ヘラクレスオオカブト

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ヘラクレスオオカブト
Dynastes hercules hercules01.JPG
湿気が多いと翅が黒くなるが、
乾燥すると黄色に黒の細かい斑点がある
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: 甲虫目(鞘翅目) Coleoptera
亜目 : カブトムシ亜目 Polyphaga
上科 : コガネムシ上科 Scarabaeoidea
: コガネムシ科 Scarabaeidae
亜科 : カブトムシ亜科 Dynastinae
: ヘラクレスオオカブト属 Dynastes
: ヘラクレスオオカブト
学名
Dynastes hercules
(Linnaeus, 1758)
和名
ヘラクレスオオカブト
ヘルクレスオオカブト
英名
Hercules beetle

ヘラクレスオオカブト(学名Dynastes hercules)は、コウチュウ目(鞘翅目)・コガネムシ科・カブトムシ亜科・真性カブトムシ族に分類される昆虫の一種。世界最大のカブトムシとして有名である。種小名はギリシャ神話最大の英雄ヘラクレスに由来する[1]

形態[編集]

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オス成虫は頭角と胸角が共に長く、体長とほぼ同寸の角を持つ個体もいる。角を含めた全長は最大180mmに達するともいわれるが、確認されている最大数値(ギネス個体)はむし社(本社・東京都中野区)の調査によれば飼育下では2016年現在171.8mm[2]で、また一般的に目にする「大型」といわれる個体は最大になる原名亜種・ヘラクレスの場合130 - 150mm前後である。いずれにせよ世界最長のカブトムシとされ、外国産カブトムシの代表格である。日本のカブトムシと同じく、メスの成虫には角がない。

胸角と頭角はそれぞれ胸部と頭部についており、頭角は上下に動かすことができる。ヘラクレスオオカブトは相手の腹の下に胸角を入れ、頭角と挟み、持ち上げて投げる。胸角の内側に生えている褐色の毛はすべり止めの役目を持つ。

産地や亜種によって様々な形状の特徴があり、胸角の太さや頭角突起の形状などで亜種を判断できるが、中には産地の重なる亜種もあり、特徴の目立たない個体もいる。

小型の個体だと、胸角や頭角の特徴での判断が非常に困難。

前翅[編集]

前翅は黄褐色を帯びるのも特徴である。黒い斑点の大きさや数、また全体の色合いの濃さなど、個体によって違いが見られるが、これは亜種による違いではない。

前翅は湿度が高いと黒褐色だが、湿度が下がると黄褐色が濃くなる。また、油脂などの付着や栄養状態によっても黒褐色になる。飼育下では湿度が高くなったり、餌などの付着による汚れ、高栄養な餌による栄養状態の飽和により、黒くなった状態になることが多いようである。写真などで見ると、本種はだいたいが乾燥時のものである。

同属のネプチューンオオカブトは、常に前翅が黒色で、2本の長い角のほかにも左右に1対小型の計4本の角を有しており、これによって本種と簡単に区別することができる。また、本種のメスの前翅は尻のほうのみ色づく。

生態[編集]

中央アメリカから南アメリカの熱帯の雲霧林に断続的に分布する。低地にも少なからず生息するが、大型になる亜種、また大型の個体は標高1000〜2000mの高山帯にしか見られない。成虫は夜行性である。昼夜を問わず広葉樹の樹皮や果実を自ら傷つけて樹液果汁を吸汁してはいるが休息も兼ねており、飛翔などの活発な活動は夜間に限られる。生息地の付近に灯火などの光源があればしばしば飛来する。

幼虫は朽木や腐葉土の中で1年半-2年程かけて成長するが、飼育下では1年半で羽化することも多い。オスでは蛹化前に100gを超えることも珍しくない。

羽化後は成熟まで3〜6か月ほど要する。樹液や腐った果実を好み、それらを求めて地上を移動する。成虫の期間も長く、1年から1年半ほど生きる個体もいる。

雨が降った後に活動が活発になる。現地には四季がないため一年を通して見られるが、採集例は8月、12月の雨季に多いようである。

生息地である雲霧林は乾燥していると明い色、湿っていると暗い色に変化するので、湿度によって変色する前翅は保護色となる。

飼育[編集]

基本的には日本カブトムシと変わりないが、大型のカブトムシ全般に言えることだが幼虫・成虫共にカブトムシより更に大食漢である。量的な問題と、角が邪魔になる関係で、餌となる昆虫ゼリーは大きいものがよい。成虫の雄は飼育スペースが小さいとストレスで寿命が短くなってしまう。

幼虫は羽化までに1年半〜2年程を要する。餌もカブトムシより発酵したものを好む。蛹室は横に長いため、飼育容器の大きさや形にも考慮する必要がある。幼虫の餌に牡蠣などの貝殻を粉状にして(石灰などは毒となるので使わない)混ぜて与え続けると、成虫になったときに前翅が青白くなる。

亜種[編集]

原名亜種(D. h. hercules)
多くの亜種が知られているが、2003年にRatcliffe博士により全ての亜種をシノニムとする説が発表された[1]この報告によれば、lectotype(後模式標本)に指定された個体の産地を完全に決定できていないという見解のためであり、たとえlectotypeの産地が決定できたとしても、せいぜい島嶼型と大陸型との2つの異なった形態群しか認められないであろうという[1]
♂の胸角の太さや突起の位置、前翅の色、体毛などにより区別することができる[1]
♂の頭角は一様に湾曲し、先端突起はやや強く湾曲しその先端はあまり尖らない[1]。先端手前の突起は短い三角形で、基部突起は普通2本だが、時に3 - 4本と多くなる[1]。胸角は非常に長く、基部は極めて太くほとんど湾曲せず、突起は中央の少し基部寄りに位置し三角形となる[1]。胸の点刻は非常に小さくまばら[1]。前翅は光沢が比較的強く、黄土色から少し青みがかったオリーブ色で、稀に青白くなり、黒い斑点はあまり大きくならず、シワ上の点刻は他の亜種より若干小さい[1]。体毛は白黄色[1]。♀も体毛は白黄色だが、背面の体毛は赤褐色でやや長い[1]。小楯板の基部は点刻され、大部分は光沢が強い[1]
♂の野外個体は甲虫類で最も大きくなり、ギネスサイズは178mmにもなる[1]。グアドループ島(バス・テール島)のVernouでは普通種ではあるが、2006年現在この島のものは保護生物に指定され、採集及び島外への持ち出しが禁止されている[1]ため、日本に流通している個体はそのすべてが繁殖個体となる。「世界最大の甲虫」というインパクトと胸角が太く直線的に伸びるスタイルのため、本種の亜種の中で最も人気がある。2002年頃はまだ品薄で高価であった(東京都内の昆虫専門店でも非常に入手しづらく、インターネットオークションでの入手が主であったが、♂148mmのペアが15万円近くまで値が上がった例もあるという[3])が、2016年現在は本種の中で流通量が最も多く、価格も安定している。
他亜種との隣接地域周辺の個体の中には他の亜種の特徴を備える個体(亜種間の交雑個体と思われる)が出現する場合がある[1]。♂の頭角はやや長く、直線的で、先端突起は強く湾曲し、先端手前の突起は大きな板状[1]。頭角基部の突起は一本の棒上でその先端はやや尖る[1]。♂の胸角の基部はあまり湾曲せず、突起は中央よりやや基部寄りに位置し、点刻は不安定ではあるが一般的にほとんどないか、あっても非常に小さい[1]。前翅はやや濁った薄いオリーブ色から濁った黄褐色で、黒斑は不安定[1]。体毛は黄褐色で♂の胸角では赤褐色。♀の背面の毛は比較的短い。小楯板は基部を除いて点刻を欠く[1]
2002年頃、原名亜種・ヘラクレスがまだ品薄で高価であった頃はオキシデンタリスと並んで本種の中でも流通の多くを占めていた[3]。生息範囲も広く、現在でも比較的入荷は多い。
亜種名はフランス人Rene Lichy(リシ)に由来する[3]
  • エクアトリアヌス D. h. ecuatorianus (Ohaus, 1913) - アンデス山脈東部からアマゾン川上流域から中流域(コロンビア南東部〈プトゥマヨ県モコア〉、エクアドル東部〈ナポ県パスタサ県〉、ペルー北東部、ブラジル西部〈アマゾナス州〉、ボリビア北部及び中央部)に生息する[1]。体長は♂65mm - 165mm、♀は2006年現在未調査[1]。本亜種はリッキーより低地に分布する[1]
♂の頭角はやや細長く、あまり強く湾曲せず、先端突起は細くて先端は尖る[1]。頭角先端手前の突起は棒状で先端は尖り、基部の突起はやや細い棒上でその先端は尖る[1]。胸角の基部は比較的太く、それほど強く湾曲せず、突起は基部寄りに位置し、点刻はほとんどないかあっても非常に小さい[1]。前翅は光沢は鈍く、黄褐色から明るい黄色で、黒紋は不安定[1]。体毛は赤い赤褐色で、胸角では黄褐色を呈し、尾節板では短い[1]。小楯板は基部では点刻が強く、後半部ではこれを欠く[1]
亜種名は産地の国名、エクアドルに由来する[1]
♂の頭角は長く、先端突起はやや強く湾曲し、先端手前の突起は棒状で先端は尖らず、基部の突起は1本の棒上で尖らない[1]。胸角の基部は明らかに湾曲し、突起は基部に位置し大きく、点刻は小さくやや多い[1]。胸角は細い[1]。前翅は濁った黄褐色で、黒紋は比較的大きい[1]。体毛は黄褐色で胸角では赤褐色[1]。♀の背面の毛は短くて少ない[1]。小楯板はほぼ全体が点刻でおおわれる[1]
亜種名は「北の」という意味[1]
パナマではセプテントリオナリスとの中間型(亜種間交雑個体?)が出現する[1]。♂の頭角は長くてやや直線的で、先端突起は強く湾曲し、先端手前の突起は少し小さい板状で、基部の突起は一本の棒上で先端はやや尖る[1]。胸角の基部はセプテントリオナリスほどではないが湾曲し、突起は基部に位置し細長く、点刻はあまり多くなく小さい[1]。胸角は細い[1]。前翅はやや明るい黄色から黄褐色で、黒紋は不安定[1]。♀の背面の毛の長さは普通[1]。小楯板は後縁を除き点刻がある[1]
2002年頃、原名亜種・ヘラクレスがまだ品薄で高価であった頃はリッキーと並んで本種の中でも流通の多くを占めていた[3]
亜種名は「西部の」という意味[1]
♂の頭角はやや太短く、先端突起は短く、先端手前の突起は棒状[1]。頭角基部の突起は普通1 - 2本で、ほぼ棒上でその先端はやや尖る[1]。胸角の基部はやや太く、全体的に直線的で、突起は原名亜種・ヘラクレスよりも基部寄りに位置する[1]。前翅、胸の点刻及び体毛は原名亜種・ヘラクレスとブリュゼニの中間型である[1]。グレナダ島からも本亜種によく似た個体が得られており、今後の再検討が望まれている[1]
♀は不明[1]。ブリュゼニと同じ亜種として処理する研究者もいる[1]
亜種名は産地のトリニダード島に由来する[1]
  • ブリュゼニ D. h. bleuzeni (Silvestre and Dechambre, 1995) - ベネズエラ東部(ボリバル州)に生息する[1]。体長は♂66 - 151mm、♀55 - 66mm[1]
♂の頭角はやや直線的で、先端突起は長く、先端手前の突起は棒状で、その先端はやや尖る[1]。頭角基部の突起は2本で、その先端は尖る[1]。胸角は基部でやや湾曲し、中央部では直線的[1]。胸角突起は基部寄りに位置し、やや長めの三角形[1]。胸の周辺の点刻は幅広く三つで粗い[1]。前翅の光沢は鈍く、黄土色で黒斑は大きい[1]。体毛は原名亜種・ヘラクレスに準ずる[1]。♀は未調査[1]
前述のように、トリニダーデンシスを本亜種に含める研究者もいる。
亜種名はフランス人、Patrick Bleuzen(ブルザン)に由来する[1]
  • パスコアリ D. h. paschoali (Grossi and Arnaud, 1993) - ブラジル北東部(バイーア州東南部、エスピリトサント州北東部)に生息する[1]。全亜種中もっとも東南部に分布する[1]。体長は♂85 - 145mm、♀は2006年現在未調査[1]
♂の頭角は前半部でやや強く湾曲し、先端突起はややフック上で、先端手前の突起は小さな三角形[1]。頭角基部突起はないか、あっても非常に小さい[1]。胸角は直線的で、突起は中央よりやや基部寄りに位置し、点刻は基部において幅広くそして多い[1]。前翅は光沢がやや強く、オリーブグリーンで黒紋はないかあっても小さい[1]。体毛は白黄色で尾節板では短い[1]。♀の体毛は白黄色[1]。小楯板はハート形に点刻される[1]
亜種名は、命名者の一人であるブラジル人のGrossiの子息、Paschoal Coelho Grossi(パスコアル)に由来する[1]
  • タカクワイ D. h. takakuwai (Nagai, 2002) - ブラジル北部(ロンドニア州)に生息する[1]。体長は♂120 - 130mm、♀は2006年現在未知[1]
全亜種中もっとも付属突起の発達が弱い[1]。♂の頭角は一様に湾曲し細長く、先端突起も細長い[1]。頭角先端手前の突起はほとんど消失するか棒上で、基部の突起はないかあっても痕跡程度[1]。胸角は一様に湾曲し、基部ではいくらか上反し突起はほとんど消失するか小さい[1]。前翅は褐色を帯びた黄土色でやや黒紋が大きい[1]。胸の点刻はほとんどないかあっても非常に小さい[1]。体毛は赤褐色[1]。♀は2006年現在未知[1]
亜種名は神奈川県立博物館(自然)の高桑正敏博士に由来する[1]
  • モリシマイ D. h. morishimai (Nagai, 2002) - ボリビア西部(ラパス県中央)に生息する。他にボリビア中央部(コチャバンバ県及びユンガス地方Chapale)からもほぼ同様の個体が得られている[1]。ボリビアの北部及び北東部の低地にはエクアトリアヌスが分布する[1]。体長は♂110mm - 120mm、♀56mm[1]
一見バウドリー(レイディのバウドリー型とする考え方もある)のように、全体がコンパクトで力強い体つきである[1]。♂の頭角は短く、垂直方向に幅があり、先端突起は短いが強く湾曲し、突起は2 - 4個持ち、先端手前の突起は棒状で、その先端はやや尖り基部は幅広い[1]。胸角は光沢が強く、基半部では明瞭に窪み、非常に強壮で、前方半部では強く下方へ湾曲する[1]。胸角突起は長い三角形で非常に強壮で基部近くに位置する[1]。前翅の光沢は強く、黄色味を帯びた黄土色で黒色の紋は多い[1]。胸の点刻は基部では幅狭く、前縁では幅広い[1]。体毛は全亜種中もっとも黄色みが強い[1]。♀は小型で全体に丸みがあり、黒色である[1]。♀の体毛は黄色味が強い[1]。小楯板の前方半分は密に点刻されるが、後方半分は光沢がある[1]
亜種名は栃木県宇都宮市アブラムシの生態研究家・森島啓司に由来する[1]
  • トゥクストラエンシス D. h. tuxlaensis (Moron, 1993) - メキシコ合衆国南部(ベラクルス州Los TuxtlasSanta Marta山塊)に生息する。体長は♂62 - 80mm、♀は未知[1]
小型の亜種で、全亜種中最も北に分布する[1]。頭角は短く、中央付近で湾曲し、頭角先端突起はやや湾曲する[1]。胸角の基部は明らかに湾曲し、突起は基部に位置しやや大きく、点刻は比較的粗い[1]。前翅は汚黄色で、黒紋は小さい[1]。毛は赤褐色[1]。本亜種の記載以後、記載に使われた2♂以外には本亜種と認められる個体は2006年現在も未だに見ることができていないため[1]、セプテントリオナリスと同亜種とみなす研究者もいる[1]
亜種名は産地、Los Tuxtlasに由来する。
  • レイディ D. h. reidi (Chalumeau, 1977) - セントルシア島(Massacre及びRoseauなど)に生息する。体長は♂52 - 105mm、♀47 - 62mm[1]
♂の頭角は比較的細長く、中央付近からやや強く湾曲し、先端付近は細長く、先端は尖る[1]。頭角先端手前の突起は小さな三角形で、基部突起は消失する[1]。胸角は直線的であるが、小型では若干湾曲し、突起は基部寄りに位置し、やや長い三角形[1]。胸の点刻は基部ではやや幅広い[1]。前翅は原名亜種・ヘラクレスに酷似し、光沢が強く、黒紋は大きい[1]。体毛は原名亜種・ヘラクレスに準ずる[1]。♀は未調査[1]
最近になってバウドリーとの近縁関係が指摘されており、本亜種に統合されバウドリーは本亜種のタイプのひとつとする考えが広まっている[1]
  • バウドリー D. h. baudrii (Pinchon, 1976) - マルティニーク島に生息する。レイディに比べると体が非常に強壮で♂の頭角は短く、先端突起は非常に小さく先端が丸まり、先端手前の突起は小さな台形または丸々などの特徴を持つ[1]。最近になってレイディとの近縁関係が指摘されており、仮にレイディに統合されると本亜種の名はバウドリータイプ(バウドリー型。レイディのうち、頭角に突起があるタイプ)として残るのみとなる。
一般名 胸角の太さ 胸角突起の位置 頭角先端の突起の形状 頭角基部の突起の有無 ♂(雄)のギネスサイズ
ヘラクレス かなり太い 中央 尖る あり 178mm
リッキー 普通 基部 なだらか あり 170mm
エクアトリアヌス 細い 基部 尖る あり 165mm
セプテントリオナリス かなり細い 基部 尖る あり 140mm
オキシデンタリス 細い 基部 なだらか あり 145mm
トリニダデンシス 太い 中央 尖る あり 137mm
ブリュゼニ 太い 基部 尖る あり 151mm
パスコアリ 太い 中央 尖る なし 145mm
タカクワイ 普通 基部 なし なし 130mm
モリシマイ 普通 中央 尖る あり 120mm
トゥクストラエンシス 細い 基部 なだらか あり 80mm
レイディ 不明 なし なし なし 105mm
バウドリー 不明 不明 尖る なし 105mm

青色の前翅をもつ個体[編集]

青いヘラクレスリッキーの雄と雌

以前から前翅が青い個体は「ブルーヘラクレス」などと珍重されオークションなどで高値で取引されてきた。

古い標本状態[4]での姿や、アーケードゲーム甲虫王者ムシキング」で「ヘルクレスリッキーブルー」というムシキングカードが登場してから一般にも広く知れ渡るようになった。

「リッキー」は亜種名である上「ブルー」の個体はヘラクレス全亜種に出現するため注意が必要である。 近年では人工での羽化が可能になった。[1]

原名亜種・ヘラクレスが確率が最も高いがそれでも5%程度で、そのほかの亜種はわずか1%くらいしかない。

ちなみに、現在の段階では通常個体品がブルー個体品と遺伝するのかどうかは分かっていない。

参考文献[編集]

  • KUWATA』1999年2月号(ワイルドプライド
  • 月刊むし』2006年4月増刊号『BE-KUWA』No.18「ヘラクレスオオカブトとその仲間達 ディナステス大特集!!」(むし社
  • 『月刊むし』2016年3月増刊号『BE-KUWA』No.58「南米のカブトムシ大特集!!」(むし社)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx by bz ca cb cc cd ce cf cg ch ci cj ck cl cm cn co cp cq cr cs ct cu cv cw cx cy cz da db dc dd de df dg dh di dj dk dl dm dn do dp dq dr ds dt du dv dw dx dy dz ea 『BE-KUWA』No.18
  2. ^ 『BE-KUWA』No.58 P.72
  3. ^ a b c d 『BE-KUWA』No.58 P.30
  4. ^ 海野和男カブトムシの百科』

関連項目[編集]