チェール・ソネン

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チェール・ソネン
Chael Sonnen at UFC 115.jpg
基本情報
本名 チェール・パトリック・ソネン
(Chael Patrick Sonnen)[1]
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 1977年4月3日(37歳)
出身地 オレゴン州ミルウォーキー
所属 チーム・クエスト
身長 185cm
体重 84kg
リーチ 188cm
階級 ミドル級ライトヘビー級
スタイル レスリング
テーマ曲 Too Much Fun
(Daryle Singletary)
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チェール・ソネンChael Sonnen、男性、1977年4月3日 - )は、アメリカ合衆国総合格闘家オレゴン州ミルウォーキー出身。チーム・クエスト所属。チェール・シェノンチェール・サネンとも表記される。

レスリングベースを活かした「グラウンド&パウンド」を得意としており、アンデウソン・シウバ戦では、試合終盤になっても有利なポジションをキープし、強烈なパウンドを放ち追い詰めた。また、トラッシュ・トーカーとしても有名である。

格闘家として活動する傍ら、ピザ屋の経営もしている[2]

来歴[編集]

オレゴン大学時代はレスリングNCAAディビジョン1でオールアメリカンに選出された[2]2000年には東京で行われた世界学生選手権グレコローマン・シニア85kg級で銀メダルを獲得した[3]。並行してキックボクシングサンボの大会にも出場し優勝している[4]

2003年2月16日、初参戦となったパンクラス郷野聡寛と対戦し、引き分ける。

2004年7月25日に再び来日、パンクラスにて行なわれた『パンクラス(ネオブラッド・トーナメント優勝者選抜チーム)vsチーム・クエスト 3vs3対抗戦』に中堅として参戦、山宮恵一郎と対戦するも、0-2の判定で敗れる。

UFC[編集]

2005年10月7日、UFC初参戦となったUFC 55レナート・ババルと対戦し、三角絞めで一本負けを喫した。

BodogFight[編集]

2006年8月22日、BodogFightに初参戦しティム・クレデューと対戦。1ラウンドでTKO勝利を挙げた。12月2日、BodogFightでアレクセイ・オレジニクと対戦。3-0の判定で勝利。

2007年2月18日、BodogFightでティム・マッケンジーと対戦し、1R13秒チョークスリーパーで一本勝ち。7月14日、BodogFightでアマール・スロエフと対戦し、マウントパンチでTKO勝ちを収めた。

WEC[編集]

2007年12月12日、WEC 31でパウロ・フィリォWEC世界ミドル級タイトルマッチで対戦。グラウンドで試合を優位にコントロールしたものの最後は腕ひしぎ十字固めで一本負け。しかし、ソネンはタップしていないと抗議し、再戦の運びとなった。

2008年3月26日、WEC 33でフィリォと再戦の予定であったがフィリォが欠場、代役のブライアン・ベーカーに判定勝ちを収めた。11月5日に改めてフィリォと対戦し、膠着が続く展開になったものの、3-0の判定で勝利、フィリォに総合初黒星(不戦敗除く)をつけている。なお、当初はミドル級タイトルマッチの予定であったが、フィリォが規定体重をクリアできずノンタイトル戦に変更された。

UFC復帰[編集]

2009年2月21日、3年ぶりのUFC復帰戦となったUFC 95デミアン・マイア三角絞めで一本負け[5]。5月23日のUFC 98ではダン・ミラー[6]、10月24日のUFC 104では岡見勇信にそれぞれ判定勝ちを収めた[7]

2010年2月6日、UFC 109ネイサン・マーコートと対戦。2Rに肘打ちを受け額から大流血するも、試合の大部分をコントロールし、3-0の判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。試合後のインタビューでは、かつて共に練習し、UFC 104で対戦した岡見勇信について、賞賛するコメントを残した[8]

2010年8月7日、UFC 117アンデウソン・シウバの持つミドル級王座に挑戦。5Rに渡って有利なポジションをキープして試合を優勢に進めたが、5R後半に腕ひしぎ三角固めで一本負けを喫した[9]。タイトル獲得には至らなかったがファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[10]。その後のドーピング検査で異常に高い数値のテストステロン反応が出たため、一時はライセンスが剥奪されるも、最終的にはカリフォルニア州アスレチック・コミッションから6か月の出場停止処分を受けた。

2011年10月8日、1年2か月ぶりの復帰戦となったUFC 136ブライアン・スタンと対戦し、終始グラウンドで試合を優勢に進め肩固めで一本勝ち。試合後のインタビューでは、会場に来ていたアンデウソン・シウバを「クソ野郎」と罵り、「次に俺が負けたらUFCを引退する」と語り再戦を希望した。

2012年1月28日、UFC on FOX 2のミドル級次期挑戦者決定戦でマイケル・ビスピンと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

2012年7月7日、UFC 148でミドル級王者アンデウソン・シウバと再戦。1Rは前回同様テイクダウンを奪い試合を優勢に進めるも、2Rにボディへの膝蹴りからパウンドを受けTKO負け。王座奪取に失敗した。

2013年The Ultimate Fighter 17ジョン・ジョーンズと共にコーチを務めた。

2013年4月28日、UFC 159でライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズと対戦。試合前はタックルを奪うと豪語していたソネンだが、逆にテイクダウンを取られ肘打ちとパウンドでTKO負け。またも王座奪取に失敗した。

2013年8月17日のUFC Fight Night 26で前ライトヘビー級王者マウリシオ・ショーグンと対戦。グラウンドで圧倒した後に1Rにギロチンチョークで一本勝ち。試合後、ヴァンダレイ・シウバに対戦要求を行った。

2013年11月16日、UFC 167ラシャド・エヴァンスと対戦し、パウンドでTKO負けを喫した。

人物[編集]

  • ユライア・フェイバーと仲がよくチーム・アルファメール主催のチャリティーゴルフに参加したり[11]UFC 98ではフェイバーにセコンドに付いてもらっている。2011年にフェイバーの妹が事故に遭ったときもユライアはソネンの車に同乗中に報を受けている[12]。この他、多くの格闘家と交流を持っている。

エピソード[編集]

  • 2011年1月3日、住宅ローン詐欺に関するマネーロンダリングをしていた罪を認める[13]
  • 2010年頃まではブラジル人に対しての人種差別ともとれるようなトラッシュトークを披露していた。そのため2013年にはブラジル人に殴りかかられた事もある程ブラジル人に嫌われていた[14]。しかし、2014年になると、TUFブラジルの収録のために自身の家をブラジルに建てている[15]

戦績[編集]

総合格闘技 戦績
43 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
28 7 5 16 0 1 0
14 5 8 1 0
勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
× ラシャド・エヴァンス 1R 4:05 TKO(パウンド) UFC 167: St-Pierre vs. Hendricks 2013年11月16日
マウリシオ・ショーグン 1R 4:47 ギロチンチョーク UFC Fight Night 26 2013年8月17日
× ジョン・ジョーンズ 1R 4:33 TKO(肘打ち&パウンド) UFC 159: Jones vs. Sonnen
【UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ】
2013年4月28日
× アンデウソン・シウバ 2R 1:55 TKO(膝蹴り→パウンド) UFC 148: Silva vs. Sonnen 2
【UFC世界ミドル級タイトルマッチ】
2012年7月7日
マイケル・ビスピン 5分3R終了 判定3-0 UFC on FOX 2 2012年1月28日
ブライアン・スタン 2R 3:51 肩固め UFC 136: Edgar vs. Maynard 3 2011年10月8日
× アンデウソン・シウバ 5R 3:10 腕ひしぎ三角固め UFC 117: Silva vs. Sonnen
【UFC世界ミドル級タイトルマッチ】
2010年8月7日
ネイサン・マーコート 5分3R終了 判定3-0 UFC 109: Relentless 2010年2月6日
岡見勇信 5分3R終了 判定3-0 UFC 104: Machida vs. Shogun 2009年10月24日
ダン・ミラー 5分3R終了 判定3-0 UFC 98: Evans vs. Machida 2009年5月23日
× デミアン・マイア 1R 2:37 三角絞め UFC 95: Sanchez vs. Stevenson 2009年2月21日
パウロ・フィリォ 5分3R終了 判定3-0 WEC 36: Faber vs. Brown 2008年11月5日
ブライアン・ベーカー 5分3R終了 判定3-0 WEC 33: Back To Vegas 2008年3月26日
× パウロ・フィリォ 2R 4:55 腕ひしぎ十字固め WEC 31: Faber vs. Curran
【WEC世界ミドル級タイトルマッチ】
2007年12月12日
ケイシー・ウスコーラ 1R TKO SportFight 20: Homecoming 2007年10月27日
アマール・スロエフ 2R 3:33 TKO(マウントパンチ) BodogFight Season 3 Finale 2007年7月14日
ティム・マッケンジー 1R 0:13 ブラボーチョーク BodogFight Season 3 2007年2月18日
アレクセイ・オレイニク 5分3R終了 判定3-0 BodogFight Season 1 Finale 2006年12月2日
ティム・クレデュー 1R 2:18 TKO(パンチ) BodogFight Season 1 2006年8月22日
× ジェレミー・ホーン 2R 1:17 腕ひしぎ十字固め UFC 60: Hughes vs. Gracie 2006年5月27日
トレヴァー・プラングリー 5分3R終了 判定3-0 Ultimate Fight Night 4 2006年4月6日
× レナート・ババル 2R 1:20 三角絞め UFC 55: Fury 2005年10月7日
ティム・ウィリアムズ 1R 3:59 TKO(パンチ) SportFight 11: Rumble at the Rose Garden 2005年7月9日
アダム・ターシー 1R 3:49 TKO(パンチ) Euphoria: USA vs World 2005年2月26日
× テリー・マーティン 2R終了時 TKO(肋骨負傷) X-Treme Fighting Organization 4 2004年12月3日
アレックス・スティーブリング 5分3R終了 判定3-0 WEC 12: Halloween Fury 3 2004年10月21日
× ジェレミー・ホーン 2R 2:35 ギロチンチョーク SportFight 6: Battleground in Reno 2004年9月23日
× 山宮恵一郎 5分3R終了 判定0-2 パンクラス PANCRASE 2004 BRAVE TOUR 2004年7月25日
× ジェレミー・ホーン 1R 3:34 TKO(カット) Extreme Challenge 57 2004年5月6日
ジャスティン・ベイリー 1R 0:40 KO(跳び膝蹴り) Rumble on the Rock: Rage on the River 2004年4月17日
アルマン・ガンバーリャン 5分3R終了 判定3-0 Euphoria: Russia vs USA 2004年3月13日
ホーマー・ムーア 5分2R終了 判定3-0 Rumble on the Rock 4.5: Proving Grounds 2003年12月27日
グレッグ・カーナット 1R 1:07 ギブアップ(打撃) Full Contact Fighting Federation: Rumble at the Roseland 10 2003年12月13日
ジェイソン・ランバート 5分3R終了 判定3-0 Gladiator Challenge 20
【GCライトヘビー級タイトルマッチ】
2003年11月13日
× フォレスト・グリフィン 1R 2:25 三角絞め International Fighting Championship: Global Domination
【ライトヘビー級トーナメント 1回戦】
2003年9月6日
郷野聡寛 5分2R終了 判定0-0 パンクラス PANCRASE 2003 HYBRID TOUR 2003年2月16日
× トレヴァー・プラングリー 1R 腕ひしぎ十字固め Xtreme Fighting Alliance 5: Redemption 2003年1月25日
ジャスティン・ヘイウェズ 2R 4:26 TKO(パンチ) United Full Contact Federation: Rumble in Rochester 2002年8月24日
ジェシー・オールト 5分3R終了 判定3-0 Revolution Fighting Championship 1: The Beginning 2002年7月13日
スコット・シップマン 2R 2:08 チョークスリーパー Dangerzone: Caged Heat
【ライトヘビー級トーナメント 決勝】
2002年4月13日
ジェシー・オールト 5分2R終了 判定3-0 Dangerzone: Caged Heat
【ライトヘビー級トーナメント 1回戦】
2002年4月13日
ジェイソン・"メイヘム"・ミラー 5分2R終了 判定3-0 Hitman Fighting Productions 1: Rumble on the Reservation 2002年3月30日
ベン・ヘイリー 1R終了 判定3-0 Battle of Fort Vancouver 1997年5月10日

獲得タイトル[編集]

  • 全米大学レスリング選手権グレコローマン84kg級 優勝(1999年)
  • レスリング世界学生選手権 男子グレコローマン・シニア85kg級 銀メダル(2000年)
  • 北米レスリング選手権ライトヘビー級グレコローマン84kg級 優勝(2002年)
  • Dangerzoneライトヘビー級トーナメント 優勝(2002年)
  • Gladiator Challengeライトヘビー級王座(2003年)

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]