囲碁将棋 (お笑いコンビ)

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囲碁将棋
メンバー 文田大介
根建太一
結成年 2003年
事務所 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
活動時期 2003年 -
出身 東京NSC9期生
出会い 東海大学付属相模高等学校囲碁将棋部
芸種 漫才
ネタ作成者 文田大介
同期 ハリセンボンジューシーズえんにち
エリートヤンキーしずるゆったり感ライス
公式サイト 囲碁将棋の交換日記(仮)
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囲碁将棋(いごしょうぎ)は、吉本興業東京本社(東京吉本、厳密には子会社のよしもとクリエイティブ・エージェンシー)所属のお笑いコンビ東京NSC9期生。

東海大学付属相模高等学校在学中、二人とも囲碁将棋部に在籍していたことが、コンビ名の由来である。出囃子はサザンオールスターズの「爆笑アイランド」。

メンバー

文田 大介(ふみた だいすけ、1980年昭和55年)6月20日(43歳) - )主にボケ担当

  • 神奈川県茅ヶ崎市出身。血液型はB型。立ち位置は主に左。
  • 高校時代、囲碁将棋部で部長を務めていたことがある(しかし部員は文田、根建ともう1人の3人だけだった)。
  • 眼鏡がトレードマークだが、レーシック手術をしたため伊達眼鏡。レンズは入っていない。
  • 2008年夏頃まで、眼鏡チェーンで金髪であった。
  • 大塚甲喜エレベーターマンション)、浅井優山田カントリー)、大波康平タモンズ)、滝野元気サヨナラダンス)と、神奈川県鷺沼にある文田の見つけた物件でルームシェアをしており(通称「鷺沼ハウス」)、「鷺沼芸人」として全員でシチサンライブに出演したり、鷺沼ハウスからUstream配信をすることもある。住人ではないが、Ustream配信には藤本淳史田畑藤本)と岡部(ペペ)が参加している。鷺沼ブログでも二人が書き込みを行うことがある。
  • 数学教員免許を持っている。
  • 4人兄弟の長男。ちなみに、次男と三男もB型で名前に「介」がついているが、四男はA型で「介」がはいっていない。他にも四男だけが他の兄弟と異なる部分を多く持ち、このことから根建に「四男は血がつながっていない」と疑いをかけられている。
  • 自身でペ・ヨンジュン的な顔をしていると述べている(ネタのツカミでも、「アニョハセヨー」「眼鏡市場へようこそ」等、韓流ボケをすることがある)。そのため、畑中しんじろう率いるアイドルユニット「KABUTO」でも、韓流担当として活動している。KABUTOでの名前は「文様」。しかし西島永悟エリートヤンキー)曰く「(他のメンバーのキャラが強すぎて)今ではもうただのデブキャラ」らしい。
  • 本人曰く、「20歳以前の過去は捨てた」らしい。
  • 同期の出雲阿国と4年間交際していた。阿国がNSC時代に、囲碁将棋の漫才を見て文田に一目惚れしたらしい。付き合っていた当初は「だいにゃん」「おみそちゃん」と呼び合っていた。橘実(エリートヤンキー)をつれて三人でデートしたこともあるらしい。しかし文田自身は、阿国と付き合っている時に同期の児玉智洋(ジューシーズ)のバイト先の子と浮気していて、この子とのデートにも橘は付き添っていた。
  • 大学時代は空手部だった。入部理由は、高校時代に痛烈にモテなかったため大学デビューを狙ったから。しかし失敗して根建にすら距離を置かれてしまい、大学時代の友人は軍服を着て本物の銃(弾丸が出ないように加工してある)を持った"大佐"と呼ばれる先輩と、普段4コマ漫画ばかり描いている"4コマ"と呼ばれる男性しかいなかった。
  • 畑中しんじろうが「Tokyo9」というライブで「おもしろいか・おもしろくないか/売れるか・売れないか/そしてその理由」を評価した際は「おもろい/売れない/たまに空気読めない」と言われた。理由は「楽屋などで全員で盛り上がってるときに、ニンテンドーDSをプレイしている事があるため」。
  • 父親は女性関係にだらしないらしく、「外で子供を作られたら困る」ということでパイプカットをしている。それを成人式を迎えたとき神妙な面持ちで告げられた。
  • 母親は料理が苦手らしい。その中でも、味噌汁と推測されるアロエのドリンクのような汁物は特に評判が悪い。更に、文田と弟二人が食中毒になったことがあり、原因は「文田家地獄のチャーハン」と「地獄のロールキャベツ」と言われている。しかし最近料理の勉強を始めたらしい。また、囲碁将棋のライブによく行くという(その際にサンバイザーサングラスを欠かさず着用している)。他の芸人のブログも見ているらしい。
  • 背が高いため、満員電車も苦ではなく、「寧ろちょっと好き」らしい。
  • 雑学が豊富らしく、江崎隆文ゆったり感)と雑学クイズを出し合っていたことがある。
  • 水に詳しい。朝起きたら水を飲むのが日課で、水を飲んで味を感じたら今日は体調が悪いと分かるらしい。ライセンスのイベントでは利き水に挑戦し、見事全問正解してライセンス二人を驚かせた。
  • 西島永悟(エリートヤンキー)を敵対視している(ただしこれはキャラ作りの一環のようである)。
  • 喫煙者。タバコを吸い始めた当初は、周りの同期の芸人たちから「文田がぐれた」と言われていた。
  • 塚本徳臣のファンである。
  • 一つの仕事をする度に1000円貯金している。現在、結構な金額になっているらしい。
  • 2011年、高円寺live Music Bar Mission'sにて、ボーカルを務めてバンド出演した。( The Koziesというロックバンドである)しかしその打ち上げで、自分らの後に出演したバンドのボーカルにモップで殴られかけたという(このボーカルは元々文田のことが気に入らない節があったらしく、悪酔いの勢いでやったのではないかと文田は考察している)。
  • 泳げない。
  • 2012年、5年ぶりに日焼けをした。日焼けしすぎてシャワーを浴びたあとに扇風機にあたった際、インフルエンザにかかった並に震えたらしい。
  • 2015年元日早朝、ルミネtheよしもとにて開催された新春囲碁将棋大会にて、2014年8月に結婚していたことを発表。

根建 太一(ねだて たいち、1981年昭和56年)3月23日(43歳) - )主にツッコミ担当

  • 神奈川県横浜市出身。血液型はO型。立ち位置は主に右。愛称は「太一」「ねけん」
  • 天然キャラであり、MCでのカンペを持つ手が震える、漫才のネタを間違えてネタ中に客席に謝るなど、逸話を持つ。
  • 囲碁将棋部時代、将棋で本当に王将を取られた経験を持つ(本来はその一手前で終わるもの)。
  • 普段は中ぐらいの音域の声だが、なかなかの低音ボイスを持つ。
  • 2009年3月に相方・文田らの家へ引っ越したが、翌月には実家に戻っている。本人は「家賃を払わないといけないなんて聞いていなかった」と理由を話している。
  • 父、母、弟の4人家族。
  • お笑いコンビ「ひよしなかよし」(ニュースタッフエージェンシー所属)のボケ担当・ねんねんこと、根建耕二は実弟。
  • 歯医者に通っていたとき、助手の女性に告白されたことがある。
  • 2010年2月1日に彼女ができたことを複数のライブで告白している。本人曰く、「5年ぶり2度目」。
  • 車好きであり、「車心理テスト」という芸を持っている。ドリフトもできるらしい。
  • 畑中しんじろうが「Tokyo9」というライブで「おもしろいか・おもしろくないか/売れるか・売れないか/そしてその理由」を評価した際は「おもろい/売れない/性格よすぎ」と言われた。
  • 中学生のときは身長が低かったが、高校に入ってから一気に伸びた。本人曰く「高校で囲碁将棋部に入って睡眠時間が増えたためだと思う(中学時代は野球部)」と述べている。また29歳になっても伸びているらしい。
  • 好きなタイプは松雪泰子
  • 馬面で、「囲碁将棋緊急ライブ~根建は馬かもしれない!?~」という検証ライブが行われたことがある(結果、母親の証言などもあり、馬という事を認めた)。
  • ブログでは「お暇なら来てよね」「ありがとう」という言葉をよく用いる。文末に「喜」とつけることもある。また、ネタ中には「嬉しい~!」ということがよくある。ブログのタイトルは決まって「あーーー○○ーーー!!」という表記である。○○の部分が毎回変わる。
  • 実は少し髪が薄い。
  • 2011年10月3日のよしログにて、髪を金色に染めた(後日黒髪に戻している)。
  • トータルテンボスが監督・キャプテンを務める芸人草野球チーム「アフロモンキーズ」に参加している。
  • 母親は美人らしい。また、根建と同じく天然でおっちょこちょいだという。
  • 父親も背が高く体格が良い。下ネタが嫌いで、発言はおろか、上半身裸になったり下着一枚になったりするのも許せず、下ネタを根建が言ったら叱るらしい。
  • 物忘れが激しい。人と会ってもすぐに名前が出てこず、今朝食べた朝食も分からないというほど。
  • 名前は「豪」という候補もあったが、祖母に反対されたため「太一」になったらしい。
  • 野球部に所属していた時に副キャプテンを務めたが補欠だった。

概説

  • 文田は中学生時代まで野球をやっており、東海大学付属相模高等学校入学後も野球を続けるつもりで野球部を見学したが、自分たちとの実力の差を感じ、野球をあきらめて囲碁将棋部に入部した。根建は『漫画「月下の棋士」を読んで憧れた』ことが入部のきっかけだったという。その後、文田は高校在学中に出場した将棋大会で優勝したことがある[1]。高校卒業後は二人とも東海大学に進学。
  • コンビ仲がよく、根建は文田たちの家によく遊びに行き、「家賃を払え」とまで言われている。またよしもとオンラインAGE AGE LIVEなどで、2人でカラオケやコンパに行ったり、ドライブや買い物をしたりなどもしていると述べている。移動で新幹線で隣同士でも気にならないという。2人が23歳の時、根建が初めて参加したコンパで急性アルコール中毒になり救急車で運ばれているときには、文田がずっと根建の手を握っていた(ちなみにそのとき根建は文田を救急隊の人と間違え「親にだけは言わないでください!」とずっと言っていた(2009年9月14日配信 シチサンLIVE)。これら仲の良さゆえに、芸人内からは「ホモ将棋」といわれることもある。
  • 共に身長が185cmあり、吉本興業きっての長身コンビである。囲碁将棋の後に漫才をやる芸人が「マイク高い」とつぶやいたこともある。身長を聞かれた際に「185cmをやらせてもらってます。」と答えるのがお約束になっている。しかし実際には文田のほうがやや大きい。NSC時代は体重もほぼ一緒(75kg)だったが、今では文田が5kg増えて逆に根建は5kg減ったらしい。
  • 文田はM-1グランプリ2010で準決勝で敗退した時に、それ以前に敗退していた仲間たちのエントリー番号の札をスーツの内側に貼っていたものを真栄田賢スリムクラブ)に託した。その時真栄田は「お前たちはおれを取り返しにくるんだろ(敗者復活から勝ち上がってくるんだろ)」風な事を言ったが、かすれ声でよく聞き取れなかったらしい(2010年12月26日よしもとオンラインより)。
  • 先輩芸人からコンビ名を「囲碁将棋チェス」と間違えられることがあるらしい。
  • 2011年4月27日、吉本興業の『あなたの街に“住みます”プロジェクト』にて、神奈川県に住みます芸人に任命された。
  • ネタ中に噛んでしまった時には、自身の頬を叩くことがあり「連帯責任」としてもう一人も自身の頬を叩く。
  • 以前は二人ともTシャツにズボンというラフな格好でネタをやっていたが、最近は根建が白いYシャツにクリーム色のスーツを着るようになった。文田は特に決まった衣装はないが、稀にスーツを着ることがある。

ネタ

  • 主に漫才。ネタ中にコントに入ることはあまりなく、正統派しゃべくり漫才である。コントに関しては「演技力がないためできない」との理由でやっていない[2]。根建は神保町花月において、舞台演出に「呼んでごめん」と言われたことがある。ただ、全くコントのある漫才をやっていないというわけでもなく、たまにコントを織り交ぜた漫才も披露する。
  • 基本は根建がツッコミだが、根建自身もネタ中にそこそこの割合でボケることがあるためスタイルとしてはWボケに近い。
  • 自分たちの漫才を「文化系」と自評している一方で、他からもそのように評されたこともある。
  • ショートネタ代表作として根建の「トランポリン」があり、一時期メディア露出時の中心ネタであり、このネタであらびき団に出演したこともある。しかし、漫才での露出が増えた2009年現在ではほぼ行っていない。
  • デビューしたばかりの頃にツカミの決めポーズとして、二人で将棋の駒を指す仕草をして「テンション上げて!」と言っていた。
  • 芸人間からのネタの評価は高く、以下のようなエピソードがある。
  • 2008年のM-1グランプリでは初の準決勝進出。敗者復活戦にも出場。翌2009年も準決勝まで進出。最後の2010年でも準決勝進出。敗者復活戦にも参加したが、この年の敗者復活戦の出番順は「予選での成績が悪かった順(準々決勝敗退者→準決勝敗退者)」であり、囲碁将棋の出番は最後から2番目(予選10位)という前年度優勝者かつ敗者復活勝者であったパンクブーブーに次ぐ好成績であった。
  • THE MANZAIでは認定漫才師50組に選ばれ、本戦サーキットにて上位15組に入り決勝大会出場が決定。大会ではトップバッターを務めた。
  • 翌2012年度大会にも出場し認定漫才師に選ばれる。本戦サーキットでは一度ベスト3に入る好成績をあげるも、結果は14位となりワイルドカード決定戦に進出することとなった。
  • ネタではこれといった台本を用いず、ネタ帳にはタイトルだけが書いてある。内容を忘れてしまったネタは「賞味期限が過ぎた」として削除している。

単独ライブ

  • 2008年07月22日 『ステゴマワライスキー』@新宿シアターブラッツ
  • 2009年02月07日 『先手ふみた後手ねだて』@新宿シアターブラッツ
  • 2009年08月01日 『ALL SAMMER LONG』@新宿シアターブラッツ
  • 2010年03月01日 『劇空間ホール』@北沢タウンホール
  • 2010年08月12日 『想い出リボン』@よしもとプリンスシアター
  • 2011年03月30日 『喜』@よしもとプリンスシアター
  • 2011年09月10日 『湘南September』@よしもとプリンスシアター
  • 2011年10月16日 『湘南オクトーバー』@伊勢原市民文化会館小ホール
  • 2012年02月05日 『2・五・歩』@ヤクルトホール
  • 2012年07月28日 『スプリング・コンサート』@ヤクルトホール
  • 2013年02月16日 『海のミルク、山のキャビア、森のバター』@シアターD
  • 2014年01月17日 『55』@ルミネtheよしもと
  • 2014年08月02日 『最幸』@ルミネtheよしもと
  • 2015年10月12日 『働きマン』@ルミネtheよしもと

出演

ラジオ

DVD

  • 「ルミネtheよしもと 業界イチの青田買い2008夏」(2008年)

脚注

  1. ^ 参考:2008年12月22日付サンケイスポーツ芸能面『次は任せなさい お笑いニューヒーロー』
  2. ^ 2009年3月1日配信 よしもとオンライン

外部リンク