摩周岳

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摩周岳 (カムイヌプリ)
裏摩周展望台より望む摩周岳
標高 857 m
所在地 日本の旗 日本
北海道川上郡弟子屈町
位置 北緯43度34分20秒 東経144度33分39秒 / 北緯43.57222度 東経144.56083度 / 43.57222; 144.56083座標: 北緯43度34分20秒 東経144度33分39秒 / 北緯43.57222度 東経144.56083度 / 43.57222; 144.56083
山系 カムイヌプリ火山[1]
種類 成層火山
摩周岳の位置(日本内)
摩周岳
摩周岳の位置
プロジェクト 山
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摩周岳(ましゅうだけ)は、摩周湖外輪山の最高峰であり、北海道釧路総合振興局弟子屈町にある標高857m(湖面標高502m)の火山である。

概要

神秘的な摩周湖と共にカムイヌプリ「神の山」[2]として奉られてきた。
アイヌ語のマシウには諸説があるが、「鍋のような湖に影が泳ぐように見える」[3]を意味する。
摩周湖の南東壁上に噴出した火山で巨大な爆裂火口を持ち、第一展望台からは垂直近くに切り立った火口壁を望見できる。山頂から火口底(海抜375m[4])までの落差は482mに及ぶ。

カムイヌプリ(摩周岳)の爆裂火口と摩周湖の空中写真。画像左の湖中にカムイシュ島が見える。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。1977年撮影の2枚を合成作成。
衛星からの摩周カルデラと摩周岳火口(1999年)

登山ルート

第一展望台から南側の外輪山を半周近く経由して、西別岳の分岐より急峻な摩周岳の火口壁を辿って頂上[3][4]に至る。

近隣の山

関連項目

脚注

  1. ^ 日本の火山の位置(カムイヌプリ火山)
  2. ^ 『山渓カラー名鑑 日本の山1000』山と渓谷社、1992年
  3. ^ a b 梅沢俊、菅原靖彦『北海道夏山ガイド6 道東・道北・増毛の山々』北海道新聞社、1993年
  4. ^ a b Jマップシリーズ50『阿寒岳・摩周湖』DGSコンピュータ社、2005年

外部リンク