ポーランド通信社
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略称 | PAP |
---|---|
本社所在地 |
ポーランド ワルシャワ |
設立 | 1918年 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 通信社 |
外部リンク | http://www.pap.pl/ |
ポーランド通信社(Polska Agencja Prasowa S.A.、略称: PAP)は、ポーランドの通信社。
概要
ポーランド唯一の国営報道機関。 国内外の政治・経済・社会・文化などについてのニュースおよび写真を提供している。
沿革
- 1918年:10月31日、ポーランド人記者数名がクラクフとリヴィウにあったオーストリア通信社の事務所を引き継ぎ、ポーランド電報通信社(Polska Agencja Telegraficzna、PAT)を設立。
- 1924年:PATが国営化。始めは電報での情報配信のみだったが、1928年からはニュース映像による情報の提供も開始した。
- 1939年:9月17日、ドイツ軍及びソ連軍のポーランド侵攻を受け、政府(ポーランド亡命政府)とともにポーランドを脱しパリで事業を再開。
- 1940年:PAT、拠点をロンドンに移す。
- 1944年:3月10日、ソ連で結成された親ソビエトのポーランド人組織「ポーランド愛国者同盟」が、ポーランド通信局「ポルプレス」(PAP Polpress)の設立をモスクワで発表。
- 1945年:ポルプレスが国営企業となり、ポーランド通信社(PAP)が発足。共産主義政権下の国営報道機関として、プロパガンダ的情報の発信を担う。
- 1991年:ポーランドの民主化に伴い、ポーランド通信社(PAP)はロンドンに亡命していたポーランド電報通信社(PAT)と合併。また、1951年設立の中央写真局もPAPに吸収合併された。
- 1993年:衛星通信局を開設。
- 1994年:コンピューターによる記事編集作業を開始。
- 1995年:インターネット上での情報配信サービス提供開始。
- 1997年:ポーランドでは初となる、紙媒体を用いずインターネット上のみでの日刊紙の提供を開始。
- 2005年:科学技術印刷所(DNT)を吸収合併。
- 2010年:6月14日、新たに取締役を選任。[1]
脚注
- ^ “Rada Nadzorcza PAP SA wybrała nowy zarząd (komunikat)”. Wirtualna Polska (2010年6月14日). 2011年5月1日閲覧。