キヤリア (会社)
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キヤリア(Carrier Corporation、キャリア)は、アメリカ合衆国のエア・コンディショナーや冷凍庫の製造を行うメーカー。複合企業であるユナイテッド・テクノロジーズの一部門で世界最大の空調機器メーカーである。社名の「キヤリア」は創業者で近代エア・コンディショナーの発明者とされるウィリス・キャリアにちなんでいる。1950年代に家庭用のエア・コンディショナーで成功を収めた。それは都市部から、アメリカ南西部の人が少なかった地域に住宅地が進出する革命をおこした。
本社はコネチカット州ファミングトンにある。また、テキサス州タイラーの工場では家庭用のパッケージ・ユニットと商業用のコンデンシング・ユニット、ノースカロライナ州シャルロットの工場では付属品や付属機器を、インディアナ州インディアナポリスの工場では家庭用および商業用暖房機器とエア・ハンドルを、テネシー州コリアービルでは家庭用コンデンシング・ユニットとヒートポンプを製造している。
キヤリアは、ウィリス・キャリアによって1930年代にニュージャージー州からシラキューズに移転し、以降そこを拠点としてきた。1979年、ニューヨークの巨大メーカーであったユナイテッド・テクノロジーズに買収された。近年は工場のアジア移転や、運営組織がユナイテッド・テクノロジーズ本社のあるコネチカット州近くに移ったことにより、シラキュースでの存在感は縮小傾向にある。これはシラキュースの地域経済にとって難問となっている。
[編集] 日本における法人および合弁企業
キヤリアの日本法人は、東洋キヤリア工業株式会社(Toyo Carrier Engineering Co., Ltd)として1930年に設立された。日本で初めてエア・コンディショナーを製造し、霞ヶ関ビルや皇居などに空調施設を納めた。工事部門は1969年に新日本空調株式会社(のち三井物産傘下へ)として分離独立した。
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区港南3丁目23番17号 |
| 設立 | 2008年4月1日(東芝キヤリア、東洋キヤリア工業、東芝キヤリア空調システムズの統合) |
| 業種 | 製造業 |
| 事業内容 | 空調機器、冷凍設備などの開発設計、製造 |
| 主要株主 | 東芝(60%)、キヤリア(40%) |
1999年2月1日にキヤリアは東芝の空調部門と合弁で東芝キヤリア空調システムズ株式会社を設立し、同年4月1日、東洋キヤリア工業をその傘下に入れ東芝キヤリア株式会社(Toshiba Carrier Corporation)となった。東芝キヤリアは家庭用など小型空調設備を担当し、東洋キヤリアは大型空調設備を担当していたが、2008年4月1日に東芝キヤリア空調システムズ、東洋キヤリア工業、東芝キヤリアが統合し、東芝キヤリア空調システムズを存続会社として他の二社を吸収合併、商号を東芝キヤリア株式会社に改めた。
なお、両社とも「キ“ャ”リア」ではなく「キ“ヤ”リア」である。(キヤノン、キユーピー、シヤチハタなどと同じ)
[編集] その他
キヤリアは、ニューヨークのシラキューズ大学にあるスタジアムの命名権を購入し、キャリアドームとした。ただし、このドームに空調設備は設置されていない。

