エンドレス・トーキング

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エンドレス・トーキング
細野晴臣スタジオ・アルバム
リリース
録音 テイチク杉並スタジオ
ジャンル アンビエントミニマル・ミュージック
レーベル テイチク株式会社(モナドレーベル)
プロデュース 細野晴臣
細野晴臣 アルバム 年表
パラダイスビュー
(1985年)
エンドレス・トーキング
1985年
源氏物語
1987年
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エンドレス・トーキング』(THE ENDLESS TALKING)は日本ミュージシャン細野晴臣の12作目のオリジナルアルバム

概要[編集]

  • 細野が1984年に発足させた「モナドレーベル」から発売された。本作と「コインシデンタル・ミュージック」「マーキュリック・ダンス」「パラダイスビュー」の4作を細野は「観光音楽」と呼んでいる。
  • 収録されている楽曲の全ては1985年5月イタリアのジェノヴァ市で開催された「ジャパン・アヴァンギャルド・オブ・ザ・フューチャー展」の為に制作したもの[1]
  • ミラノのデザイナー・チーム「アトリエ・アルキミア」とのコラボレーションであり、製作された13体の異なるオブジェから、内蔵テープに収録された細野作曲の異なる音楽が流れる、というものである。音楽は電源を切らなければ常に再生し続ける「エンドレス・テープ」を使用したことからほとんどの曲は3分間程度に縮められている。これがタイトルの「エンドレス・トーキング」の由来となった[1]
  • このプロジェクトに参加することとなった細野は当時、映画「銀河鉄道の夜」の音楽を担当しており作曲・レコーディングで多忙を極めていた。そんな中、スケジュールを調整し「銀河鉄道の夜」のレコーディングの日程を1日だけ中断。その空いた1日で、シンセサイザーとサンプリング・マシンで全13曲が即興的に作られ、マルチトラック録音によるトラックダウンの過程を省くため、ステレオ2トラックでダイレクトに録音された。
  • 1996年のCD化を最後に長らく廃盤になっていたが、2008年タワーレコード限定で紙ジャケットとして再発された。

曲目[編集]

全作曲:細野晴臣

A面[編集]

  1. 威勢のいい滝 (マーキュリーフォール MERCURYFALL)
  2. 動物の意見 (アニマルズ・オピニオン THE ANIMAL'S OPINION)
  3. 昆虫は非常事体を主張する (インセクト・インシスト・インセキュリティー INSECTS INSISTS INSECURITY)
  4. 人類の長いお噺 (ロングストーリー・オブ・ヒューマンカインド THE LONG STORY OF A HUMANKIND)
  5. 天国の第一人者 (ファーストワン・イン・ヘヴン THE FIRST ONE IN HEAVEN)
  6. オペラによる制御回路 (シーケンシャル・オペラ・サーキット SEQUENTIAL OPERA CIRCUIT)
  7. 動揺 1 (トレンブリング1 TREMBLING #1)

B面[編集]

  1. 終わりのないおしゃべり (エンドレス・トーキング THE ENDLESS TALKING)
  2. スクラッチによるジマノフスキー鳥 (スクラッチド・ジノマフスキー・バード SCRATCHED-SZYMANOWSKY-BIRD)
  3. デジタル標本化による民族学 (デジタリー・サンプルド・エスノグラフィー DIGITALLY SAMPLED- ETHNOGRAPHY)
  4. 女神プリオシーナ (ラ・プリオシーナ LA PLIOCENA)
  5. 羽の生えた動物 (ビルドュ BIRDOJ)
  6. 動揺2 (トレンブリング2 TREMBLING #2)
    • 本アルバムに収録されている曲の中で唯一5分以上ある曲。

出典[編集]

  1. ^ a b ライナーより