6
JPN
8
AUS
Ret
MAL
6
VAL
6
6位 136
2015年 MotoGP ヤマハ QAT
9
AME
Ret
ARG
8
SPA
5
FRA
7
ITA
6
CAT
Ret
NED
5
GER
8
IND
7
CZE
8
GBR
Ret
RSM
Ret
ARA
9
JPN
Ret
AUS
8
MAL
9
VAL
5
9位 114

脚注[編集]

外部リンク[編集]

タイトル
先代:
マテオ・ツネス
125ccスペイン選手権チャンピオン
2006
次代:
ステファン・ブラドル
先代:
マルク・マルケス
Moto2クラス世界チャンピオン
2013年
次代:
エステベ・ラバト