MOON RECORDS

ムーン・レコード
MOON RECORDS
ムーン・レコード; MOON RECORDS
親会社	ワーナーミュージック・ジャパン
設立	1982年
設立者	小杉理宇造
現況	山下達郎・竹内まりやの作品制作・発売
販売元	ソニー・ミュージックソリューションズ
ジャンル	J-POP
国	日本

ワーナーミュージック・ジャパン > MOON RECORDS

マザーエンタープライズ > MOON RECORDS

MOON RECORDS（ムーン・レコード）は、ワーナーミュージック・ジャパンの社内カンパニーにあたるレコードレーベルの一つ。現在は実質的に山下達郎・竹内まりや夫妻のプライベートレーベル。販売元はソニー・ミュージックソリューションズ^[1]。

歴史

1982年
- RVC（現：ソニー・ミュージックレーベルズアリオラジャパン）のディレクターだった小杉理宇造が総勢16名で独立。アルファレコード創立者で、当時は社長だった村井邦彦や、ヤナセ会長である梁瀬次郎の支援を受け、アルファレコードの関連会社「アルファ・ムーン株式会社」として創業。山下は役員兼・所属ミュージシャンとして、設立に深く関わっている。
1990年
- ワーナー・ミュージック・グループ傘下となり、同時に尾崎豊やHOUND DOGが所属する、マザーエンタープライズ傘下のレコード会社「マザーアンドチルドレン」と合併し、新たにGARLANDレーベルを社内に発足（THE BLUE HEARTS等が所属）、この三つのレーベル名（Moon・Mother&Children・Garland）の頭文字を取って社名をエム・エム・ジー株式会社（MMG）とする。MOON RECORDSはMMGのレーベルの一つとなる。同時にMMGはアトランティック・レコードの日本盤の発売権を獲得。
1993年
- MMGが株式会社イーストウエスト・ジャパンに社名を変更。
1997年
- ワーナー本体に外部からエグゼクティブが大挙して入ったことで株式会社イーストウエスト・ジャパンの組織が大きく変わり、山下はじめムーン・レコード設立時からの役員が解職された^[2]^{[注 1]}。
1998年
- 山下のシングル「ヘロン」より、株式会社イーストウエスト・ジャパンから親会社であるワーナーミュージック・ジャパンにMOON RECORDSの発売元が移管。
1999年
- 株式会社イーストウエスト・ジャパンから発売されていた山下達郎・竹内まりやのアルバムが、ワーナーミュージック・ジャパンより再発。
2002年
- 株式会社イーストウエスト・ジャパンがワーナーエンターテイメントジャパン（現：ワーナーブラザースジャパン）に吸収合併。
2004年
- タイム・ワーナー（現：ワーナー・ブラザース・ディスカバリー）が音楽部門を分離・売却。それに伴い、ワーナーエンターテイメントジャパンも音楽ソフト部門を株式会社ワーナーミュージック・ジャパンとして分離。MOON RECORDSは山下達郎と竹内まりや作品のプライベート・レーベルとして存続。

所属アーティスト

ディスコグラフィー

アルバム

(MOON-25000)
規格品番	アーティスト	タイトル	発売日
25001
25002
25003	山下達郎	ON THE STREET CORNER 1 ('86 VERSION)	1986年10月25日 (1986-10-25)
25004	山下達郎	ON THE STREET CORNER 2	1986年12月10日 (1986-12-10)

(MOON-28000)
規格品番	アーティスト	タイトル	発売日
28001	松下誠	First Light	1982年 (1982)
28002	松下誠	The Pressures and The Pleasures	1982年 (1982)
28003	村田和人	また明日	1982年6月21日 (1982-06-21)
28004	芳野藤丸	Yoshino Fujimaru	1982年 (1982)
28005	PRISM	VISIONS	1982年9月5日 (1982-09-05)
28006	浜田金吾	midnight cruisin	1982年10月21日 (1982-10-21)
28007	AB'S	AB'S	1983年 (1983)
28008	山下達郎	MELODIES	1983年6月8日 (1983-06-08)
28009	松下誠	QUIET SKIES	1983年 (1983)
28010	村田和人	ひとかけらの夏	1983年6月25日 (1983-06-25)
28011	和田アキラ	OUT & ABOUT	1983年 (1983)
28012	浜田金吾	MUGSHOT	1983年8月24日 (1983-08-24)
28013	芳野藤丸	ROMANTIC GUYS	1983年 (1983)
28014	PRISM	∞/永久機関	1983年 (1983)
28015	44MAGNUM	DANGER	1983年 (1983)
28016	AB'S	AB'S-2 -倫敦粋句-	1984年 (1984)
28017
28018	竹内まりや	VARIETY	1984年4月25日 (1984-04-25)
28019	山下達郎	BIG WAVE	1984年6月20日 (1984-06-20)
28020	村田和人	MY CREW	1984年7月10日 (1984-07-10)
28021	44MAGNUM	Street Rock'n Roller	1984年 (1984)
28022	石田裕	パセティック	1984年 (1984)
28023	オレンジシスターズ WITH ザ・ベンチャーズ	フェアウェルパーティー	1984年 (1984)
28024	八神純子	COMMUNICATION	1985年2月10日 (1985-02-10)
28025	AB'S	AB'S-3	1985年 (1985)
28026	ニコ	シャドウ	1985年 (1985)
28027	PINK	PINK	1985年5月25日 (1985-05-25)
28028	44MAGNUM	actor	1985年 (1985)
28029	Piper	Lovers Logic	1985年 (1985)
28030	八神純子	純	1985年11月21日 (1985-11-21)
28031	PINK	光の子	1986年2月25日 (1986-02-25)
28032	キャディラック	CADILLAC	1986年 (1986)
28033	山下達郎	POCKET MUSIC	1986年4月23日 (1986-04-23)
28034	村田和人	Showdown	1986年6月25日 (1986-06-25)
28035	八神純子	ヤガマニア	1986年10月25日 (1986-10-25)
28036		時空(とき)の旅人 Time Stranger オリジナル・サウンドトラック <音楽編>	1986年 (1986)
28037
28038	PINK	PSYCHO-DELICIOUS	1987年1月28日 (1987-01-28)
28039
28040	萩原健一	Straight Light	1987年2月25日 (1987-02-25)
28041
28042
28043	SALON MUSIC	This Is	1988年1月25日
28044
28045
28046
28047	竹内まりや	REQUEST	1987年8月12日 (1987-08-12)
28048
28049
28050
28051
28052
28053
28054
28055	萩原健一	Shining With You	1988年5月25日 (1988-05-25)
28056
28057
28058	山下達郎	僕の中の少年	1988年10月19日 (1988-10-19)
28059
28060	SALON MUSIC	O Boy	1988年10月25日
28061
28062	Quadraphonics	Heat Me	1988年12月21日
28063
28064
28065
28066
28067
28068
28069	飯島真理	My Heart in Red	1989年5月10日 (1989-05-10)

(MOON-35000)
規格品番	アーティスト	タイトル	発売日
35001~2	PINK	CYBER	1987年10月28日 (1987-10-28)

(MOON-63000)
規格品番	アーティスト	タイトル	発売日
63001~3	山下達郎	JOY–TATSURO YAMASHITA LIVE–	1989年11月10日 (1989-11-10)

過去に所属していたアーティスト

脚注

[脚注の使い方]

注釈

^ 前年、ソニー・ミュージックエンタテインメントの社長人事を巡り、営業出身の社長が就任した事から制作出身のエグゼクティブの集団退任も要因となり、一部はワーナーにも流入・移籍している。“ソニー・ミュージックエンタテインメント”. 界. 2014年7月26日閲覧。

出典

^ ^a ^b “ワーナー、CD/DVD等パッケージ商品の小売販売・流通業務をソニー・ミュージックマーケティングへ委託 musicman”. エフ・ビー・コミュニケーションズ. 2021年9月4日閲覧。
^ “【HMVインタビュー】山下達郎『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』”. HMV ONLINE (2012年9月14日). 2012年9月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月21日閲覧。

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[3] 前年、ソニー・ミュージックエンタテインメントの社長人事を巡り、営業出身の社長が就任した事から制作出身のエグゼクティブの集団退任も要因となり、一部はワーナーにも流入・移籍している。“ソニー・ミュージックエンタテインメント”. 界. 2014年7月26日閲覧。

[sonymusic-1] “ワーナー、CD/DVD等パッケージ商品の小売販売・流通業務をソニー・ミュージックマーケティングへ委託 musicman”. エフ・ビー・コミュニケーションズ. 2021年9月4日閲覧。

[HMV_Interview-2] “【HMVインタビュー】山下達郎『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』”. HMV ONLINE (2012年9月14日). 2012年9月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月21日閲覧。

[1]

[2]

[注 1]

表話編歴ワーナー・ミュージック・グループ
アトランティック・レコード・グループ	アトコ・レコードアトランティック・レコードエレクトラ・レコードフュエルド・バイ・ラーメンメイバック・ミュージック・グループロードランナー・レコード
ワーナー・レコード	アサイラム・レコードサイアー・レコードノンサッチ・レコードパーロフォンリプリーズ・レコードワーナー・レコード 143 レコード
ライノ・エンタテインメント	アトコ・レコードライノ・レコード
ワーナー・クラシックス	エラート
ワーナーミュージック・ジャパン	MOON RECORDS unBORDE ワーナーミュージック・アーティスツ（旧ワーナーミュージックエージェンシー）
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