天使の耳
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『天使の耳』(てんしのみみ)は、東野圭吾による日本の短編推理小説集。『交通警察の夜』という題名で1991年に実業之日本社より初刊行され、1995年に改題されて講談社文庫より発売された。
目次 |
[編集] あらすじ
全6篇からなっている。6篇とも日常起こりうる交通事故がもたらす人々の運命の急転を活写している。
[編集] 天使の耳
深夜の交差点で車同士の衝突事故が発生。一方の運転手は信号は青だったと証言。もう一方の運転手は死亡。果たしてどちらの車が信号無視をしていたのだろうか。その時、死亡した運転手の助手席に乗っていた盲目の妹が兄は事故の被害者であるとを主張し始めた。
- 陣内瞬介
- 交通課の警察官
- 友野和雄
- 運転手の一方。軽症であった。
- 畑山瑠美子
- 友野の車に乗っていた女子大生。
- 御厨健三
- 運転手の一方。死亡。
- 御厨奈穂
- 御厨の車に乗っていた彼の妹。高校2年生。
[編集] 分離帯
深夜、車を走らせていた男は前方のトラックが分離帯を越えてしまうという事故を目撃。その直後に彼は、路上駐車していた黒い車が発進したのを目撃していた。
- 世良一之
- 交通課の警察官。
- 向井恒夫
- トラック運転手。死亡。
- 望月
- トラックの後方を走っていた車の運転手。
- 菅沼彩子
- 向井の妻。
- 石井
- 黒い車の運転手。
[編集] 危険な若葉
男は初心者の車をあおり、事故を起こさせてしまった。慌てて車を降りると、相手の運転手には息があり、彼に何か言ったようであったのだが。
- 三上
- 交通課の警察官。
- 斉藤
- 刑事課の警察官。
- 福原映子
- 事故を起こした初心者運転手。
- 福原真知子
- 福原の妹。
- 森本恒夫
- 煽った側の運転手。
[編集] 通りゃんせ
男は雪の日に車を路上駐車していた。その車に傷を付けられ憤った。が、その後、傷をつけた者から電話が。車の修理代を全額払うと言われた上に電話の男はさらに。
- 佐原雄二
- 当てられた車の持ち主。
- 尚美
- 佐原の恋人。
- 前村敏樹
- 佐原の車を当て逃げした人物。
[編集] 捨てないで
高速道で、高級車から投げ捨てられた空き缶が婚約者の目にぶつかり、彼女は失明してしまった。彼は空き缶だけを頼りに彼女の失明の原因をつくった車を探し始める。
- 田村真智子
- 空き缶が目に当たり失明。
- 深沢伸一
- 真智子の婚約者。
- 斉藤和久
- 高級車の運転手。
- 春美
- 斉藤の愛人。
- 斉藤昌枝
- 斉藤の妻。
[編集] 鏡の中で
深夜の交差点で奇妙な事故が発生。右折しようとした車が反対車線に入り、停止中のバイクと衝突。現場の証拠も、運転手の証言も不自然であった。
- 織田
- 交通課警察官。
- 中野文貴
- 事故を起こした運転手。東西化学陸上部のコーチ。元長距離選手。
- 高倉
- 東西化学陸上部の監督。元マラソン選手。
- 田代由利子
- 東西化学陸上部のマラソン選手。
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