エラート
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エラート (Erato Disques, S.A.) は、1953年から2001年まで活動したフランスのレコードレーベルである。
沿革 [編集]
1953年にフィリップ・ルーリー(Phillipe Loury)によって創設された。フランスを中心としたバロック音楽の発掘・録音に力を入れ、1960年代には同分野においてフランスを代表するレーベルに成長した。モーリス・アンドレやジャン=フランソワ・パイヤール、ジャン=ピエール・ランパルなどのフランス人音楽家に加え、スイスのミシェル・コルボ、イタリアのクラウディオ・シモーネらが本レーベルを拠点として数多くの録音を残した。
1980年にルーリーが引退すると、新経営陣との見解の相違から多くの有力指揮者がエラートを離れ、1992年にレーベルはワーナー・ミュージック・グループに売却された。ワーナー傘下時代はクラシックにとどまらず、ワールド・ミュージックを中心にリリースするサブレーベル「Detour」を運営したが、収益の悪化により、ワーナーはエラートの事業を2001年に停止した。
このレーベルのディスコグラフィとして成し遂げられたもののなかでは、ドメニコ・スカルラッティの鍵盤楽器ソナタの完全録音がもっとも有名である。これはチェンバロ奏者スコット・ロスによる演奏で、CD34枚セットとして1988年に発売された。
おもな録音 [編集]
- ジャン=フランソワ・パイヤールによるバッハ「ブランデンブルク協奏曲」、「管弦楽組曲」(いずれも世界初CD化)
- ミシェル・コルボによるフォーレ「レクイエム」
- ジャン=ピエール・ランパルによるモーツァルト「フルート協奏曲第1番、第2番」
- ジャン・ユボーによるフォーレのピアノ作品集、室内楽作品集
- ウィリアム・クリスティやマルク・ミンコフスキによるフランス・バロック作品(リュリ、シャルパンティエ、ラモーなど)