ルノー・9

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ルノー・9(Renault 9、ルノー・ヌフ)は、フランスの自動車製造会社、ルノー(Renault)が1981年から1989年の間に生産した乗用車である。 北米向けはアメリカン・モーターズ(AMC)により1983年から1987年 にかけて生産された。その他、スペイン台湾コロンビアアルゼンチントルコメキシコでも 生産された。

概要[編集]

それまでのルノー・14の後継として、1981年のフランクフルトモーターショーでデビュー。 5ドアハッチバックのみだったルノー・14とはうってかわり、4ドアセダンボディのみで登場。 この変更は、北米市場で売るための戦略だったといわれる。ハッチバックボディの兄弟車ルノー・11は、 1年と少し遅れて1983年の初頭に登場した。同年から北米アメリカン・モーターズでもen:Renault Alliance (アライアンス)としてライセンス生産を開始。本国仕様には存在しない2ドアセダンやコンバーチブルも用意され、 さらにはステーションワゴンの計画もあったそうだが、これは実現しなかった。

ルノー9は、1982年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー、アライアンスが1983年北米でen:Car and Driver Ten Besten:Motor Trendカー・オブ・ザ・イヤーに輝いている。

ルノー9は、当初角型2灯式のヘッドランプでデビューしたが1986年のマイナーチェンジでルノー・11と同じ角型4灯式に変更、 さらに1988年のマイナーチェンジで若干スラントした横長の角型ランプに変更された。

エンジン[編集]

エンジンはルノー・5と共通の旧式"C-type"OHVの1.1と1.4を横置きに改良して搭載。9 Turbo11 Turboはルノー5・アルピーヌ・ターボと共通のギャレット製ターボ+インタークーラー付きだが、若干ディチューンされていた。 なおこれをベースに作られたGr.Aのラリーカーは約220bhpを発揮していた。 1983年1月には新開発の1.6SOHCディーゼルを追加。1985年にはボルボ (乗用車)と共同開発した新しい F-typeエンジンが登場。 1.7が上級グレードのGTX、GTE、TXEとエレクトロニクに搭載された。

外部リンク[編集]

ルノー ロードカータイムライン 1980年代-   
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コンパクト トゥインゴ トゥインゴII
5/7 シュペール5 クリオ(ルーテシア)I クリオ(ルーテシア)II クリオ(ルーテシア)III クリオ (ルーテシア)IV
シンボルI シンボルII
モデュス
カングー
カングーII
14 9/11 19 メガーヌI メガーヌII メガーヌIII
フルエンス
パルス
スカラI スカラII
ミドル 18 21 ラグナI ラグナII ラグナIII
20/30 25 サフラン ヴェルサティス ラティテュード/サフラン
アッパー タリスマン
ミニバン セニックI セニックII セニックIII
エスパスI エスパスII エスパスIII エスパスIV
クーペ フエゴ アヴァンタイム ラグナクーペ
オープン ウインド
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