ホンコンやきそば
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ホンコンやきそばとは、エスビー食品が製造・販売している、袋麺型のインスタント焼きそばである。
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概要
ホンコンやきそばの最大の特徴は、日清食品のチキンラーメンもしくは日清焼きチキンと同じように、あらかじめ揚げ麺の表面にソースの味がつけられていることである。パッケージには「完全味つけ」と書かれている。袋麺の焼きそばは、他社もいろいろ製造・販売しているが、現在、日本の他社のものは、一般的に粉末もしくは液体のソースが別に添付されており、2007年に日清焼きチキンが発売されるまでは本品がほぼ唯一の味付け揚げ麺方式であった。
また、パッケージには、ステレオタイプの中国人コックのイラストが描かれている。
発売当初は全国で販売されていたが、売れ行きと製造能力の関係で、現在では、需要の高い北海道、仙台市、大分県の一部でしか販売されていない。ただし、これらの販売地域では現在に至るまで根強い人気を誇っている。また、最近は、口コミで人気が広まり、エスビー食品のサイトやインターネットショッピングで購入することもできる。
名前の由来
香港には広東料理に代表されるおいしい中華料理があり、焼きそばもうまいだろうという発想でネーミングされた。あくまでもイメージからのネーミングであり、現地で食べられているオイスターソース味などの広東風やきそばを再現したというわけではない。むしろ、後発の日清焼きチキンの方がオイスターソースを使っており、香港風となっている。
調理法
味付け油揚げ麺のため、調理法も他社の製品とは異なり、独特である。
カップ焼きそばのようにお湯を入れてその熱で戻すのではなく、外から加熱して、水分を飛ばしながら炒めることで、蒸した生麺に似た弾力のある食感を得ることができる。また、麺に付けられたソースの味がいったん湯の中に溶け出し、再び麺にしみこんでよく味がなじむとともに、炒められることで、独特の香ばしい風味が生まれる。ただし、他社の袋入りの焼きそばでは可能な、適当に多目のお湯を沸かして、麺が煮戻ったら、余分な水分を捨てるという調理法はできない。水が多すぎた場合、ひたすら蒸発を待つ必要が出て、時間がかかるだけでなく、食感や風味も落ちる羽目になるので、この製品を調理する時は水の量を正確に入れるのがおいしく手早く作るこつである。
その他
- お好みで鶏卵(全卵または卵黄のみ)をトッピングすることもある。
- 野菜や肉を刻んで麺といっしょに煮ることも可能であるが、増量されることで、一般に味は薄くなる。
- 麺に味がついているため、調理しない麺をほぐして、ベビースターラーメンのように食べることもできる。
- 初期の激辛ブームの頃、袋が赤系のデザインの「激辛」も有った。付属のかやく(白ゴマと青のり)に一味唐辛子の粉末を加えたものであるが、現在は販売されていない。

