イタリアの音楽

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バイオリンピアノなど、クラシック音楽に関連する楽器は、イタリアで発明された。

イタリアの音楽(イタリアのおんがく)では、イタリアにおける音楽について述べる。

概要[編集]

現在も世界で用いられる音楽用語の多数はイタリア語であることからも推察できるように、イタリアはルネサンス期以来、最も長い期間、西洋音楽をリードし続けた国である[1]。18世紀後半のウィーン古典派の台頭、続くバッハの復権などによって主導権はドイツ圏に移ったが、ことオペラに関してのみはヴェルディプッチーニらの大作曲家を輩出したイタリアがなお大勢力を保ち続け、古典派まではドイツ人作曲家も大部分のオペラをイタリア語で作曲したこともあり、今なおオペラといえばイタリアというイメージが強い(ただし、長年の財政難からカンパニーを維持できない歌劇場が多く、現在では上演数に関してはドイツに3倍の差をつけられてしまった。首都のローマ歌劇場すら今世紀に入って管弦楽団と合唱団の全員解雇が宣告されたことがある)。一方で、交響曲など器楽曲分野では他国にやや見劣りがする感は否めない[2]。また、北イタリアが長くオーストリアの支配を受けたこともあって、イタリア音楽とドイツ音楽をともに得意とする演奏家が伝統的に多く育っており(逆にイタリア音楽を得意とするドイツ系演奏家はカラヤンなどごく少数である)、世界の演奏市場で重要な役割を果たしている。また、バイオリンピアノなど、クラシック音楽に関連する楽器は、イタリアで発明されたものである。

脚注[編集]

  1. ^ Adams, Walter (May 1939). “The Present Problem; Refugees in Europe”. Annals of the American Academy of Political and Social Science 203: 37–44. doi:10.1177/000271623920300105. 
  2. ^ Baldi, Edgardo (1935). “Mascagni, Puccini, Casella, Busoni, Toscanini” (イタリア語). Enciclopedia Moderna Italiana. Milan: Sonzogno. 

参考文献[編集]

  • Adams, Walter (May 1939). “The Present Problem; Refugees in Europe”. Annals of the American Academy of Political and Social Science 203: 37–44. doi:10.1177/000271623920300105. 
  • Badger, F. Reed (Spring 1989). “James Reese Europe and the Prehistory of Jazz”. American Music (American Music) 7 (1): 48–67. doi:10.2307/3052049. JSTOR 3052049. 
  • Baldi, Edgardo (1935). “Mascagni, Puccini, Casella, Busoni, Toscanini” (イタリア語). Enciclopedia Moderna Italiana. Milan: Sonzogno. 
  • Baroni, Joseph (2005) (イタリア語). Dizionario della Televisione. Milan: Raffaello Cortina. ISBN 88-7078-972-1