ニック・バーク

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ニック・バーク(Nick Berk、本名:ニコラス・K・バーク(Nicholas K. Berk)、1980年5月11日 - )は、アメリカ合衆国出身のプロレスラー

身長おおよそ178センチメートル、体重おおよそ90キログラム。ニッキー・ベンツ(Nicky Benz)というギミックを携えつつ、コンバット・ゾーン・レスリングをその始めとする数多のインディ団体や、ワールド・レスリング・エンターテインメントを舞台に活動してきた[1]

ペンシルベニア州フィラデルフィアに生まれ、ワイルド・サモアンなどからの訓練を受けたうえで、1997年の3月21日にプロとしてのデビューを行う。その初期にはトレント・アシッドジョニー・カジミアビリー・レイルとともに『Dセックス』(D-Sex)という軍団を組むなどして活動していた[1]

やがてコンバット・ゾーン・レスリング(CZW)のマットに参戦するようになり、2001年にさっそくデラウェア州を舞台にCZWのヘビー級王座を獲得[2]。この王座を同日にTAJIRIに奪われるも[3]、同年内にベスト・オブ・ザ・ベスト選手権への初出場を果たし[4]、更にはジャスティス・ペインからCZWアイアンマン王座を奪取した[1]

この時期には大日本プロレスとの抗争下にあったCZW軍の一員として日本の地を踏んだうえで、その大日本プロレスの巡業に伴い、長崎県大分県福岡県山口県兵庫県東京都などを巡行しながら、ニック・バーグという名をもって、ザンディグアブドーラ小林『神風』シャドウWX伊東竜二ファンタスティックMEN'Sテイオー関本大介葛西純ニック・ゲージなどの面子とともに試合を重ねることとなった[5]

やがてCZWのベスト・オブ・ザ・ベストに2度目の参戦を果たす[4]などして2002年を終え、2003年から2004年にかけてはCZWを主戦場として活動。2005年にスマックダウンを通してWWEのマットに初参戦。それからというもの、そのスマックダウンやロウを舞台にWWEへと散発的に参戦しつつ、CZWや数多のインディ団体を転戦している[1]

出典[編集]