阿寒国立公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
阿寒国立公園
Akan National Park
IUCNカテゴリII(国立公園
Image-2008 Lake Masshu.jpg
摩周湖摩周岳およびカムイッシュ島
指定区域 北緯43度34分45秒 東経144度31分39秒 / 北緯43.57917度 東経144.52750度 / 43.57917; 144.52750座標: 北緯43度34分45秒 東経144度31分39秒 / 北緯43.57917度 東経144.52750度 / 43.57917; 144.52750
分類 国立公園
面積 90,481 ha
指定日 1934年12月4日
運営者 環境省
年来園者数 85万人(2004年)
現況 年中開園
施設 阿寒湖自然保護官事務所、川湯自然保護官事務所、阿寒湖畔エコミュージアムセンター、川湯エコミュージアムセンター
告示 昭和9年内務省告示第567号
事務所 釧路自然環境事務所
事務所所在地 085-8639
北海道釧路市幸町10-3釧路地方合同庁舎4階
公式サイト 阿寒国立公園(環境省)
テンプレートを表示
阿寒湖と雄阿寒岳
津別峠から見た屈斜路湖
オンネトーと雌阿寒岳(左)・阿寒富士(右)

阿寒国立公園(あかんこくりつこうえん)は北海道東部にある国立公園である。面積904.81 km2。地理的な特徴として火山が豊富に存在する。

特徴[編集]

雌阿寒岳より阿寒湖および雄阿寒岳を望む
美幌岳より屈斜路湖を望む
阿寒富士
摩周湖

1934年12月4日大雪山国立公園[1]日光国立公園[2]中部山岳国立公園[3]、阿蘇国立公園(後の阿蘇くじゅう国立公園[4]とともに指定された[5]、北海道で最も歴史のある国立公園である。湖は阿寒湖屈斜路湖摩周湖の3つの有名で大きな湖と、オンネトーパンケトーペンケトーといった中小湖沼が指定地域に含まれる。阿寒湖はマリモの生息地、ヒメマスの原産地として有名である。

公園内に含まれるおもな火山雄阿寒岳雌阿寒岳阿寒富士藻琴山摩周岳(カムイヌプリ)がある。雌阿寒岳活火山であり、近年でも噴火を繰り返している。火山が豊富であるため指定域内に温泉が多い。阿寒湖温泉川湯温泉摩周温泉などは、それぞれ温泉街を形成し観光客を集めているほか、和琴温泉雌阿寒温泉など、各地に温泉が湧出している。

公園内の大部分が針広混交林の天然林で覆われ、ヒグマエゾシカといった哺乳類、クマゲラシマフクロウなどの稀少鳥類も棲息する。近年ではエゾシカが増殖し、樹木への食害が広がり、鉄道、道路における衝突事故が頻発している。阿寒湖周辺の森林の多くを、前田一歩園財団が所有し、管理・保護を行っている。

1950年(昭和25年)7月15日に、阿寒国立公園の風景を画題とする切手が発売された[6]

火山[編集]

阿寒湖雌阿寒岳雄阿寒岳屈斜路湖アトサヌプリ摩周湖(カムイヌプリ)

施設[編集]

  • 阿寒湖自然保護官事務所
  • 川湯自然保護官事務所
  • 阿寒湖畔エコミュージアムセンター
  • 川湯エコミュージアムセンター

主な観光地[編集]

ビジターセンター[編集]

利用者数は2008年(平成20年)[7]

センター名 設置者 所在地 利用者数(人)
阿寒湖畔エコミュージアムセンター 環境省 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1丁目1-1 66,758
川湯エコミュージアムセンター 北海道川上郡弟子屈町川湯温泉2丁目2-6 15,525

関係市町村[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 1934年(昭和9年)12月4日内務省告示第568号「大雪山國立公園指定」
  2. ^ 1934年(昭和9年)12月4日内務省告示第569号「日光國立公園指定」
  3. ^ 1934年(昭和9年)12月4日内務省告示第570号「中部山岳國立公園指定」
  4. ^ 1934年(昭和9年)12月4日内務省告示第571号「阿蘇國立公園指定」
  5. ^ 1934年(昭和9年)12月4日内務省告示第567号「阿寒國立公園指定」
  6. ^ 1950年(昭和25年)7月14日郵政省告示第210号「阿寒国立公園の風景を画題とする二円郵便切手等発売」
  7. ^ 環境省自然ふれあい推進室"表II-9 国立公園内ビジターセンター等利用者数 (PDF) "自然公園等利用者数調(2013年3月16日閲覧。)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]