サミー・ナセリ

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サミー・ナセリ
Samy Naceri
Samy Naceri
2000年 カンヌ映画祭
本名 Saïd Naceri
生年月日 (1961-07-02) 1961年7月2日(62歳)
出生地 パリ4区
国籍 フランスの旗 フランス
職業 俳優
配偶者 マリー・ギヤール (Marie Guillard)(1995~1998)
主な作品
TAXi』シリーズ
 
受賞
カンヌ国際映画祭
男優賞
2006年デイズ・オブ・グローリー
その他の賞
ロカルノ国際映画祭
最優秀男優賞

1995年ライ
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サミー・ナセリ(Samy Naceri、1961年7月2日 - )はフランス俳優。出生時の名前はサイード・ナセリ (Saïd Naceri)。父親は西アルジェリアからの移民、母親はノルマンディー出身。

経歴[編集]

パリ4区で、アルジェリアカビール系の父とノルマンディー出身の母との間で生まれる。6人兄弟姉妹の中で、3歳上の兄に脚本家のビビ・ナセリ (fr) がいる。4区界隈のサン=マルタン通り(サン=マルタン街)や、郊外(バンリュー)のフォントネー=スー=ボワで育つ。16歳で学校をやめて工事現場で働き始める。しかし、両親の離婚をきっかけに生活は荒み22歳で刑務所に入っている。その後、俳優演劇学校で演技を学んだあと、1994年にリュック・ベッソンの『レオン』に端役で出演し、ベッソンの目にとまることになる。1995年には、トマ・ジル監督の『Rai』に出演。

1997年、リュック・ベッソン製作の痛快カーアクション『TAXi』の主役に抜擢されスピード狂のタクシー運転手を演じ、一躍トップスターになった。この作品でセザール賞有望若手男優賞にノミネート。以降、続編である『TAXi②』(2000年)、『TAXi③』(2003年)、『TAXi④』(2007年)にも出演している。1998年の『Un pur moment de rock'n roll』、1999年の『La-bas, mon pays』、クロード・ルルーシュ監督の『Une pour toutes』などに出演。

2002年には、ハード・アクション『スズメバチ』、イザベル・アジャーニと共演した『愛のはじまり』、兄弟のビビ・ナセリが脚本をつとめた『La Mentale』などに出演した。

日本では『Taxi』シリーズの破天荒なイメージが定着しているが、2006年のカンヌ国際映画祭では男優賞を受賞している実力派である。

私生活[編集]

1995年に女優のマリー・ギヤール (Marie Guillard) と結婚。同年に息子が誕生したが、1998年に離婚した。

その後の2000年代以降プライベートで悪行が目立つ。2005年4月にはコカイン所持で逮捕された。それ以外にも、暴行事件[1] [2][3]、飲酒運転、スピード違反、警察官への侮辱罪[4]などで有罪判決を受けたことがある。

TAXI NY』には彼が出演する予定だったが、スピード違反で捕まり、クイーン・ラティファが出演することになった。

2009年1月には、元交際相手ら数人とバーで口論となり、彼女らから電話で助けを求められてバーを訪れた男性をナイフで刺したことにより逮捕された。

主な出演作[編集]

公開年 邦題
原題
役名 備考
1994 レオン
Léon: The Professional
スワット隊員
1997 TAXi
Taxi
ダニエル・モラレス
2000 TAXi②
Taxi 2
ダニエル・モラレス
2001 プセの冒険 真紅の魔法靴
Le petit poucet
2002 スズメバチ
Nid de guêpes
ナセール
ザ・コード
La mentale
ヤニス
愛のはじまり
La Repentie
カリム
2003 TAXi③
TAXI 3
ダニエル・モラレス
2006 デイズ・オブ・グローリー
Indigènes
ヤシール カンヌ国際映画祭 男優賞 受賞
2007 TAXi④
Taxi 4
ダニエル・モラレス

参照[編集]

外部リンク[編集]