方谷駅
方谷駅 | |
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駅舎(2007年5月9日) | |
ほうこく Hōkoku | |
◄備中川面 (4.7 km) (7.8 km) 井倉*► | |
所在地 | 岡山県高梁市中井町西方9194 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■伯備線 |
キロ程 |
47.4km(倉敷起点) 岡山から63.3 km |
電報略号 | ホコ |
駅構造 | 地上駅(盛土上) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
43人/日(降車客含まず) -2009年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)10月25日 |
備考 | 簡易委託駅 |
* この間に広石信号場有(当駅から3.4km先) |
方谷駅(ほうこくえき)は、岡山県高梁市中井町西方にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)伯備線の駅。駅舎は国の登録有形文化財に登録されている。
概要
周辺に方谷という地名は無く、備中松山藩士・漢学者で備中聖人と呼ばれた山田方谷に由来した人名由来の駅である。ただし当初は「方谷は人名ではなく地名である」として名付けられた。(西方の谷)
当駅付近にはかつて山田方谷の長瀬塾(開墾屋敷)があった。越後長岡藩士の河井継之助が訪れたことでも知られる。
プラットホームの向かいの山側には「山田方谷先生住宅址」の碑がある。また、高梁川を挟んで南西側の国道180号沿いには河井継之助が方谷の元を去る際に振り返り、三度土下座を繰り返した「見返りの榎」が残っている。
駅構造
島式ホーム1面2線の行違い可能な地上駅であるが、傾斜面上にあるため、ホームは駅舎より高い場所にある。新見駅管理の簡易委託駅で、駅舎内で携帯車発機による乗車券を販売している。かつてはホームの倉敷側に構内踏切があり駅舎とつながっていたが、現在は地下道経由で階段を登る。ホーム上に待合スペースがある。駅は崖と川との間にある。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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1(反対側) | ■伯備線 | 上り | 倉敷・岡山方面 |
2(駅舎側) | ■伯備線 | 下り | 新見・米子方面 |
実際には上記ののりば番号標はない。上記の番号は列車運転指令上の番線番号である。なお、上下線とも両方向の入線・出発に対応している。
駅周辺
中井地区の中心集落から遠く離れた所に立地しており、駅周辺は数軒の商店と民家があるのみ。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 72人(1999年度)
- 68人(2000年度)
- 69人(2001年度)
- 52人(2002年度)
- 49人(2003年度)
- 50人(2004年度)
- 50人(2005年度)
- 51人(2006年度)
- 48人(2007年度)
- 47人(2008年度)
- 43人(2009年度)
歴史
- 1928年(昭和3年)10月25日 - 伯備線の備中川面駅 - 足立駅間延伸時に開業。ただし当駅を含む備中川面駅 - 上石見駅間の列車の運行は同年11月25日から。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。