サンベルト

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サンベルト地帯、赤色で強調。

サンベルト英語: Sunbelt)とは、アメリカ合衆国南部、ほぼ北緯37度以南の温暖な地域のこと。日照時間が長いことからこう呼ばれる。概ね以下の各州が含まれる。

この地域は元々農業が盛んであったが、近年は石油・航空機・電子などの産業が発達し、また、経済だけでなく政治的にも重要な地域になってきている。また、温暖で過ごしやすいために中南米や西欧、アフリカなどから多数の移民が訪れる。またアメリカ国内でも寒冷な地方からの移住者も多いため、人口は急増している。とりわけ、カリブ海諸国や国内からの移住が多いフロリダ州、メキシコからの移住者が多いアリゾナ州、税金が安いネバダ州、経済が好調で、自然災害の被害も比較的少ないノースカロライナ州などで社会増加が顕著となっている。

サンベルトとスノー(フロスト)ベルト[編集]

サンベルトに対して、五大湖周辺~メガロポリスボスウォッシュ)に至る都市一帯をスノーベルト、フロストベルトと呼ぶことがあり、よく対比される。とりわけ日本では近年、産業発展、人口増加が顕著なサンベルトと比較して、産業の斜陽、都市の空洞化、失業・犯罪の増加などとマイナスのイメージが持たれている。

しかし、今日では市街地再開発の進行、治安や公害規制による住環境の改善などが奏功し、またIT産業など新たな産業の育成に成功により活況を取り戻している都市も多々見受けられる。とりわけ、ボストンシカゴニューヨークではIT産業などの成熟によって、地位を回復している。古くは重工業都市として知られたピッツバーグクリーブランドシンシナティなどは都市の再開発、治安改善、住環境整備に成功を収め、文化水準が高く住みよい都市として評判を得ており、今後日本各地での老朽化した都市の再開発を迎えるにあたって、その手法は十分模範になるものである。また、インディアナポリスコロンバスなどは自動車工業の発展により、成長を続けている。そして、サンベルトに比べ貧富の格差が少なく、各都市の文化、教育水準が高く、デトロイトなど一部の都市を除いて治安も大幅に改善していることも特筆すべきである。したがって、サンベルトの「陽」のイメージに対して、必ずしも「陰」のイメージで片付けるべきではない。

関連項目[編集]