メルセデス・ベンツ SLS AMG

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
メルセデス・ベンツ SLS AMG
C197
フロント
Mercedes-Benz SLS AMG (C 197) – Frontansicht (3), 10. August 2011, Düsseldorf.jpg
リア
Mercedes-Benz SLS AMG (C 197) – Heckansicht geöffnet, 10. August 2011, Düsseldorf.jpg
室内
Mercedes-Benz SLS AMG (C 197) – Innenraum (1), 10. August 2011, Düsseldorf.jpg
販売期間 2009年-
乗車定員 2人
ボディタイプ 2ドアクーペ
エンジン 6.2L V8 M159型
最高出力 420kW (571PS) /6,800rpm
最大トルク 650N·m (66.3kgf·m) /4,750rpm
変速機 7速DCT
駆動方式 FR
サスペンション ダブルウィッシュボーン式
全長 4,638mm
全幅 1,939mm
全高 1,262mm
ホイールベース 2,680mm
車両重量 1,620kg
先代 SLRマクラーレン
-自動車のスペック表-

メルセデス・ベンツ SLS AMG(メルセデス・ベンツ エスエルエス エイエムジー)は、ドイツの自動車メーカー、メルセデス・ベンツAMG部門により開発されたスーパーカーである。

概要[編集]

2009年9月に開催されたフランクフルトモーターショーで発表され、2009年11月16日にドイツ国内で[1]、翌2010年3月27日欧州各国で販売が開始。日本国内へは同年6月10日に正式導入が発表され、同年9月28日から納車を開始した。それまでメルセデス・ベンツの各モデルのチューニングを手掛けていたAMGが初めて完全独自開発したモデルである。SLRマクラーレンの事実上の後継車ではあるが、カーボンモノコックボディの採用を見送るなどして、価格は大幅に抑えられている[2]。なおSLRマクラーレンとは違い右ハンドル仕様も製造されてはいるが、日本へは左ハンドル車のみが導入される。 日本での販売価格は、2490万円からとなっている。

デザインは1954年に発表されたメルセデス・ベンツのクーペ300SLをモチーフとしており、300SLと同様にガルウイングドアが採用されている。

また、2010年よりF1セーフティカーに用いられている。

メカニズム[編集]

エンジンルーム

AMGの63系モデルに搭載されるM156型エンジンをベースとし、ドライサンプ化など約120箇所に専用のチューニングがなされた乾燥重量205kgのV型8気筒DOHC32バルブ 6.2L M159型エンジンがフロントミッドシップに搭載される[3]。トランスミッションには新開発のゲトラグ製7速DCT「AMGスピードシフトDCT-7」が組み合わせられ[4]トランスアクスル レイアウトがとられる。

ボディにはマグナ・シュタイアー製、総重量241kgのオールアルミスペースフレームが採用され、前後重量配分は47:53としている。

なお、0-100km/h加速は3.8秒を、最高速は317km/hを記録している。

バリエーション[編集]

ロードスター
GT3
E-Cell
  • ロードスター
2011年10月に公開されたコンバーチブルモデル。11秒で開閉するソフトトップルーフを採用している。ボディ剛性を高めるために40kg増量したが加速、最高速度はクーペモデルと同等を維持している。なお、クーペの特徴であるガルウィングドアは横開き型に替えられている。
  • SLS AMG GT3
FIA GT3向けのレーシング仕様。2010年3月に公開され同9月にニュルブルクリンク耐久シリーズ(VLN)でデビュー、2012年1月にはドバイ24時間レースで表彰台を独占した。2012年はFIA GT1世界選手権SUPER GTのGT300クラスに参戦する。
  • SLS AMG E-Cell
SLS AMGの構造をほぼそのまま流用した電気自動車。2010年7月に発表された[5]。2013年に市販化が計画されている。リチウムイオン二次電池と、4つの車輪それぞれに直結したモーターを搭載し、ガソリンエンジンのSLS AMGに近い性能を発揮する。
  • SLS AMG GT/SLS AMG GTロードスター
ベース車両より20PS増加し591PSとなった。専用のAMG RIDE CONTROLパフォーマンスサスペンションが装備される。
  • SLS AMG ブラックシリーズ
限定生産車。最高出力631PS/7,400rpm最大トルクが635Nm/5,500となった
  • SLS AMG GT ファイナルエディション
SLS AMG の最終モデルとして2013年東京モーターショーで発表された。エンジンなど基本的な構造はSLSAMGと変わらないが、カーボンファイバー製の固定式リアウィング及びフロントスプリッターが新たに備えられ、ボンネットやホイールにもカーボンが用いられた。ロードスター・クーペ共に全世界350台限定生産となる。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]