カードキャプターさくらの登場人物

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カードキャプターさくら > カードキャプターさくらの登場人物

このカードキャプターさくらの登場人物では、漫画アニメカードキャプターさくら』に登場するキャラクターを紹介する。


主要人物[編集]

カードキャプターさくら 主人公の家系図
木之本桜(きのもと さくら)
声 - 丹下桜
主人公。通称・さくら。私立友枝小学校に通う小学4年生。4月1日生まれ(誕生花ソメイヨシノ)。A型。好きな花は桜。好きな色はピンクと白。「はにゃーん」「ほえ〜」(時々「はう〜」)などが口癖。チアリーディング部所属。父親の書庫にあったクロウカードの本の中で眠っていた「封印の獣」ケルベロスにカードキャプター[1]にさせられた(原作とアニメではこの辺の経緯が多少異なる)。最初は、カードの収集にあまり乗り気ではなかったが、カードを集めていくうちにケルベロスやカード達と仲良くなり、カード収集を自ら進んで行う。
明るく素直で優しく、非常に友達思いの性格。そして少々天然。前向きな頑張り屋で、「絶対だいじょうぶだよ」が無敵の呪文。3歳の時に母親を亡くし、父と兄の3人暮らし。大抵の家事はこなせるが、裁縫(特に編み物)は少し苦手。エビフライや麺類が好きで、こんにゃくが嫌い。スポーツは全般的に得意で、特技はバトン。通学時や外出時にはよくローラーブレードを着用している。寝坊して遅刻しそうになることが多い。人を疑うことを知らず、山崎のホラ話もいつも素直に信じる。
幼い頃、兄が度々幽霊の話をしていたため、正体が分からないものを極端に怖がる。知世とは小学3年生の時からの同級生で又従姉妹同士の関係。しかし父と園美が小学校の運動会で再会するまでは、木之本家と大道寺家が親類であることは知らなかった。恋愛には少々鈍感。小狼に対して、最初は苦手意識を持っていたが、徐々に親しくなっていき後に名前で呼び合う仲になる。その後、彼からの告白を受け彼への恋心を自覚し、最終的には両想いになる。雪兎に対する好意は、雪兎が藤隆に似ているからによる家族愛や憧れによる敬愛心である[2]。小狼と両想いになって以降は、雪兎を本当の家族の様に慕っている。
クロウカード編では、クロウが宿していた闇の力を持つ封印の杖を使用していたが、月(ユエ)との戦いの時に観月の手助けもあり、自身の属性である星の力を宿した星の杖に変化した。そして星の杖で最初に使ったカードはクロウカードの「風(ウィンディ)」である。クロウカードをさくらカードに変え始めた当初は、魔力が足りずに眠くなっていたが、カードを全て変え終えた時にはクロウを越える強い魔力を手に入れた。
ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』第27巻に中学生として登場し、『小狼』の母親に星の杖を渡している[3]。この時点では、星の杖が無くてもカードの主を続けることはできる模様。
名前は、元気読本(アンソロジー、出版:ふゅーじょんぷろだくと)第5巻において大川七瀬の執筆した小説の主人公で漫画家の木之本咲良(さくら)に由来している。
ケルベロス
声 - 久川綾(仮の姿) / 小野坂昌也(真の姿)
クロウによって創られた、クロウカードの2人の守護者の内の1人で「封印の獣」であり「選定者」。通称・ケロちゃん。好きな花は向日葵。好きな色は赤とオレンジ。さくらの魔力を認めてカードキャプターに選んだ。普段はぬいぐるみのような小さい姿[4]。真の姿は翼の生えたライオンを思わせる獣。本の表紙には真の姿で描かれている。クロウカードの入っていた本が長い間大阪にあった影響で、大阪弁で喋る[5]。性格は非常に陽気でナルシスト。シンボルが太陽であるため、食事を摂ることで魔力を補給することが出来る。お菓子とたこ焼きモダン焼きが大好物で、食いしん坊。「人生楽しまんとな」が信条。クロウカードに絡む事件がない時は、さくらの部屋でよくテレビゲームに没頭している。就寝時はさくらのベッドで寝ている(アニメ版では、さくらの勉強机の一番下にある大きな引き出しの中)。
ギリシア神話Cerberusとは、甘い物の好きな番犬という性質以外は共通点がほとんどない。番犬でありながら、クロウカードの封印が解かれるまでおよそ30年間居眠りをしていた。同じくクロウの創り出したモコナ=モドキ達と面識がある[6]
担当声優2人は共に関西出身。インパクトのあるキャラクターであり、『アベノ橋☆魔法商店街』には「同じマッドハウスつながりということで[7]」パロディキャラであるヘニャ助が登場している。
大道寺知世(だいどうじ ともよ)
声 - 岩男潤子
さくらの同級生で一番の親友。9月3日生まれ。A型。好きな花は木蓮と桜。好きな色はベージュと白。好きな科目は音楽と国語。資産家の一人娘で、ボディガードが何人もいる。コーラス部所属で、発表会などではソロで歌うこともあるほど歌が得意。趣味は料理&裁縫&ビデオ撮影。見た目はおっとりしており、母親が撫子に似せるために伸ばした長い黒髪が特徴。「〜ですわ」などのお嬢様口調で喋る。歳に見合わぬ落ち着いた性格で思慮深い。
さくらが大好きで、自分の作った服を彼女に着てもらい、撮影した映像を観ることを至上の喜びとしている。自室には映像編集機材やシアタールームが設置されている。さくらのバトルコスチュームを手作りしたり、「さくらの勇姿は1秒たりとも逃さない」という信条からビデオカメラを片手に彼女を応援しており、作中で何度か撮影し損ねた際は非常に悔しがっていた。
クロウカードやクロウ・リードの気配の発覚場に居合わせた際に、トラブル[8]に巻き込まれても、さくらを信頼し全く気にしていない。
魔力は全く無いが、人の心理を読み取る洞察力が非常に鋭く、小狼の恋心にもいち早く気付いている[9]。さくらや桃矢とは母方の再従姉妹同士。後に、ゲームソフト『カードキャプターさくら 知世のビデオ大作戦』にてスピンオフを果たす。人を包み込んだり励ましたりする保護者のような側面もある。
李小狼(リ・シャオラン)
声 - くまいもとこ
さくらの同級生。クロウ・リードの遠戚に当たる李家出身で、強い魔力を持つ。7月13日生まれ。O型。好きな花は牡丹。好きな色は緑。運動神経抜群で、特に武術に秀でている。香港に母親と4人の姉がいる(劇場版第1作目に登場)。クロウカードが世に解き放たれたことを知り、カードを回収するべく香港から友枝小に転入してきた。自分にも他人にも厳しく、無口でクールな反面、極度の照れ屋。使命とするクロウカード回収に強引に割り込んだため、当初はさくらを敵視していた。アニメでは数枚クロウカードを手に入れている。さくらがクロウカードの新しい主となった後も日本に留まり、共にクロウの気配を追う。クロウカードがさくらの持ち物になった後は元々所持していた剣・護符を使用して様々な術「火神招来(かしんしょうらい)」・「水龍招来(すいりゅうしょうらい)」・「雷帝招来(らいていしょうらい)」・「風華招来(ふうかしょうらい)」などを使う。
雪兎への好意は、彼から発せられる月の魔力に惹かれる影響である(小狼が持つ力が月の力に近いため。そのため太陽の力を持つケルベロスとは不仲)。さくらに対しては最初は敵意を抱いていたが徐々に親しくなり名前で呼び合う仲になる。そして彼女の優しさやふんわりした所から次第に好意を抱いていくも最初はその感情が理解できずにいた。だが、雪兎、月の助言や、知世、エリオルの後押の元、彼女への恋心を自覚する。その後、何度か彼女に告白しようとしたが、度々失敗しており、その都度知世に相談していた。だが、最終的には彼女に告白、両想いになる。桃矢には「ガキ」、ケルベロスには「小僧」と呼ばれ、仲は良くない。山崎のホラ話をいつも信じる。チョコレート点心が好きで、こんにゃくが嫌い。
木之本桃矢(きのもと とうや)
声 - 関智一
さくらより7歳上の兄。私立星條高校2年生。2月29日生まれ。O型。好きな花は。好きな色は青色。雪兎と共に成績優秀でスポーツ万能、学校では超人気者である。数多くのアルバイトをハシゴしており、知らずに訪れたさくらと顔を合わせることも。家事全般をこなせ、得意料理は焼きそばとオムライス。普段はさくらを度々「怪獣」呼ばわりするなど憎まれ口を叩いているが、本心では妹を大切に想っている。ケルベロスに認められ、月とエリオルには「(魔力補充の)適任者」と言われるほどの強力な魔力を持つ。ケルベロスによれば、さくらの力と桃矢の力は異なる種類のものらしい。霊感も持ち、他人に見えないもの(主に霊)が見える。また勘も鋭く、ケルベロスの存在、雪兎、奈久留、ミラーの正体を見破っているほか、さくらがカードキャプターであることにも気付いている。さくらと小狼か両想いになる事を予め知っていたため、予知能力も持つと思われる。さくら関連でか、小狼に嫉妬している。雪兎が一番に好きで、ずっと傍にいたいと願っている。
さくらカード編の途中では、雪兎(月)の存在が消えかけていることにいち早く気付き、雪兎に告げようとしていたが、奈久留の妨害を受け失敗に終わっていた。最終的に雪兎に「おれはおまえが人間じゃないって知ってる。だから隠さなくていいんだ」と言って、正体を知っていることを明かして月と対面し、今後も雪兎が消えない様に「さくらと自分(=雪兎)の身を守れ」という約束と共に、月に魔力を全て渡した。そのため、霊的な感覚は失われ、それまでは簡単に察知できた気配も察知できなくなった。さくらによれば、もう二度と魔力は戻らないとの事。しばらくは後遺症の睡魔でぼーっとしていたが、すぐに以前と変わらぬ表情をしている。『こばと。』にも登場している。
木之本藤隆(きのもと ふじたか)
声 - 田中秀幸
さくらと桃矢の父親。大学では考古学講師。1月3日生まれ。好きな花は撫子と桃と桜。好きな色は白と茶色とアイボリー。穏やかで優しい性格で、基本笑顔。普段から敬語で話し、また自分の家族にも敬称を付ける。若そうに見えるが実は43歳。魔力・霊感は持っていないが、家族の中で一番運動神経抜群。クロウカードの入った本は元々彼のものだったらしい。撫子とは新米の高校教師と生徒の関係にあり、25歳の時に9歳下の彼女と結婚した。それ故に雨宮家とは疎遠になり、特に真嬉と園美からはあまり快く思われていなかった。友枝小学校の運動会で園美と再会し、真嬉と会う機会も出来て和解した。撫子が出ていた雑誌の切り抜きを、いつも写真立てに入れている。
実はクロウ・リードの生まれ変わりであり、エリオルの分身(アニメ版にはこの設定はなく、エリオルとは無関係)。クロウの魂が2つに別れた時に、魔力は全てエリオルの側に受け継がれたため、自身は全く魔力や霊的な力は無いが、素質と波動は桃矢・さくらに受け継がれていた(実際に血縁である小狼よりも、2人の持つ魔力の波動がクロウのそれに近いのはそのため)。エリオルの魔法がかからない唯一の存在。従って血縁はおらず、出生が不明であることが雨宮家の反感を買った原因の一つとなっていた。その後魔力・霊感が備わり、守護霊となった撫子と再会する。
木之本撫子(きのもと なでしこ)
声 - 皆口裕子
さくらと桃矢の母親。園美の従姉妹。5月20日生まれ。好きな花はと桃と桜。好きな色は白。旧姓:雨宮。享年27。「雨宮グループ」出身で、家族や親戚に愛されながら大切に箱入り娘として育てられた。高校生の時に小鳥の雛を巣に戻そうとして木から落ちた所を、当時高校教師だった藤隆が受け止めたことで2人は出会い、苦労を承知で16歳の時に家族の反対を押し切って結婚した。心優しく非常におっとりとしており、娘以上に天然ボケ。運動神経は良くなかった。好きな花にちなんで「娘が生まれたら絶対“桜”にする」と決めていた。甘党で、ケーキを丸々ひとつ食べる。さくらによればいくら食べても太らない体質だったらしい。
モデルの仕事をしていたため、雑誌の切り抜きがリビングの写真立てに入れて飾られている。現在も霊的存在としてさくら達を見守っており、魔力を失う前の桃矢には見えていた。
月城雪兎(つきしろ ゆきと)
声 - 緒方恵美
桃矢の同級生で親友。12月25日生まれ。AB型。好きな花は雪割草。好きな色は白。秀才で運動神経も抜群だが、どの運動部にも属さない。細身でおっとり優しく、柔らかい笑顔を常に欠かさず、かなりの天然。眼鏡を掛けている。桃矢からは「ゆき」、ケルベロスからは「ゆきうさぎ」と呼ばれている。桃矢と同じく学校では人気者であり、さくらと小狼からも好意を寄せられていた。雪兎自身の一番好きな人は桃矢。
実は月(ユエ=後述)の仮の姿。体に似合わずかなり大食いで、少ないときでも桃矢の3倍は食べるらしい。後には魔力の薄れから、いくら食べても保たなくなった上に、酷い睡魔に襲われていた。桃矢から月を介して魔力を受け取った後は、その症状は治っている。桃矢によって自分が人間ではないということを自覚し、月の存在をもう一人の自分として快く受け入れた。更に、月と自分を創ったクロウに対して感謝の念を感じている。月でいる時の記憶は無く、突然場所が変わっていることや記憶の途切れに悩む一方で、無自覚ながらも「桃矢にだけは人間ではない事を知られたくない」と願っていた。たまに、桃矢と一緒にアルバイトをしている(桃矢に魔力を貰った直後は、眠る桃矢の代わりにアルバイトに行ったこともある)。
自身が人間でないことに気が付いた後に、一緒に住んでいるとされていた祖父母の存在が否定されたが、以前さくらが気を失っている間に着替えさせた際には祖母が着替えさせたと説明していた。
月(ユエ)
声 - 緒方恵美
クロウカードの2人の守護者の内の1人で「審判者」。雪兎の真の姿でもある。紫がかった銀の瞳と長い銀の髪を持つ、華奢で無表情な青年の姿をしている。シンボルはそのまま月であり、本の裏表紙にシンプルな三日月で描かれている(さくらが本を見付けた時点で、既に雪兎として実体化していたため、抜けている)。面倒なことが嫌いで、寝起きが最悪らしい(ケルベロス談)。クロウへの敬愛心は人一倍強いため、当初はクロウへの未練からさくらを主と認めようとはしなかったが、認めた後は良き助言者となる。
普段は雪兎の中で物事を見聞きしており、雪兎の記憶も全て持っているため、雪兎の心を本人以上に理解している。雪兎を優しく見守りながらも非常に気に掛けており、前述の雪兎の願いを尊重して、桃矢が告げるまで決して桃矢の前に姿を現すことはなかった。
太陽の光を受けて輝く月の属性故に、自ら魔力を生み出すことができない受身な性質のため、他人の魔力を受けなければ存在を維持できない(何も食べられないため、食事で補うこともできない)。新たな主(さくら)が月を維持するほどの魔力がまだなかったために1度消えかけたが、それに気付いた桃矢から魔力を受け取り、回復した。モコナ=モドキ達と面識がある[6]
李苺鈴(リ・メイリン)
声 - 野上ゆかな
アニメ版オリジナルキャラクター。さくらの同級生で小狼の従妹。3月25日生まれ。B型。好きな花は蓮。好きな色は赤。長い髪を2つのお団子にし、その毛先を垂らしている。最初の頃はさくらに敵意を持っていたが、すぐに仲良くなった。気が強いが、根は優しく少々おっちょこちょいな性格。クロウの血縁である李家出身でありながら魔力を全く持っていないが、中国拳法の達人。
小狼に好意を持っている様子で、(小狼に好きな人ができるまで)小狼の婚約者ということだったが、小狼がさくらに好意を持ったことを知ったため婚約を解消した。その後はさくらと小狼の恋が上手くいくように計らっており、恋愛に奥手で不器用な小狼を注意している。ケルベロスからは「小娘」と呼ばれる。歌が知世並に上手いといわれているが、詳細は不明。
観月歌帆(みづき かほ)
声 - 篠原恵美
月峰神社の宮司の一人娘で、教師として友枝小学校に赴任してくる。2月11日生まれ。時々巫女装束で登場し、弓道も習っている。アニメ第2期ではさくらたちのクラス担任。月峰神社はクロウ・リードと縁があり、彼女自身も強い月の力と予知能力を持つ。神秘的な雰囲気かつ極めて穏やかな物腰の美人で、クロウカードを集めるさくらの動向を密かに見守っている。意外なところで間が抜けており、方向音痴で料理は全く出来ないらしい(アニメ版では、怪しい雰囲気が全面に出ているため、このような描写はない)。
大学生の頃、教育実習先で当時中学生だった桃矢と出会い、しばらく交際していたが、留学を機に別れた。その後、イギリス留学中にエリオルと出逢い、彼に惹かれる。桃矢と再会して以降は良い友人関係。
クロウ・リードが月峰神社に遺した月の鈴を操ることができ、その鈴に触れてクロウの遺志と将来自らの為すべきことを感じ取っていた。やがて来るべき時が来たことを感じて日本に帰国し、友枝小に赴任してさくらを見守っていた。そしてさくらが真にクロウカードの主になる覚悟を持った時に、月の鈴をさくらの杖に宿させて星の杖へ変化させる手助けをする。
信条は「この世に偶然なんてない、あるのは必然だけ」[10]
柊沢エリオル(ひいらぎざわ エリオル)
声 - 佐々木望
さくらカード編から登場。さくらの同級生で、イギリスから友枝小に転入してきた。3月23日生まれ。AB型。好きな花は桜。好きな色は黒。眼鏡をかけた柔和な少年で、時折不穏な雰囲気を漂わせる一方、山崎と一緒になってホラを吹く。頭脳明晰、スポーツ万能、家事万能。さくら達には敬語口調で、自分の配下(ケルベロス、ユエ含む)にはタメ口。少年を演じるときは一人称が「僕」で声が高くなるが、本性を現す際の一人称は「私」。さくらとはすぐに親しくなり、そのためか小狼に度々敵意を抱かれているが、当の本人は彼に対し幾度親しい感じで話しかけている。また、知世同様、小狼のさくらに対する恋心に気付いており、自らに嫉妬している彼にさりげなく助言する事もある。
正体はクロウ・リードの生まれ変わりで、前世の記憶やその魔力を受け継いでいる。クロウカードに闇の力が宿っているのに対して、さくらの新しい力は星の力であったため、クロウカードが力を失い、ただのカードに戻ることを防ぐために、さくらにカードを新しく創り変えさせようとあえてスピネルやルビー(奈久留)と共に事件を起こしていた。
原作では、クロウが先のことが全てわかる程の自身の強大な魔力を分散させようと、死に際に魔法で魂を2つに分けて生まれた存在。しかし、魔力を分けることに失敗し、クロウとしての記憶を持っていた自分のみに強大な魔力が受け継がれた。さくらがクロウカードを全てさくらカードにし終えた後、彼女にもう一度魔力を2つの魂に分散させるよう頼み、成功する。また、観月歌帆と両想いらしく、自分の配下と同様呼び捨て、タメ口である(アニメ版ではさくら達と同じ扱い[11])。
スピネル・サン(Spinel Sun)
声 - 冬馬由美(仮の姿) / 小西克幸(真の姿)
さくらカード編から登場する、エリオルによって創られた従者。通常時は翅が生えた黒猫。本当の姿は、黒豹の体に蝶の羽。その尻尾は、先端近くで3度ほど螺旋を描いている。愛称は「スッピー」[12]
普段は敬語口調で話し、冷静沈着かつ思慮深いが、アニメ版では甘い物を食べると酔っ払って見境が無くなり、幼い言動になる。口からビームのような赤い光線(『CLAMP IN WONDERLAND 2』では青)を出すことができる。劇場版第2作では、テレビゲームにおいてケルベロスのライバルであることが示唆されている。
ルビー・ムーン/秋月奈久留(Ruby Moon / あきづき なくる)
声 - 柚木涼香
さくらカード編から登場する、エリオルによって創られた従者。AB型[13]10月13日生まれ[13]。好きで得意な科目は数学[13]。好きな花は月下美人。好きな色は赤。桃矢と雪兎の同級生として星條高校に転入してくる。真の姿は紅色の長髪をシニヨンにしており、蝶の羽が付いている。運動神経抜群だが、特定の部活には属していない。
桃矢の魔力に惹かれて彼を狙い、雪兎(月)をライバル視している。そのため、雪兎に真実を告げようとする桃矢の邪魔をして、桃矢の居ない所で雪兎を挑発していた。その後、桃矢が魔力を失ってからも2人の邪魔をしては、この関係を気に入っている様子。
外見は美少女で、可愛い方が好きだから女性の服を着ているが、スピネルからは男子の服を着るべきだと言われている。本人によれば、人間ではないので性別は大した問題ではないらしい。雪兎(月)と違い、仮の姿と真の姿で同じ心と記憶を持つ。
名前のモデルは、原作者たちの友人であり講談社社員の山谷奈久留。なお、彼女の名前の由来はケニアナクル湖
クロウ・リード(Clow Reed)
声 - 林一夫
クロウカードを創った魔術師占い師。父親はイギリス人であり、母親は中国人。ストーリー開始時点では既に天寿を全うしている。強大な魔力を持ち、全く新しい魔法を編み出すほどであったが、いたずら好きで変わった性格だった様子。死に際に魂を2つに分け、その2つの魂は上記の2人(アニメ版はエリオル1人)として生まれ変わった。名前はトートの書を著したアレイスター・クロウリーの捩(もじ)りと思われる。
ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』や『XXXHOLiC』にも登場している。詳しくはツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-の登場人物#日本XXXHOLiC#登場人物を参照。
ミラー(鏡)
声 - 丹下桜
クロウカードの一つで鏡のカード。任意の人や物に変身する能力を持つ(劇中では人に変身したのはさくらの姿のみ)。本来は長い髪に着物を纏い、丸い鏡を手にした巫女のような少女姿。特殊カードであるために魔法は通用せず、名前を言い当てないと封印できなかった。さくらに化けて店先の商品を崩すなどいたずらをしていたが、桃矢の優しさに触れて改心し、自分が鏡のカードであることをさくらに示唆して封印される。その後は、主にさくらが事件解決に出ている間の影武者を務めるが、さくらに比べてかなり大人しく寡黙。
アニメ版では桃矢に好意を持ち、彼にリボンを買って貰った後は、カードの絵にリボンがプラスされた。また、人間の言葉を話すことができる数少ないカードのため、アニメ版ではカード達を代表してさくらにお礼を言うシーンがある。アニメ版第28話では純粋に鏡としてショットの攻撃を跳ね返すのに使用されている。

その他の登場人物[編集]

大道寺園美(だいどうじ そのみ)
声 - 伊藤美紀
知世の母親。撫子とは父方の従姉妹同士。旧姓:雨宮。10月13日生まれ。好きな花は撫子。おもちゃ会社「大道寺トイズコーポレーション」(cf.アニメ第5話)の社長。知世は時々お試し中の新製品をさくらのカード捜索に役立てている。高校時代は国体の選手だったらしい。撫子とは幼少時から仲が良く大好きだったため、藤隆をあまり良く思っていなかった。撫子の娘と知る前から、さくらが大好き。
雨宮真嬉(あまみや まさき)
声 - 阪脩
撫子と園美の祖父で、雨宮コーポレーション会長。11月1日生まれ。撫子を大切に思っており、幼い撫子が描いたの絵も大事にしていた。彼も藤隆をあまり快く思っていなかったが、別荘地にて素性を隠してさくらと会い、撫子の娘が父親思いの優しい子に育っているのを見て、「孫の選んだ男に間違いはなかった」と評価を改める。そして後に藤隆に会い、今までのことを涙ながらに謝罪し、彼と和解した。
園美と真嬉はアニメ北米版には登場しない。
佐々木利佳(ささき りか)
声 - 川上とも子
さくらの同級生。A型。6月24日生まれ。好きな科目は体育。好きな花はマーガレット。好きな色は白。寺田とは恋仲(アニメ版では憧れ)のため大人びた雰囲気がある。落ち着いた性格で、さくらの良き相談相手である。「剣」のカードに操られたこともある。料理が得意で、弁当やケーキなどをたまに寺田先生にあげている。
柳沢奈緒子(やなぎさわ なおこ)
声 - 本井えみ
さくらの同級生。AB型。10月11日生まれ。好きな科目は算数。好きな花はさるすべり。好きな色は水色体育が苦手。チアリーディング部所属。おかっぱ頭で眼鏡をかけている。成績優秀だが、運動は大の苦手。少しでも運動神経がよくなるようにと、おまじないカードを買っている(アニメ第28話)。読書家で、特に怪談や都市伝説などの怪しい話が大好き。「幻」の第一発見者。
三原千春(みはら ちはる)
声 - 松本美和
さくらの同級生。O型。5月28日生まれ。好きな科目は国語図工。好きな花はフリージア。好きな色は黄色。三つ編みにしたツインテールが特徴で、チアリーディング部所属。山崎とは幼馴染で恋仲かつツッコミ役。ぬいぐるみが大好き。
山崎貴史(やまざき たかし)
声 - 宮崎一成
さくらの同級生。AB型。6月1日生まれ。好きな科目は算数。好きな花は曼珠沙華。好きな色はえんじ色。千春とは幼馴染で恋仲。クラス委員で賢く頼りになるが、主に物事の由来についてトリビア風のもっともらしいホラを吹く癖があり、周りをしょっちゅう煙に巻いている。特にエリオルの登場後は、タッグを組んでホラを吹く。すあまが大好物。普段は目を閉じているが、足を踏まれると目が開くらしい。
名前のモデルは、作者達の友人兼某映画監督
寺田良幸(てらだ よしゆき)
声 - 谷山紀章(第1期(さくらとパンダとかわいいお店)) / 古澤徹(第1・2期) / 小西克幸(第3期)
原作及びアニメ第1期、第3期でのさくらたちのクラス担任。原作では利佳と恋人関係であり、婚約指輪を渡すシーンもある。アニメ版では利佳の憧れの人[14]
知世のボディガードたち
全員サングラスに黒のスーツ姿の若い女性。知世のために園美じきじきに選んだらしい。さくらのコスチューム(知世が作成した)を積んだ車を運転してくることもある。
松本真樹(まつもと まき)
声 - 三石琴乃
アニメ版オリジナルキャラクター。雑貨屋「ツイン・ベル」のオーナー。ちょっとドジ。さくらたちもしばしば彼女の店を利用する。商品の中にクロウカード(ジャンプ・ショット)が紛れ込んでいたこともあった。
偉望(ウェイ・ワン)
声 - 清川元夢
アニメ版オリジナルキャラクター。小狼と共に来日した李家の執事。古風な眼鏡をかけた老人。時々さりげなく小狼や苺鈴を諌めている。
木村ゆき絵(きむら ゆきえ)
声 - サエキトモ
碧麻紀子(みどり まきこ)
声 - 速水圭
辻谷彰子(つじたに しょうこ)
声 - 根谷美智子
音楽の担当教諭。
堤美香(つつみ みか)
声 - 篠原恵美
算数の担当教諭。原作では産休に入り、その代任として歌帆が赴任してきた。
山本俊信(やまもと としのぶ)
声 - ?

ゲストキャラクター[編集]

橘 優希(たちばな ゆうき)
声 - 川田妙子
アニメ版第7話のゲストキャラ。画家だった亡父が自分を描いた絵を誰かが描き変えたと思い、元通りにしようと夜の美術館へ侵入した所、その絵に取り付いていたクロウカードを捕まえに来たさくらたちと出会う。少年のような外見をしていたが、実は少女。
中川 容子(なかがわ ようこ)
声 - 氷上恭子
アニメ版第14話のゲストキャラ。星條高校演劇部部長。学園祭の劇『シンデレラ』で桃矢と共演する(彼女が王子で桃矢がシンデレラ)。桃矢に告白するが、玉砕する。
あかね
声 - 荒木香恵
アニメ版第15話のゲストキャラ。母親が働いているため、1人でお留守番している女の子。さくらとケンカして野宿していたケルベロスを猫と勘違いして持ち帰り、ケルベロスが「ちゃう(違う)」と口走ったのを鳴き声と思って「チャウちゃん」と名付けた。母親の転職のため引っ越すこととなり、友枝町を去る。
立花 玲(たちばな れい)
声 - 今井由香
アニメ版第30話のゲストキャラ。友枝小の陸上部員。怪我をして庭に迷い込んだ小動物(実はクロウカードの1つである「駆」のカード)を助けた時から、急に記録が伸び始めた。
女の子(役名なし)
声 - ANZA
アニメ版第43話に登場。第2期のオープニング『扉をあけて』を口ずさみながら手紙をポストに入れようとしたが、ツインのイタズラでポストが2つになっているのを目撃するシーンのみ登場。

担当声優は他にも、役名なしの役でサエキトモ谷山紀章などが担当しており、いずれもエンディングクレジットには名前のみの表記になっている。

劇場版登場キャラクター[編集]

李夜蘭(リ・イェラン)
声 - 井上喜久子
小狼の母親。劇場版第1作目に登場。強い魔力を持つ。魔道士に襲われるさくらに忠告し、彼女を補助した。
李芙蝶(リ・フーティエ)
声 - 山口由里子
小狼の4人の姉の一人。劇場版第1作目に登場。
李雪花(リ・シェファ)
声 - 芝原チヤコ
小狼の4人の姉の一人。劇場版第1作目に登場。
李黄蓮(リ・ファンレン)
声 - 涌澤利香
小狼の4人の姉の一人。劇場版第1作目に登場。
李緋梅(リ・フェイメイ)
声 - 菅原祥子
小狼の4人の姉の一人。劇場版第1作目に登場。
魔道士
声 - 林原めぐみ
劇場版第1作目に登場。大昔、香港で水占いを行っていた女性魔道士で、名前は不明。クロウ・リードがやってきて以来よく魔力の勝負を挑んでいた。しかし実はそのクロウのことが好きだった。
自分の想いを伝えるため、自身の意識を本に封じて長きに渡ってクロウを待っていたが、さくらがやって来たため激怒し、さくら達を襲う。当初はクロウの死を認めなかったが、さくらに自分の想いを触れられるとその死を悟り、自身も消滅していった。

脚注[編集]

  1. ^ 意味は『カードを捕獲する者』
  2. ^ しかし恋愛感情もあったことは双方認識していた。
  3. ^ 星の杖は更にこの後、侑子に願いを叶えるための対価として渡された。
  4. ^ 正体が発覚する前は関係者以外の前ではぬいぐるみの振りをしていることが多かった。劇場版第2作では、雪兎の前でぬいぐるみの振りをしていた。
  5. ^ クロウが生きていた時は標準語で話していた。そのときの一人称は「俺」(現在の一人称は「わい」)。
  6. ^ a b ソエルとラーグ モコナ=モドキの冒険』より。
  7. ^ 厳密に言えば同作はGAINAX主導で、GAINAXとマッドハウスの共同制作である。
  8. ^ 「声」のカードに声を奪われ、話せなくなる等。
  9. ^ 故に告白に失敗していた彼の相談役になっていた。
  10. ^ 彼女の教えなのか、アニメ版では桃矢も彼女と共に口にしていた。また、『xxxHOLiC』の壱原侑子も信条としている。
  11. ^ しかし劇場版第2作では歌帆がエリオル達と同居しており、エリオルの彼女への態度が原作と同様になっていた。
  12. ^ 本人は嫌がっているが、アニメ版では酔っ払った際の一人称になる(なお、普段の一人称は「私」)。
  13. ^ a b c 秋月奈久留としてのプロフィール。
  14. ^ 月による最後の試練で桜が失敗したときのイメージ(「好き」の気持ちがなくなった世界)では、寺田側の利佳への対応も変化していため、恋愛感情はある模様。

関連項目[編集]