サッカー南アフリカ共和国代表
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国または地域 | 南アフリカ共和国 | |||
協会 | 南アフリカ共和国サッカー協会 | |||
FIFAコード | RSA | |||
愛称 | Bafana Bafana | |||
監督 | ウーゴ・ブロース | |||
最多出場選手 | アーロン・モコエナ(107試合) | |||
最多得点選手 | ベネディクト・マッカーシー(31得点) | |||
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初の国際試合 | ||||
南アフリカ共和国 2–1 アイルランド (ベルファスト, 1924年9月24日) | ||||
最大差勝利試合 | ||||
南アフリカ共和国 8–0 オーストラリア (アデレード, 1955年9月17日) | ||||
最大差敗戦試合 | ||||
ブラジル 5–0 南アフリカ共和国 (ヨハネスブルグ, 2014年3月5日) | ||||
FIFAワールドカップ | ||||
出場回数 | 3回(初出場は1998) | |||
最高成績 | グループリーグ敗退 (1998, 2002, 2010) | |||
アフリカネイションズカップ | ||||
出場回数 | 11回 | |||
最高成績 | 優勝 (1996) | |||
サッカー南アフリカ共和国代表(サッカーみなみアフリカきょうわこくだいひょう、英語: South Africa men's national football team)は、南アフリカ共和国サッカー協会(SAFA)によって構成される、南アフリカ共和国のサッカーのナショナルチームである。
ホームスタジアムはヨハネスブルグにあるFNBスタジアムで、2010 FIFAワールドカップ決勝の会場にもなった場所である。愛称は「Bafana Bafana (バファナ・バファナ)」で、ズールー語で「少年よ、少年たれ (Boys, be boys!)」という意味[注釈 1]。
歴史
[編集]アパルトヘイト政策により、長らく国際サッカー連盟(FIFA)からの制裁を受けていたが、1991年に制裁を解かれ、国際舞台への復帰を果たすと1996年のアフリカネイションズカップで優勝、さらに1998 FIFAワールドカップに初出場し、アフリカを代表するナショナルチームとして成長を遂げた。また、2002 FIFAワールドカップにも2大会連続で出場を果たした。
自国開催となった2010 FIFAワールドカップでは、カルロス・アルベルト・パレイラを監督に招聘したが、2008年にパレイラは癌にかかった妻の介護のために辞任。後任としてジョエル・サンタナが就任した。2010年のアフリカ選手権予選では8大会ぶりの予選敗退を喫した。FIFAコンフェデレーションズカップ2009では4位に入ったが、以降は低迷して2009年10月、サンタナの解任が発表され、後任にパレイラが復帰した。
本大会は、メキシコ、ウルグアイ、フランスというグループで戦った。開幕戦となった初戦メキシコ戦では54分にシフィウェ・チャバララの大会第1号ゴールで先制するも、79分にラファエル・マルケスのゴールで追いつかれて1-1の引き分け。続く2戦目のウルグアイ戦はディエゴ・フォルランに2ゴールを決められるなど0-3と完敗。3戦目のフランス戦では20分にボンガニ・クマロ、37分にカトレゴ・ムフェラのゴールで前半を2点リード。70分にフローラン・マルダのゴールで後半に1点を返されたものの、2-1で大会初勝利を果たした。しかし、メキシコに勝点で並んだものの得失点差で及ばず、グループリーグ敗退となった。また、開催国がグループリーグで敗退したのはこれが初めてであった[注釈 2]。
成績
[編集]FIFAワールドカップ
[編集]開催国 / 年 | 成績 | 試 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 |
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1930 | 不参加 | ||||||
1934 | |||||||
1938 | |||||||
1950 | |||||||
1954 | |||||||
1958 | |||||||
1962 | |||||||
1966 | 失格[注釈 3] | ||||||
1970 | FIFAの制裁下により不参加 | ||||||
1974 | |||||||
1978 | |||||||
1982 | |||||||
1986 | |||||||
1990 | |||||||
1994 | 予選敗退 | ||||||
1998 | グループリーグ敗退 | 3 | 0 | 2 | 1 | 3 | 6 |
2002 | 3 | 1 | 1 | 1 | 5 | 5 | |
2006 | 予選敗退 | ||||||
2010[注釈 4] | グループリーグ敗退 | 3 | 1 | 1 | 1 | 3 | 5 |
2014 | 予選敗退 | ||||||
2018 | |||||||
2022 | |||||||
合計 | 出場3回 | 9 | 2 | 4 | 3 | 11 | 16 |
FIFAコンフェデレーションズカップ
[編集]アフリカネイションズカップ
[編集]開催国 / 年 | 成績 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失! |
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1957 | アパルトヘイトにより参加資格喪失 | ||||||
1959 | CAFから追放、参加不可 | ||||||
1962 | |||||||
1963 | |||||||
1965 | |||||||
1968 | |||||||
1970 | |||||||
1972 | |||||||
1974 | |||||||
1976 | |||||||
1978 | |||||||
1980 | |||||||
1982 | |||||||
1984 | |||||||
1986 | |||||||
1988 | |||||||
1990 | |||||||
1992 | |||||||
1994 | 予選敗退 | ||||||
1996 | 優勝 | 6 | 5 | 0 | 1 | 11 | 2 |
1998 | 準優勝 | 6 | 3 | 2 | 1 | 9 | 6 |
2000 | 3位 | 6 | 3 | 2 | 1 | 8 | 6 |
2002 | ベスト8 | 4 | 1 | 2 | 1 | 3 | 3 |
2004 | グループリーグ敗退 | 3 | 1 | 1 | 1 | 3 | 5 |
2006 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 5 | |
2008 | 3 | 0 | 2 | 1 | 3 | 5 | |
2010 | 予選敗退 | ||||||
2012 | |||||||
2013 | ベスト8 | 4 | 1 | 3 | 0 | 5 | 3 |
2015 | グループリーグ敗退 | 3 | 0 | 2 | 1 | 3 | 6 |
2017 | 予選敗退 | ||||||
2019 | ベスト8 | 5 | 2 | 0 | 3 | 3 | 4 |
2021 | 予選敗退 | ||||||
2023 | 3位 | 7 | 2 | 4 | 1 | 7 | 3 |
合計 | 出場11回/優勝1回 | 50 | 18 | 16 | 16 | 55 | 48 |
オリンピック
[編集]歴代監督
[編集]- ジョモ・ソノ 1998, 2002, 2003
- フィリップ・トルシエ 1998
- カルロス・ケイロス 1999-2002
- エフライム・マシャバ 2002-2004, 2014-2016
- スチュワート・バクスター 2004-2005
- カルロス・アルベルト・パレイラ 2006-2008, 2009-2010
- ジョエル・サンタナ 2008-2009
- ピツォ・モシマネ 2010-2012
- ゴードン・イグサンド 2012-2014
- スチュワート・バクスター 2017-2019
- モレフィ・ンセキ 2019-2021
- ウーゴ・ブロース 2021-
歴代選手
[編集]W杯の大会メンバー
[編集]主な代表選手
[編集]GK
- アンドレ・アレンゼ 1995-2004
- ハンス・フォンク 1997-2005
- イトゥメレング・クーン 2008-2018
- センゾ・メイワ 2005-2014
DF
- ニール・トヴェイ 1992-1997
- ルーカス・ラデベ 1992-2003
- マーク・フィッシュ 1993-2004
- アーロン・モコエナ 1999-2010
- ムブレロ・マビゼラ 2001-2008
- シボニソ・ガクサ 2005-2018
- ツェポ・マシレラ 2006-2013
- ボンガニ・クマロ 2008-2013
MF
- ドクター・クマロ 1992-2001
- ジョン・モシュー 1993-2004
- ヘルマン・ムカレレ 1994-2001
- クイントン・フォーチュン 1996-2015
- シブシソ・ズマ 1998-2008
- デルロン・バックリー 1998-2012
- マクベス・シバヤ 2001-2013
- スティーブン・ピーナール 2002-2012
- カトレゴ・ムフェラ 2005-2013
- シフィウェ・チャバララ 2006-2017
- テコ・モディセ 2007-2012
- カギソ・ディクガコイ 2007-2013
- レニールウェ・レツホロニャネ 2008-2019
- チュラニ・セレロ 2011-
- カモヘロ・モコチョ 2012-
- ボンガニ・ズング 2013-
- レボガング・フィリ 2015-
FW
- フィル・マシンガ 1992-2001
- ショーン・バートレット 1995-2005
- ベネディクト・マッカーシー 1998-2012
- シヤボンガ・ノムベテ 1999-2012
- バーナード・パーカー 2007-2015
- キーガン・ドリー 2013-
- パーシー・タウ 2015-
- ラルス・フェルトワイク 2016-
- ルーサー・シン 2017-
- レボ・モティバ 2018-
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 第9代大統領のタボ・ムベキは在任中に「代表チームの愛称としてふさわしくない」として、変更を提案したことがある。また、南ア代表元監督のジョモ・ソノは、この愛称が「意味不明」であると述べている。Mbeki wants 'Bafana' name change BBC Sports, 23 October 2007
- ^ 2022 FIFAワールドカップでは開催国のカタールが1勝もできずにグループリーグで敗退した。こちらもワールドカップ史上初である。
- ^ 予選にはオセアニア枠としてエントリーしていた(ただしOFCは未加盟)。
- ^ 2010年大会は開催国としての出場だったが、アフリカ予選が同年開催のアフリカネイションズカップの予選も兼ねていたため、予選自体には参加した。
出典
[編集]関連項目
[編集]- DStvプレミアシップ(南アフリカ共和国リーグ)
- 南アフリカ共和国のサッカー