ユキノシタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

?ユキノシタ

ユキノシタ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: ユキノシタ科 Saxifragaceae
: ユキノシタ属 Saxifraga
: ユキノシタ S. stolonifera
学名
Saxifraga stolonifera
和名
ユキノシタ(雪の下)
英名
beefsteak geranium

ユキノシタ(雪の下、学名:Saxifraga stolonifera)とはユキノシタ科ユキノシタ属の植物。湿った半日陰地の岩場などに自生する多年草である。人家の裏の石垣に栽培されることも多い。葉は円形に近く、裏は赤みを帯びる。根本から匍匐枝を出して繁殖する。開花期は5~7月頃で独特の形の花が咲く。

目次

[編集] 生薬

開花期の葉を乾燥させたものは虎耳草(こじそう)という生薬で、その煎液には利尿、消炎などの効果がある。また、葉のしぼり汁は耳だれ、かぶれ、湿疹などに効く。

[編集] 食用

葉は山菜として、天ぷら、おひたしなどにして賞味される。

[編集] その他

葉の裏側の表皮細胞(液胞)は赤い色素を含むので、原形質分離が観察しやすい。そのため、高校生物の浸透圧の実験などによく用いられる。

[編集] 近縁種

山間の渓流には近縁種のダイモンジソウ(S.fortunei)がある。下側2枚の花びらが長い花形を、の字の形に見立てた名である。北海道から屋久島まで分布があるが、各地で変異が多く、多くの変種が報告されている。また、ジンジソウ(S.cortusaefolia)というのもある。こちらは、長い花びら2枚の長さの差があるところをの字に見立てている。

[編集] 画像

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ