北近畿タンゴ鉄道
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場
|
| 略称 | KTR |
| 本社所在地 | 〒620-8054 京都府福知山市天田118番地の1 JR西日本ビル5階 |
| 設立 | 1982年9月22日 |
| 業種 | 陸運業 |
| 事業内容 | 鉄道事業、旅行業他 |
| 代表者 | 代表取締役社長 大槻 茂 |
| 資本金 | 1,400百万円 |
| 発行済株式総数 | 28,000株 |
| 売上高 | 1,375百万円(2008年3月期) |
| 総資産 | 7,636百万円(2008年3月期) |
| 従業員数 | 162名(2008年3月31日現在・契約社員及びJR西日本等よりの出向者含む) |
| 決算期 | 3月31日 |
| 主要株主 | 京都府 44.72% 京丹後市 9.25% 宮津市 8.91% 福知山市 6.44%(地方公共団体合計 82.0%) 京都北都信用金庫 6.72% 京都銀行 5.00% 他 |
| 外部リンク | www.ktr-tetsudo.jp/ |
| 特記事項:取締役会長 山田啓二(京都府知事) 代表取締役副社長 井上正嗣(宮津市長) 取締役副社長 中山 泰(京丹後市長)・松山正治(福知山市長)・齋藤彰(舞鶴市長) |
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北近畿タンゴ鉄道株式会社(きたきんきタンゴてつどう)は、京都府で旧日本鉄道建設公団が建設した宮福線と、旧国鉄特定地方交通線の鉄道路線宮津線を運営している京都府などが出資する第三セクター会社である。英訳名はKitakinki tango Railway Corporation.で、その略称からKTRと呼ばれている。本社は京都府福知山市天田118番地の1(JR西日本ビル5階)、鉄道事業本部は京都府宮津市鶴賀2065番地の4(宮津駅2階)にある。
社名のタンゴとは、路線の所在する地域の旧国名である丹後国に由来し、音楽のタンゴにも掛けたものである。
2009年度の経営状況は、第三セクター鉄道の中で一番赤字額が大きい[1]。20期以上連続で赤字を計上しており、京都府や沿線市町、兵庫県から毎年4 - 5億円の経営対策補助金の拠出を受けて経営を維持している。京都府と兵庫県の間で経営対策補助金の負担割合について折り合いがつかず、兵庫県が京都府の請求より800万円少ない額しか負担しないなどの不協和音が生じている[2][3]。
目次 |
[編集] 歴史
- 1982年(昭和57年)9月22日:宮福鉄道株式会社として設立。
- 1988年(昭和63年)7月16日:宮福線開業。
- 1989年(平成元年)8月1日:JR宮津線の引き継ぎに備え北近畿タンゴ鉄道株式会社に社名変更。
- 1990年(平成2年)4月1日:JR宮津線を引き継ぎ宮津線開業。特急「タンゴエクスプローラー」運転開始。
- 1996年(平成8年)3月16日:宮福線、宮津線宮津 - 天橋立間が電化開業。特急「タンゴディスカバリー」運転開始。特急「はしだて」「文殊」の直通運転開始。
- 1999年(平成11年)10月2日:JR舞鶴線の電化開業にともない、「タンゴエクスプローラー」と「タンゴディスカバリー」の系統振替え。
- 2007年(平成19年)9月1日:本社を京都市上京区の京都府庁西別館から福知山市天田のJR西日本ビル(JR西日本福知山支社内)に移転。
- 2007年(平成19年)10月1日:トレイン・アテンダントを初めて採用。
[編集] 将来の課題
京都府は2011年春から、北近畿タンゴ鉄道等の今後を考える検討委員会を設置する。特に赤字が続くため、公的支援や減便など経営改善策について同年秋に方向性をまとめる考えであり、利用促進策のほか運行本数の見直し等のコスト削減策や一部路線を廃止し路線バスで代替する場合のコストや利便性、影響を調べる[2]。
[編集] 路線
[編集] 車両
自社保有車両はすべて気動車で富士重工業製である。宮福線全線と宮津線の天橋立駅 - 宮津駅間が電化されているが、電車は保有していない。電化されている区間には287系電車などの西日本旅客鉄道(JR西日本)保有車両が乗り入れている。
[編集] 現有車両
- KTR001形(車両愛称:タンゴエクスプローラー) - 特急「たんごリレー」に使用。
- KTR8000形(車両愛称:タンゴディスカバリー) - 特急「たんごリレー」「はしだて」「まいづる」に使用。
- KTR700形・KTR800形 - 宮津線を中心に使用
- MF100形・MF200形 - 主に宮福線に使用。
[編集] 過去の車両
- KTR1000形・KTR2000形(レインボーリゾート。旧国鉄清算事業団・JR西日本キハ28形・キハ58形)
[編集] 運賃・料金
大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。2007年4月1日現在。
| キロ程 | 運賃(円) | キロ程 | 運賃(円) |
|---|---|---|---|
| 初乗り3km | 160 | 40 - 42 | 870 |
| 4 - 6 | 200 | 43 - 46 | 950 |
| 7 - 9 | 240 | 47 - 50 | 1,020 |
| 10 - 12 | 280 | 51 - 54 | 1,090 |
| 13 - 15 | 310 | 55 - 58 | 1,160 |
| 16 - 18 | 370 | 59 - 62 | 1,240 |
| 19 - 21 | 430 | 63 - 66 | 1,320 |
| 22 - 24 | 490 | 67 - 70 | 1,390 |
| 25 - 27 | 560 | 71 - 74 | 1,460 |
| 28 - 30 | 620 | 75 - 78 | 1,530 |
| 31 - 33 | 680 | 79 - 82 | 1,610 |
| 34 - 36 | 750 | 83 - 86 | 1,680 |
| 37 - 39 | 810 | 87 - 90 | 1,750 |
大人特急料金(小児半額・10円未満切り上げ)。2007年4月1日現在。特急列車の普通車を利用の場合は乗車券・特急券が必要。
| キロ程 | 指定席(円) | 自由席(円) |
|---|---|---|
| 初乗り20km | 420 | 320 |
| 21 - 50 | 730 | 630 |
| 51 - 90 | 1,050 | 950 |
大人グリーン料金(小児同額)。2007年4月1日現在。特急列車のグリーン車を利用の場合は乗車券・指定席特急券(この場合の料金は自由席特急券と同額)・グリーン券が必要。
| キロ程 | 料金(円) |
|---|---|
| 初乗り20km | 710 |
| 21 - 90 | 1,430 |
[編集] 企画乗車券など
- KTR無記名全線パス(持参式エコ定期券)
- 2007年10月20日から発売されている、所持している者なら全線誰でも利用できるタイプの定期乗車券。
- 硬券・軟券
- 企画乗車券ではないが、マルス端末が置かれておらず、駅員がいる駅の窓口では、JR線直通の乗車券・特急券は硬券で、新幹線特急券(自由席)は軟券で発売されている[4]。硬券・軟券が発売されている駅は次の通り。
[編集] KTRブログ駅長
沿線地域の振興に想いを持つ人が、北近畿タンゴ鉄道公式サイトに設けられたブログ上の駅長として、駅やその地域での体験や魅力情報を発信することで、地域のPRや話題づくりなど地域振興を担っていた。2007年9月14日より2011年3月31日まで掲載された。
宮津線
宮福線
過去のブログ駅長(2010年3月以前)
野田川駅のブログ駅長は、2008年に関西テレビ☆京都チャンネル制作の『電車女☆春の旅』に出演している。また、KTR700・800形の愛称を募集し、『あおタン』という愛称に決まり、ブログ内で愛称の使用が開始されたが、正式な愛称ではない。
[編集] 作品における描写
国鉄/JR宮津線時代に描かれたものは除く。
- 『けいおん!』 - アニメ版で登場。KTR700形気動車と丹後由良駅周辺がモデルになっていることがKTR荒河かしの木台駅ブログ駅長によって紹介されている。後にKTR700形気動車を使用したラッピング列車を2011年12月3日から運行することを発表している[5]。
- 『AIR』 - アニメ版の最終回で福知山駅と東舞鶴駅、KTR700形気動車がそれぞれ登場。また、丹後由良駅周辺がモデルになっていることがKTR荒河かしの木台駅ブログ駅長によって紹介されている。
[編集] 脚注
- ^ 三セク鉄道の黒字5社だけ 赤字30社の損失総額34億円 09年度経営状況 - 共同通信、2010年7月14日。
- ^ a b KTR、公的支援や減便など議論へ 府、検討委設置 - 京都新聞、2011年2月1日。
- ^ 京都新聞、2011年2月5日
- ^ 「鉄道ダイヤ情報」2010年9月号 44頁より
- ^ KTRに新たなラッピング車両が登場! 12/3より - 北近畿タンゴ鉄道、2011年11月29日、2011年11月30日閲覧。
[編集] 外部リンク
- 北近畿タンゴ鉄道株式会社 - 公式サイト
- 北近畿タンゴ鉄道(KTR)の頑張る取組 - 京都府公式サイト