負の世界遺産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
負の世界遺産(負の遺産)は世界遺産の中でも人類が犯した悲惨な出来事を思い出させ、そうして悲劇が二度と起こることのないよう戒めとするために登録されたものを指す。しかし、ユネスコではそのような定義は存在せず、現在一般に言われている対象も、他の基準を満たしたことで登録されている。また、明確な定義が存在しないため、苛酷な労働を強いられた鉱山や工場の遺構など、視点を変えれば負の世界遺産とも呼べるものは多数存在する。
[編集] 負の世界遺産の例
- 原爆ドーム(広島平和記念碑)(日本)
- 核兵器の悲惨さを伝える建物。広島原爆で辛うじて残った、元広島県産業奨励館。
- アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所(ポーランド)
- ナチス・ドイツがユダヤ人を虐殺した強制収容所。
- ゴレ島(セネガル)
- 奴隷貿易の拠点となった島。
- ザンジバル島のストーン・タウン(タンザニア)
- 東アフリカの主要な奴隷交易港。
- バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群(アフガニスタン)
- 重要な巡礼地であったことから度重なる攻撃を受けた。
- ロベン島(南アフリカ共和国)
- 人種隔離政策に反対した人たちが収容された島。

