大酉茶屋わしのみや

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大酉茶屋田々
正面外観(2010年4月)
店舗概要
所在地 340-0217
埼玉県久喜市鷲宮1丁目8-6
開業日 2005年3月27日
正式名称 大酉茶屋田々
施設管理者 久喜市商工会鷲宮支所
(旧・鷲宮商工会)
営業時間 11:00 - 16:00(水曜~日曜)
最寄駅 東武伊勢崎線鷲宮駅
外部リンク 大酉茶屋田々
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大酉茶屋田々(おおとりちゃやでんでん)は埼玉県久喜市鷲宮1丁目にある飲食店である。久喜市商工会鷲宮支所(旧・鷲宮商工会)が運営をしている。旧称は大酉茶屋わしのみや(おおとりちゃやわしのみや)。

概要[編集]

久喜市鷲宮地区は鷲宮神社鳥居前町として多くの人が訪れていたものの休憩所がなかったため、かねてより、それらを要望する声が多くあった。そこで、要望に応え地域の活性化を図るために、鷲宮神社の鳥居前にある、使用をやめていた築110年の酒屋店舗を、鷲宮町商工会(久喜市との合併後、鷲宮商工会に改称。現在は久喜市商工会鷲宮支所)が主体となり活用することとなった。開業に先立ち、建物の修繕・改修を行い、2004年大みそかに仮開店、2005年3月27日に正式に開店した。店舗の横には掲示板があり、鷲宮商工会からの情報・案内も掲示されている。

2007年12月2日には、同年放送のアニメ『らき☆すた』にて、旧・鷲宮町内が舞台モデルの一つとなったことが縁となり行われた、『「らき☆すた」のブランチ&公式参拝in 鷲宮』の会場の一つとなった。

2010年5月5日には、ミニFMラジオ鷲宮」の初放送が行われた。当初はこの日限りの予定だったが、これ以後も、定期的な放送が続いている。

2017年2月11日に一旦営業を終了。管理者を変えて2018年11月15日で再々開店した。

施設[編集]

右の建物が大酉茶屋わしのみや。アニメ『らき☆すた』のオープニングでは、この画像とほぼ同じアングルを基にした背景画が使用された。
2007年12月、『「らき☆すた」のブランチ&公式参拝in 鷲宮』で初披露され、大酉茶屋わしのみや入口横に設置された石碑。(2010年4月)

建物は2階建てである。

1階は、飲食・物販スペースとなっており、地元物産品・手工芸品の展示販売や、和菓子や地域特産品であるそばなどの飲食物の販売を行っており、アンテナショップとしての役割や、地元商店の新商品の試験販売の場ともなっている。また、店舗建物にある縁側にて飲食することも可能。前述の『らき☆すた』イベント開催中には、店の飲食メニューの一部が一時的に『らき☆すた』にちなんだものになり(たぬきそばこなたぬきそば、など)、同時に作品にちなんだ新メニューが登場した。その後、町おこしを兼ねて、一部の飲食メニューの名称が恒常的に『らき☆すた』にちなんだものとなり、物販スペースでは、『らき☆すた』コラボ商品の販売が行われるようになった。

2015年8月には改装が行われ、「古民家レストラン大酉茶屋」として再開店。昼はしょうが焼き定食やから揚げ定食などを中心とした和食レストラン、夜は埼玉県の地酒を中心としたバーとして営業してきた。

2018年11月に「大酉茶屋田々(でんでん)」として再々開店。メニューはおでん田楽を主に変わり種として海藻ラーメン軽食がある[1]

2階は、個展や会議、イベントスペースとして使用できる。かつて1階に展示されていた『らき☆すた』関連の記念品や寄贈品のほか、北海道大学観光学高等研究センターによる町おこしに関する研究発表もパネルで展示されている。 また、ラジオ鷲宮の放送が、毎週日曜日に行われている。2013年10月からはニコニコ生放送での同時配信を開始した。

沿革[編集]

営業時間[編集]

  • 定休日:月・火曜日
  • 営業時間:11時00分~16時00分

アクセス[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯36度6分1.1秒 東経139度39分24秒 / 北緯36.100306度 東経139.65667度 / 36.100306; 139.65667