パシュトゥーンワーリー

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パシュトゥーンワーリーパシュトー語: پښتونوالی, paštūnwālī: Pashtunwali)とはアフガニスタンで最も多数派のパシュトゥーン人たちの間で用いられる部族掟である[1]。日本語で「パシュトゥーン掟」とも表記される。

シャリーア(イスラム法)とは別系統の規則体系だが、旧ターリバーン政権下ではシャリーアと時に混同され、パシュトゥーン人以外の民族にもその遵守が強要された結果、それら民族集団の不満を招いた。代表的な例としては、成人男性にあごひげを生やすことを強制したり、女性にブルカの着用を義務付けた。

その一方で「敵から追われている者を、自らの命を懸けて助けよ」という2,000年以上続く掟がパシュトゥーン人にはあり、ネイビー・シールズ史上最大の悲劇といわれるレッド・ウィング作戦においてただ一人奇跡の生還を果たした元隊員マーカス・ラトレル英語版一等兵曹 は現地のパシュトゥーン人によって匿われたのち、6日後に米軍に救出された。

出典[編集]

参考文献[編集]

  • マーカス・ラトレル、パトリック・ロビンソン『アフガン、たった一人の生還』 高月 園子訳、亜紀書房、2009年、ISBN 978-4750509143

関連項目[編集]