GLAMOROUS JUMP
『GLAMOROUS JUMP』 | ||||
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吉川晃司 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1987年8月 - 11月 FARM STUDIO SOUND CITY STUDIO STUDIO TAKE ONE | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | SMSレコード | |||
プロデュース |
木崎賢治 川面博 梅鉢康弘 | |||
チャート最高順位 | ||||
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吉川晃司 アルバム 年表 | ||||
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『GLAMOROUS JUMP』収録のシングル | ||||
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『GLAMOROUS JUMP』(グラマラス・ジャンプ)は、吉川晃司の6枚目のスタジオ・アルバム。1987年11月21日にSMSレコード(現・バンダイナムコアーツ)よりリリースされた。
解説
前作『A-LA-BA・LA-M-BA』に続いて、1曲を除いた楽曲の作詞・作曲を吉川が、編曲を清水信之が手掛け、ゲストミュージシャンとして翌年に吉川と共にロックユニット「COMPLEX」を結成する布袋寅泰をはじめ、親友である岡村靖幸も前作に続き参加している。
本作がSMSレコード在籍時の最後のアルバムとなった。
音楽性
2曲目の「HOT LIPS」は、当初シングルリリースの予定があり、プロモーション盤まで制作されたが急遽発売中止となった。発売当時の雑誌『明星』1988年1月号誌面インタビューで「このアルバムは全曲に自信があるからシングルを切りたくない」との発言を残している。
6曲目の「GLAMOROUS JUMP」の作曲者である『W.GUY』とは、吉川と布袋の共作のペンネーム。歌詞中の「とどかない世界へ飛び出せ 夢のつづき 2人ならつかめるさ」という一説が後の「COMPLEX」結成への宣言であるとの説がある。
7曲目の「HONEY PIE」は、吉川にとって初の忌野清志郎からの提供曲。忌野もRCサクセションのアルバム『MARVY』(1988年)においてセルフカバーしている。アルバム制作時は、既に吉川の所属事務所である渡辺プロダクションから独立することが決まっていたため、吉川曰く「結構辛いアルバム」「煮詰まりまくってもうダメって感じだった」と答えているほどの状態で[1]、自身として暗い曲ばかり書いてしまったと思ったそうである。それに対し、清志郎が提供してくれた曲は「自分が作った曲に反して凄く明るい曲だった」と語っている[1]。
リリース履歴
No. | 日付 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 最高順位 | 備考 |
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1 | 1987年11月21日 | SMSレコード | LP CT CD |
SM28-5438 CM28-5438 MD32-5438 |
5位 | |
2 | 1998年6月10日 | ポリドール | CD | POCH-1705 | - | |
3 | 2007年3月14日 | ユニバーサルミュージック | CD | UPCY-6342 | - | 紙ジャケット仕様 |
4 | 2014年4月23日 | ワーナーミュージック・ジャパン | SHM-CD | WPCL-11809 | - | 2014年24bitデジタルリマスタリング |
収録曲
全作詞・作曲: 吉川晃司(注記を除く)、全編曲: 清水信之。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「踊れよRain」 | |
2. | 「HOT LIPS」 | |
3. | 「JUST A LIFE」 | |
4. | 「BIRTHDAY SYMPHONY」 | |
5. | 「Little Darlin'」 |
# | タイトル | 時間 |
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6. | 「GLAMOROUS JUMP」(作曲:W.GUY) | |
7. | 「HONEY PIE」(作詞・作曲:忌野清志郎) | |
8. | 「恋をしようぜ!!」 | |
9. | 「LAYLA」 | |
10. | 「BACK TO ZERO」 |
参加ミュージシャン
- 清水信之 - 全編曲、エレクトロニクスプログラミング、ギター、ベース、パーカッション
- 布袋寅泰 - ギター
- 佐橋佳幸 - ギター
- 青山純 - ドラムス
- 山木秀夫 - ドラムス
- 佐藤健 - コーラス
- 岡村靖幸 - コーラス
- 池畑康男 (T∀X FLEE) - コーラス
- 中川進 (T∀X FLEE) - コーラス