日本盛
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒662-8521 兵庫県西宮市用海町4番57号 |
設立 | 1889年 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 3140001069869 |
事業内容 | 酒造業、化粧品業 |
代表者 | 森本直樹(代表取締役社長) |
資本金 | 5億7915万円 |
売上高 | 206億6200万円(2007年3月期) |
従業員数 | 244名 |
決算期 | 3月期 |
外部リンク | もっと、美味しく、美しく。日本盛株式会社 |
日本盛株式会社(にほんさかり、Nihonsakari Co.,Ltd. )は、日本の酒造会社ならびに同社が発売する酒造ブランドである。本社は兵庫県西宮市用海町。灘五郷の一角を担うメーカーで、大関、白鹿などと並ぶ、日本酒の一大産地西宮市の酒造メーカー。
沿革
- 1888年(明治21年)青年有為会が発足
- 1889年(明治22年)有為会の役員を中心に西宮企業会社を設立
- 1893年(明治26年)株式会社に変更、この後いくつか会社名変更を行い、その3年後、西宮酒造を正式な商号とする
- 1897年(明治30年)日本盛の商標を譲受登録し、「日本盛」印、「惣花」印で初出荷
- 1915年(大正4年)大正天皇の即位式に、「日本盛」が御用酒として納入される、その後、1928年(昭和3年)に昭和天皇の即位式の時も御用酒として納入される
- 1936年(昭和11年)大阪市に「日本盛酒坊」を開設
- 1945年(昭和20年)戦災で、建物の90%を消失にともない、醸造期までに1蔵を急造する。
- 1953年(昭和28年)東京駅名店街に「酒坊日本盛」を開店
- 1965年(昭和40年)社旗、社章を制定
- 1983年(昭和53年)焼酎製造免許を取得、焼酎製造にも進出
- 1987年(昭和62年)「米ぬか美人」洗顔料を発売、化粧品業界に進出
- 1989年(昭和64年・平成元年)創業100年を迎える
- 1995年(平成7年)阪神・淡路大震災により本社の施設が被害を受ける
- 2000年(平成12年)創業111年を迎えるに際し、社名を西宮酒造から、日本盛株式会社に変更。また、「日本盛酒蔵通り煉瓦館」を開業
商品
- 日本盛
- 大吟醸
- 本醸造
- 上撰
- 佳撰
- サカリカップ300シリーズ
- 晩酌シリーズ
- すきっと冷酒(春・夏限定)
- 惣花
- 梅酒
- 米ぬか美人(化粧品シリーズ)
- 植物生まれの酵素
- すっぽん高麗人参(ほかサプリメント)など
CM
キャッチコピーは「日本盛はよいお酒」。1961年から放送され、のぶひろしが作詞した。1980年代から旧・大阪中央郵便局近くのビルの屋上に横長のネオンサインを設置している(JR神戸線の車窓から見ることができる)。かつてはこのネオンサインに1カップ酒や、横を向いた徳利が笑っているなどのマークも入っていたが、現在は1カップ酒は商品として販売されてはおらず、またこれまでの徳利マークも使われていないため、横長で「清酒 日本盛」と書かれている。120周年を迎えた2009年には「もっと、美味しく、美しく」と刷新している。
- CM出演者
※放送年順。
- 千葉真一(1970 - 1971年) - 日本盛
- 秋吉久美子(1988年)
- 小金沢昇司(1993年) ※CMソング「人生のそこかしこに」(水野有平が作詞作曲)を小金沢が歌唱。
- 浜村淳(2009年)
- かつみ・さゆり(2010年) - 米ぬか美人 ※通販CM
- 植木等
- 桂歌丸
- 桂三枝
- 三遊亭小圓遊
- 高見盛
- 武田鉄矢
- 寺島進 - 晩酌
- ハイヒールリンゴ - 米ぬか美人
- ペギー葉山
- 森田公一とトップギャラン
- 山村聰
スポンサー番組
2007年4月からの提供番組は文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」の13:30手前(月・水・金)と「玉川美沙 たまなび」内「なるほど番長」16:35頃(火・木)、「吉田照美ソコダイジナトコ」内8:19頃のスポット(月 - 金)である。(2008年3月31日をもって関東地区へのラジオCMは一時中断。秋頃の再開を予定している。)
過去にスポンサーであったのは文化放送「吉田照美のやる気マンマン」(2007年3月30日で番組終了)内での、やっぱり危ない照美の小部屋(月 - 金13:25ころ)1992年9月以前は14:25頃 - の「おっと危ない照美倶楽部」の提供クレジット直後のCM枠の提供だった。
かつてはNRN系全国ネットラジオナイターのスポンサーやABCラジオでミニ番組を放送していた時期もあったが、このほかラジオ日本土曜競馬実況中継(ラジオ日本日曜競馬実況中継)の番組スポンサーでもある(主に夏場は冷酒が中心だが、秋 - 春は晩酌やキャンペーン告知を中心に流している)。
テレビではレギュラースポンサーが少ない(スポットや期末期首期の特番提供がほとんど)。また、「メイト・7」や「チャレンジショー」(両番組とも毎日放送)の1社提供や「びっくり日本新記録」(よみうりテレビ)や「新伍のワガママ大百科」(毎日放送・1993年1月から3月まで)などテレビ番組のスポンサーだった事もある。
また朝日放送とも長きにわたって関係があり、頻繁ではないものの系列衛星放送チャンネル「スカイ・A」でCMを放送している。一方、毎日放送(MBSラジオ)の『ありがとう浜村淳です』では浜村淳本人による生CMが流れている[1]。更に白黒放送の時代に「サカリちゃんの天気予報」というミニ番組もあり公式サイトで視聴できる。2016年春からは、ABCラジオで「ほろ酔い朝日です」(月曜19:00 - 19:30)、MBSラジオで「日本盛生原酒プレゼンツ 居酒屋阿希子」(土曜17:45 -17:59)と、ラジオの提供番組が2本始まった。
2010年10月4日よりテレビ朝日系「報道ステーション」の月曜日全国ネット枠スポンサーに昇格した(21:54 - 22:30頃までの前半枠もしくは中半枠の週替わり入れ替え)。翌2011年3月末まで半年間の期間限定であり、同年10月からも同様。季節提供では過去度々あったものも、レギュラースポンサーでの番組提供は上記の「新伍のワガママ大百科」以来、実に17年半ぶりの番組提供である。なお、年末年始では同じテレビ朝日系「ミュージックステーションスーパーライブ」などに提供を差し替える。
2015年10月時点では「吉田類の酒場放浪記」(BS-TBS)、「大阪ほんわかテレビ」(ytv・関西ローカル)のスポンサーを務めている。
脚注
外部リンク