Tokyo Loss

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Tokyo Loss
監督 田中壱征
脚本 田中壱征
出演者 大林素子
山田親太朗
中村繁之
岸田敏志
仲雅美
シェリー
原めぐみ
やや
ローバー美々
音楽 プロデューサー:岩楯公秀、有森聡美
平原誠之(オープニング)
主題歌:松本梨香「KISEKI」、theElpis「精一杯の応援ソング」
撮影 道川昭如、佐藤雄一
編集 水町直人
制作会社 flag
製作会社 LAX FILMS
配給 日本の旗 ベストブレーン
アメリカ合衆国の旗 WITHOUT A FLOCK
公開 タイ王国の旗 2018年3月30日
アメリカ合衆国の旗 2018年5月25日
ミャンマーの旗 2018年6月30日
上映時間 120分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語・英語字幕
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Tokyo Loss』(トウキョウロス)は、田中壱征の監督による日本映画。 2017年10月は、釜山国際映画祭にて、釜山市友好作品認定授与。 同年12月は、台北で開催されたアジア国際映画祭(AIFF) にてノミネート受賞 。 2018年3月30日から国外で先行公開された[1]。8つの作品から構成されるオムニバス長編映画である[1]

2023年には、Tokyo Lossに続く、映画「雨のち晴れの予定・・TokyoLoss2」の本撮影が行われた。 監督・脚本は、同じ田中壱征となる。 2024年秋、一般劇場公開予定。 出演は、松本明子モト冬樹酒井敏也大林素子奥山佳恵南部虎弾いしだ壱成丈 (俳優)岸田敏志原めぐみ大倉弘也氏神一番など。


概要[編集]

大都会東京で暮らすうちに何かを失いながらも、何かを背負いながらも、明日を必死に選んで行く人々の姿をリアルに描いた作品[1]

あらすじ[編集]

上を向いてごらん[編集]

醜い人間関係から、小学校を不登校になってしまった少年。「学校へ行く」と親には言って家を出るが、結局は公園でひとり。その公園に、一人のサラリーマンが。沖縄から出て来て3年、東京の生活に無理が重なり、自己破産寸前のサラリーマンだった。2人が見上げた東京の空には…。

東京の片隅[編集]

一向に売れない漫画家が、東京の片隅で、希望を抱いて上京した素人モデルとばったり出会う。疑問を抱え、現実の日々をこなすことに精いっぱいになってくるモデルは、わけもわかならない漫画家の意見を聞くことに。

ファイティン!![編集]

モデル事務所シンデレラの、仕事がめっきり減ってきた古株モデル。事務所にもネガティブに当たり、行き場すらない。ちょうどその時、夢に満ち溢れた20歳のノリに乗っているモデルが、福岡から上京して入所する。壮絶なモデル同志の葛藤が…。

生きている記憶[編集]

白血病と闘い、同じ病院で出会った男女。共に励ましながら、2人は次第に惹かれ合っていく。半年後、女は退院する。しかし男はもう、退院することが出来なかった。命が限られた彼は、彼女に最後の電話をする。2人の苦渋の決断は…。

笑顔の向こう側[編集]

結婚適齢期をとっくに過ぎてしまった、40代半ばの地味なOL。半同棲をしていた彼に結局はフラれ、今はひとりになり、毎晩オーガニックレストランへ。そのレストランに、一人の男性が現れる。結婚詐欺に失敗したばかりの軽い男性だった。OLは彼を捕まえようとするが、彼の笑顔の奥を悟ってしまう。

0.1%の可能性[編集]

幼い頃に交通事故で両親を亡くし、東京港区の小さな商店街で、ロック魂の祖母に育てられた男。しかし、そのロック魂を受け継ぐことなく、今はニート。ある日突然、祖母の急死の知らせが来る。立ち直れないニート。同じバイト先で気になる女性もいたが、彼女も離れてしまう。ニートは、祖母と暮らした家で、少しずつ決断をしていく。

セカンドステージ[編集]

陽子、信子、ノエルは、四日市市出身の幼馴染みで50代なかば。バブル全盛期を謳歌し、それぞれの道を歩むも、不安を抱いている。陽子の経営するバーで、3人は久しぶりに再会する。陽子の店で働くニューハーフ。愛した男のために性転換手術まで受け告白するも、思いは叶わず自殺を試みるが、陽子に救われたのであった。結局、朝まで語り合った4人に、眩しい、温かい朝日がやってきた。

絆 -KIZUNA-[編集]

給料安いのに、朝は早い!! いつも汚く、回りには自分の仕事のことを言えない建築職人の若者たち。「居場所」まで失いかけるが、親方や先輩が、若者たちの心を全力でフォローして行く。熱く喧嘩もしていくが、徐々に、「絆」が見えて来た。

岸田敏志中村繁之 出演の「TokyoLoss‥ 絆 -KIZUNA- (映画) 」は、オムニバスから外れ、映画一本化区分となる。[要説明]

キャスト[編集]

上を向いてごらん[編集]

  • 木村周平 - 具志堅貴大[2]
  • 東翔太 - 小山雄翔[2]

東京の片隅[編集]

セカンドステージ[編集]

ファイティン!![編集]

生きている記憶[編集]

笑顔の向こう側[編集]

0.1%の可能性[編集]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

  • オープニング - 「KISEKI」松本梨香[2]
  • エンディング - 「精一杯の応援ソング」THE Elpics[2]
  • 「ファイティン!!」挿入歌 - 「恋はうらはら」原めぐみ
  • 「セカンドステージ」挿入歌 - 「東京GET DOWN」原めぐみ、ややシェリー

映画祭出品・受賞[編集]

公開上映[編集]

出典・記事[編集]

  • タイ バンコク上映・田中壱征監督 オスカーアカデミー賞 VIEING公式参加 niftyニュース記事(2018年4月22日)
  • ミャンマー ヤンゴン上映 グローバルニュースアジア記事(2018年7月7日)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e そむちゃい吉田「【タイ】2018年公開予定映画「TokyoLoss」バンコク プレミアム試写会が大好評」『グローバルニュースアジア』、2018年4月22日。2022年8月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae キャスト&スタッフ”. 映画『Tokyo Loss』公式サイト (2016年). 2016年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月16日閲覧。