DOWN TOWN

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DOWN TOWN(ダウン・タウン)は、シュガー・ベイブの曲。シングルが1975年4月25日1982年4月21日に発売された(EP:NAS-001, 07SH-1166)

目次

[編集] EP : NAS-001

DOWN TOWN
シュガー・ベイブシングル
収録アルバム SONGS
B面 いつも通り
リリース 1975年4月25日
規格 EP
ジャンル ロック
ポップス
時間 4分10秒
レーベル NIAGARAELEC
作詞・作曲 作詞 : 伊藤銀次
作曲 : 山下達郎
プロデュース 大瀧詠一
シュガー・ベイブ シングル 年表
- DOWN TOWN
1975年
DOWN TOWN ⁄ パレード
1982年
山下達郎 年表
- DOWN TOWN / シュガー・ベイブ
(1975年)
幸せにさよなら / ナイアガラ・トライアングル
1976年
大貫妙子 年表
- DOWN TOWN / シュガー・ベイブ
(1975年)
明日から、ドラマ
1977年

「DOWN TOWN」はアルバム『SONGS[1]からのシングルカット曲で、アルバム収録曲と同内容だが、モノラルに近い別ミックスとなっている[2]

1974年春、ロック関係の若いミュージシャンに発注した作品を、キャラメル・ママが演奏するという企画で、キングトーンズの15周年記念アルバムが計画された。当時2人で組んで何か作品を作ろうと話し合っていた山下達郎伊藤銀次は早速、キングトーンズのライヴを見に行き、10日程で3曲を書き上げた[3]

山下と伊藤がコンビを組むきっかけについて山下は「もともと、僕が初めて福生に行ったそのときに銀次がいてね。その頃は丁度“ごまのはえ”で上京して福生にいたから。銀次もとても知的な男なので、当時は大滝さんのお茶の友っていうかね。それ以来、いつも朝まで雑学の応酬。そうやってダベってた時に出た話が、向こうはなんでチームで作品を作るんだろうと。向こうのポップスの作家はみな複数で仕事をしてる。一人きりより共作の方が可能性が広がるからいいんだろうっていう話で。そこから銀次と何か作ってみようということになった。ただ、僕らは職業作家みたいに、テープ渡してお願いねっていうんじゃなくて、いつも顔つき合わせて作ってたんです。それは本当の意味でのコラボレーションだった」[4]という。

この曲の制作過程について伊藤は「お互いに曲を持ち寄ってやろうってことで。お互いに宿題として作ってくることにしてテイク・ワンの事務所に集まって曲を作ろう、と。それで持って来たら達郎が何も出来てないんです。僕は“ダウンタウンへくり出そう”そこしか出来てなかったんですね。達郎に相談して『これテーマ良いのないかな』って言ったら、『こういうのが良いんじゃないか』っていうんで出来たんです。結局、そのキングトーンズ15周年のレコードの企画がなくなっちゃったんです。それでいよいよシュガー・ベイブがナイアガラ・レーベルからレコーディングに入るという話が決まって、達郎が『ダウン・タウン』すごく気に入ってね。『これやりたいんだけど、いいかな』って、『いいんじゃない?』って感じでレコーディングされたわけです」[5]と答えている。

歌詞について伊藤は「曲の詞らしい詞を初めて書いた曲。つまりGSとか、そういうのを逸脱して、やっとなんか日本のポップスを始めようと書いた詞ではないかと思います。この頃から、僕は変わってないんだなという気がします」[5]とし、「七色のたそがれ」と「シャボン玉」というモチーフはロス・プリモスラブユー東京[6]から取られたという[3]

しかし、実際に曲を書いて持っていったのは彼らだけで、企画自体が立ち消えになってしまったため[7]、始まったばかりの『SONGS』[1]のレコーディング曲リストに加えられた[3]

この曲のリズムパターンについて、アイズレー・ブラザーズThe Isley Brothers)「If you were There」からの影響は以前から指摘されてきたが、『SONGS』30周年記念盤[8]収録のオリジナル・カラオケを聴いた村松邦男によれば「この曲はクラヴィネットが重要なポイントになっているんだけど、クラヴィの音質と、僕のストラトキャスターの音質の周波数特性が、すごくよく似ているんですよ。互いにリズムをフォローしあっていて、しかも音が似ているから、あの独特の気持ちいいリズム・ニュアンスを生んでいるということに今回初めて気が付いたんです」[9]と答えている。

後に山下のライヴ・アルバム『JOY[10]にライヴ・ヴァージョンが収録された。また、この曲を最初にレコーディングするはずだったキングトーンズも、結成35周年記念アルバム『SOUL MATES』[11]にて、村松の編曲でこの曲を取り上げている。

「いつも通り」もアルバム『SONGS』[1]からシングル・カットされた大貫妙子の楽曲で、アルバム収録のものと同内容[2]。山下によればバンドのメンバーがようやく固定し、そろそろライブハウスなどの仕事がコンスタントに入り始めた頃、シリータ・ライトSyreeta Wright)に影響を受けて書かれたという[3]

この曲は『SONGS』[1]のオリジナル・マスターでのCD化にあわせて行われた『山下達郎 Sings SUGAR BABE』[12]に大貫がゲスト出演した際に歌われ、ライブ・アルバム『LIVE'93 Shooting Star in the Blue Sky』[13]にボーナス・トラックとして収録された。

ジャケット裏面には両曲の歌詞のほか、「DOWN TOWN」の楽譜が掲載されている。

[編集] 収録曲

[編集] SIDE A

  1. DOWN TOWN (4:10)
    Words by 伊藤銀次, Music by 山下達郎

[編集] SIDE B

  1. いつも通り (3:34)
    Words & Music by 大貫妙子


[編集] EP : 07SH-1166

DOWN TOWN
シュガー・ベイブシングル
収録アルバム SONGS
B面 パレード / 山下達郎
リリース 1982年4月21日
規格 EP
ジャンル ロック
ポップス
時間 4分12秒
レーベル NIAGARACBS/SONY
作詞・作曲 作詞 : 伊藤銀次
作曲 : 山下達郎
プロデュース 大瀧詠一
シュガー・ベイブ シングル 年表
DOWN TOWN
1975年
DOWN TOWN ⁄ パレード
1982年
山下達郎 年表
MY SUGAR BABE
1981年
DOWN TOWN ⁄ パレード
(1982年)
あまく危険な香り
(1982年)

1982年、“NIAGARA FOREVER GREEN SERIES”第一弾としてアルバムからのリマスタリング、グリーン・レーベル仕様で再リリースされた。また、カップリング曲は前回の「いつも通り」から、ナイアガラ・トライアングル(大滝詠一、山下達郎、伊藤銀次)のオムニバス・アルバム『NIAGARA TRIANGLE Vol.1[14]収録の「パレード」に差し替えられたが、エンディングのアヴァンギャルドな“お祭りSE”がカットされている。

ジャケットは、池袋シアター・グリーン[15]でのライブ・フォトを使用したデザイン。また、セカンド・プレスからはソニー期にリリースされた他のナイアガラ・レコード作品に倣って、イエロー・レーベルに変更された。

[編集] 収録曲

[編集] SIDE A

  1. DOWN TOWN / SUGAR BABE (4:12)  SB-1
    Words by 伊藤銀次, Music by 山下達郎

[編集] SIDE B

  1. パレード / 山下達郎 (4:11)  YT-2
    Words & Music by 山下達郎


[編集] CDS : MSCD-39 (NOT FOR SALE)

『SONGS』[1]のオリジナル・マスターでのCD化の際、700枚限定で制作された12センチ・プロモーションCD。ジャケットにはエレック盤で使われたのと同じイラストがレイアウトされ、シリアル・ナンバーが入っている。ホワイト・レーベル仕様で、カップリングには「雨は手のひらにいっぱい」が収録された。

[編集] 収録曲

  1. DOWN TOWN  SB-1
    Words by 伊藤銀次, Music & Arranged by 山下達郎
  2. 雨は手のひらにいっぱい  SB-2
    Words, Music & Arranged by 山下達郎

[編集] カヴァー一覧

[編集] DOWN TOWN

アーティスト 収録作品(初出のみ) 発売日 生産番号
EPO DOWN TOWN[16] 1980年2月5日 EP:RVS-559
桑名晴子 MoonLight Island[17] 1982年11月25日 LP:JAL-30
2004年4月1日 CD:TKCA-72668[18]
ザ・キングトーンズ SOUL MATES 1995年4月21日 CD:SRCL-3201
Springs DOWN TOWN 2003年1月22日 CDS:TOCT-4488
村上“ポンタ”秀一 MY PLEASURE〜FEATURING GREATEST MUSICIANS〜[19] 2003年12月3日 CD:VICL-61240
MJR Trio JAZZで奏でる山下達郎作品集 2004年12月22日 CD:MECA-2027
Les TREFLES Fine,Fine,Fine 2006年 CD:MNRC-04
土岐麻子 WEEKEND SHUFFLE 2006年12月6日 CD:LDCD-50031
soma Essence of life “smile” 2007年7月25日 CD:TGO-004
SOUL SOURCE PRODUCTION THE STANDARD 2007年9月19日 CD:UPCH-20046
Luxis 女神のほほえみ/DOWN TOWN 2008年5月21日 CDS:YICD-70048
つじあやの COVER GIRL 2 2008年9月24日 CD:VIZL-305
YMCK & DE DE MOUSE DOWN TOWN 2008年9月24日 CD:AVCD-23644
荻野目洋子 Songs & Voice 2009年11月25日 CD:VICL-63508
坂本真綾 DOWN TOWN/やさしさに包まれたなら 2010年10月20日 CDS+DVD:VTZL-16【初回限定盤】
CDS:VTCL-35092【通常盤】
DE DE MOUSE[20] Happy Holidays! 〜CITY POPS COVERS〜 2011年12月14日 CD:AQCD-50628

[編集] いつも通り

[編集] 脚注

  1. ^ a b c d e 1975年3月25日発売 NIAGARA ⁄ ELEC LP:NAL-0001
  2. ^ a b 大瀧詠一著 白夜書房版『All About Niagara』(白夜書房)110~140ページ I “NIAGARA Discography〜45シングルDiscography”、2001年3月21日発行
  3. ^ a b c dSONGS』(1994年4月10日発売 NIAGARA ⁄ eastwest japan CD:AMCM-4188) 曲目解説
  4. ^ 『レコード・コレクターズ』2006 Vol.25, No.1(ミュージック・マガジン)42~47ページ “インタヴュー山下達郎〜非常にパンクな音をしてるんですよ”(聞き手=湯浅学)、2006年1月1日発行
  5. ^ a bミュージック・ステディ』1983 8月号 No.7(ステディ出版)115~146ページ、1983年8月20日発行
  6. ^ 1966年4月1日発売 CROWN EP:CW-460
  7. ^ 後にCD化されたTHE KINGTONES AND MARIE『RESURRECT』(2003年3月31日発売 VIVID SOUND CD:VSCD-3801)収載の“内田正人、成田邦彦(キングトーンズ・オリジナル・メンバー)インタヴュー”によれば、「あの時はね、当時僕らが所属していた小澤音楽事務所に譜面が届いたらしいけど、何かの事情で、結局僕らの手元までは来なかったよ」という。
  8. ^ 2005年12月7日発売 NIAGARA ⁄ Sony Music Records CD:SRCL-5003
  9. ^ 『THE DIG』No.43(シンコーミュージック・エンタテイメント)16~48ページ、2006年1月17日発行
  10. ^ 1989年11月1日発売 MOON ⁄ ALFA MOON 2CD:50MX-95/6
  11. ^ 1995年4月21日発売 SONY RECORDS CD:SRCL-3201
  12. ^ 1994年4月26日5月2日中野サンプラザホール
  13. ^ 1996年6月26日発売 EASTWORLD ⁄ TOSHIBA- EMI CD:TOCT-9457
  14. ^ 1976年3月25日発売 NIAGARACOLUMBIA LP:LQ-7001-E
  15. ^ 1974年6月26日
  16. ^ シュガー・ベイブのファンだったEPOは、当時同じレコード会社に所属していた山下達郎に直接、カヴァーの交渉をしたという。
  17. ^ 英訳された歌詞で歌われている。
  18. ^ LP収録の10曲に初CD化3曲をボーナス・トラックとして追加収録、全曲デジタル・リマスタリングによる再発。
  19. ^ 村上“ポンタ”秀一 feat.Tina
  20. ^ Vocal:一十三十一
  21. ^ ゲストのEPOと、歌詞の“土曜日”を番組の放送日にあわせ“月曜日”に替えて歌われた。
  22. ^ NHKアーカイブス保存番組検索結果詳細
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