ホッケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

?ホッケ

新江ノ島水族館にて
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: カサゴ目 Scorpaeniformes
亜目 : アイナメ亜目 Hexagrammoidei
: アイナメ科 Hexagrammidae
亜科 : ホッケ亜科 Pleurogramminae
: ホッケ属 Pleurogrammus
: ホッケ P. azonus
学名
Pleurogrammus azonus
Jordan & Metz, 1913
英名
Arabesque greenling
この項目には、一部のコンピュータや一部の閲覧ソフトで表示できない文字が含まれています(詳細)。
ホッケの焼き魚定食

ホッケ画像:魚偏に花.pngPleurogrammus azonusArabesque greenling)とは、カサゴ目アイナメ科ホッケ亜科に属する。成長に従って、アオボッケロウソクボッケマボッケネボッケと呼び名が変わる。主に食用で、開いて干物などにし、酒肴ともなる。

目次

[編集] 概要

昔は「ネズミサカナ」、「囚人魚」などと呼ばれるほど不味い魚とされ、また鮮度も落ちやすいため、ほとんど食用としなかった。しかし、北海道近海でニシンが獲れなくなると、代替品としてホッケの需要が急増。第二次世界大戦後は食糧難に伴い、重宝された。物流が発達し、居酒屋の定番料理ともなる。適度な脂の乗りと淡泊な味、独特の食感がある。また開きにすると骨の取りやすさから食べやすい。従前、国語辞典などで記述されていた「不味い」という形容は見られなくなった。

沿岸漁業により漁獲されるホッケはマホッケがほとんどで、シマホッケはマホッケよりも水深の深い海域を好む。マホッケよりシマホッケの方が脂が乗っており、美味とされる。

[編集] 分布

茨城県対馬海峡以北、黄海、ロシア沿海地方オホーツク海南樺太

[編集] 生態

成魚の生息水深は、春秋では浅く、夏冬では深い。産卵期は9月から2月。水深20m以浅の岩の間に卵を産み、雄が保護をする。

[編集] 形態

全長60cm 。側線が5本あり、体にはっきりしない黒色横帯がある。幼魚は海の浅いところに住み、体色は青緑色をしているが、成長につれて海底付近に住むようになり、体色は褐色を帯びる。

[編集] 語源

漢字では、画像:魚偏に花.png(魚へんに花)と書く。この漢字の由来には、幼魚が青緑色で、群れで泳ぐと花のようなので、北の花→ほくか→ほっけとなった説がある[要出典]。また「ホッケ」という言葉の語源は、法華宗法華経に関わりがあるともいわれる[要出典]

画像:魚偏に花.png」は、文字コード規格においてはJIS X 0213:2000およびそれに追随したUnicode3.1で追加され、JIS第4水準に分類される。

[編集] 近縁種

ホッケ亜科 Pleurogramminae はホッケ属 Pleurogrammus 1属のみ。ホッケ属には、ホッケ P. azonusシマホッケ P. monopterygius の2種が含まれる。

  • シマホッケ Pleurogrammus monopterygius (Pallas, 1810)
    体長40cm 。キタノホッケとも呼ばれる。英名は、Atka mackerel。

[編集] 外部リンク

[編集] 関連項目

他の言語