巨大ゾイド

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巨大ゾイド(きょだいゾイド)は、トミー(現タカラトミー)より発売されている『ゾイド』シリーズに登場する架空の兵器。主に大型の電動モーター駆動キット、およびこれに類する大きさのものを指す。90年まで展開された「メカ生体ZOIDS」では「B/O」シリーズと呼ばれていた。

アイアンコング

エナジーライガー

オルディオス

オルディオス
ORUDIOS
番号 RPZ-18
所属 ヘリック共和国
分類 ペガサス型
全長 26.3m
全高 19.4m
重量 140t
最高速度 地上 360km/h
空中 M3.6
乗員人数 1名
設計者 グラハム大尉
トミー・ミューラー大佐
主な搭乗者 ロイ・ジー・クルーガ中尉
ユニア・コーリン(ZBCG)
ZEP 攻撃力:32
防御力:40
総合力:72
武装
装備
サンダーブレード
ミサイルポッド×2
加速衝撃砲×2
グレートバスター×2
アクティブレーダー×2
冷却用放熱口×2
高機動ブースター×7
メタルプロテクター×4
パワーコネクター

ヘリック共和国空軍グラハム大尉の開発したペガサス型の大型飛行ゾイド。カラーリングは(金メッキ)のいわゆるトリコロールカラー。ヘリック共和国はイメージカラーとして青と白のカラーリングを基調としていたが、決意を示すための色として赤を用いたと言う。中央大陸戦争末期に導入されたゾイドコアの遺伝子組み換え技術が導入されており[1]、馬型ゾイド[2]と暗黒大陸の竜型ゾイド[3]をバイオテクノロジーで融合させて完成させた合成獣型ゾイドであり、一種のキメラ的な部分を持っている。

攻撃力、防御力、最高速度、限界高度、航続距離のいずれもガイロス帝国軍のギル・ベイダーに敵わないが、機動力、運動性に優れており、ギル・ベイダーの二倍の旋回性能を誇る。機体の両側に装備されているグレートバスターは翼で吸収した超電磁エネルギーを体内で増幅し発射する武器でデスザウラーをも一撃で葬り去る。頭部に装備した超硬質合金製のサンダーブレードは敵に突き刺し強力な電磁エネルギーを流し込む格闘用武器。無敵のギル・ベイダーに苦しめられていた共和国にとって救世主的存在となった。

通常型ゾイドを大きく凌駕する性能を誇ったものの、その反面ゾイドコアが短命であるというデメリットも存在し、ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅やゾイドコアの合成技術が損失した[3][4]現在に於いて登場していない[5]なお、「時空間を自在に飛べる」とする設定が存在したが、具体的な機能は明らかにされていない。[要出典]


キット

キットは歩行と連動して首、翼、グレートバスターが動くが、ポーズスイッチによって止めることができる。パッケージや広告の写真と実際に発売された製品には角、頭部、脚部のプロテクター、翼の形状に違いがある。背部にはグレードアップユニットを装備し、アイフラッシャーにも連動する。翼は上下に展開するが羽ばたくことは出来ず、前脚は膝関節が曲がるが、後脚にはその機能がないので、揺れは激しく倒れやすい。

ゾイドグラフィックスで2008年に復刻された際には月刊ゾイドグラフィックス増刊号が付属され、製品はバッテリーボックスにネジ穴が付いた最近の仕様に加え、プロテクターなどのメッキパーツの金の比率が減った。

作中での活躍

新ゾイドバトルストーリーではグラハム大尉が設計し、その設計原案をもとにトミー・ミューラー大佐が完成させた機体である。ZAC2054年6月、戦死したグラハム大尉の仇を討つべくロイ・ジー・クルーガ中尉が搭乗。

暗黒軍のギル・ベイダーによる中央大陸攻撃前にクルーガの操縦する試作1号機が暗黒大陸上空にてギルベイダーと交戦。相手が強大過ぎてかつ解析データ不足な上、その時点では有効な攻略法を見いだせず、更に弱点すら殆ど無いのに加え、対する本機が試作機でもある事から僅か1パーセントといわれた勝率だったが、ギルベイダーのコクピットにサンダーブレードを突き刺して相討ちに持ち込みながら撃破に成功(クルーガ中尉は生還)。これで共和国は無敗を誇ったギル・ベイダーに対抗しうる手段を手に入れた事を示し、更にオルディオスを500機も配備したと言う偽の情報を流す事で鉄の意志を持つガイロス皇帝の中央大陸攻撃を断念させ、以後ギル・ベイダーが中央大陸に渡る事は無かった。

キット付属のゾイドグラフィックスではZAC2056年、ゼネバス救出の任務を帯びたオルディオスの中隊がデビルメイズ地帯の敵軍を撃破し、ガイロス帝国帝都ダークネスに到達。救出作戦を図ったが、アイス・ブレーザーガン・ギャラドデス・キャットを中心とする暗黒軍団に阻止された。なお、同年11月、ゼネバスは惑星Zi大異変の最中に死亡した。

暗黒大陸戦争後半には本機の開発を元に同様にして生み出したバトルクーガーと編隊を組み、ギル・ベイダー、ガン・ギャラドという暗黒ゾイドと空中戦を展開、キングゴジュラス登場まで共和国戦線を支え続けた。

機体バリエーション

オルディオス・マリーン
水中専用に特化させた機体。
水中戦が可能で、水中用デスザウラーのデスデプスを撃破し、共和国秘密基地の湖底では、共和国の最終決戦用ゾイド(キングゴジュラス)を守る警備の任に就いていた。
イビルペガサス
海外のテクノゾイドで発売されたオルディオスのバリエーションの一つで白い部分を黒に、青い部分を灰色に変更し、黒赤灰色のカラーリングとなっている。


ガン・ギャラド

ガン・ギャラド
GUN GYALADO
番号 DPZ-23
所属 ガイロス帝国
分類 ドラゴン型
全長 飛行形態 36.0m
地上形態 23.0m
全高 飛行形態 11.0m
地上形態 15.0m
全幅 飛行形態 20.0m
地上形態 10.0m
重量 155t
最高速度 飛行形態 M3.7
地上形態 100km/h
乗員人数 1名
ZEP 攻撃力:42
防御力:39
総合力:81
武装
装備
ハイパー荷電粒子砲
パルスキャノン砲
火炎放射器
3門衝撃砲
全天候3Dレーダー
アイスメタルプロテクター
ガルウイング
ゴッドテイル
パワーコネクター

第一次大陸間戦争末期、ギル・ベイダーに次ぐ飛行ゾイドとして開発されたガイロス帝国軍のドラゴン型ゾイド。暗黒大陸に生息する野生体を用いている[6][7]。状況に応じて飛行形態と地上形態に変形する可変機能を持ち、陸戦能力を維持したまま高い空戦能力をも獲得している。

当初はギル・ベイダーと同様にビームスマッシャーを搭載する予定であったが、生産性向上のため背部のパワーコネクタを介してハイパー荷電粒子砲を搭載している[7]これはデスザウラーの荷電粒子砲をベースにした改良型であり、連射を可能としたうえでゴジュラスを一撃で破壊する威力を持つ。その他にも火炎放射器など強力な武装を持ち、外部からエネルギー供給を受けての全砲門一斉射撃はマッドサンダーをも葬ることができる。[要出典]

また、全身にはディオハリコンを装甲表面に蒸着させた特殊コーティング「アイスメタル」による複合装甲を採用している。ディオハリコンの特性によってビームやレーザーを反射することで、空戦ゾイドとしては別次元の防御力を得ている[7]

ギル・ベイダーと共にオルディオスなどヘリック共和国軍の精鋭ゾイドに対抗し、ジーク・ドーベル、アイス・ブレーザーと編成された師団は暗黒軍団と呼ばれ、帝都ダークネス防衛任務を主とした。ベースとなった野生体はZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅したため以降は生産技術を失っている[7]


キット

頚部、肩部、四肢、尾部に配されたアイスメタルプロテクターは、キットでは銀色のめっきパーツで再現されている。ガルウイング(主翼)は、左右それぞれがクリアレッドのパーツの一体成型。パルスキャノン砲はその上部にハイパー荷電粒子砲を設置する構造となっているため、グレードアップユニットNO.2として発売されたパルスキャノンとは形状が少し異なる。

地上および飛行形態では四肢、口が連動しながら歩行する。また、地上形態では起きている上半身を下方へ伏せると、頚部も同時に動き飛行形態に移行する。単三電池1本を電源とし、尾部付け根にある電池ボックスが常に接地して歩行を補助している。主翼とハイパー荷電粒子砲は手動で動くが、主翼基部の回転軸はやや破損しやすく、注意を要する。

作中での活躍

バトルストーリーでは、共和国軍のダム破壊作戦を迎撃する形で初登場。ダムの全エネルギーを吸収し、全砲門の一斉射撃で作戦の要であったマッドサンダーを破壊。その後はオルディオスを空中戦で撃破した上、共和国軍陣営を強襲してゴジュラスを含む部隊を全滅させた。

しかし、共和国軍最終決戦用ゾイド(キングゴジュラス)建造中の基地へ向かった機体は、そこで警備のゴジュラスやオルディオスの攻撃をかわし、ガルタイガーと共にそのゾイドの正体を探りあてたのを最後に連絡を絶つ。起動したキングゴジュラスに破壊されたと推察される。

ギルベイダーに率いられて、共和国軍に立ち向かい、オルディオス相手に互角以上の戦いを行うも、キングゴジュラスには無力で、武器が全て通用せず、交戦した機体全てがスクラップにされた。

ゴジュラス

ゴジュラスギガ

ゴルドス

ゴルドス
GORDOS
番号 RBOZ-004(旧)
RZ-008(新)
所属 ヘリック共和国
分類 恐竜型(旧)
ステゴサウルス型(新)
ロールアウト ZAC2030年
全長 30.3m
全高 15.1m
全幅 9.3m
重量 199.0t
最高速度 80km/h
乗員人数 2名
武装(旧) 105mm高速キャノン砲×2
パノーバー20mm対空ビーム砲×2
銃座式マクサー30mmビーム砲
20mmビームランチャー
マクサー50mm砲×2
MAD磁気探知機
全天候3Dレーダー
その他レーダー
武装(新) 105mm高速レールガン×2(背部)
TRZ20mmリニアレーザーガン(背部右側)
ARZ20mmビームガン(背部左側)
パノーバ20mm地対空ビーム砲×2(尾部付け根)
AMD30mm2連装ビーム砲(尾部先端上面)
マクサー30mm他用途マシンガン×2(尾部先端側面)
ハイパーバイトファング
チタンスパイク×4
GPS磁気探知機

ヘリック共和国軍のステゴサウルス型ゾイド。おとなしく扱いやすいため、中央大陸戦争以前から輸送用として使用されていた[8]。開戦後は背びれを全天候レーダーに改造し、ヘリック共和国軍の電子戦用ゾイドとして強行偵察や情報収集などに活躍。歴史に残る共和国の作戦においては必ず偵察による情報収集や敵の動きを正確に把握して目立たない形で大きな支援活動を行うゴルドスの姿があり、そういった情報戦による戦いは共和国に勝利をもたらす大きな要因となった。

ZAC2044年、後継機のゴルヘックス完成に伴い第一線から退くが、ZAC2056年の惑星Zi大異変の影響でゴルヘックスに使われていたクリスタルレーダーの製造技術を一時的に失った[9]ため、ZAC2099年の第二次大陸間戦争ではレーダーをGPS磁気探知機に改装して電子装備を一新し、第一線に復帰した。

機動性が低いため、接近戦を苦手としており、加えて巨体であるために発見されやすく機体の防御能力もそれほど高くはないデメリットを持つ。近接戦闘能力の低さから中型機にさえ苦戦することが多かったが、2099年任務復帰時にはチタンスパイクとハイパーバイトファングが格闘用兵装に追加され、接近戦にもある程度、対処できるようになった。

また、電子装備の充実により射撃能力が非常に高いことに加え、元々が200tクラスの大型ゾイドであるため、ゲーターやゴルヘックスにはできない重火器の搭載も可能である。ZAC2099年以降はロングレンジバスターキャノンを装備したゴルドス重砲タイプ[10]がZAC2100年秋時点で200機配備[10]されており、カノントータス、ガンブラスターなどと共に共和国軍重砲隊の主力を担った。またゴジュラスやマンモスと違い、扱いやすい上に配備数も多いため、大型機の主力の地位も占めている。


機体諸元は「メカ生体ZOIDS RBOZ-004 ゴルドス」および「ZOIDS RZ-008 ゴルドス」より

キット

ビガザウロ型のフレームを使った最終型商品。連動ギミックは首の向きを左右に変えつつの口開閉、ボディ部キャノン砲の上下と歩行。共和国大型武器セットを使えばロングレンジバスターキャノンやエネルギータンクといったカスタマイズパーツ類も増設可能。

作中での活躍

バトルストーリー
初期のバトルストーリーでは共和国の偵察活動の主力となって各戦線で活躍したが、戦闘力の低さと機動性の鈍さでは、帝国軍ゾイドに不覚を取ることが多く、戦闘力では大きな開きがあるレッドホーンアイアンコングに敗れるシーンもあった。
ZAC2041年にゼネバスの逆襲が始まり、電子戦でディメトロドンに敗れた。ZAC2044年以降は後継のゴルヘックスに電子戦主力の座を明け渡したものの、惑星Zi大異変(グランドカタストロフ)で、ゴルヘックスが激減し、クリスタルレーダー製造技術が失われた為に急遽復帰し、ZAC2106年にゴルヘックスがカムバックするまで電子戦ゾイドとして活動し続けた。また、この時期には偵察だけではなく、大火力を活かした援護砲撃によっても共和国軍を支援した。共和国では火力に優れたゾイドが少ない傾向にあり、その中にあってゴルドスは大型火器を搭載できる重量と安定性、操縦性の良さ、レーダーによる砲撃の精密性などから、砲撃戦における主力機の地位を占め、ニクス大陸の戦いでも重装型のキャノニアーゴルドスがゴジュラス、カノントータスなどと共に参加している。
アニメ
ゾイド -ZOIDS-』では通常機のほか、第3話にて白い機体色と青いキャノピーのホワイトゴルドスが登場。50年前の戦争で放棄され野生化していたが、それでも仲間たちがいつか戻る時を待ち続けており、ゾイドと人間の繋がりを示していた。前脚を損傷した上に50年も整備されていない状態でなおかつパイロットを欠いていたにも拘らず、アーバインのコマンドウルフと本来苦手とする接近戦で正面から渡り合い、彼をして「歴戦のゾイド」と言わしめる高水準の戦闘力を見せた。
他にも妨害電波による攪乱機能を備えた機体や大型キャノン砲を装備した機体も登場している。通常機も共和国で唯一多数配備されている大型機ゆえに多くの戦線で使用され、ガイガロスの戦いなどでも主力の一翼を担っていた。反面引き立て役になることも多くレイヴンのジェノザウラーに破壊され、デスザウラー復活のためにゾイドコアを抜き取られる場面もあった。

機体バリエーション

ゴルドスキャノン
PSの『ZOIDS2 ヘリック共和国VSガイロス帝国』に登場した改良機。ロングレンジバスターキャノンと4連ショックカノンを装備して火力を上げた、ゴジュラスMk-II量産型に準じた装備を施した機体。バトルストーリーにも登場し、ZAC2099年のオリンポスの戦いではその火力でハルフォード中佐率いる高速戦闘隊を支援した。ゴルドス重砲タイプとも呼称される[10]
シャイアン
上に同じくゲームに登場した改良機。ロングレンジバスターキャノンと4連ショックカノンに加えミサイルポッドとエネルギータンクとロングレンジガンを追加装備した、ゴジュラス・ジ・オーガに準じた装備を施した機体。
旧シリーズのシャイアンの仕様と似ているが、TRZ20mmリニアレーザーガンとARZ20mmビームガンの装備位置およびエネルギーチューブ接続位置が異なるほか、口吻部にはロングレンジガンが追加されている。
ZOIDS 帝国VS共和国 メカ生体の遺伝子』でも既に登場しているが、こちらは図鑑に入らない上に、パーツ関係により、HPが低くなってしまう。
パラサウロス
月刊コロコロコミック誌2001年7月号及び公式ファンブック3に登場した改造機。
ゴルドスをベースにCP-10ゴジュラスキャノンセット、エレファンダー、コマンドウルフのパーツを用いて[11]パラサウロロフス型になっている。
ロングレンジバスターキャノンを装備した長距離砲戦支援型。
ゴルドスGPS仕様
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』で登場した改造ゴルドス。帝国軍でも実用化に至っていなかった磁力兵器を搭載。背面に大型コンテナを装備し、そこから発射、各地に配置される磁力誘導ユニットはゾイドが放つ砲撃の軌道を偏向させる効果を持つ。
この磁力誘導ユニットは後にフィーネの提案で対荷電粒子砲装備としてGFでの導入が提案されるが、却下されている。
ブリッツホーネット搭載母艦型
電撃ホビーマガジン2003年11月号に掲載された改造ゴルドス。元の電子戦ユニットを撤去し、航空管制レーダーやブリッツホーネットを最大7機積載できる駐機ハンガー、パイロット待機スペースを設ける。さらにはコアブロックスから得られたエネルギーから発する人工ゾイドコア砲と呼ばれる必殺兵器も有する。
キャノニアーゴルドス
キャノニアーゴルドス
CANNONEER GORDOS
番号 RZ-008
所属 ヘリック共和国
分類 ステゴサウルス型
全長 30.3m
全高 19.4m
重量 250.0t
最高速度 70km/h
乗員人数 2名
主な搭乗者 バスター・アイソップ少尉
武装 105mm高速レールガン×2(背部)
パノーバ20mm地対空ビーム砲×2(尾部付け根)
AMD30mm2連装ビーム砲(尾部先端上面)
ハイパーバイトファング
チタンスパイク×4
GPS磁気探知機
ロングレンジバスターキャノン×2
AZ4連装ショックガン
8連装ミサイルポッド×2
エネルギータンク×2
動力ケーブル×2
スタビライザー×2(尾部先端側面)
ゴルドスのGPS磁気探知機とデータリンクした射撃管制装置(Fire Control System:FCS)による精密射撃を活かすため、ロングレンジバスターキャノン、ミサイルポッドなどを装備した重砲仕様。機体色は通常機では緑だった本体が濃紺、背びれが銀から金に変更されている。ニクス大陸における戦闘でその姿が確認できる。
ウェブコミック『ZOIDS妄想戦記』「蒼い救世主」に登場する予定だったが、妄想戦記そのものが中断しているため、このエピソードは製作されていない。公開された情報(キットの箱解説および『ゾイド・コア・ボックス』付属「プロイツェンの反逆」)では、本来キャノニアーゴルドスはファイアーフォックスとのコンビネーションを目的とした機体であり、共にヘリック共和国軍レイフォースエンジェルスに配備される予定であった。しかし、ファイアーフォックスがネオゼネバス帝国の諜報部隊に奪取されたため、バスタートータスを失ったバスター・アイソップ少尉に受け渡されたとされている。
成型色とシールを変更したゴルドスおよび追加装備(旧シリーズの「改造セット<共和国側大型メカ用>」を薄青色に成型色変更したもの)を同梱したキットが、2003年08月28日頃、ハピネット加盟店にて定価4980円で限定発売された。
なお、本機はシャイアンの仕様に近い。通常のゴルドスでは背部右に装着するTRZ20mmリニアレーザーガンを口吻部左に、背部左のARZ20mmビームガンを口吻部右にそれぞれ移設することでシャイアンの武装を再現できる。


機体諸元は『ゾイド・コア・ボックス』付属「プロイツェンの反逆」より。

サラマンダー

ゾイドマンモス

ゾイドマンモス
ZOIDS MAMMMOS
番号 RBOZ-002
所属 ヘリック共和国
分類 マンモス
重装甲型
全長 21.6m
全高 12.2m
全幅 12.9m
重量 145t
最高速度 85km/h
乗員人数 3名
武装
装備
パノーバ20mm地対空ビーム砲×2
マクサー30mm他用途マシンガン×2
マクサー50mm砲×2
ビーム発生器内蔵牙×2
マクサー20mmビーム砲(クレーン銃座式)

ヘリック共和国軍が中央大陸戦争初期に開発したマンモス型の重ゾイド。パワーはゴジュラスに匹敵し[9]、主に寒冷地での戦いを得意とする。ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、土木用として使われていた機体がZAC2101年の暗黒大陸での戦いに備えて徴用された[12]。装備している火器はゴジュラスと同一の物が多い。

ゾイド生誕20周年記念として2003年に限定販売された『ゾイド・コア・ボックス』に当時のカラーリングのまま同梱。原版が失われたという箱のカラー写真をCGで再現するこだわりぶりである。

キット

基本的に前製品のビガザウロの流用で尾と首、耳や牙などに追加パーツがある。脚部分や砲塔も変えられているものがある。鼻を振り上げて降ろしながら歩く姿はビガザウロが首を上下させる動きと基本は同じである。

機体バリエーション

マンモスキャノン
PSの『ZOIDS2 ヘリック共和国VSガイロス帝国』に登場した改良機。ロングレンジバスターキャノンと4連ショックカノンを装備して火力を上げた、ゴジュラスMk-II量産型に準じた装備を施した機体。
マンモスMk-II
上に同じくゲームに登場した改良機。ロングレンジバスターキャノンと4連ショックカノンに加えミサイルポッドとエネルギータンクを追加装備したゴジュラスMk-II限定型に準じた装備を施した機体。

改造バリエーション

マンモスの騎士
マンモスの上半身を改造し、人型にしたもので槍と盾を振るう。キットは機動戦士ガンダムギャンとおぼしき上半身にゴドスの頭を付けたもの。ケンタウロスの元祖的機体かもしれない。
寒冷地戦用機
ゾイドバトルストーリー3巻に登場。元々寒冷地に生息していたマンモスの特性を生かして雪中攻撃用に改造したもの。既に旧式化が目立っているにもかかわらず、冷凍ガスをデスザウラーに噴射して氷漬けにし撃退する活躍を見せている。
ゲーム『ゾイド -ZOIDS- 邪神復活!〜ジェノブレイカー編〜』では「スノウマンモス」という名称で登場している。

ディバイソン

ディバイソン
DIBISON
番号 RBOZ-006(旧)
RZ-031(新)
所属 ヘリック共和国
チーム・ブリッツスラッシュゼロ
チーム・バッファローズ(スラッシュゼロ)
分類 バッファロー
重装型機械獣
ロールアウト ZAC2046年
全長 20.6m
全高 10.8m
全幅 7.5m
重量 230.0t
最高速度 130.0km/h
乗員人数 2名
武装(旧) 超硬角×2
8連ミサイルポッド×2(口吻部側面)
小口径4連バズーカ砲[13](頚部上面)
17門突撃砲
3連加速衝撃砲
後部機銃×2(腰部側面)
パルスビーム砲(尾部)
武装(新) ツインクラッシャーホーン×2
クラッシャーメタルスパイク×4
8連ミサイルポッド×2(口吻部側面)
105mm17連突撃砲
GPS3Dレーダーアンテナ
対ゾイド3連衝撃砲
35mm対空砲×2(腰部側面)
パルスビームガン(尾部)
主な搭乗者 マーチン(旧)
オーガ・バルークZBCG
トミー・パリス機獣新世紀ZOIDS
パルフェフルメタルクラッシュ

ゼネバス帝国軍のEPZ-06 デスザウラーに対抗するため、中央大陸戦争後期にヘリック共和国が開発したバッファロー型突撃戦用ゾイド。

重装甲かつ重武装を誇り、機体前面に集中的に配置された17連突撃砲と二基の8連ミサイルポッドの一斉射撃はあらゆる障害物を粉砕する[14]。17門の突撃砲は、砲塔前面に水平に3門ずつ三段、砲塔左右に垂直に4門ずつ配されている。突撃砲の砲弾室には自動装填装置が組み込まれており、1秒間に2発、合計34発の速射が可能[15]。角と蹄は、ディバイソンのために開発された超硬性チタニウム(現在は超鋼チタニウム合金と呼ばれる)という惑星Ziで最も硬い金属で作られている[15]。この超硬角を用いた突進は、アイアンコング[16]やデスザウラーの装甲をも貫く[14]。突撃ゾイドという運用法から[14]、共和国製ゾイドで初めて装甲式コックピットを採用した機種でもある。



※機体諸元は「メカ生体ゾイド RBOZ-006 ディバイソン」および「ZOIDS RZ-031 ディバイソン」より

キット

トミー(現タカラトミー)製
1988年04月に2980円で発売。
動力源は単3形乾電池一本。背面後方のスイッチを入れる事により歩行する。連動ギミックは頚部の上下動。手動ギミックは下顎の開閉、コックピットハッチ(頭部・前ヒンジ)の開閉、レーダー手席ハッチ(背部・前ヒンジ)の開閉、レーダーアンテナの起倒、突撃砲の俯仰・左右動(砲塔正面の9門は水平に配された3門ずつが若干の俯仰、砲塔側面の8門は左右それぞれに垂直に配された4門ずつが若干の左右動)、腰部対空砲の俯仰、尾部パルスビームガンの俯仰。成型色は大まかに装甲が黒、フレーム・突撃砲・ミサイルポッドが灰色(アッシュグレーに近い)、その他の火器・関節キャップがオリーブグリーン、目がクリアオレンジ、モーターボックスがクリアブラウン。角と蹄がダイキャスト製金属パーツとなっているのが特徴。外装に金属パーツを使用したゾイドのキットは現在までのところ、ディバイソンとブレードライガーのみである。
新シリーズにラインナップされたRZ-031 ディバイソンは2000年05月25日発売。税別価格2500円。成型色は大まかに装甲が黒、フレーム・突撃砲・ミサイルポッドが灰色(アッシュグレーに近い)、その他の火器・関節キャップがくすんだ緑(緑青色に近いがもっと濃い)、目がクリアオレンジ、モーターボックスが黒、腰部の対空砲側面に3mm径のパイロンが設けられた(対空砲パーツの金型を一部改修している)。
031 Dibison
前述の新シリーズモデル(RZ-031)をアメリカのハズブロ社より海外版として発売したものだが、安全基準の問題から角と蹄がプラスチックに素材変更されている。角と蹄の成型色はややメタリック調の灰白色。
HMMシリーズ
シリーズ第36弾。2012年11月発売。税込価格10290円。設計は芦沢勝。ディバイソンTSを再現し、トーマのフュギュア(立像とコックピットに座った形態)も付属している。背部の17連突撃砲が「独立砲台」として分離可能なオリジナルギミックを内蔵。第三回公開企画会議にて商品化が発表され、“ファン・チョイス機体”としてアナウンスされた(コトブキヤ販促広告より)。パイロットフィギュアはトーマのみであるが、タカラトミー版同様にレーダー手席は設けられており、ハッチも開閉可能。レーダーアンテナとレーダー手席ハッチのデザインが変更され、ハッチを閉じた状態でのレーダーアンテナ展開が可能となっている。

作中での活躍

バトルストーリー
ゾイドバトルストーリーでの初登場は第3巻。中央大陸戦争後期のZAC2046年、ゼネバス帝国軍の デスザウラーが依然として猛威を振るい、ヘリック共和国は首都を2年近くに渡り占領される事態に陥っていた。だが、帝国軍もまた敵地での長期に及ぶ戦闘に疲弊していた。ZAC2046年10月、共和国軍が反撃作戦を開始。開発されたばかりのディバイソンは共和国軍の先頭に立ち、帝国軍の防御線を崩すことに貢献した。
ZAC2047年4月から7月にかけて帝国軍の目を開発中のマッドサンダーから逸らし、フロレシオ海の小島に向けさせる「かまどとツバメ」作戦ではマーチン少佐が搭乗。ルイス大尉操縦のアロザウラーとのコンビネーションや土地鑑を活かし、デスザウラーを火山の火口に突き落として撃退する金星も挙げているが、掲載誌によってはその後デスザウラーが火山を破壊して脱出している。
当時はデスザウラーに対抗するため、ディバイソン6機、アロザウラー30機、ゴドス15機、ベアファイター15機から成る「ディバイソン突撃隊」[17]が計画されたものの、実際にこの編成で運用されたかは定かでない。集団での突撃戦で威力を発揮し、第一次大陸間戦争でも僚機であるカノンフォートと共に活躍。
ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、第二次大陸間戦争開戦後のZAC2100年6月、西方大陸へ増援として派遣。ネオタートルシップに運ばれ、デルダロス海を航行中、シンカーの奇襲を受けるが、レイ・グレック中尉操縦のシールドライガーDCS-Jやゴジュラス・ジ・オーガなど他のゾイドと共に反撃し撃退。その後、各戦線に投入され暗黒大陸の戦いでも活躍した。
漫画
機獣新世紀ZOIDS』の第4巻にて初登場。トミー・パリス中尉の乗機。この個体は「ガンホー」と名付けられている。
学年誌小学二年生2000年7月号掲載漫画『ゾイドバトルストーリー』ではアニメ同様トーマの乗機として17連突撃砲を延伸型ドリルに換装した改造タイプが登場。バンのブレードライガーとともに敵要塞を攻略した。
アニメ
ゾイド -ZOIDS-』でディバイソンTSが第38話(その前はOPラストカットで)から登場。ガーディアンフォースに編入されたガイロス帝国軍人トーマ・リヒャルト・シュバルツ中尉の乗機。和平の証としてヘリック共和国からガイロス帝国へ譲渡された機体である。トーマはこの機体に自身が開発した人工知能ビーク」を搭載している。ビークの支援によって「メガロマックス」と呼ばれる特殊な砲撃が可能。17連突撃砲は通常の発砲時には火薬式、そしてメガロマックス時にはいわゆるホーミングレーザーを思わせる演出がなされているが、設定上の詳細な機能は明かされていない。
バン・フライハイトのブレードライガーやアーバインのコマンドウルフICライトニングサイクスとチームを組んでは、その火力をもって数々の事件を解決。ジェノブレイカー戦およびデススティンガー戦まで活躍した。
第50話以降はフィーネの提案によりEシールド発生機能が追加された。ブレードライガー、ライトニングサイクスとの連携によってデススティンガーを閉じこめる「デルタ・フォーメーション」を展開する。
ゾイド新世紀スラッシュゼロ』ではディバイソンLSが第1話から登場。チーム・ブリッツ所属のゾイドウォーリアーリノン・トロスの物語序盤での愛機。しかし、第6話でバックドラフト団エレファンダーによって破壊され、下取りに出されてしまった。
第9話にてマリー・チャンプが移動手段として四機のディバイソンに巨大なキャンピングトレーラーのようなものを引かせ、牛車のごとく使用している。
第21話にてチーム・バッファローズがノーマル機を三機編成で使用していたが、バックドラフト団擁するチーム・フーマネオ・ウオディックの前に敗れた。

ゲーム

MSX版『ゾイド 中央大陸の戦い』で初登場。ファミリーコンピュータ用ゲームソフト『ゾイド2 ゼネバスの逆襲』にも出演した。

ゾイド -ZOIDS- 邪神復活!〜ジェノブレイカー編〜』で通常機のほか、改造によってディバイソン2を入手可能。

PlayStation用ゲームソフト『ZOIDS 帝国VS共和国 メカ生体の遺伝子』に『ZOIDS2 ヘリック共和国VSガイロス帝国』でも登場、後者ではゲーム中で通常機のほか、改造によってディバイソンキャノンを入手可能。

ZOIDS SAGA』シリーズはシリーズを通して登場。 ディバイソンTSは、第一作『ZOIDS SAGA』にのみ登場。グラビティバイソンは、第二作『ZOIDS SAGA II』、および第四作『ZOIDS SAGA DS 〜legend of arcadia〜』に登場。

ZOIDS VS.』シリーズでもシリーズを通して登場。アニメ『ゾイド -ZOIDS-』(前述)で見られた「メガロマックス」が超必殺技として再現されている。 ディバイソン旧型(ディバイソンOLD)[18]ディバイソンLSは、第一作『ZOIDS VS.』ではセッティングで再現可能[19]だが、呼称は特に定められていなかった。これらの仕様は、第二作『ZOIDS VS.II』以降はバリエーション機体としてそれぞれの名称で入手可能。

サイバードライブゾイド 機獣の戦士ヒュウ』では通常機は未登場。しかし、グラビティバイソンが敵機としてのみ登場している。

ゾイドインフィニティ』シリーズでプレイし、レッドホーンを初期設定機体としてある程度対戦を進めると、二次機体としてディバイソンに乗り換える事も可能。ただし、アイテム「17連突撃砲」と階級「准尉」が必要。

ゾイドタクティクス』で通常機のほか、ディバイソンEMが登場。ただし、ディバイソンEMは敵機としてのみ出現する。

ゾイドフルメタルクラッシュ』で闇バトルに現れるゾイド乗りパルフェの乗機がディバイソンである。

ゾイド オルタナティブ』に「D-BISON」として登場。

ゾイドバトルカードゲーム』のゾイドカード「ディバイソン」は、通常ラインナップでは共和国軍/スターターパックにのみ登場。「RZ-031 ディバイソン」のキットの初回生産版特典としても添付された。以上、ゾイドカード「ディバイソン」の絵柄は全二種類。

ゾイドカード「ディバイソン・RiS」は、エキサイティングブースターVol.01の共和国側パックにのみ登場。ゾイドカード「ディバイソン・ThS」は、エキサイティングブースターVol.01の帝国側パックにのみ登場。

ゾイドスクランブル』のゾイドカード「ディバイソン」は、スターターパックVol.1(およびブースターパックVol.1)にのみ登場。

ゾイドカードコロシアム』でのゾイドカード「ディバイソン」(バトルレベル6)は、Vol.1, 2, 3の三度登場。Vol.1, 2, 4, 7登場のパイロットカード「リノン」(バトルレベル6)との組み合わせでディバイソンLSに、Vol.2, 3登場のパイロットカード「トーマ」(バトルレベル6)との組み合わせでディバイソンTSにバリエーションチェンジする。

イベント「タカラトミーボーイズホビーフェスティバル2006春」および「同2006夏」にて開催された公式大会の三位入賞者には、ゾイドカード「ディバイソンLS」(バトルレベル6)が贈呈された。バリエーションチェンジは無し。ゾイドカード「ディバイソンTS」(バトルレベル6)は、コカ・コーラオリジナルゾイドスペシャルカードにラインナップされた。バリエーションチェンジは無し。

その他、、ゲームボーイカラー用ゲームソフト『ZOIDS 〜白銀の獣機神ライガーゼロ〜』、PlayStation 2用ゲームソフト『ZOIDS STRUGGLE』にも登場。

機体バリエーション

ディバイソンMK-IIタイプ
ディバイソン2
番号 No.071
所属 不明
分類 バッファロー
全長 不明
全高 不明
全幅 不明
重量 不明
最高速度 不明
乗員人数 2名?
武装 固定装備
 ちょうこうかく
17とつげきほう
レーダー
トリプルキャノン
ウェポンラック
8れんミサイル
3れんミサイル
こがたきじゅう
パルスビームほう
ゾイドバトルストーリー3巻に掲載。RBOZ-006 ディバイソンの背部に、ゴジュラス用の長距離キャノン砲を三門増設した仕様。中央大陸戦争後期に登場した。ヘリック共和国タイプMK-II部隊を編成する機種の一つ。
小学館の学年誌の付録にはトライソンの名称で掲載されていた[要出典]
ゲームボーイカラー用ゲームソフト『ゾイド邪神復活!〜ジェノブレイカー編〜』では、同様の機体がディバイソン2の名称で登場。ディバイソンを「マーク2セット」で改造すると入手できる。作中での活躍も参照のこと。
※「II」はローマ数字の2である。「MK-II」で「マークツー」と読む。


機体諸元は攻略本『機獣新世紀ゾイド 邪神復活!〜ジェノブレイカー編〜公式ガイドブック』小学館刊ISBN 978-4-09-102862-4 より。

ヘッジホッグ
ゾイドバトルストーリー4巻に掲載された ディバイソンの改造機。通常の装備に加え、さらなる武装強化が施されている。全身に「ヘッジホッグミサイル」と呼ばれる三種類のミサイルを装備。誘導機能を持つ大型ミサイル、対小型ゾイド用の中型ミサイル、対車両用の小型ミサイルを使い分ける。各四肢の外側面には三角形の履帯「トライキャタピラ」を一基ずつ、計四基接続し、接地面積の増加により湿地帯や岩場での踏破性が向上している(四肢そのものも残されている)。その他には対空砲として140mm機関砲2門と全方位20kmの索敵範囲を持ちミサイルの誘導も行うレーダーが増設された。
作例にはハセガワ製1/35ゲパルト対空戦車と1/72エアクラフトウエポンセットのプラモデルが流用されている。
初出は『小学五年生』誌1988年05月号および同年06月号掲載のジオラマストーリー。その際には特に名称は定められておらず、単に「改造ディバイソン」とされていた。
ビッグ・バッド・ジョン
ゾイドバトルストーリー4巻に登場したディバイソンの改造機。17門突撃砲の砲塔前面9門の替わりに射程距離60kmの86cm砲を搭載。86cm砲の弾体はミサイルに近い構造となっており、低反動かつ絶大な威力を持ち、直撃ならデスザウラーの機体にさえ大穴を開けるとされる。砲塔左右の突撃砲8門は、砲身長が若干延長されている。
ZAC2047年4月、ロバーツ大佐を指揮官とするチェスター教授救出作戦の際に使用され、首都に駐屯する帝国軍を陽動した。この困難な作戦に参加した兵士たちは見事にチェスター教授を救出した上で帝国軍の追撃を撃退し、無事に生還。救出されたチェスター教授は対デスザウラーの新型ゾイド開発に着手する事になる。
初出は『小学三年生』誌1988年06月号掲載のジオラマストーリー。その際には「ビッグサンダー」という名称であったが、同名の機体が登場したため、ゾイドバトルストーリーへの収録に際し改称された模様。
ダブルバイソン
小学五年生』誌1989年06月号掲載のジオラマストーリーにのみ登場したディバイソンの改造機。17門突撃砲は砲塔前面下段の3門を残し撤去、そこへカノンフォートを積載している。一機と見せかけ、戦闘時に分離する。装甲の色がカノンフォートに合わせたフラットブルーとなっている。作例のポージング以外ではカノンフォートには改造が見受けられない。なお、この作例は後述するディバイソンコブラに再利用された模様。
ディバイソンコブラ
新ゾイドバトルストーリーに掲載されたディバイソンの改造機。巨大な長射程ミサイルを搭載し、優れた誘導装置によって数十km離れた敵機を確実に撃破する。17門突撃砲は砲塔前面下段の3門を残し撤去されている。機体色が青となっている。
初出は『小学二年生』誌1989年11月号掲載のジオラマストーリー。その際には特に名称は定められておらず、単に「ディバイソン」とされていた。ここでは中性子ミサイルを搭載しており、DBOZ-17 ギル・ベイダーに直撃させるもダメージを与えられなかった。
ディバイソンキャノン
PlayStation用ゲームソフト『ZOIDS2 ヘリック共和国VSガイロス帝国』に登場。ディバイソンを「バスターキャノンセット」で改造すると入手できる。遠距離射撃能力が向上している。『ZOIDS2』の設定では、ディバイソンから追加されるパーツは「ロングレンジバスターキャノン」二門。作中での活躍も参照のこと。
旧シリーズで販売されたNEW改造セット〈共和国側大型メカ用〉の商品パッケージ側面には、呼称の設定こそ無いものの、類似の仕様が写真で掲載されている。これがディバイソンキャノンのイメージソースとなった模様である。
形態に関しては、ゲーム画面ではデフォルメされており細部まで視認できない。しかし、改造セット掲載の写真では、ゴジュラス用の長距離キャノン砲は、サラマンダー用アタッチメントを介し背部のパイロンに搭載する。また、左右それぞれの砲塔側面上部前方と後肢肩部装甲後部のパイロンがホースで接続される。なお、ゴジュラス用の4連速射砲は使用していない。これは、関節キャップをパイロンとして用いる4連速射砲は、ゴジュラスのものより小さいディバイソンの関節キャップには緩く、嵌らずに外れてしまうためである。
ディバイソンTS
ディバイソンTS
DIBISON TS
番号 RZ-031
所属 ガーディアンフォース
分類 バッファロー
全長 20.6m
全高 10.8m
全幅 7.5m
重量 230.0t
最高速度 130km/h
乗員人数 2名
武装 ツインクラッシャーホーン電子振動フィールド発生装置×2
17門突撃砲
8連ミサイルポッド×2(口吻部側面)
ウェポンマウント6連ミサイルポッド(口腔内)
AZ3連衝撃砲
AZ35mm対空砲×2(腰部側面)
パルスビームガン(尾部)
クラッシャーメタルスパイス×4
収納式後方警戒レーダー
主な搭乗者 トーマ・リヒャルト・シュバルツ(ゾイド -ZOIDS-
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』に登場。ガーディアンフォース所属のガイロス帝国軍人トーマ・リヒャルト・シュバルツ中尉が乗機とするディバイソン。平和調停の折にアイアンコングと交換する形でヘリック共和国からガイロス帝国へ譲渡された機体[20]にトーマ自身が開発した人工知能ビーク」を搭載したもの。必殺技はビークによって17連突撃砲の各門ごとが敵機を正確に捕捉し砲撃する「メガロマックス」。また、これもトーマによる改造か、操縦桿は取り外すと携行可能な機関銃兼ビークの外部端末となる。『ゾイド -ZOIDS-』劇中では単にディバイソンと呼称された。その後、ゲーム作品にてディバイソンTSディバイソン・ThSの名称が使用された。登場作品に関しては作中での活躍も参照のこと。
HMMシリーズ
キットに付属している「ヒストリーオブディバイソン・トーマ仕様」の設定では元々はヘリック共和国がゼネバス帝国との戦争時代に対デスザウラー用に開発したゾイドで現代では数を減らしていたがプロイツェンがデスザウラーを復活させた[21]という事実を危惧して西方大陸に生息するバッファロー型野生体を元に現行の最新技術による改良を施して再生させた。
しかし、間もなくヘリック共和国とガイロス帝国の和平の際に締結された「ゾイド軍用機密公開法」に基いて一部の機体が帝国側に譲渡され、トーマがそれを受領した。その後、彼の独自の改造により実弾式だった17連突撃砲発射システムはカートリッジ方式のエネルギーキャノンに変更され、さらに「惑星磁力対応型エネルギー弾曲射機能」を搭載する事で弾の軌道を自在に誘導する事が可能となった。また頭部の角には対ジェノブレイカー戦ではシールドジェネレーターとなる「電子振動フィールド発生装置」を対デススティンガー戦では相手を包囲拘束する力場を作り出す「ブロッケイドフィールド発生装置」を内蔵させている。


※機体諸元は「HMM-036 RZ-031ディバイソン トーマ仕様」および攻略本『ゾイドサーガ必勝攻略法』双葉社刊 ISBN 978-4-575-16293-6 より。

ディバイソンLS
アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』に登場。チーム・ブリッツ所属のゾイドウォーリアーリノン・トロスが乗機とするディバイソン。機体色は、旧モデル(RBOZ-006)に近いものとなっている。
『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』劇中では単にディバイソンと呼称された。その後、ゲーム作品にてディバイソンLSディバイソン・RiSの名称が使用された。登場作品に関しては作中での活躍も参照のこと。
グラビティバイソン
グラビティバイソン
番号 なし
所属 不明
分類 バッファロー
全長 21.0m
全高 不明
全幅 不明
重量 245.0t
最高速度 120km/h
乗員人数 2名?
武装 固定武装
マニューバミサイル
3連加速衝撃砲
20門突撃砲
ドリルホーン
ウェポンラック
U : ―(補)
R : ―(攻補)
 L : ―(攻補)
 S : ―(補)
ディバイソンの強化型。背部の突撃砲は20門に増強され、角はドリル状となっている。
初出はゲームボーイアドバンス用ゲームソフト『ZOIDS SAGA II』。登場作品に関しては作中での活躍も参照のこと。


※機体諸元は『ZOIDS SAGA II』ゲーム内「ゾイドデータ」より。

ディバイソンEM
ガイロス帝国軍仕様のディバイソン。機体色は装甲が赤系、目が緑。
PlayStation 2用ゲームソフト『ゾイドタクティクス』に登場。作中での活躍も参照のこと。
ディバイソンテストタイプ
電撃ホビーマガジン2001年11月号及び冊子ZOIDS BOOK2002に掲載された改造ディバイソン。
帝国軍のマグネーザー復活計画を知った共和国軍が、マッドサンダーの復元をも視野に入れて開発したテスト機。17連突撃砲のスペースをまるごと2基のジェネレーターとマグネーザーに改変している。ディバイソンベースが2機試作されたほか、試作0号としてカノントータスベースの機体も存在する。こちらはマグネーザーを1基のみ搭載する。
ディバイソン・スーパーキャノン
学年誌ムック『ZOIDS改造マニュアル』に掲載された改造ディバイソン。背部の17門突撃砲は左右に振り分けられ、主砲として超長距離を狙撃できるスーパーキャノン砲が装備された。
突撃後、速やかに帰投できるように角部はコマンドウルフと同タイプのスモークディスチャージャーに換装されている。

デカルトドラゴン

デカルトドラゴン
DECALT DRAGON
番号 GZ-017
所属 Zi-ARMS
ソラシティ
分類 ドラゴン型
全長 27.3m
全高 9.4m
全幅 20.5m
重量 120t
最高速度 マッハ1.8
乗員人数 1名
武装 エレクトリックディスチャージャー
レーザーガン×2
プラズマレールキャノン×2
ブレイクニードルテイル
スマッシュテイルストライククロー×2
プラズマブレード×2

デスレイザーパラブレードが合体したドラゴン型ゾイド。二機のゾイドコアの共鳴によって機体性能を飛躍的に向上、射撃武器を手に入れた上にウィング状に変化したプラズマブレードによって音速を超えての飛行も可能となった。得意技はサンダーボルト。火力、格闘力、機動力、防御力共にこのクラスの機体では最強レベルである。

アニメ『ゾイドジェネシス』では、ソラシティが保有する機体として白いデカルトドラゴンが登場。

口から放った光線の一撃でバイオラプターグイを撃墜するなど高い戦闘力を持っていたが、大群で現れたバイオラプターグイに数で押され、敗北した。GZ版ではその装甲はギルドラゴンと同じくメタルZiでコーティングされ、翼となったプラズマブレードはプラズマウェーブウイングと新たな武装名が設定されている。

※機体諸元は「ゾイドジェネシスGZ-017デカルトドラゴン」より

デスレイザー

デスレイザー
DEATH RAYZER
番号 EZ-074
所属 Zi-ARMS
分類 テリジノサウルス型
全長 22.3m
全高 8.64m
全幅 12.5m
重量 110t
最高速度 295km/h
乗員人数 1名
武装 プラズマブレード×4
エレクトリックディスチャージャー
テイルソード
レーザーガン×2
ブレイクニードルテイル
ストライククロー×2
エレクトリッククロー×2

Zi-ARMS社が開発したテリジノサウルス型ゾイド。多面的な装甲はビームを屈折する事が可能で得意の格闘戦へ持ち込む。背部にはプラズマブレードを搭載し、その近接戦闘能力は従来の同クラスの機体を上回る。しかし、この状態ではエレクトリックディスチャージャーとレーザーガン以外に射撃武器を搭載していないのが唯一の欠点である。

三匹の虎伝説編ではZOITEC社の社長誘拐の為に突如ZOITECを襲撃。ZOITEC社の新型ゾイド、ワイツウルフを圧倒的な戦闘力で追いつめるも、ワイツウルフはサビンガと合体し、ワイツタイガーへと姿を変える。それによって形勢は逆転するが、ワイツタイガーはコアのパワーにボディが耐えきれず突如内部から融解してしまい戦闘不能に陥った。そしてデカルドドラゴンは社長の誘拐に成功した。

※機体諸元は「ZOIDS EZ-074デスレイザー」より

ガンズレイザー

ゾイドジェネレイションズ」に登場するヴォレガードの愛機。西部劇のガンマンをモチーフに、装甲をサンドブラウン、フレームをウッドブラウンのカラーリングが特徴。

メタルZi製の弾丸を発射する「ジャッジペイン」と、それを操作する「ホールディングアーム」を搭載。ヴォレガードの保安官時代には、ジャッジペインを二基装備した所謂「二丁拳銃」もあるが、何らかの理由により現在の装備に落ち着いている。

メタルZi製の弾丸は大変貴重な物で、ヴォレガード自身多くを保有しておらず、戦闘終了後は無人のバラッツによって回収している。

デッドリーコング

デッドリーコング
DEADLY KONG
番号 GZ-014
分類 ゴリラ型
全長 14.5m
全高 15.0m
全幅 13.1m
重量 187.0t
最高速度 150km/h
乗員人数 1名
搭乗者 ガラガ
武装 ヘルズマスク
パイルバンカー
ヘッドバルカン×2
ショルダーショックキャノン×2
シザーアーム(封印武装)
ヘルズボックス
・クロー
・斧
・大鎌

アニメ『ゾイドジェネシス』に登場した「雷鳴のガラガ」専用のゴリラ型巨大ゾイド。

アイアンコングとは異なり徹底的に格闘戦に特化した武装で、背部にはTVM長距離ミサイルの代わりにヘルズボックスを背負い、そこにはメタルZi製の爪を持つ副腕と斧(アニメでは刺の着いた鉄球のハンマー、後に大鎌が追加装備されている)が収納され、それらを武器として使用することによりバイオゾイドに対しては無類の強さを発揮する。

電撃ホビーマガジンにてヘルズボックス内に謎の節足動物型ゾイドが存在する設定画が公開されているが、その正体は謎に包まれている。 複数のゾイドコアを持っている、出力過多にも見えないのに機体が暴走する等全ゾイド中でも1、2を争うミステリアス振りである。

初期の名称はブラッディコングだったが、アイアンコングPKの通称がそれだった事から、恐らくこの名前に変更されたと思われる。

※機体諸元は「ゾイドジェネシスGZ-014デッドリーコング」より

キット

キットは、アイアンコングのフレームをベースに新規パーツを追加した仕様で、動作もアイアンコングのそれとほぼ同じ。

また、試作写真と比べて副椀が簡素化されており、アイアンコングのような目の発光と咆吼もオミットされた。斧は腕に持たせる事もできる。

後に発売されたパワーアップパーツセットでは、劇中追加装備された大鎌と、左腕解放時のシザーアームが付け替え再現できるようになった。

作中での活躍

『ゾイドジェネシス』第5話から登場。はじめはコトナを巡ってルージのムラサメライガーと対決したが、ルージの実力を認めたガラガは自分の反乱組織にルージ達を入れたものの、組織はディガルドによって壊滅し、ルージ一行にロンと共に同行することとなった。

ガラガはこの機体で故郷の村を留守にした際にディガルドに襲撃され、戻って応戦したものの、村を焼き払われて撤退した過去も描かれた。左腕は包帯によって封印されており、その中にはメタルZiで出来た爪シザーアームが隠されている。ただし、その封印を解くと暴走状態に陥り、レッゲルが尽きるまで周囲のゾイドを敵味方問わず全滅させてしまうが、何故かルージの呼応によって停止している。

ヘルズボックスはアニメでもその内部に巣くっている謎の生命体の存在を匂わせる演出はいくつかあり、ボックス表面の目が動く・疾走するヘルズボックスに乗りながらのスライディング移動攻撃・ボックス内に搭載されたゾイドコアで再起動を行う、などの描写が見られる。討伐軍立ち上げ後は、追加装備されたリーオー製の専用鎌で量産型バイオメガラプトルの首を切り落として撃退した。

最終話ではレインボージャークを救うために左腕を開放し、量産型バイオトリケラを一掃。そのままバイオティラノに挑むが、左腕とゾイドコアを破壊されてしまい、レインボージャークをかばってバイオケントロの攻撃を全身に受け、弁慶のごとき最期を遂げたと思われた。しかし、背中のヘルズボックスにゾイドコアがもう一つ存在していたために再起動。バイオヴォルケーノと共にバイオティラノを足止めし、ムゲンライガーでの止めに繋げた。

なお、頭部のリーオ製のマスクを閉じたのは、第8話と最終回の再起動時のみ(攻撃に使ったのは最終回のみ)と意外に少ない。

ゲーム

ゾイドフルメタルクラッシュ』のストーリーモードの、あるルートにおいてガイロス帝国軍のエインガング大尉の乗機として登場。何処からか入手し、グローリエのジェノザウラーに苦戦するベルク少尉の危機に駆けつける。

デススティンガ-

ビガザウロ

ビガザウロ
BIGASAURU
番号 RBOZ-3
所属 ヘリック共和国
分類 母船(ディプロドクス)型
全長 33m
全高 16.2m
全幅 7.9m
重量 131t
最高速度 50km/h
乗員人数 3名
武装
装備
パノーバー30mm対空ビーム砲×4
マクサー30mmビーム砲×4
銃座式マクサー30mm連装ビーム砲
TAZ20mmリニアレーザーガン
ARZ20mmビームガン
重量物牽引機

『ゾイド』シリーズ初の巨大ゾイド。竜脚下目恐竜(ディプロドクス型[22]

母船型とも称される。主に輸送用や補給用に用いられた[22]。極初期の機体であり、ゾイドバトルストーリー開始時点(ZAC2030年)で既に旧式化していたため、ゼネバス帝国の新型ゾイド類に太刀打ちできず、ウルトラザウルスの登場に伴い、その役目を譲って消えていった。

ZAC2056年の惑星Zi大異変以降は登場しない(『ZOIDS2 ヘリック共和国VSガイロス帝国』には登場)。

1984年公開の映画『さよならジュピター』ではグランチュラと共に登場している。いずれも改造キット。

キット

最初の大型モーター駆動機で、単二電池二本で首を可動関節に従って上下に動かしながら歩行。スイッチは後尻部にあり、この首の動きは続くゾイドマンモスの鼻の上下運動に流用された。

これからも判るとおり、ゾイドマンモス、ゴジュラス、ゴルドスのキットはビガザウロの主要部分を多く流用しており、追加パーツ以外には、胴体駆動モーター、脚部、キャノピー、付属火器もそのまま同梱(ゴジュラスだけは脚部、電池カバーとキャノピー形状などが違う)されている。

改造バリエーション

ウォークルーザー
胴体上部に戦艦の艦橋や主砲を装備した改造機。全体がグレーがかった配色で、キャノピーの色は赤。より指揮能力と火力を高めたものと推察されるが、改造レッドホーンのブルスタインに破壊された。
キングドラゴン
飛行可能になったタイプ。プラモデルキングギドラの翼を両翼付けている飛行モデル。
キングザウルス
頭部に龍の髭や角のような装飾が付けられ、胴体部に追加装甲を施した改造機。パッケージ裏にも同じく改造された小型ゾイド達と出ている。胴体部装甲には、アオシマキットの1/2600スケールドロワ・ザンを使用。

ゲーム

プレイステーションゲーム『ZOIDS 帝国VS共和国 メカ生体の遺伝子』に登場。続編の『ヘリック共和国VSガイロス帝国』では、専用イベントや専用アイテムが存在し、ミッション中登場した際は「あんな旧型が!」と驚かれていたり少々特別扱いを受けている。

ゲームボーイソフト『ゾイド -ZOIDS- 邪神復活!〜ジェノブレイカー編〜』の解説では、外見に反してかなり頑丈だとされている。

脚注

  1. ^ 電撃ホビーマガジン2002年11月号より
  2. ^ ゾイドコアボックス付属のZi HISTORY FILE010および020にその姿を確認できる
  3. ^ a b 月刊ゾイドグラフィックス増刊号EX.2オルディオス付属冊子より
  4. ^ 電撃ホビーマガジン2002年9月号より
  5. ^ ゾイドバトルカードには登場
  6. ^ Ziヒストリーファイルに記載されていた挿絵にはニクス人が最初に中央大陸へ侵攻した際に使役したとされるガン・ギャラドの原型となった思しきドラゴン型ゾイドが描かれている。
  7. ^ a b c d タカラトミー「ゾイドグラフィックス増刊号 ガン・ギャラド」付属冊子より
  8. ^ 小学館「ゾイド公式ファンブック」より
  9. ^ a b 小学館「ゾイド公式ファンブック4」より
  10. ^ a b c 小学館「ゾイド公式ファンブック2」より
  11. ^ 月刊コロコロコミック誌2001年7月号より
  12. ^ ゾイドコアボックス付属「プロイツェンの反逆」より
  13. ^ 旧モデル発売時に広告を兼ねて『小学三年生』誌1988年05月号および同年06月号の裏表紙に掲載された武装図解にのみ記載。没設定とも考えられる。
  14. ^ a b c トミー「RZ-031 ディバイソン」パッケージ解説
  15. ^ a b 小学館「ゾイドバトルストーリー4」
  16. ^ トミー「RBOZ-006 ディバイソン」パッケージ解説
  17. ^ 「RBOZ-006 ディバイソン」商品パッケージより。
  18. ^ 旧モデル(RBOZ-006)を指す。『ZOIDS VS.II』ではディバイソン旧型、『ZOIDS VS.III』ではディバイソンOLDと表記される。
  19. ^ レシピは攻略本『ZOIDS VS.完全攻略ガイド』メディアワークス刊ISBN 978-4-8402-2260-0 に掲載。
  20. ^ ゾイドバトルカードゲーム』「ディバイソン・ThS」 フレイバーテキスト
  21. ^ 設定では過去にゼネバス帝国が存在した事になっている。しかし、ゼネバス帝国の旧デスザウラーとプロイツェンが再生させた古代ゾイド人のデスザウラーがどういうつながりがあるのかは不明。
  22. ^ a b 小学館「メカ生体ゾイド 戦闘機械獣のすべて」より

関連項目