スピネル

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スピネル spinel
スピネル
分類 酸化鉱物
化学式 MgAl2O4
結晶系 等軸晶系
へき開 なし
モース硬度 7.5 - 8
光沢 ガラス光沢
無色
条痕 白色
比重 3.6
プロジェクト:鉱物
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スピネル (spinel) は、鉱物の一種で、尖晶石(せんしょうせき)ともいう。マグネシウムアルミニウム酸化物で、組成式は MgAl2O4等軸晶系で八面体の結晶モース硬度は8。比重は3.60。無色または半透明で、赤色、青色、緑色、黄色、褐色などがあり、宝石として加工される。石灰岩片麻岩蛇紋岩かんらん岩中に存在する。

名称はラテン語で「棘」を意味する"spina"に由来するが、これは八面体の結晶として産出することによる。

目次

[編集] 宝石としてのスピネル

スピネル

産地としては、ミャンマースリランカが有名である。ミャンマー産のレッドスピネルのよい色のものは秀逸であるが、価格が非常に高い。それ以外にも、青色、ラベンダー色、ピンク、そしてそれらの中間色のものがよく産出される。青色のものはしばしば鉄分をふくみ、ややくすんだ青になる。が、それもまた面白いものがある。スリランカではレッドスピネルは少ないが、その代わりピンクのきれいなものが良くとれる(それ以外の色のものもあるが黄色は合成石でしか存在しない)。

それ以外の産地として有名なのは中央アジアピンクスピネルであり、これは大変希少である。マダガスカルからも少量産出することが知られている。

特殊効果としてはキャッツアイ効果カラーチェンジスター効果がある。すべてスリランカのものが有名である。ただし、キャッツアイにせよ、スター(4-rays、6-raysの両方がある)にせよ、ほとんどの石は地色がチョコレート色なので、コレクターアイテム以上の使い道は期待できない。カラーチェンジについては、コバルトを含有したもののなかで、美しいブルーからピンクに鮮やかに変色するものがまれにある。ただ、これもコバルトスピネルが希少なものであり、この上、カラーチェンジがあるからといって価格があがるということはないと思われる。

長い間、ルビーとレッドスピネルは混同されていた。たとえば、イギリス王室の戴冠式用の王冠に飾られている「黒太子のルビー」はルビーではなく、レッドスピネルである。産地が極めて限定されており、しかも産出量はそう多くないので実際は稀少な石なのであるが、このような歴史的経緯から「ルビーと紛らわしい石」と云ったレッテルを貼られ、人気や知名度も常にルビーの後ろに位置するのでそれほど高価にはならない。

石言葉は「内面の充実・安全」。

現在では、ベルヌーイ法フラックス法による合成品が製造されている。 かつては無色の石がマグラックスと云った商標ダイヤモンド類似石に用いられた。

[編集] スピネル型結晶構造

スピネル型結晶構造

スピネル型結晶構造をとる化合物には、電子材料として重要なものが多い。

[編集] スピネルグループ

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

[編集] 外部リンク

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