幸福の条件
幸福の条件 | |
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Indecent Proposal | |
監督 | エイドリアン・ライン |
脚本 | エイミー・ホールデン・ジョーンズ |
製作 | シェリー・ランシング |
製作総指揮 |
トム・シュルマン アレックス・ガートナー |
出演者 |
ロバート・レッドフォード デミ・ムーア ウディ・ハレルソン |
音楽 | ジョン・バリー |
撮影 | ハワード・アサートン |
編集 | ジョー・ハッシング |
配給 |
パラマウント映画 UIP |
公開 |
1993年4月7日 1993年5月22日 |
上映時間 | 117分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $266,614,059[1] |
『幸福の条件』(原題: Indecent Proposal)は、1993年にアメリカで製作された恋愛映画。
概要
ジャック・エンゲルハードの同名小説を、ロバート・レッドフォード主演で映画化した作品。共演者にデミ・ムーアとウディ・ハレルソンなど、豪華な出演陣ではあったが、その年のゴールデンラズベリー賞のほとんどの部門にノミネートしてしまい、その内「最低作品賞」「最低助演男優賞」「最低脚本賞」を受賞してしまった。
ストーリー
建築家のデヴィッドとその妻であるダイアナは、大恋愛の末に結婚した仲睦まじい夫婦。将来は彼が設計した家に住むというのが、二人の夢であり、そのために多額のローンを組んで土地を購入していた。しかし、不況の影響でデヴィッドが会社を解雇させられてしまい、折角買った土地も手放さなければならなくなってしまう。辛い現状に苦しむ二人は、最後の望みをラスベガスのカジノに託すのだった。だが、その結果は無情なもので、二人は全財産を失ってしまうのだった。
絶望の淵に立つ二人であったが、そんな二人の前に億万長者であるジョンが現れる。なんと彼は、人妻であるダイアナに一目惚れしてしまったというのだ。しかも彼は驚くべき提案を二人に持ちかける。それは「彼女と一晩を過ごさせてくれるなら、100万ドルを二人に差し上げよう」という驚くべきものだった。この非常識な提案に怒りを露わにする二人であったが、金が必要なことは事実であり、ついに彼の申し出を受けることにしてしまうのだった。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |
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ソフト版 | TV版 | ||
ジョン・ゲージ | ロバート・レッドフォード | 野沢那智 | |
ジャネット・ベナブル | デミ・ムーア | 勝生真沙子 | 田中敦子 |
デヴィッド・ベナブル | ウディ・ハレルソン | 大塚明夫 | |
シャックルフォード | シーモア・カッセル | 中庸助 | |
ジェレミー | オリヴァー・プラット | 塩屋浩三 | |
日帰り旅行者 | ビリー・ボブ・ソーントン | ||
ラングフォード | リップ・テイラー | 今西正男 | |
オークションの司会者 | ビリー・コノリー | 塚田正昭 | |
不動産屋 | ジョエル・ブルックス | 稲葉実 | |
ヴァン・ビューレン | ピエール・エプスタイン | 藤本譲 | |
本人役 | シーナ・イーストン | ||
本人役 | ハービー・ハンコック |
スタッフ
- 監督:エイドリアン・ライン
- 製作:シェリー・ランシング
- 製作総指揮:トム・シュルマン、アレックス・ガートナー
- 原作:ジャック・エンゲルハード
- 脚本:エイミー・ホールデン・ジョーンズ
- 撮影:ハワード・アサートン
- 音楽:ジョン・バリー
受賞・ノミネート
- 第14回ゴールデンラズベリー賞
- 受賞:最低作品賞
- 受賞:最低助演男優賞 - ウディ・ハレルソン
- 受賞:最低脚本賞 - エイミー・ホールデン・ジョーンズ、原作者のジャック・エンゲルハード
- ノミネート:最低男優賞 - ロバート・レッドフォード
- ノミネート:最低女優賞 - デミ・ムーア
- ノミネート:最低監督賞 - エイドリアン・ライン
- ノミネート:最低主題歌賞 - "In All The Right Places"
- 第16回スティンカーズ最悪映画賞
- ノミネート:最悪男優章 - ロバート・レッドフォード
- ノミネート:最悪女優章 - デミ・ムーア
出典
- ^ “Indecent Proposal (1993)” (英語). Box Office Mojo. 2010年11月19日閲覧。