南町 (川崎市)

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南町
—  町丁  —
南町交番
Flag of Japan.svg 日本
都道府県 神奈川県
市町村 川崎市
川崎区
面積
 - 計 0.1153km2 (0mi2)
人口 (2012年平成24年)6月30日現在)
 - 計 2,866人
 - 人口密度 24,855人/km² (64,374.2人/mi²)
等時帯 JST (UTC+9)
郵便番号 210-0015
市外局番 044

南町(みなみまち[1])は神奈川県川崎市川崎区町名。丁番を持たない単独町名であり、2012年4月6日時点で住居表示は施行されていない[1]。面積は0.1153km²[2]、2012年6月30日時点での人口は1,963世帯2,866人であり、人口密度は24,855人/km²となっている[3]郵便番号は210-0015。

地理[編集]

川崎区北西部、第一京浜の北側に位置する市街地。北で小川町、北東で東田町、南西で貝塚、南で元木、西で日進町と隣接する。南町にはオフィスビルや高層マンションも建っている[4]が、ソープランド街もあり、川崎市内では堀之内に次ぐ規模である。なお、正式には「みなみまち」であるが、一般には「みなみちょう」と読まれる[4]

歴史[編集]

川崎南町ソープ街の一角

当地は、もともと小土呂から土砂を運んで埋め立てた土地であった[4]が、川崎宿飯売り旅籠から続く貸座敷が1902年明治35年)に当地へ移され歓楽街となったことから、小土呂新地川崎遊郭とも呼ばれていた[5]。明治末期から始まる川崎の工業化により南町は歓楽街として発展していき、昭和初期の南町について伊藤一太良が『私の川崎』に「およそ庶民というものの憂さ晴らしに格好な安あがりの店がひしめきあっていた」と書き残している[4]

戦後には政府公認の赤線地帯となった[6]1958年売春防止法が施行されたことにより、南町の売春宿はほぼ壊滅状態となったが、1966年風俗営業等取締法が改正されて南町は堀之内とともにトルコ風呂の許可地域となり、再度性風俗の街として栄えることになった。

2013年1月現在、川崎南町特殊浴場協会に加盟するソープランド(1980年代にトルコ風呂から改称)は、20店舗である[7]

南町には神奈川県有数の大規模警察署である川崎警察署があったが、2003年4月に八丁畷駅近くへ移転、跡地には交番(南町交番)及び川崎公共職業安定所(ハローワーク川崎)が置かれた。南町交番は2004年4月から業務を開始している[8]

地名の由来[編集]

川崎町の南側にあったことからとされる[4]

沿革[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

町域内に鉄道駅は設置されていない。京急本線大師線京急川崎駅及びJR京浜東北線東海道線南武線川崎駅が利用できる。

バス[編集]

道路[編集]

施設[編集]

川崎市消防局・川崎消防署

なお、公立の小中学校の学区は2012年現在、南町の全域で川崎市立川崎小学校[12]川崎市立川崎中学校[13]である。


脚注[編集]

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  1. ^ a b 区別町名一覧表(川崎区)”. 川崎市 (2012年4月6日). 2013年1月7日閲覧。
  2. ^ 町丁別面積(総務省統計局 統計GIS) (XLS)”. 総務省統計局. 2013年1月6日閲覧。
  3. ^ 町丁別世帯数・人口 (XLS)”. 川崎市 (2012年6月30日). 2013年1月6日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g 『川崎の町名』 日本地名研究所 編、川崎市、1995年、29頁。
  5. ^ 川崎地名辞典(上)』、p.14。
  6. ^ 安田理央. “安田理央の ~南町で逢いましょう~ 第1回”. 川崎ソープランドシェルウエスト. 2013年1月6日閲覧。
  7. ^ 加盟店情報”. 川崎南町特殊浴場協会. 2013年1月6日閲覧。
  8. ^ 川崎警察署”. 神奈川県警察. 2013年1月6日閲覧。
  9. ^ a b 川崎地名辞典(上)』、p.12。
  10. ^ a b c 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』、p.841。
  11. ^ 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』、p.1080。
  12. ^ 川崎区の小学校(町丁名順)”. 川崎市教育委員会 (2012年10月12日). 2013年1月7日閲覧。
  13. ^ 川崎区の中学校(町丁名順)”. 川崎市教育委員会 (2012年10月12日). 2013年1月7日閲覧。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯35度31分33.3秒 東経139度41分53.9秒