懐かしのラヴァー・ボーイ

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懐かしのラヴァー・ボーイ
クイーン楽曲
収録アルバム華麗なるレース
英語名Good Old-Fashioned Lover Boy
リリース
  • イギリスの旗 1976年12月18日
  • 日本の旗 1977年1月9日
録音1976年
ジャンル
時間2分54秒
レーベル
作詞者フレディ・マーキュリー
作曲者フレディ・マーキュリー
プロデュース
その他収録アルバム
華麗なるレース 収録曲
ホワイト・マン
(B-2)
懐かしのラヴァー・ボーイ
(B-3)
さまよい
(B-4)
ミュージックビデオ
「Good Old Fashioned Lover Boy」 - YouTube

懐かしのラヴァー・ボーイ」(なつかしのラヴァー・ボーイ、英語: Good Old-Fashioned Lover Boy)は、イギリスロックバンドクイーンの楽曲。作詞・作曲はフレディ・マーキュリー。1976年に発売されたアルバム『華麗なるレース』に収録され、1977年には『Queen's First EP』にも収録された。

曲の構成[編集]

曲は、マーキュリーのピアノの弾き語りから始まり、コーラス部分に突入すると同時にベースドラムスが加わってくる。2番に入り、再びコーラス部分へと続き、2回目のコーラス終了後に、一度ギター、ベース、ドラムスがドロップアウトし、ブリッジ部分に入る。このブリッジ部分はマーキュリーとマイク・ストーン英語版のツイン・ボーカルとなっている。

ブライアン・メイによるギターソロに続いて、3番の歌詞が歌われ、コーラス部分の歌い終わりと同時に曲が終了する。

ライブやメディアでの披露[編集]

1977年7月に放送されたBBCの音楽番組『トップ・オブ・ザ・ポップス』で披露されており(一部はマイム演奏)、ストーンのパートはロジャー・テイラーが担当。この時の音源は、2011年に発売された『華麗なるレース』のリマスター盤にボーナス・トラックとして収録されている[2]

ライブでは1977年のA Day at the Races Tourで初披露され、同年から翌1978年にかけて行われたNews of the World Tourでも演奏された。「キラー・クイーン」とのメドレー形式になっており、2回目のヴァースと最後のコーラス部分が演奏されていた。

リリース[編集]

1976年に発売された5作目のオリジナル・アルバム『華麗なるレース』のB面3曲目に収録された。

1977年5月20日にEMIより、『Queen's First EP』という4曲入りEPの収録曲としてリリースされ、イギリス全英シングルチャートで最高17位を獲得した[3]日本ではこれと前後する形で、同年3月25日に発売されたシングル盤『手をとりあって』のB面としてリリースされた。

1981年に発売されたベスト・アルバムグレイテスト・ヒッツ』に収録され、2020年に日本で発売されたベスト・アルバム『グレイテスト・ヒッツ・イン・ジャパン』の収録曲を決めるファン投票では10位にランクインして収録された[4]

演奏[編集]

収録作品[編集]

メディアでの使用[編集]

2019年にNHK総合テレビジョンで「よるドラ」枠で放送されたテレビドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』の第1回のサブタイトルに使用された[5]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ Georg Purvis (24 August 2012). Queen: Complete Works. Titan Books. pp. 115. ISBN 978-1-78116-287-3. https://books.google.com/books?id=R2K_BgAAQBAJ&pg=PT115 
  2. ^ “クイーン、デジタルリマスターにはボーナスディスクにレアトラック”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2011年1月28日). https://www.barks.jp/news/?id=1000067302 2020年2月6日閲覧。 
  3. ^ good old fashioned loverboy|full Official Chart History”. Official Charts Company. 2020年2月6日閲覧。
  4. ^ “日本のクイーン・ファンが選ぶ来日記念ベスト盤『グレイテスト・ヒッツ・イン・ジャパン』収録曲とジャケ写決定。メンバーのコメントも掲載”. uDiscoverJP (ユニバーサルミュージック). (2020年1月7日). https://www.udiscovermusic.jp/news/queen-greatest-hits-in-japan-album-release 2020年2月6日閲覧。 
  5. ^ “『腐女子、うっかりゲイに告る。』クイーンの楽曲が物語の要に フレディと重なる金子大地の苦悩”. リアルサウンド 映画部 (株式会社blueprint). (2019年5月18日). https://realsound.jp/movie/2019/05/post-362530.html 2020年2月6日閲覧。 

外部リンク[編集]