エノキタケ

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エノキタケ
Flammulina velutipes.JPG
野生のエノキタケ(イタリア)
分類
: 菌界 Fungi
: 担子菌門 Basidiomycota
亜門 : 菌蕈亜門 Hymenomycotina
: 真正担子菌綱 Homobasidiomycetes
: ハラタケ目 Agaricales
: キシメジ科 Tricholomataceae
: エノキタケ属 Flammulina
: エノキタケ F. velutipes
学名
Flammulina velutipes
Curt.: Fr.) Sing.
和名
エノキタケ

エノキタケ(榎茸、学名:Flammulina velutipes(Curt.:Fr.)Sing.)はキシメジ科キノコの一種。子実体は古くから食用とされ、エノキダケナメタケナメススキユキノシタとも呼ばれる。

目次

[編集] 特徴

広葉樹の枯れ木や切り株に寄生する木材腐朽菌。子実体の発生時期は気温の低い季節であり、晩秋から初春にかけて、雪の中からさえも発生する。

菌類は光が要らないと思われがちである。実際、光合成は行なわず、成長そのものには不必要ではあるが、多くの菌類は子実体胞子形成において光の影響を受ける。光のあるところに出て胞子を作る方が胞子を広く飛ばせる可能性が高いため、光を求める性質を持っているのである。従って、光のない場所で子実体形成を行なわせれば、光を求め、細長く頼りない姿になる。光のある場所では、柄が短くしっかりした傘を持つ濃い色のキノコの姿になる。

[編集] 食用

野生のものは加熱すると粘りが出るため、それを生かした料理に適する。鍋物や炒め物、煮物に使われる。中国では便秘の特効薬として使われる。また、瓶栽培(後述)したものを煮てとろみをつけて味付けしたものが「なめ茸」の名称で瓶詰め等として市販されている。但し、生のエノキタケに含まれる蛋白質のフラムトキシン(加熱により分解)には、強心作用も有ると言われているが、溶血作用があるので必ず加熱して食べる必要がある[1]

[編集] 栽培

今日、工場における瓶栽培によって1年中出回るきのこであるが、野生のエノキタケと非常に異なる姿のモヤシ状態に育てたものが一般に出回る。そのため、野生、あるいはほだ木栽培(原木栽培)のエノキタケと、瓶栽培(菌床栽培)のエノキタケでは味覚も極端に異なる。瓶による人工栽培法は長谷川五作が考案し、1931年(昭和6年)頃から長野県松代町で始められ、1942年(昭和17年)に一時中止となったが1953年(昭和28年)に再開、1960年代には全国に広がった[2]

[編集] 研究

  • 栽培室内のオゾン(O3)濃度は子実体の発生量とビタミンB、ビタミンCの含有量に影響を与える[3]
  • 長野県による疫学調査では、エノキタケ生産農家のガン発生率は有意に低い[4][5]

[編集] 類似の毒キノコ

  • コレラタケ - エノキタケの廃培地から発生することもあり、「食用キノコを収穫した後に生えるから大丈夫」と誤解され、食中毒を起こす。

[編集] 参考画像

[編集] 脚注

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[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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