ノート:朝鮮語/過去ログ1

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過去ログ1 過去ログ2

発音

追記:

また、「リ」を「イ」・「ロ」を「ノ」と発音したりする特徴がある。これは日本でも江戸っ子が(ひ)を(し)と発音するのと同様であるが、この発音を日本人が受け入れてしまいマスコミなどでも人名で李を(イ)と間違って呼んでいる。彼等が名前を英語表記する時は「Lee(この表記も如何なものかという意見あり)」と明らかに(り)を意識している。

上記の記述は正しいのでしょうか。 「李」という名の韓国人に「リさん」と呼びかけると大抵「イ」と発音するように訂正されます。 清濁の区別が出来ない場合とは違って、語頭の「l」を発音できないのではなく、表記上「lee」でも「イ」と発音するというだけのことではないのですか。


上に関して、韓国語の場合語頭のrの発音がn→子音無し(y?)へと子音変化する特長が有るそうです。(アルタイ語では語頭のrが発音出来ないと言う特長がありますがそれと似たようなものかも?)他にもハングルの綴りと発音が異なるケースがいくつかある様ですが、その辺は韓国語の専門家が補足してくれないかな・・・。北朝鮮の場合は語頭のrをはっきり発音するように教育していると聞き及んでおります。なお、姓を英語表記にする時は発音を無視して、落ち着きの良い綴りにする傾向が強いようです。朴もParkと表記したりしてます。あくまでも聞いた話で裏を取ってないのでノートに綴っておきます。

李(Lee)は、語頭になる場合は「イー」のように発音するのが適切ですが、Mr.Lee のような場合には、「ミスター・リー」と発音するのが正しく、「ミスター・イー」というと違和感があるそうです。上記の記述では、「人名で李を(イ)と間違って呼んでいる」という部分については正しくないといえると思います。「李」を英語表記で Lee と綴るようになった由来なども書かれてあるといいですね。

東京外語大の野間研究室のサイトに、「ハングルをローマ字でどのように表記するのか」というページがありました[1]。ちょうど「李」姓の表記について記述がありましたので以下に引用します。
さて,ハングルをローマ字で表記する方法,即ちローマ字転写の方法には,国際的に何通りかの方法が用いられている.ただし,韓国人の人名については,各個人が自分で決める慣習になっているので,本人に聞く以外に確かめるすべがない.同じ「李」さんでも,例えば韓国の『国語学年鑑』(国立国語研究院1997)には"LEE", "Lee", "YI", "Yi", "Rhee", "Li"といった表記が用いられている.日本のホテルなどに電話をかけて宿泊している韓国からの客を呼び出そうとすると,ホテルの人にスペルを聞かれることがあるが,前もって本人に聞いておかないと,場合によっては取り次いでもらいないことになるわけだ.(強調表示は原文のママ)
つまり、同じ「李」さんでも、LEE, lee, YI, Yi, Rhee, Li と、いくつか表記があるわけです。であるならば、「イ」は間違い、とも、正しい、ともいえないのではないでしょうか。 Tai_i 13:03 2004年5月14日 (UTC)
注釈:誰が、ハングルと呼び始めたのかさえ知らない漢字で表記することが出来ないから何の意味もない。只、自ら我々の文字は独創的で優秀な文字だと思うだけ。neongate 13:03 2005年1月15日 (UTC)

私の見解としては、中国台湾香港なども含める)の李さんはリーさん、韓国・朝鮮の李さんはイさんと区別すれば良いと思っています。中国の北京政府が1958年に公布した「拼音」というローマ字表記法で「李」を変換すれば'Lĭ'ですし、韓国の「文化観光部2000年式」、および北朝鮮では(1999年までは韓国も)「マッキューン・ライシャワー式」では、'I'と変換されます。そもそも、'Lee'という表記は、一般的にアジアアフリカに対する認識が圧倒的に低い(白人英語圏に代表される欧米(白人文化)にたまたまあった表記に追従した当て字なのではないかと認識しています。英語の場合を考えてみても、'Li'は「ライ」、'I'では「アイ」と発音してしまいそうです(大母音推移も参照)。よって、英語では、'Lee'で置き換えているに過ぎないのです。いずれにしても、ローマ字表記法というのは西洋人の「ご都合主義」の産物で、日本ヘボン式や訓令式などもこの部類に属するものではないでしょうか。東アジアでは元来必要のないローマ字表記は、英米による世界秩序の構築が必要としているだけなのです。本人の意向を尊重する、現地の慣習を尊重するというのは現代言語学の立場を酌んでおり、そういった流れが帝国主義的な風潮を破り、国際社会が多言語・多文化共存に向かうでしょう。 --220.102.126.133 2005年4月10日 (日) 03:36 (UTC)

二年以上も前の話し合いにコメントつけるのもどうかと思うが…。「李」は北朝鮮では「リ」、韓国では「イ」と発音します。『二重スパイ』という韓国映画で、脱北者の李が韓国内で「リさん」と呼ばれるシーンがあり、相手が北朝鮮関係者だとわかるという演出があります。--Roberto Hongo 2007年7月14日 (土) 17:11 (UTC)

韓国語・朝鮮語?

次に、朝鮮民族固有の言語の命名に関するコメントですが、韓国語・朝鮮語・コリア語・ハングルなどと呼称がはっきりと定着していません。言語名には独立国家の名前を冠するものや民族名が使われることがほとんどです。目下の言語で焦点となってくるのは、朝鮮半島および朝鮮民族の歴史なのではないでしょうか。冷戦真っ只中の1950年代に起こった朝鮮戦争で、アメリカソ連という二大帝国の利害関係の巻き添いを食らい朝鮮民族は分断を余儀なくされ、現在も停戦中で同じ言語文化を持つ民族でありながら政治的・経済的に異なった2つの政治区画に隔離された状態が続いています。本題に戻って、韓国語とした場合、それは大韓民国を直接指し示し朝鮮民主主義人民共和国(以下北朝鮮)のコトバを黙殺することとなり、朝鮮語とすると、日本人韓国人母語感覚からすると北朝鮮が連想される可能性もあり、いずれも中立的・客観的に好ましいとは言えません。「コリア語」という呼び名は英語の'Korea'で元を正せば「高麗」にさかのぼり、朝鮮半島における強大な帝国の名をとったもので、これまた好ましい表現ではありません。(英語の'Japan'は中国起源のマレー語の'Japang'をポルトガルの商人たちが16世紀ごろヨーロッパへ伝え、英語では'Giapan'とつづられたものが始まり[2]。)そこで、政治的イデオロギーを多少は抑えられているように思われている朝鮮独自の文字の名をとって「ハングル」と呼び始めた勢力もありますが、「ハングル」というのは韓国寄りで、北朝鮮では「チョソングル」と、これまたイデオロギーの対立が避けられそうもありません。ここでまた現代言語学(もしくは厳密に言うとここでは記号学)の立場から言わせていただくと、ものの命名には恣意性があって、社会的に広く認められたものが定着していくという解答を提示しています。朝鮮語#表記:ハングルで、

ハングルという名称が浸透するにつれ、ハングルが言語の名称であるかのように誤解され「ハングル語」という誤った表現もしばしば見られるようになり、混乱を招いている。

とありますが、名称に関して正誤は論外ではないでしょうか。確かに、「ハングル語」とするのはいささか奇妙ではありますが、朝鮮民族のコトバを「ハングル」と呼んでも誤りであるとは言い切れないと思います。欧米の基準にあわして、言語名は国家名でなければならないとするのではなく(「一国家、一言語」はフランスのイデオロギーのひとつ)、ものの呼称は複数存在しうるし、それらが共存する可能性があることも認めなければなりません。よって、上記の引用文は中立的な立場に反しており、訂正が望まれると思います。 --220.102.126.133 2005年4月10日 (日) 03:36 (UTC)

これに関しては以前、 NHK ハングル講座で講師の韓国人が「『ハングル語』(한글어)はおかしく聞こえる」といっていたと思います。なので韓国人にとってもおかしく聞こえるようです。「ハングル語」は「ハングル」が(韓国における朝鮮)文字(조선글/조선글자)の名前であり、日本にとっては「日本語」を「ひらがな語」とか「カタカナ語」といっているのとほぼ同様の使い方であり、正しいとはいえないでしょう(ただ、最近では外来語をそのまま日本語風に発音したものをカタカナで書くことを「カタカナ語」っていいますが)。ぼくとしては「漢字語」というのにも違和感がありますが「漢語」の別称としてあるようですね。

それ以前の問題として日本の半島の呼称が朝鮮半島として正式に認知されている以上その地方・地域で話されている言葉、すなわち「朝鮮語」が一番正しいと判断するのが当然です。 イデオロギーの問題が出てきますので、討論をいくらしても仕方ないのです。居住地の名称が日本で正式に統一されている以上それに従うのが正しい判断です。

ちなみに「입니다(です)」の「」の発音はほぼ「ム」になります。ㄴ、ㅁ、ㅂは後ろの文字が母音で終わる場合はそれぞれ、ナ行発音、マ行発音、バ行発音になります。あとの場合だとナ行発音で、の発音は無視され、さらに「永遠に」のは「イ」の発音で直前のがナ行発音で「ヨンウォニ」となります。はラ行発音です。ちなみに「魔法(마법)」の発音は「マボプ」(実際は「マボッ」になる)です。というように、ハングルは連音する言語です。--ナオリン 2006年10月15日 (日) 04:49 (UTC)

我が国では「北朝鮮」は国として認めていないはずでは? ということならば、「韓国語」が妥当なような機がします。:角賛 2006年10月16日 (月) 17:14 (UTC)

ここでいう「朝鮮」とは「北朝鮮」こと「朝鮮民主主義人民共和国」のことではなく、朝鮮半島地域としての「朝鮮」です。古くから地域名としての「朝鮮」は存在し、そこにあった国が「韓国」(三韓)です。今でも、北朝鮮及び韓国がある半島は日本では「朝鮮半島」が一般的であり、「北朝鮮」の名も正確に言えば「朝鮮半島の北側にある」という意味で呼ばれています(日本では国として認めていないからという追加見解もありかも)。「朝鮮」というのは日本で云う「大和」などに相当するのかも知れませんね。先日書き足した内容のように「韓国語」というともっぱら韓国(大韓民国)で話されている言葉という意味合いにしかならず、北朝鮮で話されている言葉(言語)を無視していることになります。「朝鮮語≒韓国語」(朝鮮語>=韓国語)で、正確には朝鮮語と韓国語は完全同一の概念ではないんです。 --Mzm5zbC3 2006年10月16日 (月) 20:54 (UTC)

なるほど。 >(日本では国として認めていないからという追加見解もありかも)。 これには大賛成です。やはり、「韓国・朝鮮語」あるいは「朝鮮・韓国語」、「朝鮮語(韓国語)」「韓国語(朝鮮語)」というような形になるんでしょうかねぇ。これならば、双方丸く収まるというかんじなんですけど:角賛 2006年10月17日 (火) 01:49 (UTC)

「韓国・朝鮮語」あるいは「朝鮮・韓国語」、「朝鮮語(韓国語)」「韓国語(朝鮮語)」などの言い方は今度はどちらを先(主体)に書くかによって争いの元になってしまいます。確かに「朝鮮」が「北朝鮮」の事を連想させてしまうというのは事実なのですが、ここでいう「朝鮮」は地域としての「朝鮮」なので名称としてはいくらか妥当なのかも知れません。ぼくとしては韓国・北朝鮮に関係なくまたは両方に関する記事内でこの言語に言及するときは「朝鮮語」、北朝鮮に関する記事内でこの言語に言及するときももっぱら「朝鮮語」というのが望ましい(というより「韓国語」とはいえない)、特に韓国に関する記事内でこの言語(韓国方言朝鮮語)に言及するときは「韓国語」が望ましいというように使い分けるのが日本語において一番ではないかと考えているのですがどうでしょうか。何度も繰り返すように「朝鮮語=韓国語」ではなく、「韓国語」は「朝鮮語」の一部と見た方がより正確だと思います。 --Mzm5zbC3 2006年10月17日 (火) 15:29 (UTC)

その他

  • 瑣末ですが誤植と思われる部分の指摘です。

1 概要の「修飾語は非修飾語に先行し、」→「~被修飾語に~」
8 語彙の「外来語をとりこむ方法は漢字語に順ずる」→「~準ずる」
自分で訂正しようと思いましが,ハングル文字を表示できる環境を持たなかったため(28,800bpsなのでインストールも辛い),本文を壊していないか確認出来ないのでやめました。もし誤植なら何かの機会に直して頂けると幸いです。--利用者:PEB04516 AT nifty DOT ne DOT jp 2007年2月11日 (日)~2月12日 (月)

  • "gimji"「キムチ」のこと釜山方面で「ジムチ」と呼んでいるってホント?
    • ホントです。慶尚南道あたりの方言、ムリヤリ仮名表記するなら「チムチ」です。っていうか単発質問(しかも名無し)はやめて欲しい。--M氏 2006年7月2日 (日) 22:51 (UTC)
  • 「朝鮮語と日本語の文法が似ている」とはいったいどういうことなんですか。だいたい、朝鮮語に連用形とか連体形とか已然形あるいは仮定形があるんですか?形容動詞もあるんですか?日本語にも冠形詞っていうものがあるんですか?
    だいたい文法形態の類似性からして疑わしい。それに、同じ膠着語だからって一緒の文法だというのは短絡過ぎます。江上とか在日朝鮮人金両基の妄想でしょ。
「朝鮮語と日本語の文法が似ている」なんて記述、見あたりませんが。それに、それぞれの文法用語が違うことを挙げても文法が違うという根拠にはならないと思います。それぞれの国文法で文法を分析する方法も違うのだから、まずは同じ分析法に依拠して論じないと意味がないでしょう。220.111.187.223 2005年5月21日 (土) 08:56 (UTC)
  • 朝鮮語も日本語もよく似ていますよ。例えば漢語に日本語に日本語の「てにをは」をつければ日本語だし、韓国語の「てにをは」をつけると韓国語になります。감사합니다 の「カムサ(感謝)ハムニダ」と「感謝します」は、その非常にわかりやすい例です。

中国の朝鮮自治区の大学入試で入試に日本語の科目がありますが、平均して朝鮮族の人が漢族より高得点であることがそれを証明してます。また殆どの韓国語(朝鮮語)入門の本には、日本語と韓国語はよく似てると書かれています。

日本語と朝鮮語が似ていると容易に記述することはできないでしょう。日本語は朝鮮語とは違う言語ですので類似点もあれば大きく相違するところもあります。もし、そのあたりのことを記述するのであれば具体的に複数の見方から分析したものを記述すべきでしょう。例えば大きな相違点としては、基本語彙の相違、日本語の閉音節や子音連結の存在、有声・無声の区別が無いことなどがあります。言語系統などからそれらについて記述できれば良いのですが、現時点では言語系統が明らかになっていない以上、詳しくは記述できないでしょう。--いにしえ 2012年1月15日 (日) 12:45 (UTC)

韓国語 対 朝鮮語 (1)

朝鮮語? 韓国語だろぅ! 中国でも韓国語だよっ! 全世界で朝鮮語と呼ぶのは「北朝鮮」と「日本」だけ… まぁ、北朝鮮の日本州だから…
IP:211.41.226.89さん 2005年10月28日 (金) 01:48 (UTC)

大韓民国の大学一覧で,韓国語を朝鮮語に変えているIP利用者がいるが、韓国と北朝鮮では大学の意味はちがいます。(そもそも学制が違う)--H.L.LEE 2005年11月14日 (月) 00:31 (UTC)

私もおかしいとおもいます。名前を変更する動議はどうやってだせばいいんでしょう... --Blooms 2005年11月24日 (木) 02:54 (UTC)

ラジオ韓国で韓国語を朝鮮語に変えているIP利用者がいるが、ここの放送はソウル言葉を使用しています。 ボイス・オブ・アメリカラジオ・フリー・アジアの韓国語放送も同じ。 朝鮮語と名乗っている国際放送局は中国国際放送(ここの放送は延辺朝鮮語を使用)、ロシアの声ぐらいのものです。--H.L.LEE 2005年11月25日 (金) 04:34 (UTC)

この際、どう使い分けるか決めたほうがよいかも。今日もKBSワールドラジオで韓国語を朝鮮語に変えているIP利用者がいました。 提案

--H.L.LEE 2005年11月27日 (日) 05:39 (UTC)

「朝鮮語」で統一するのがよろしいかと思われます。民族名も「朝鮮民族」です。Hermeneus (talk) 2005年11月27日 (日) 12:22 (UTC)

アカデミックの世界では「朝鮮語」が使用されているということで、この問題は「終了」と言ってもいいと思いますが。そもそも北朝鮮や中国朝鮮族の住んでいる領域は「韓国」が実効支配している領域ではありませんし、同様に韓国も「北朝鮮」が実効支配している領域ではありません。どちらを取っても不満の残る状態ですが、韓国・北朝鮮に分離する以前は朝鮮だったのですから、言語名としては朝鮮語を第一とすべきでしょう。Ponsaku 11月27日(日) 21:44

そのアカデミックの世界では「朝鮮語」が使用されていると言われるが、大学のなかには韓国語学科と名乗っている大学もある。学科については、大学案内のとおりに韓国語学科と記載すべき。--H.L.LEE 2005年11月27日 (日) 14:05 (UTC) 例:神田外語大学姫路獨協大学

その大学が学科名として「韓国語学科」を採用してしまった以上、その大学の学科名を「朝鮮語学科」に変えるわけにはいきませんので、それはそれで結構ですが、『言語学大辞典』その他多くの辞書類が「朝鮮語」の方を見出し語としていることからもわかるように、言語名としては学界の標準名は「朝鮮語」なわけですから、現時点では「朝鮮語」で言語名を統一すべきだと愚考します。言語名を変えるのは、朝鮮半島が政治的に統一されるのを待っても遅くはないでしょう。第一、「韓国」で統一されるという保証があるわけでもありませんし、韓国主導だとしても、統一後は別の国名(高麗とか)を名乗る可能性もありますから。 Ponsaku 11月27日(日)23:58

意見を述べたいと思います。
  • 言語名を書くときは、南北問わず「朝鮮語」とする
  • 日本語の正式名称として「韓国語」を採用している場合(神田外語大学の「韓国語」学科、センター試験の選択外国語「韓国語」など)は、「朝鮮語」と書き換えない
これでいかがでしょうか?
韓国のように、日本語でも北朝鮮を含めた範囲を「韓国」と呼称するでしょうか?一般的な観点からではしませんよね。これには「朝鮮」「朝鮮半島」を一般的には用います。主に朝鮮と呼ばれる地域で用いられる言語なのですから、南北全体にわたる記述が求められる当該記事には「朝鮮語」が適切と考えます。
確かに南北で若干の差異はありますが、基本的に同一の言語です。ソウル方言を基準とする韓国、平壌方言を基準とする北朝鮮の違いです。自国の言語を韓国では「韓国語」と、北朝鮮では「朝鮮語」と表現し(この二つの漢字は、現地表記のハングルを漢字に置き換えたもの。日本語のニュアンスとしては両方とも「朝鮮語」に近くなる)対立が起きているのですが。
なお、補足ですが、この私の発言で「朝鮮」とは、李氏朝鮮のみや朝鮮民主主義人民共和国のみを指す単語ではありません。混乱しやすいので申し上げておきます。
LERK 会話 / 投稿記録 2005年12月16日 (金) 11:08 (UTC)LERK 会話 / 投稿記録 2005年12月16日 (金) 11:09 (UTC)追記しました
  • 英語の"Korea"は 高麗(Koryo)が由来とされる
  • 韓国を表すのは "Republic of Korea"
  • 北朝鮮を表すのは "Democratic People's Republic of Korea"
  • 日本語で "Korea" に相当するのは"朝鮮"
  • 韓国国内で "Korea" は "韓国ないし高麗" となる一方、北朝鮮国内では "Korea" は "朝鮮" であり "高麗" は "Koryo" となる
  • 中国では延辺朝鮮族自治州
  • CISや中央アジアで朝鮮人とせず "コリョサラム"(高麗人の意) と称される (ルーマニア人とCISにおけるモルドバ人の関係に似ている)

韓国や北朝鮮が自らを朝鮮半島で唯一の正統な国家と主張していたこともありましたが、現在は両国とも国連加盟を果たしておりますし、どちらか一方のみが統一を果たしもう一方が敗亡することも現状では考え難いでしょう。旧来の朝鮮語を韓国語とするには乱暴すぎます。

あと、ひとつ忘れていました。コンピュータ関連です。 特にマイクロソフトなどアメリカ合衆国が開発したソフトウェアについて。朝鮮民主主義人民共和国にはアメリカの法律とワッセナー協約により輸出できないとのことですので、朝鮮語はまずいかもしれません。--H.L.LEE 2006年1月2日 (月) 07:39 (UTC)

韓国の地下鉄関連の記事、広域電鉄の記事で、「韓国語」をわざわざ「朝鮮語」に変えているIPユーザーがいますが、韓国に関する記事では「韓国語」とするのが適切だと思います。上の発言にもあるように、南北全体にわたる記事には「朝鮮語」が適切かもしれませんが。--Kumatora 2006年1月19日 (木) 08:47 (UTC)

この問題を韓国語版で提起したら朝鮮語にするとは何事か(利用者のほとんどは韓国人)と強く反発され、韓国語を使うことにして、北朝鮮の項目に限って朝鮮語を使用することにしたそうです。一方に絞るのは無理のようです。(例:ko:조선민주주의인민공화국)(提議した私も馬鹿でした)--H.L.LEE 2006年1月20日 (金) 03:51 (UTC)

中国語繁体字圏では朝鮮半島も「韓半島」とされますが、その代わりと言うか北朝鮮・韓国はそれぞれ北韓・南韓です。北朝鮮が北朝鮮で韓国が韓国という呼称が一般的な日本語で言語全体を「韓国語」とするのであればPOVは避けられないと思います。ただし韓国国内に関する記事でまで朝鮮語とするのは韓国の方にとって酷とも思いますので韓国語でもいいと思います。--Extrahitz 2006年1月20日 (金) 04:17 (UTC)

朝鮮語で統一するべきだと思いますが、そうでないにしても韓国語はおかしいと思います。「韓国」は国家名です。「韓語」「韓人」ならわかるのですが。それ以前に、いかに漢字使用圏とはいえ、日本語も朝鮮語もたがいに異言語なのだから用法が違っていて当然だと思います。--Iosif 2006年1月21日 (土) 21:06 (UTC)

中国語という例もありますし--Extrahitz 2006年1月21日 (土) 21:14 (UTC)
どちらが正統国家であるかを南北朝鮮が争った挙句に(それまで朝鮮語とされてきた)言語名に国家名を反映させるべきとされてしまったケースですので、また違うと思います。「中国語」という呼称は、そういう経緯をたどっていないのではないでしょうか?(あまりよくは知らないのですが)。Iosif 2006年1月22日 (日) 06:28 (UTC)

韓国語 対 朝鮮語 (2)

学術的に「朝鮮語」が一般的であり、Wikipediaでは一般的な語でなく学術用語を使うべきである、というのは一理あると思いました。たとえば虫歯のことが「う蝕」となっていたりするので、一般用法より専門語が優先されるのだろうと。

しかし、韓国語は韓国の言葉の意味で、朝鮮語は朝鮮半島の言葉という意味であるというのは、むちゃくちゃな強弁であると感じられます。一般人が普通の会話のなかで、韓国や北朝鮮の言葉をひっくるめて朝鮮語という用法をすることはありえません。あるとすれば朝鮮が日本の植民地であった時代に育った人か、あえて植民地時代の呼び名を使う政治思想を持った人、もしくは朝鮮総連の関係者でしょう。

普通の人間は、韓国と北朝鮮で使われている言葉のことを韓国語とよびます。朝鮮語といったら北朝鮮で使われている言葉の意味になるでしょう。

ですから朝鮮語と呼ぶのは、私にとっては、朝鮮総連ないし植民地時代を美化する人間に加担する偏った視点であるとすら感じられます。学術用語として使うのなら別ですけどね。

韓国語がおかしいという思想が私には全く理解できません。それがいけないのであれば、台湾の国語を中国語と呼ぶこともとんでもない話ですよね。日本で中国といったら中華人民共和国のことなのですから、台湾の言葉を中国語というのはPOV違反ということになるでしょう。中文、漢語、華語などと呼ぶべきなのでしょうか? --Blooms 2006年2月19日 (日) 17:32 (UTC)

▼少なくとも私も「学術用語に準拠すべき」だから、朝鮮語と呼ぶべきだとしています。また、これまでも学術用語として統一されているから「朝鮮語」という呼称で統一されているだけなんじゃないでしょうか。私は、それに加えて、日本語における呼称は日本人学者の議論に付されるべきことだとも考えています。韓国で言われる「ハングゴ」「韓半島」と日本で言われる「朝鮮語」「朝鮮半島」はイコールだと思って訳しています。漢字文化圏だから日本語での呼称が、他言語の呼称を決めているような気になりますが、あくまで外国語ではないかという論点も提出しています。ですが、ノート:大韓民国で書いたこととごっちゃになっていて、私もどっちでまだ述べていなかったんだか混乱して、そのへんが申し訳ないです。でもまあ、学術用語も一般社会の用法から乖離すれば、あらたな用語について何が適切か検証されるはずだと信じてはいます。「無茶苦茶な強弁」によって学術用語が合意されているとは信じられません。▼「一般人が普通の会話のなかで、韓国や北朝鮮の言葉をひっくるめて朝鮮語という用法をすることはありえません」←「あり得ない」は言いすぎだと思いますよ。「韓国語」という言い方に日本人も応じる傾向が出てきたのは80年代あたりのことだと感じています。「普通の人間」と言われても、何が普通なのかわかりませんし、少なくとも私の知っている普通の人間がみんな韓国語と言うわけではないです。私も含め周囲の「朝鮮語」と呼ぶ日本人が北朝鮮シンパか植民地時代美化派だという認識に至っては仰天しています。それこそ、いまどき北朝鮮シンパなんか見かけませんよ。後者はともかく、前者を探すのは至難の業ではないでしょうか。Iosif 2006年2月19日 (日) 21:01 (UTC)
80年代に韓国語という言い方が普及してきたのは、韓国という国家に対する信任度に付随してのことでしょう。韓流ブームもダメ押しとなり、現在一般においてはほぼ「韓国語」という呼称一色だと思います。本屋の棚に「朝和辞典」もありますが、明らかに他の「韓日辞典」「韓国語辞典」等から浮いています。また北朝鮮シンパも消滅したわけではありません。近年一部の教科書で北朝鮮の略称を「共和国」としたことが物議をかもしたこともあります。ネットコミュニティーでは「蔑称としての朝鮮」を使用する向きも、決して数は多くありませんが見たこともあります。ただしこれは統治時代に対する評価とはまったく別の話です。統治時代を肯定するために「朝鮮」を使うという例は見たことがありません。
また学界における使用も、この場合は必ずしも絶対的な理由にはならないと思います。理由は学術的議論によって呼称が決定されたわけではなく、おそらくは当時の社会状況を反映して決定されたものであると思われるからです。
と、長々と書きましたが、結論としてはNPOV性を考慮するとwikiでは「朝鮮語」と書くべきという前記の意見は変わっていません。私自身は一般社会同様、日常では「韓国語」としか言ってませんしノート等では韓国語と書いていますが--Extrahitz 2006年2月20日 (月) 01:24 (UTC)
▼なるほど、多くの点について考えさせられています。一点、書きすぎというか筆がすべった点について。「後者(植民地時代美化派)はともかく」と書きましたが、私も、植民地時代を肯定せんがのために「朝鮮」を使用する例を聞いたことはありません。これについての「ともかく」の部分は、撤回です。▼「学界スタンダードだとしても学術的議論を経たのか」という点については悩ましい。まず、どこまでを学術的議論と呼ぶかというのもあります。知っているかぎりのものは、たしかにいずれも社会情勢の反映を見て取れます。しかしそこから学術的議論の展開も読み取れるとも思います。▼その両方があって、学者が社会状況を見ながらココと同じように「朝鮮語とするのがNPOVだろう」としたから、学界で使用されているに過ぎないのではないか、ということなのだろうと理解しています。そうですよね?▼余談ですが、直近の議論は、(隠れて行われていた)NHK教育テレビ・ラジオの講座開設準備時だろうと思います。議論の経緯を書いた紀要への投稿(報告?)がありますが、図書館にアクセスできなくなって長いため、ご紹介をお待ちください(面白いんでぜひお勧めです)。私なりに記憶でもって要約すると、「学術的議論」をやっている最中に「社会状況」が押し寄せてきてしっちゃかめっちゃかになり、NHKが強権的にタイトルを決めたという内容でした。▼さらに余談。辞書ならばここ10年くらいは多分『朝鮮語辞典』(小学館)が一番使われていそうだし実際に評判もいいのですが、これも浮いているでしょうか。僕はそう感じないんですよね……。▼いずれにしても、そう対立点があるわけではないので、(対立点になりそうな→)現状認識のみ表明しておきます。必ず返信くださいという類のものではありませんのでお気になさらないでください。Iosif 2006年2月20日 (月) 18:55 (UTC)

記事名について

Suncandy氏によって「朝鮮語」が「韓国語」に移動されました。言語名称に関して問題があることはここでも議論され、朝鮮語の呼称問題にもまとめられていますが、当記事の見出しとして何を採用するかは合意が得られていない状態です。編集合戦・移動合戦のような無用の混乱を避けるためも、早い時期にウィキペディアとしてどちらの名称を選択するのかに関する合意を形成するべきだと思います。それぞれの名称に関する支持の理由等はここでほぼ出揃っていると思うので、投票によって決定するのが一番だと思うのですがどうでしょうか? ちなみに私は、言語学的に一個である当該言語を表す一般的な言葉は現時点では「朝鮮語」しかないという理由から「朝鮮語」を支持します。--Guixiang 2006年6月16日 (金) 10:02 (UTC)

理由は既述ですが、「朝鮮語」を支持します。朝鮮語研究に関するかぎり、新興国家の国家名を言語名として受け入れることはしていないからです。▼しかし、今回は新たに理由を付加します。合意を経ていない移動を強行したことによって事態が動くという前例を作ってはならないと思います。しかも今回は、移動した当人からノート上で提起されてさえいません。かといって、何ら話題になっていない事柄でもなく、このノートでずっと話題にされていたことです。それを知らずに移動したのだとしたら、まず原状を復帰し、ノートを見て、話に参加してからでないとおかしい。どのような言語名がふさわしいかという話をする以前に、Wikipediaが合意を最優先にすべきと考えて提案している諸手続きを踏みにじっていると思います。まず最初に、原状を復帰するべきではないでしょうか。(なお、投票というのには現時点では反対ですが、その議論も、原状復帰、場合によっては保護したの後のことではないかと思います。)--Iosif 2006年6月16日 (金) 11:30 (UTC)
確かに、今回の件に関しては完全にルール違反ですね。再移動&リバートしました。--Guixiang 2006年6月16日 (金) 16:32 (UTC)

記述の根拠について

私が2005年11月10日 (木) 20:28の版で投稿した

北朝鮮、韓国でそれぞれ行われた「日本語語彙の追放」運動が無く、また1945年以降、近代文明の科学技術に関する語彙、共産主義体制における政治的用語などが中国語経由でもたらされるようになったため、北朝鮮とも韓国とも異なる独自の語彙が用いられる。

という文面について、私自身は延辺朝鮮語についてしか確認していませんので、延辺朝鮮語の説明としてまとめていました。Guixiang氏は「2006年6月18日 (日) 05:34」の編集で、これを中国における朝鮮族の「朝鮮語」全体の説明に変更されましたが、延辺語以外の諸方言での確認に、問題はありませんか?--Dalaibaatur 2006年6月18日 (日) 23:13 (UTC)

問題ありません。韓国や北朝鮮の言語政策の影響を受けない、中国語の影響にさらされる、中国政府による言語政策の下にあるという条件では延辺の中国朝鮮語もそれ以外の地域の中国朝鮮語も同じです。--Guixiang 2006年6月19日 (月) 04:03 (UTC)
延辺以外に分布する諸方言については、「移民第一世代のことば」として高齢者だけの間で、うちわの会話に用いられることばと化し、延辺におけるような独自の発展をとげることなく、単に消滅の過程をたどっているものもあると思われますので、上引の説明を一律に「中国朝鮮語」の説明として適用することには危惧を覚えたので、「 2006年6月18日 (日) 01:43」の版では、「中国朝鮮語」と改められていたのを「延辺朝鮮語」に戻す編集を行いました。
たいへん興味があるので、延辺以外の諸方言について具体的に知ることのできる参考文献等、なにかご紹介いただけると、ありがたく思います。--Dalaibaatur 2006年6月19日 (月) 05:28 (UTC)
延辺以外の地域にも朝鮮語を教授言語として授業が行われる小学校、中学校等があるため、それらの地域で話されている中国朝鮮語は家庭内言語とはいえません(学校の教授言語が延辺朝鮮語でないことを証明しろといわれると難しいですが…)。中国朝鮮語の方言について書かれた本ではありませんが、『中国朝鮮族―歴史・生活・文化・民族教育』ISBN 4750308196 に中国の各地域ごとの朝鮮族の状況(朝鮮族学校への就学の比率なども含めて)が紹介されています。記憶があやふやですが、朝鮮語の使用頻度などに関する統計ももしかしたら載っていたかもしれません。--Guixiang 2006年6月20日 (火) 04:25 (UTC)
ご紹介ありがとうございました。--Dalaibaatur 2006年6月24日 (土) 16:44 (UTC)

今回のrevertについて

2006年7月21日 (金) 09:07[3]版以降の記事について、下記の観点から一部差し戻しを行った。

  • 表の言語名を「韓国語」に変えることはこのノートの状況を鑑みても(記事名の論争まで含めた)物議をかもし出すことは明白である。
  • 大韓民国で話されている言語が「韓国語」、朝鮮民主主義人民共和国で話されている言語が「朝鮮語」です。との記述はこの2つが言語系統として枝分かれをしているような誤解を与える。正書法こそ国家間の差異はあるものの言語系統として枝分かれしているとは言い難い。
  • 「韓国語の語彙」へのリンクについて、これは単にリダイレクト先への訂正である。
    --M氏 2006年7月21日 (金) 06:37 (UTC)
ちょっと差し戻した部分が差分からわかりづらいのですが、趣旨には同意を表明します(誰も何も言わない気がするので)。
▼それとは別に(M氏さんの趣旨の、延長というわけではなく、おそらく同一でもなく)、一部改変を加えました。要約欄を書き間違えたので、ノートに来ました。少し迷ったのですが、専門家などを除けば「韓国語」という名称で定着した。その結果「朝鮮語」と言う名称では、北朝鮮の言語であるという認識が強い。とまで言うのは、(単なる現状認識として)言い過ぎかと考えたからです。『朝鮮語辞典』(小学館)などもあります。初学者も買う辞書です。--Iosif 2006年7月21日 (金) 19:46 (UTC)
自分の意見では「朝鮮語は朝鮮半島(北朝鮮・韓国)で話されている言語である。」に変えたほうがいいんじゃないのでしょうか?--ナオリン 2006年9月21日 (木) 07:06 (UTC)

日本語の「くつ (靴)」と朝鮮語の関係について

210.189.145.194氏が「日本語との親族関係」の項に2006年8月20日 (日) 00:22付けで書き加えられた「猶この時代に借用された言葉で今まで残っているものに「クツ(靴)」などがある。」という記事ですが、削除するべきでしょう。なるほど、モノとしての靴は外国から伝わったものでしょうから、日本語の「くつ(靴)」という語も本来は固有語ではなく何らかの外国語からの借用語である可能性は十分にあるでしょうが、少なくとも現代朝鮮語の「kutu(西洋靴)」については、近代に朝鮮語の方が日本語から借用した語であることは確実であると思われるからです。村山七郎・大林太良『日本語の起源』(昭和48年4月、弘文堂)139頁参照。Ponsaku 2006年8月23日 (水) 0:33

失礼ですが逆に朝鮮語から日本語に借用されたものとする学者もいますよ。確実であるとまでするのは独断では? >>Ponsaku氏

多分ラムステットとかポッペのことを念頭におっしゃっているのでしょうが、彼等がそのように考えたのは日韓両言語(とりわけ語史方面)に対する基本的な理解不足によるものと言ってよいでしょう。村山七郎は『日本語の語源』(昭和49年1月、弘文堂)86~88頁の中で朝鮮語の「kutu」が近代日本語からの借用である証拠として、(1)kutuが朝鮮の古記録に見えないこと、(2)kutuは近代になって西欧式の靴をあらわすために用いられていること、(3)朝鮮語と日本語で同源らしい語を比較した場合、朝鮮語は第2音節の母音を失い1音節語になっているのに、kutuの場合は日本語のkutsuと同じく2音節語であること、以上3つを挙げております。(3)は私としても異論がないではないですが、(1)については私も『李朝語辞典』で「kutu」が収録されていないことを確認済みですし、(2)を併せれば根拠として十分説得力があると思われますが、いかが。
ついでながら、『朝鮮語辞典』(大正9年3月、朝鮮総督府)の国書刊行会による復刻版(昭和49年12月)で「kutu」を調べたところ、「kussщ」という語形もあったことが記されておりました。これなどは日本のトンカツが現代朝鮮語で「tonkasu」になっているのを髣髴とさせる語形だと思った次第。--Ponsaku 2006年10月23日 (月) 06:15 (UTC)
言語学は詳しくありませんが一応意見を残しておきます。漢字の音読での日本語と韓国語の差異を調べると、韓国語のパッチムの「」が日本語では「つ」になっていることがわかります(例外もありますが)。ですので、朝鮮固有語の「」が日本語の「くつ」になり、「くつ」が韓国語の「구두」になったと思われます。 -- ぴちえる 2008年8月29日 (金) 08:05 (UTC)
漢字音の対応関係と固有語同士の音韻対応は全く別個のものとして扱わねばなりません。従って、一部の漢字音において終声「」と「ツ」が対応するからといって、それをそのまま固有語の音韻対応に当てはめて説明することはできません。
なお、朝鮮漢字音の終声「」は日本漢字音の「フ」に対応します。「圧 アツ 」など、一部の字音において「」が「ツ」に対応するのは、日本の字音が慣用音であるためであり、言わばこちらが例外です。
以上のことから、朝鮮語「」が日本語「クツ」の語源である可能性は極めて低いと言えます。中期朝鮮語近世朝鮮語の資料に「구두」という単語が現れないことから見ても、この単語は単純に日本語から借用されたと見るのが最も妥当です。--竹庵 2008年8月30日 (土) 17:52 (UTC)

話者数

本文中には話者7800万人となっているのに表では8200万人と400万人もずれています。それぞれ何を情報源にしたのでしょうか?どこか研究機関のデータのようなものが示せるなら情報ソース明記の上統一してもらいたいです。日本語についても同じことが言えます。--Michael Friedrich 2006年9月21日 (木) 19:04 (UTC)

「400万人も」とありますが、パーセントに直せば5%でしかありません。人口は常に増減していますからどちらが間違いということではないと思います。211.1.193.111 2006年10月2日 (月) 17:30 (UTC)

ただ、同記事内で情報が食い違っているのはおかしいと思います。本当に正確な話者数を出すことは不可能だと思いますが、推定の話者数はいくつかの文献をみてその平均を取るべきだと思います。↓一部 --Mzm5zbC3 2006年10月2日 (月) 20:07 (UTC)
サイト 記述
[4] 約4,900万人
[5] 約6,000万人
[6] 約6,500万人
[7]
(地域ごとにより詳細に書いてある)
約7,000万人
う~ん、ことごとく違いますね。因みに英語版 Wikipedia では約7,800万人となっています。約5.000~8,000万人弱程度でしょうか。随分幅がありますね。 --Mzm5zbC3 2006年10月2日 (月) 20:07 (UTC)

ならば、はっきりと何人と示さず、約xx人~xx人程度と書いて統一すべきだと思います。s少なくとも4900万人はありえないです。なぜなら韓国民だけで4860万人おり、北朝鮮を数えていないからです。北朝鮮の人口約2260万とあわせて、最低でも7100万人はいるはずです。約7100万~8000万人で統一してしまっていいでしょうか。--Michael Friedrich 2006年10月3日 (火) 17:55 (UTC)

4,900万人は「韓国語」で検索して出てきたサイトですし、サイト内も「韓国語」表記になっていることから純粋に「韓国方言の朝鮮語のみ」か「北朝鮮の存在を認めていない」などかもしれませんね。国・地域名も「韓国」のみになっていますし。「約7100万~8000万人で統一する」のは賛成です。 --Mzm5zbC3 2006年10月4日 (水) 16:14 (UTC)
北朝鮮のこととかも考えると正確に統計を取ることは無理だと思いますから推定7500万人前後っていう程度にしておいたらどうでしょうか。韓国の5000万人弱っていう人口はともかく北朝鮮の人口は推定にならざるを得ない現状がありますし。--M氏 2006年10月4日 (水) 23:13 (UTC)

それじゃ推定7500万人前後で統一してしまってもいいでしょうか。(これってどうなったら「同意が得られた」と判断されるんですか?)--Michael Friedrich 2006年10月6日 (金) 08:30 (UTC)

あ、今更(既に書き換え済みのよう)ですが賛成します。同意については難しい所なんですよね。考えは人それぞれなので反対意見もあると思います。反対意見が一つでもでたら同意されなかったとするとほとんどの議論が通りませんし。 --Mzm5zbC3 2006年10月12日 (木) 17:09 (UTC)

記事名・分割

集中

韓國語의 母音과 子音이 적혀있지 않습니다. 이 것을 追加야지만 이 文書를 改善할수 있습니다. 누군가가 꼭 차트를 追加 해주십시오! 감사합니다. Orthodoxi 2007年6月5日 (火) 03:46 (UTC)

朝鮮語の音韻에 적혀있습니다.--КОЛЯ 2007年6月5日 (火) 06:11 (UTC)

意思疎通の容易さ

〝一般に南北朝鮮人との意思疎通の容易さは、中国朝鮮語在米朝鮮語高麗語 (コリョマル)在日朝鮮語だとされている〟-13510640版(現在)

私は韓国語(朝鮮語)が母語であります。上記の記述の客観的な根拠は何ですか。--Yes0song 2007年7月6日 (金) 08:49 (UTC)
出処不十分 & 事実無根 --ガラム 2010年9月30日 (木) 15:31 (UTC)

韓国語だ!!! 朝鮮語じゃないよ!--以上の署名のないコメントは、83.27.115.224会話)さんが 2007年9月8日 (土) 11:29 (UTC) に投稿したものです。

名称問題

冒頭の「日本においては南北統一名称として一般に「朝鮮語」が用いられる」に要出典がつけられていますが、日本において南北統一名称として「朝鮮語」が用いられているのは紛れもない事実であり(例えば書籍名では『至福の朝鮮語』や小学館の『朝鮮語辞典』など)、日本において南北統一名称として「韓国語」を用いている事例が極めて少ない(皆無?)以上、この記述の要出典は不要なように思います。--Syrotyna 2011年11月26日 (土) 16:17 (UTC)

リエゾン/アンシェヌマンについて

本文中に、「連音(フランス語で用いられる用語のリエゾンとしばしば混同されるが、実際にはそれに合わせればアンシェヌマンである[1])が起こることも特徴である。」とあります。カッコ内は、私は不要と思いましたが、КОЛЯ様が出典をつけてくださいました。
しかし、私は、出典があっても、この文脈では不自然ではないかと考えます。理由は、カッコ内を言い換えると、

「連音=アンシェヌマン=が起こることも特徴である。」

ということになると思います。しかし、「アンシェヌマン=が起こることも特徴」というのは、聞いたことがありません。出典がありますでしょうか。 といいますのも、(アンシェヌマン以外にもさまざまな)「連音」が起こるのが朝鮮語の特徴というのなら意味が通じるからです。

記事リエゾンで、説明していますように、基本的に、
  • リエゾン vous aimez(ヴゼメ)に対し、vous 単独なら「ヴ」。sは発音されない。
  • アンシェヌマン il a(イラ)に対し、il 単独なら「イル」。lは発音される。

これはよろしいかと思います(ここに出典はありませんが、フランス語・言語学の基礎的な説明として)。

次に、同記事内に、朝鮮語のリエゾンの例として
  • 뽕 잎 [ʔpoŋnip̚] (桑の葉)

というようなものもあげています(これも出典はありませんが、朝鮮語のルールとして)。これは、あきらかに、

[ʔpoŋ] / 잎[ip̚]

の間に、単独なら発音されないnが入ったわけですから、フランス語のように黙音が発音に出て来たわけではないものの、少なくともアンシェヌマンではありません。 日本語で言うと、「春雨」みたいなものであり、リエゾンと呼ぶことにさまざまな見解はあるでしょうが、少なくともアンシェヌマンではない「連音」・「連声」です。 そして、野間英樹氏がリエゾンではなくアンシェヌマンだと述べているのは、ちょっと手元に資料がないので具体的な例は違うかもしれませんが、たとえば밭[받, [pat̚]]が、밭에[바테, [pa.tʰe]]になるというような、単に「終声の初声化」のことをいっていたような気がします。ともあれ、アンシェルマン以外にも朝鮮語には、さまざまな連音現象(音素の交替)があるのは事実(朝鮮語の音韻もご覧ください)ですから、野間氏の説明をその部分にいれるのは、不適切と考えます。しかし私の勘違いで、野間氏が「アンシェヌマン=が起こることが、朝鮮語の特徴」だとしている、または他に資料があるのでしたら、これは取り消します。--Muzmuz会話2013年1月25日 (金) 01:27 (UTC)

  1. ^ 野間英樹(2010)『ハングルの誕生』平凡社新書、165ページ。
大前提を最初に書きますと、<밭에と書いて 바테 のように読む>というのは、初学者のごく初期に教えられることです。そして<この現象のことを「リエゾン」といいます>、と教えられることが少なくないので、初学者は<リエゾンというのは 밭에と書いて 바테 のように読むことをいうのだ>と認識するわけです。この現象は、慣れない学習者はなかなか慣れることができません。そういうわけで、大方の日本人学習者にとって、初期に習うリエゾンなるものが「韓国語の特徴」として感じられることになります。嘘だと思うならグーグル検索でもしてみればよいでしょう。
しかし、フランス語の「リエゾン」を知る者は首をひねり、野間氏も一言注意を喚起するわけです。
そしてもう一つの前提ですが、日本の韓国語教育において単に「連音」というと、この現象つまり<밭에と書いて 바테 のように読むという現象>を指すことが多いのです。本当です。本記事のip氏も、そうした文脈の中で考えていると思います。
一方、<뽕잎 と書いて 뽕닙 のように読む>というのは、量的にも少なく、導入時にはまだ教えないたぐいの現象です。これを「朝鮮語の特徴」と呼ぶことはしません。こういうマイナーな音韻現象は、どんな言語にもある細かい項目の一つに過ぎません。現状のリエゾン#朝鮮語はかなりバランスを欠いているというか、別の意味では野間氏的な観点での抑制が働いています。
さて本題ですが、確かに、おっしゃるとおりアンシェヌマンに相当する現象以外にもさまざまな「連音現象」が存在し、激音化や鼻音化も含めた広義の「連音現象」が特徴であるという趣旨であれば理解できます。ご指摘は、そういう趣旨だったでしょうか? この要約は意味がわかりませんでした。--КОЛЯ 会話 2013年1月26日 (土) 19:07 (UTC)
КОЛЯ様、ご回答ありがとうございます。私は、「激音化や鼻音化も含めた広義の「連音現象」が特徴であるという趣旨であれば理解できます。ご指摘は、そういう趣旨だったでしょうか?」に対し、まさに「YES」でした。<뽕잎 と書いて 뽕닙 のように読む>と、「신라 /sinra/ → /sirra/ (新羅)」のどちらが「日本人学習者」が「初期に習う」のか「導入時にはまだ教えない」ものなのか、ウィキペディア日本語版の「朝鮮語」の記事としてはあまり関係性がないように感じます。が、どちらも朝鮮語に「特徴的」な広義の「連音現象」であるという点です。しかし、世間で間違えた意味での「リエゾン」という使い方に注意を喚起した結果だとしても、「アンシェヌマン」が朝鮮語の特徴と読めてしまう(たとえば、アルファベット使用言語でみても、英語をはじめとする印欧語の多くでもベトナム語でもアンシェヌマンのような現象は普遍的にあり、要約で書きましたように「アンシェヌマンは朝鮮語の特徴とは言えない現象」ということです)文章は、直接的な資料がない限り、問題である、という意見です。ただし、世間の韓国語教育で、「アンシェヌマン」と呼ぶべき現象までも、「リエゾン」と呼ぶ間違い(「連音」全体を「広義のリエゾン」といえるのであればアンシェヌマンを含めても間違いとは言い切れないという意見もあるかもしれませんが)が多い、というご意見はよく理解できますので、本記事にセクションを作るか、リエゾン#朝鮮語朝鮮語の音韻を改善することができるのではないでしょうか。-- Muzmuz会話2013年1月27日 (日) 03:56 (UTC)