コンテンツにスキップ

トランプボーイII

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トランプボーイII
ジャンル テーブルゲーム
対応機種 ゲームボーイ
開発元 パック・イン・ビデオ
発売元 パック・イン・ビデオ
人数 1 - 4人(対戦プレイ)
発売日 日本 199011091990年11月9日
デバイス 通信ケーブル
テンプレートを表示

トランプボーイII』は、パック・イン・ビデオ1990年11月9日に発売したゲームボーイ用ソフト。

概要

[編集]

大富豪アメリカンページワン7ならべの3つのトランプのゲームが遊べる。

最大4人での対戦が可能となっている。

「大富豪」では「ジ・エンターテイナー」、「アメリカンページワン」では「ゴセックのガヴォット」の音楽が流れる。

ゲーム内容

[編集]

大富豪

[編集]
  • プレイヤーの数1 - 4名に応じてCPUを2 - 5名加えた6名が同時に参加する。
  • ジョーカーは1枚で、ワイルドカードとしての使用は不可。
  • ゲームを始める前にシーケンスルール(同じマークの番号続きを3枚から5枚まで同時に出す)の設定が可能。
  • 最初の順番はランダム。
  • 大貧民は配付時に2枚の強いカードを大富豪に取られ、大富豪は配付時に不要なカード2枚を大貧民に渡す。
  • 貧民は配布時に1枚の強いカードを富豪に取られ、富豪は配付時に不要なカード1枚を貧民に渡す。
  • 2回目以降の順番は大貧民→貧民→平民(2人いる場合は順位が上が先)→富豪→大富豪。
  • 最初の持ち点についてゲームを始める前に10点から100点までの間で設定することができる。
  • 大富豪は+10点・富豪+5点・貧民は−5点・大貧民は−10点。
  • 持ち点が0点になったら脱落。
  • 3者が脱落し、残り3者になったら、その時点の3者の持ち点で上から順位を決定。

ページワン

[編集]
  • プレイヤーの数1 - 4名に応じてCPUを0 - 3名加えた4名が同時に参加する。
  • 役札として「ひとりとばし」「2まいどり」「はんてん」「マーク」の4種類が設定されている。ゲームを始める前に役札の設定の変更や廃止が可能。
    • 「ひとりとばし」 - 次の者の順番は抜かされ向かい側の人の番となる。
    • 「2まいどり」 - 次の者は同じ数字のカードしか出せず、出せるカードが無い場合は同じ数字のカードを出した人分の山札から2倍のカードを引くことになる。
    • 「はんれん」 - カードを出す順番が逆回りになる。
    • 「マーク」 - 場札のマークを任意に変える。
  • 参加者全員に7枚のカードが配られる。
  • 参加者は順番が来たら、台札と同じマークのカード又は同じ数字のカードを出すことで手札を減らしていくことを目指す。
  • 台札に対して出せるカードがない時や意図的に出したくない場合は山札からカードを1枚引くことになる。
  • 手札が2枚になった者は最後から2枚目のカードを出す時に、「PAGE ONE」(操作方法としては「十字ボタンの下を押しながらAボタンを押す」)と宣言しなくてはならない。
  • 手札が0枚になった者が勝利。
  • 参加者が5勝するとゲーム終了。
  • 参加者は手札が13枚以上となると「破産」となり、その回のプレイには参加できなくなる。

7ならべ

[編集]
  • プレイヤーの数1 - 4名に応じてCPUを0 - 3名加えた4名が同時に参加する。
  • ゲーム開始前に「ジョーカールール」と「反対出しルール」の有無を選択することができる。
    • 「ジョーカールール」 - 自分が出して欲しい場所に「ジョーカー」を置き、その隣に自分のカードを置くことができる。「ジョーカー」の置かれている位置のカードを持っている参加者は手番が来たら「ジョーカー」の置かれている位置のカードを出さなくてはならない。
    • 「反対出しルール」 - 「7」から「K」までつながった場合は「A」から「6」に向かってカードを出さなければならず「6」から「A」に向かってカードを出すことができない。同様に、「7」から「A」までつながった場合は「K」から「8」に向かってカードを出さなければならず「8」から「K」に向かってカードを出すことができない。
  • ゲーム開始時に参加者全員にカードを配り、7のカードを持っている場合は場の中央に出され、縦に並べられる。
  • 参加者は場に出ているカードと続きのカードを出すことで手札を減らすことを目指す。
  • 参加者は出せるカードがない時や他の参加者を邪魔したい時はパスが可能。
  • 3回パスをした参加者がカードを出すことができない場合は「破産」となり、手札は各カードに応じた位置に置かれ、その回のプレイには参加できなくなる。
  • 手札が0枚になった者が勝利。
  • 参加者が5勝するとゲーム終了。

評価

[編集]

関連項目

[編集]