ハンサム★スーツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 文学 |
|---|
![]() |
| ポータル |
| 各国の文学 記事総覧 |
| 出版社・文芸雑誌 文学賞 |
| 作家 |
| 詩人・小説家 その他作家 |
| お知らせ |
| このテンプレートの解説ページができました。使用されるべき記事が決まりましたので一度ご確認ください。 |
ハンサム★スーツとは、鈴木おさむによる小説。及びこれを原作とした映画・漫画・テレビドラマ。
目次 |
[編集] 概要
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
[編集] ストーリー
亡き母親が遺した定食屋『こころ屋』を経営する男性・大木琢郎は、料理上手で心優しい性格だが、デブで不細工な容姿から、生まれてこのかた女性と交際したことすらない。
美人で気立てのよいアルバイト店員・星野寛子に恋をした彼は思い切って告白するも、あっさりフラれてしまった上に、彼女はバイトを辞めてしまう。
そんなある日、友人の結婚式に着て行くスーツを買うために紳士服店を訪れた琢郎は、店長・白木の勧めで着るだけでハンサムになれるスーツ、「ハンサムスーツ」を手に入れる。それを着ると、琢郎は見事なまでにハンサムな男性・光山杏仁に変身。街を歩けば、女性にはモテモテ、モデルにスカウトされて瞬く間に大人気と、幸せな人生を手に入れた様に思えた。杏仁の姿で寛子に出会った彼は再び告白するが、何故かまたもやフラれてしまう。
一方「琢郎」としての私生活では、寛子の後釜としてやって来た不美人だがポジティブで仕事の出来る女性・本江のことが何故か気になり始める。
そんな中、ハンサムスーツは熱湯に濡れるとシワになってしまう事が発覚。再び、紳士服店を訪れた琢朗は、着用すれば熱湯に濡れても大丈夫だが、それと引き換えに二度と元には戻れなくなる『パーフェクト・スーツ』を勧められる。
究極の選択を迫られた琢郎。スーツを着てしまうと『こころ屋』とその仲間達を捨てなければならない……かと言って着なかったら不細工でモテない人生へと逆戻り……果たして琢朗が下した決断は? そして、寛子との恋の行方はいかに?
[編集] 登場人物
- 大木琢郎(おおき たくろう)
- 本作の主人公。定食屋『こころ屋』の店主の男性。33歳。身長163cm、体重98kg。心優しい性格で、イタリア留学経験もあって、かなりの料理上手。常連客からの評判は良いが、テブで不細工な容姿の為、女性にモテないどころか交際した事すらない。愛称は「ブタ郎」。そんなある日、紳士服店でハンサムスーツを手に入れ、これを着るとハンサムな男性・光山杏仁に変身出来る様になるのだが……。
- 光山杏仁(ひかりやま あんにん)
- 琢郎がハンサムスーツを着た時の姿。ハンサムで、身長180cm位の長身とスラリとした体型を持つ。名前は、「光の様に輝き、山の様に堂々として、杏仁豆腐の様に甘くて優しい」という意味で、琢郎と白木が話し合って決めた。以来、女性にモテる様になり、モデルにスカウトされて瞬く間に人気を集める。
- 星野寛子(ほしの ひろこ)
- 本作のヒロイン。『こころ屋』にアルバイトとしてやって来た女性。21歳。美人で淑やかだが、幼い頃に男子からいじめられた過去を持ち(実際はその男子に密かに惚れられていたが)、自分から恋愛が出来なくなってしまう。男性が外見でしか自分を見てもらえない事に不満を持っている。琢郎に告白されるも、自分を好きな理由が容姿だった為に断り、店も辞めてしまったが……。
- 来香(らいか)
- 『ザウルス』所属のカリスマモデル。身長175cm。クールビューティーと評判だが、新人の頃「笑顔でない方が良い」とカメラマンに言われた事を機に私生活でも笑顔を見せなくなってしまう。しかし、杏仁のギャグで笑顔が戻り、次第に彼に想いを寄せる様になる。
- 橋野本江(はしの もとえ)
- 寛子が店を辞めた後、新たにアルバイトとしてやって来た女性。身長163cm、体重83kg。強烈な北関東訛りとおかめの様な顔が特徴の不細工だが、仕事の覚えは非常に早く、性格も良い。琢郎とは互いに気になりあっているが、実は……。
- 神山修三(かみやま しゅうぞう)
- モデル事務所『ザウルス』の社長。43歳。業界で最も勢いがあると評判。杏仁をスカウトする。
- 大沢勇気(おおさわ ゆうき)
- 人気モデルの男性。杏仁を「ド素人」と見下していたが、彼に人気が出た為に敵対視。杏仁の秘密を暴こうとする。
- 白木(しらき)
- 紳士服店の店長。ハンサムスーツの開発者で、琢郎にスーツを勧めた人物。好物は杏仁豆腐。実は、自身もハンサムスーツを着ている。
- ヨネさん
- 『こころ屋』でアルバイトをしている男性。博多から上京し、41歳になった現在もメジャーデビューの夢を諦めず、前向きにインディーズ活動を行い、レコード会社にデモテープを送っている。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 刊行情報
[編集] 映画
2008年11月1日公開。配給はアスミック・エース。DVDは2009年3月13日に発売された。興行収入は8.6億円。映画館大賞「映画館スタッフが選ぶ、2008年に最もスクリーンで輝いた映画」第68位。
[編集] キャスト
- 光山杏仁:谷原章介
- 大木琢郎:塚地武雅(ドランクドラゴン)
- 星野寛子:北川景子
- 來香:佐田真由美
- 橋野本江:大島美幸(森三中)
- 狭間真介:池内博之
- 谷山久恵:本上まなみ
- 玲美:佐々木希
- 大沢勇気:山本裕典
- 米沢明:ブラザートム
- 謎の男:温水洋一
- 白木:中条きよし
- 神山晃:伊武雅刀
- 沢田:伊藤明賢
- 山田隆夫:住田隆
[編集] スタッフ
- 監督:英勉
- ビジュアルディレクター:飯田かずな
- 脚本:鈴木おさむ
- 音楽:川口大輔
- プロデューサー:山田雅子
- 特別協賛:洋服の青山
- 協賛:サッポロビール
- 製作プロダクション:アスミック・エースエンタテインメント
- 製作協力:東北新社、サーマル
- 製作委員会メンバー:アスミック・エースエンタテインメント、住友商事、ソニー・ミュージックエンタテインメント、電通、WOWOW、関西テレビ放送、集英社、Yahoo! JAPAN
- 上映時間:115分
[編集] テーマ曲・挿入曲
[編集] 主題歌
『マイ★レボリューション』
- 唄:Missing Linkと塚地武雅(ドランクドラゴン) 作詞:川村真澄 作曲:小室哲哉 編曲:YANAGIMAN Rapパートの作詞・作曲:Missing Link
[編集] 挿入歌
『あすなろ』
- 唄:SunSet Swish 作詞:冨田勇樹 作曲:石田順三 編曲:鶴谷崇&SunSet Swish
[編集] 関連商品
[編集] 参考
[編集] 漫画
同タイトルの漫画が有賀照人によって「ビジネスジャンプ創刊23周年記念」として2008年第14号から2009年第5号まで連載。全2巻。内容は青年漫画としての描写が強い。
[編集] 単行本
- 2008年10月17日刊行 ISBN 408877535X
- 2009年3月19日刊行 ISBN 4088776194
[編集] テレビドラマ
ハンサム★スーツ THE TV
2009年3月31日の22:00-23:24にフジテレビジョン系列にて、単発スペシャルの テレビドラマとして放映された。視聴率13.3%。
映画版とは別物のアナザーストーリーである。主人公の喫茶店と、その近所に開店した巨大フードコートとの対決を基本設定に絡めている。秋山竜次と加藤ローサは特急田中3号、デトロイト・メタル・シティに続く3度目の共演である。
[編集] キャスト
- 光山杏仁・黒杏仁:谷原章介
- 今井涼子:加藤ローサ
- 上野裕太郎:秋山竜次(ロバート)
- 白木:温水洋一
- 黒杏仁の中の男:塚地武雅(ドランクドラゴン)
- 宗助:田中圭
- 村杉蝉之介
- くわばたりえ
- 皆藤愛子
- 日野陽仁
- 春海四方
- OL:西田美歩
- OL:倉田亜味
- 田沢:相武紗季(特別出演)
- 鷹宮:高橋ひとみ
- 上野春江:室井滋
ほか
[編集] スタッフ
- 原作:鈴木おさむ
- 演出:本橋圭太
- 脚本:マギー
- プロデューサー:重松圭一、佐野拓水、平部隆明
- 特殊メイク監修:臼井則政
- 特殊メイク:松本美香
- ハンサムスーツ製作:サンクアール
- ロケ協力:千葉県フィルムコミッション、住商アーバン開発、新港クリーンエネルギーセンター ほか
- 技術協力:バル・エンタープライズ
- 美術協力:KHKアート
- 音響効果:サウンドエッグノッグ
- 編集・MA:ザ・チューブ
- スタジオ:レモンスタジオ
- 協力:アスミック・エースエンタテインメント
- 製作プロダクション:ホリプロ
- 製作著作:関西テレビ放送


