コンテンツにスキップ

ハルモニア この愛の涯て

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハルモニア この愛の涯て
ジャンル テレビドラマ
原作 篠田節子
出演者 堂本光一
中谷美紀
製作
制作 日本テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1998年7月11日 - 9月12日
放送時間土曜日21:00 - 21:54
放送枠土曜ドラマ (日本テレビ)
放送分54分
回数9
テンプレートを表示

ハルモニア この愛の涯て』(ハルモニア このあいのはて)は、1998年7月11日から9月12日日本テレビ系で放送されたテレビドラマ。全9回。

概要

[編集]

原作は『女たちのジハード』で直木賞を受賞した篠田節子の小説『ハルモニア』。原作よりも主人公の年齢が下げられている[1]

1999年12月22日に全5巻でVHS化されているが、DVDやBD化はされていない。

あらすじ

[編集]

音楽大学チェロを専攻する東野秀行(堂本光一)は早くに両親を亡くし、心臓に重い病を抱える弟・健二(大坂俊介)との2人暮らし。生活の面倒は、両親の古い友人であり、また交際している保子(矢田亜希子)の父である大学教授の山岡(伊武雅刀)に見てもらっている。

ある日、弟の高校受験を前に何かアルバイトをしたいと、山岡に申し出た秀行はリゾート施設「泉の里」でのチェロ講師を紹介される。しかし、リゾート施設とされたその場所は、実際は社会から隔離・閉鎖された重い精神病患者のための施設だった。担当の深谷(手塚理美)に案内され、秀行がチェロを教える事になったのは「ウエルニッケ不全症候群」という言葉を理解できない病に冒された女性、由希(中谷美紀)だった。

由希にチェロを教えるにつれ、秀行の周囲では不可解な事故が多発する。それらは由希が引き起こしていた。

キャスト

[編集]

ほか

スタッフ

[編集]

受賞歴

[編集]

サブタイトル

[編集]

参照宇宙船YB 1999, p. 100

各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1話 7月11日 愛のチェロレッスン・その時彼女の心に奇跡が起こった 小原信治 堤幸彦 15.2%
第2話 7月18日 君は機械なんかじゃない!深まる愛は恐怖の力を生んだ… 13.0%
第3話 7月25日 由希が感情を取り戻した!彼女の心の言葉を聞いて下さい 久松真一 倉田貴也 14.9%
第4話 8月1日 乗り移った天才 君の心はどこにある?7年前の秘密とは… 13.9%
第5話 8月8日 心の叫びと命がけのレッスン・その時恐怖の力は彼を襲う 小原信治 堤幸彦 11.6%
第6話 8月15日 禁じられても君に逢いたい 12.6%
第7話 8月29日 誘拐・君が僕を呼んだ 久松真一 13.9%
第8話 9月5日 君が生きるために君を殺す 小原信治 倉田貴也 12.9%
最終話 9月12日 最終楽章 そして君は海へ 堤幸彦 16.2%
平均視聴率 13.8%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

脚注

[編集]
  1. ^ 宇宙船YB 1999, p. 100.

参考文献

[編集]

外部リンク

[編集]
日本テレビ 土曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
LOVE&PEACE
(1998.4.18-1998.7.4)
ハルモニア この愛の涯て
(1998.7.11-1998.9.12)