陵あきの
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陵 あきの(りょう -、7月25日[1] - )は、元宝塚歌劇団宙組の娘役[1]。
神奈川県逗子市[1]、慶應義塾女子高等学校出身[1]。身長160cm[1]。愛称は「あっこ」[1]。
来歴
[編集]1988年、宝塚音楽学校入学。
1990年、宝塚歌劇団に76期生として入団。花組公演「ベルサイユのばら」で初舞台[1][2][3]。
1991年、組まわりを経て星組に配属[2][4]。同年、日向薫・毬藻えりトップコンビ退団公演となる「紫禁城の落日」で、新人公演初ヒロイン[5]。
1992年、紫苑ゆう・白城あやかトップコンビ大劇場お披露目となる「白夜伝説」で、2度目の新人公演ヒロイン[5]。
1993年の「うたかたの恋」で3度目の新人公演ヒロイン[6]。
1996年の「エリザベート」では、ヴィンディッシュ嬢役を好演[7][8]。
1998年1月1日付で、宙組創設に伴う発足メンバーとして宙組へ組替え[3][9][10]。香港公演に参加[11]。
1999年の「TEMPEST」でバウホール公演初ヒロイン[12][13]。
可憐な少女から大人の女性まで演じることができる実力派娘役として活躍したが[3]、2002年3月24日の「カステル・ミラージュ/ダンシング・スピリット!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[2][14][15]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 1990年3 - 5月、花組『ベルサイユのばら』[2]
星組時代
[編集]- 1991年3月、『アポロンの迷宮』 - 新人公演:リサ[16](本役:万理沙ひとみ)『ジーザス・ディアマンテ -夢の王の夢-』(東京宝塚劇場のみ)
- 1991年5 - 8月、『恋人たちの肖像』 - 新人公演:シュテファニー[17](本役:万理沙ひとみ)『ナルシス・ノアール』
- 1991年11 - 1992年3月、『紫禁城の落日』 - 新人公演:婉容(本役:毬藻えり) 新人公演初ヒロイン[5]
- 1992年5 - 8月、『白夜伝説』 - 新人公演:フレイヤ(本役:白城あやか)『ワンナイト・ミラージュ』 新人公演ヒロイン[5]
- 1992年10月、『ハロー、ジョージ!』(バウホール) - レイラ[18]
- 1993年1 - 2月、『宝寿頌』『PARFUM DE PARIS』(宝塚大劇場)[19]
- 1993年2 - 3月、『ハロー、ジョージ!』(日本青年館)[20]
- 1993年4月、『宝寿頌』『PARFUM DE PARIS』(東京宝塚劇場)[21]
- 1993年6 - 8月、『うたかたの恋』 - 新人公演:ミリー・ステュベル(本役:花總まり)[22]『パパラギ -極彩色のアリア-』(宝塚大劇場)
- 1993年9 - 10月、『秋…冬への前奏曲 -コマロフスキー伯爵編-』 - ジゼラ[23]『ワンナイト・ミラージュ』(全国ツアー)
- 1993年11月、『うたかたの恋』 - ミリー・ステュベル、新人公演:マリー・ヴェッツェラ[6](本役:白城あやか)『パパラギ -極彩色のアリア-』(東京宝塚劇場) 新人公演ヒロイン
- 1993年12 - 1994年1月、『ラ・トルメンタ』(バウホール) - クララ[22]
- 1994年2 - 3月、『若き日の唄は忘れじ』 - 新人公演:萩(本役:羽衣蘭)[24]『ジャンプ・オリエント!』(宝塚大劇場)
- 1994年4 - 5月、『うたかたの恋』[25]『パパラギ』(全国ツアー)
- 1994年6月、『若き日の唄は忘れじ』 - せつ、新人公演:留伊[26](本役:万里柚美)『ジャンプ・オリエント!』(東京宝塚劇場)
- 1994年8 - 12月、『カサノヴァ・夢のかたみ』 - 新人公演:ルクレチア[27](本役:朋舞花)『ラ・カンタータ!』
- 1994年11月、『燃える愛の翼-ミー・アモール-』(バウホール)[28] - ニーナ[29]
- 1995年2月、『若き日の唄は忘れじ』 - 萩[30]『ジャンプ・オリエント!』(中日劇場)
- 1995年3 - 5月、『国境のない地図』(宝塚大劇場) - 新人公演:技芸天女(本役:松本悠里)[31]
- 1995年5 - 6月、『燃える愛の翼 -ミー・アモール-』(日本青年館・愛知厚生年金会館)[30] - アンジェラ
- 1995年7月、『国境のない地図』(東京宝塚劇場) - 新人公演:技芸天女(本役:松本悠里)[31]
- 1995年9 - 11月、『剣と恋と虹と』 - サヴィーヌ(リニエールの恋人)[32]『ジュビレーション!』(宝塚大劇場)
- 1995年12月、『Action!』(シアター・ドラマシティ)[30]
- 1996年3月、『剣と恋と虹と』 - サヴィーヌ(リニエールの恋人)[33]『ジュビレーション!』(東京宝塚劇場)
- 1996年9月、『ドリアン・グレイの肖像』(バウホール) - モンマス公爵夫人[30]
- 1996年11 - 12月、『エリザベート -愛と死の輪舞-』(宝塚大劇場) - ヴィンディッシュ嬢[7]、新人公演:ルドヴィカ[34](本役:英真なおき)[3]
- 1997年1月、『ドリアン・グレイの肖像』(日本青年館) - モンマス公爵夫人[35]
- 1997年3月、『エリザベート』(東京宝塚劇場) - 新人公演:ルドヴィカ[36](本役:英真なおき)
- 1997年5 - 8月、『誠の群像 -新選組流亡記-』『魅惑II -ネオ・エゴイスト!-[37][38]』
- 1997年9月、『Elegy 哀歌』(バウホール) - カミーラ[39]
宙組時代
[編集]- 1998年1月、『夢幻宝寿頌』『This is TAKARAZUKA!』[40](香港カルチュラルセンター)
- 1998年3 - 5月、『エクスカリバー -美しき騎士たち-』 - ケイト[41]『シトラスの風』(宝塚大劇場) 初エトワール[42]
- 1998年6月、『嵐が丘』(日本青年館・愛知厚生年金会館) - イザベラ[40]
- 1998年9月、『バウ・ボヤージュ!』(バウホール)[43]
- 1999年4 - 5月、『エクスカリバー』 - ケイト[44]『シトラスの風』(全国ツアー)
- 1999年6 - 8月、『激情-ホセとカルメン-』 - ミカエラ[45]『ザ・レビュー'99』(宝塚大劇場)
- 1999年9月、『TEMPEST-吹き抜ける九龍-』(バウホール) - ミランダ・ネスタ バウ初ヒロイン[13]
- 1999年10 - 11月、『激情-ホセとカルメン-』 - ミカエラ[46]『ザ・レビュー'99』(1000days劇場)
- 2000年1 - 5月、『砂漠の黒薔薇』 - ミスカー[47]『GLORIOUS!!』
- 2000年6 - 7月、『うたかたの恋』 - エリザベート皇后[48]『GLORIOUS!!』(全国ツアー)
- 2000年8 - 12月、『望郷は海を越えて』 - リュドミラ[7][49]『ミレニアム・チャレンジャー!』[3]
- 2001年2月、『望郷は海を越えて』 - リュドミラ[50]『ミレニアム・チャレンジャー!』(中日劇場)
- 2001年4 - 8月、『ベルサイユのばら2001-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』 - ロザリー[51]
- 2001年9月、『フィガロ!』(バウホール・日本青年館) - ジョアンナ[52]
- 2001年11 - 2002年3月、『カステル・ミラージュ -消えない蜃気楼-』 - ジュリエッタ[53]『ダンシング・スピリット!』 退団公演[2][15]
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g 『宝塚おとめ 2001年度版』 阪急コーポレーション、2001年、123頁。ISBN 4-89485-053-2。
- ^ a b c d e 100年史(人物) 2014, p. 102.
- ^ a b c d e 宙組 陵あきの 産経新聞ENAK。
- ^ 80年史 1994, p. 295.
- ^ a b c d 100年史(舞台), p. 306.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 307.
- ^ a b c 田窪桜子「宙組 陵あきの」『産経新聞』産業経済新聞社、2000年12月9日、夕刊。2021年9月6日閲覧。
- ^ 石井哲夫「石井哲夫の宝塚ワンダーランド」『産経新聞』産業経済新聞社、1997年3月10日、東京夕刊。2021年9月6日閲覧。
- ^ 90年史 2004, p. 75.
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 39.
- ^ 90年史 2004, p. 89.
- ^ 90年史 2004.
- ^ a b “TEMPEST-吹き抜ける九龍-('99年宙組・バウ) 番組詳細”. タカラヅカ・スカイ・ステージ. 202109-23閲覧。
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 73.
- ^ a b 『2002年宝塚 Stage Album』 阪急コーポレーション、2003年、81頁。ISBN 4-89485-114-8。
- ^ 「公演ガイド 星組・東京宝塚劇場<3月4日~30日>」『歌劇』通巻第七八六号、宝塚歌劇団、1991年3月、87頁、NDLJP:6024713。 - 国立国会図書館デジタルコレクションデジタル化資料を参照
- ^ 「公演ガイド 星組・宝塚大劇場<上演中・6月25日まで>」『歌劇』通巻第七八九号、宝塚歌劇団、1991年6月、133頁、NDLJP:6024716。 - 国立国会図書館デジタルコレクションデジタル化資料を参照
- ^ 80年史 1994, p. 356.
- ^ 「公演ガイド 星組・宝塚大劇場公演<平成5年1月1日~2月5日>」『歌劇』通巻第八○七号、宝塚歌劇団、1992年12月1日、90-91頁。
- ^ 「公演ガイド 星組・東京特別公演<2月25日~3月3日>」『歌劇』通巻第八○九号、宝塚歌劇団、1993年2月、90頁、NDLJP:6024736。 - 国立国会図書館デジタルコレクションデジタル化資料を参照
- ^ 「公演ガイド 星組・東京宝塚大劇場公演<4月4日~30日>」『歌劇』通巻第八一一号、宝塚歌劇団、1993年4月1日、86-87頁。
- ^ a b 80年史 1994, p. 364.
- ^ 80年史 1994, p. 365.
- ^ 安芸秋雨「星組新人公演評『若き日の唄は忘れじ』」『歌劇』通巻第八二三号、宝塚歌劇団、1994年4月1日、86頁。
- ^ 「公演ガイド 星組・地方公演<4月13日~5月5日>」『歌劇』通巻第八二三号、宝塚歌劇団、1994年4月1日、96頁。
- ^ 「公演ガイド 星組・東京宝塚劇場<6月3日~29日>」『歌劇』通巻第八二五号、宝塚歌劇団、1994年6月1日、91頁。
- ^ 安芸秋雨「星組 新人公演評『カサノヴァ・愛のかたみ』」『歌劇』通巻第八二九号、宝塚歌劇団、1994年10月、80頁、NDLJP:10997663。 - 国立国会図書館デジタルコレクションデジタル化資料を参照
- ^ 90年史 2004, p. 32.
- ^ 「公演ガイド 星組・東京・名古屋特別公演(上演中・6月4日まで)<6月8日~11日>」『歌劇』通巻第八三七号、宝塚歌劇団、1995年6月、90頁、NDLJP:6024760。 - 国立国会図書館デジタルコレクションデジタル化資料を参照
- ^ a b c d 90年史 2004, p. 46.
- ^ a b 90年史 2004, p. 40.
- ^ 「公演ガイド 星組・宝塚大劇場公演<上演中・11月6日まで>」『歌劇』通巻第八四一号、宝塚歌劇団、1995年10月1日、80-81頁。
- ^ 「公演ガイド 星組・東京宝塚劇場公演<3月4日~31日>」『歌劇』通巻第八四六号、宝塚歌劇団、1996年3月、88-89頁、NDLJP:6024769。 - 国立国会図書館デジタルコレクションデジタル化資料を参照
- ^ 「公演ガイド 星組・宝塚大劇場公演<11月8日~12月16日>」『歌劇』通巻第八五四号、宝塚歌劇団、1996年11月、88頁、NDLJP:6024777。 - 国立国会図書館デジタルコレクションデジタル化資料を参照
- ^ 90年史 2004, p. 72.
- ^ 「公演ガイド 星組・東京宝塚劇場公演<3月4日~31日>」『歌劇』通巻第八五八号、宝塚歌劇団、1997年3月、88頁、NDLJP:6024781。 - 国立国会図書館デジタルコレクションデジタル化資料を参照
- ^ 「公演ガイド 星組・宝塚大劇場公演<5月9日~6月23日>」『歌劇』通巻第八六○号、宝塚歌劇団、1997年5月、84頁、NDLJP:6024783。 - 国立国会図書館デジタルコレクションデジタル化資料を参照
- ^ 「公演ガイド 星組・東京宝塚劇場公演<8月3日~30日>」『歌劇』通巻第八六三号、宝塚歌劇団、1997年8月、137頁、NDLJP:6024786。 - 国立国会図書館デジタルコレクションデジタル化資料を参照
- ^ 90年史 2004, p. 71.
- ^ a b 90年史 2004, p. 88.
- ^ 「公演ガイド 宙組・宝塚大劇場公演<3月27日~5月11日>」『歌劇』通巻第八七○号、宝塚歌劇団、1998年3月1日、138頁。
- ^ 「公演ガイド 宙組・宝塚大劇場公演<3月27日~5月11日>」『歌劇』通巻第八七○号、宝塚歌劇団、1998年3月1日、140頁。
- ^ 90年史 2004, p. 86.
- ^ 90年史 2004, p. 104.
- ^ 90年史 2004, p. 97.
- ^ 90年史 2004, p. 100.
- ^ “砂漠の黒薔薇(’00年宙組・宝塚) 番組詳細”. タカラヅカ・スカイ・ステージ. 宝塚歌劇団・宝塚クリエイティブアーツ. 2021年9月6日閲覧。
- ^ 90年史 2004, p. 121.
- ^ 90年史 2004, p. 114.
- ^ 90年史 2004, p. 136.
- ^ 90年史 2004, p. 129.
- ^ 「公演ガイド 宙組・宝塚バウホール・東京特別公演」『歌劇』通巻第九一二号、阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部、2001年9月1日、163頁。
- ^ 90年史 2004, p. 131.
参考文献
[編集]- 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。
- 執筆:國眼隆一 著、編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子 編『すみれ花歳月を重ねて―宝塚歌劇90年史―』宝塚歌劇団、2004年4月1日。ISBN 4-484-04601-6。 NCID BA66869802。全国書誌番号:20613764。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。