朝からみのもんた

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
朝からみのもんた
ジャンル バラエティ番組
出演者 みのもんた
林マオ
製作
制作 読売テレビ(ytv)
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2020年8月9日 - 2021年3月28日
放送時間日曜6:30 - 7:00
放送分30分
回数34
公式サイト

特記事項:
放送回数は2021年3月28日の最終回放送時点。
テンプレートを表示

朝からみのもんた』(あさからみのもんた)[注 1]は、読売テレビ(ytv)で、2020年8月9日から2021年3月28日まで毎週日曜日の6:30 - 7:00に関西ローカルで放送されていたトークバラエティ番組みのもんた冠番組でもある。

概要[編集]

みのが『秘密のケンミンSHOW』(ytv制作の全国ネット番組)の男性MCを2020年3月26日で勇退してから、およそ半年ぶりにレギュラーで出演していたテレビ番組。早朝に放送されるテレビ番組へのレギュラー出演は、一身上の事情から『みのもんたの朝ズバッ!』『みのもんたのサタデーずばッと』(いずれもTBS制作・全国ネットの生放送番組)[注 2]のMCを2013年10月で退いて以来約7年振りだが、当番組は事前に収録した内容を関西ローカル向けに放送[注 3]。ただし番組収録は東京支社のスタジオで行われていた。放送週の水曜日8:00から「MyDo!」(ytvが運営する動画配信サイト)「TVer」「GYAO!」で最新回の動画を配信していた。さらに、配信期間が終了した回については、YouTubeからも動画を配信[1]。ただし、『24時間テレビ』などでytvが日曜日の早朝に特別編成を組む場合には、放送を休止していた。

当番組では、みのと親交の深い芸能人、視聴者、制作局・ytvのアナウンサーなどから寄せられた質問を、女性のパートナーが代弁[2]。その質問に対して、みのが60年近いアナウンサー生活で培ってきた知識と経験を踏まえながら、思いのままに回答するスタイルで進行していた[1]

みのは、当番組のスタートに際して、「芸能生活60年まであと3年なので、『引退』をよく言われるのだが、自分としては『引退』ではなく『潮時』という言葉が好き。この番組に命を賭けるつもりで、自分の『潮時』を見付けたい。(ytvの本社がある)大阪は(自分にとって)『第2の心のふるさと』なので、この番組で何でも喋ることによって、(大阪を含む)関西の朝を元気にしたい」という抱負を述べていた[1]。もっとも、実際に放送されたのは8ヶ月間で、2021年3月28日放送分で終了。みのの冠番組および、みののレギュラー番組が再び姿を消すことになった。

みのは最終回の収録に際して、「77歳(満年齢は76歳)にしてレギュラー番組が全て終わることはなかなかない。(レギュラーでの出演が)最後になるかも知れない番組に自分の名前が付いていたことは、喋り手として最高に幸せな勲章だが、このような良い番組へ最後に巡り合えたことが『潮時』と感じてもいた。当番組の収録自体は楽しく、『喋り尽くした』って言えば(しゃべり)尽くしたので、終了が決まったことは(新しい人生を送るための)一つのきっかけになると思う。ただ、『潮』とは満ちるものなので、そのように感じられたら満を持して(放送の現場に)戻ってきたい」とコメント。収録では、亡妻(スタイリストとしてみのの活動を支えていた御法川靖子)の生前の写真を初めて公開している[3]

出演者[編集]

MC[編集]

パートナー[編集]

コーナー[編集]

  • もんたのおめざ
    • 番組スタッフが日本全国から取り寄せた飲食物(おめざ)を、みのとパートナーがトークの合間に試食・試飲。当番組の公式サイトでは、「おめざ」に関する情報を特設ページで紹介している。
    • 2020年10月からは、(制作局の)「読売テレビアナウンサー公認おめざ」を紹介している。過去に「おめざ」を公認したアナウンサーは、紹介順に諸國沙代子中谷しのぶ虎谷温子→諸國(2週連続)→林マオ→黒木千晶→諸國→中村秀香立田恭三→林→澤口実歩→中谷。最多は諸國の4回。

スタッフ[編集]

  • 演出:堀家寛之
  • ディレクター:岡憲一郎
  • 構成:土屋幸喜、デーブ八坂
  • TD:山口善弘
  • カメラ:平見進
  • 音声:岡賢治
  • 照明:古谷美明
  • 編集:渋谷良人
  • MA:古庄陽
  • 音効:村木綾
  • 美術:山本真平
  • アートコーディネーター:内藤佳奈子
  • 装飾:藤生由紀
  • タイトルロゴ:仲里カズヒロ
  • メイク:山城婦加枝
  • 撮影協力:Brandze
  • スタッフ協力:ブロードマックス、フジアール
  • 宣伝:吉井智也
  • デスク:野月智恵
  • 制作スタッフ:青山裕哉、渡利綸平、森谷優也
  • 制作協力:NexTry
  • プロデューサー:田渕草人、荒巻由希子
  • チーフプロデューサー:柿本幸一、勝田恒次
  • 制作著作:読売テレビ

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 放送週によっては、テレビ番組表の字数制限(1行あたり最大9字)との兼ね合いで「朝みの」という略称が番組表に掲載されることや、当日の放送概要を記した短文(「みのもんたが~」)が番組のタイトル扱いでEPGに表示されることがあった。
  2. ^ ytvの放送対象地域である近畿広域圏では、いずれも毎日放送で同時ネット。
  3. ^ 本編の放送中には、時刻の字幕を画面の右上へ常時出しているほか、放送日における関西地方各地の天気概況・予想最高気温・降水確率をループ方式で表示。

出典[編集]

関連項目[編集]

  • みのもんたの“さしのみ” - 日本テレビの制作で毎週月曜日の夜間に放送されていたみのの冠番組。当番組と同じく、みのとゲスト(パートナー)による1対1のトークを中心に構成されていた。ytvでも同時ネットで放送。
  • 秘密のケンミンSHOW - みののMC勇退を機に、田中裕二爆笑問題)を後任の男性MCへ迎えるとともに、『秘密のケンミンSHOW 極』と改題。当番組の2020年9月27日放送分では、女性MCとしてみのとコンビを組んでいた久本雅美(『極』でも続投)からの質問が紹介されている(参考)。
  • はなまるマーケット - TBS系列における『みのもんたの朝ズバッ!』→『朝ズバッ!』放送期間中の後枠番組で、「はなまるカフェ」(ゲストコーナー)に迎えるゲストの好きな飲食物を「今朝のおめざ」として紹介していた。

外部リンク[編集]

読売テレビ 日曜6:30 - 7:00枠
前番組 番組名 次番組
東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…
【日曜0:58 - 1:28(土曜深夜)に移動】
朝からみのもんた
(2020.8.9 - 2021.3.28)
東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…
【日曜日での放送を再開】