ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド (ゲーム)

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ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド
ジャンル ガンシューティングゲーム
対応機種 アーケード[AC]
セガサターン[SS]
開発元 セガAM1研
発売元 セガ
人数 1 - 2人(同時プレイ)
発売日 [AC]1997年[1]
[SS]1998年3月26日
その他 携帯ゲームTHE HOUSE OF THE DEAD MOBILEに移植
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ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』(The House of the Dead)は、1997年に発売された、セガのAM1研専用ソフト製作のアーケードガンシューティングゲームザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズの一作目である。

ストーリー[編集]

1998年12月18日[2]、トーマス・ローガンとGは国際諜報機関AMSからの指令によりパニックの中、切られたとみられる電話と、研究員失踪事件の関連を調べ始める。そしてDr.キュリアンがマッドサイエンティストに変貌し、非人道的な人体実験を行っていることを突き止めた。彼が実験を行っていた洋館で、2人は生物学的に改良されたゾンビの群れを目にする。パニックの中切られたとみられる電話の相手はローガンの恋人「ソフィー」であり、ローガンにとってこの戦いは個人的な思い入れが強い。ローガンとGは自らの知力と拳銃を武器に、モンスターが外の人間に危害を加える前にキュリアンを見つけ出し止めなければならない。

システム[編集]

基本的にはガンシューティングだが、敵をゾンビとしたことが最大の特徴。飛び道具の心配が基本的になく、接近されての攻撃が主である。すなわち近づかれると危機であるが、その危険度が視覚的にもよく解るし、こちらとしても的が大きくなる。また何発も当てる必要性にも説得力を出していた。リロードは画面外を撃つことで行う。

初代にしてシリーズ中最も身体欠損描写が激しい作品である(2013年現在)。攻撃判定は割と忠実につけられており、例えば殴って攻撃するゾンビに殴られる直前でも殴りかかってくる腕を撃って欠損させればダメージは受けない。ただし下半身はどれだけ撃っても欠損しない為、足を撃ち抜いて転倒させるといったことはできない。また、難易度がかなり上がっている状態で、敵の撃ち抜き方が悪いとまれにだが下半身だけになっても生き残ることがある。また、道中に転がる槍で刺された惨殺死体や血溜り、食肉フックに吊るされた人間の上半身など、ゴア表現も他のシリーズに比べるとやや多い。反面、ボスのデザインはどれも近未来的である。

本作のみ敵から攻撃を受ける事で進入出来るルートが存在する(ルート進入の際はライフが1つ減る事になる)。

キャラクター[編集]

トーマス・ローガン (Thomas Rogan)
本作での1P側の主人公。オフィシャルガイドによるとコードネームはEAGER EAGLE。年齢は32歳[3]。G曰く、真っ直ぐで正義感に溢れた男。AMSのエージェントであり、キュリアン邸の奇妙な出来事の調査を受け持つ。その一方で恋人でキュリアン邸の研究員であるソフィー・リチャーズを心配する。その後キュリアン邸事件を解決しヒーローとなる。また、彼はリサ・ローガン(『III』の主人公の一人)の父親でもある。
Agent "G"
謎が多い2P側の主人公。オフィシャルガイドによるとコードネームはSILVER FANG。少ない情報の中で判明していることは、ローガンのパートナーであることのみ。年齢も彼と同じぐらいと思われる(35~40歳位という説もある[4])。射撃能力に優れており、彼の以前の任務遂行事例から推測すると、20カ国前後の言語に精通しているものと思われる。
喜怒哀楽がほとんど無く、沈着冷静。「目的を果たすためなら、どんな手段も正当化される」というデジタルな思考の持ち主であり、DBR研究所に派遣される前はDr.キュリアンの不審な行動を監視していた。なお彼は5作(初代から『4』及び『オーバーキル』)全てのシリーズに登場している。本作から約二十年後にあたる『III』ではリサ・ローガン共に、ローガンと交信が途絶えたEFI研究所に向かう。本名は不明だが、『HODオーバーキル』にて(あくまで寝言だが)本名らしき言葉を喋ってしまった。
ソフィー・リチャーズ (Sophie Richards)
DBR研究所の科学者でありローガンの恋人。29歳[5]。(『III』の時点では49歳)彼女はDR.キュリアンの研究員の一人であり、生と死の本質の研究をしていた。Chapter1終盤Chariotに壁に投げ飛ばされて昏倒。Chariotが倒された後、ローガン達の目の前でキュリアンを止めてと言い残し、その直後死亡したと思われたが…。なお本作はゲームのスコアによりマルチエンディングが用意されていて、「ゾンビ化したソフィーが出てくる」バッド、「実は生きていたソフィーが走り寄ってくる」グッド、「先述のどちらも登場しない」ノーマルエンドに分けられ、『III』はソフィーが生きていたエンディングの続きのストーリーとなる。
また、確認はされていないが、彼女はリサ・ローガン(『III』の主人公の一人)の母親と思われる。
余談だが、カプコンの『デッドライジング』に彼女と同姓同名の生存者が出ている。
DR. ロイ・キュリアン (DR.Roy Curien)
本作の黒幕で有名な生物学者であり遺伝学者。とある不幸な出来事をきっかけに研究は彼をマッドサイエンティストに変え、ゾンビやミュータントを外に解き放ってしまう。ローガンとGに追い詰められ、自らが生み出した"最高傑作"「Magician」を解き放つが、その直後に「Magician」に攻撃され、殺されるという哀れな最期を迎える。
尚、彼には難病を患った息子、ダニエル・キュリアン(『III』の主人公の一人)が居たが、後に死亡してしまう(『III』で生きていたことが判明) 。
かつてはDBRコーポレーションの所長であり、「ゼロから生命を宿す」を目標に研究を行っていた。しかし、その神をも恐れぬ行き過ぎた研究が政府に知られてしまい、解雇されてしまう。また、ダニエルが原因不明の病で死亡したのもこの頃であった。突然の解雇とダニエルの死が重なり、ついには人間不信に陥ってしまう。その後も自宅兼研究所の屋敷で研究を続けるも、次第に研究のテーマは「人間への復讐」へと変わってゆくのだった。
ダニエル・キュリアン (Daniel Curien)
Dr.ロイ・キュリアンの息子であり末期の難病に冒されていた。

ボス[編集]

製作者はDR.キュリアン。

Chariot (Type 27)
No.VII
ヒューマノイド
Chapter 1 惨劇 〜Tragedy〜のボス。
3メートルはあると思われる巨大なを振り回し、ガスマスクのようなヘルメットを被りサイバーな風貌のに身を固めた巨大なゾンビ。その性質は非常に凶暴で、斧の餌食になった犠牲者は数知れない。弱点は右胸の鎧の破損した部分で、以前潜入したエージェントが壮絶な死闘の末つけたものらしい。ダメージを一定量与えると自ら鎧を破壊し、で殴りかかってくる(体中から出ている触手から人間の体液を吸い取って体力を回復するためらしい)この時はどこを撃ってもダメージを与えられるが、頭や胴体は二発、腕や脚は一発撃てばそのパーツはだけになり攻撃を受付けなくなる。Final Chapterで再登場する。ちなみに斧についている血や裸状態の時の本体の色は血の色の設定と同じになる。
Hangedman (Type 041)
No.XII
ビーストマン(コウモリ人間)
Chapter 2 復讐 〜Revenge〜のボス。
顔にナイトビジョン、身体の各所にはプロテクターを着けたコウモリ型(顔は若干鳥っぽい)のヒューマノイドで、人語を使うなど知能は高い。狡猾かつ残忍な性格で、チャプター1序盤でローガンの恋人ソフィーを拉致して連れ去った。ボスキャラの中で唯一全身(但し翼は除く)の何処を撃ってもダメージが通るが、かなりタフであり、一人プレイ時でも数発撃ち込まないと攻撃をキャンセルさせることができない。頭を撃てば高得点が入る。
コウモリのゾンビ“デビロン”に命令、攻撃させてくる。デビロンが全滅するか、体力が一定値まで減ると素早さを駆使して、爪で引っかいてきたり、頭突きを浴びせてくる。体力を一定値まで減らすと、ローガンを回廊から中庭へ突き落とし、ローガンは途中の屋根の縁に掴まりぶら下がったままHangedmanを倒さなければならなくなる。
ちなみに、Hangedmanの体力を一定値まで減らすと全てのデビロンが死滅するところからみてHangedmanとデビロン達は命を共有する関係にあるようである。Chariot同様にFinal Chapterで再び対峙することになるが、この時は攻撃スピードがやや緩やかになっており、頭突き攻撃はしてこない。尚且つ、蝙蝠の数が減っている。また、通路から落とそうとはしてこない。
SS、PC版では頭のデザインがアーケード版とは異なり、簡略化されている。
Hermit (Type 6803)
No.IX
インセクトイド(カニグモ科)
Chapter 3 真実 〜Truth〜のボス。
Dr.キュリアンのペットであり、鋼鉄のようなボディを持つ巨大なクモ。弱点は唯一柔らかい頭。勿論撃てば点が余分に入る。普段は大人しいが、一度キュリアンの命令を受けると番犬の如く忠実に侵入者に攻撃を仕掛ける。脚先のカギで引っかいたり、出糸突起から粘液を吐き出し攻撃してくる。ちなみにChapter 3に登場するクモ形のザコ敵“タラン”はHermitの分身との事。体を上下に揺する時は爪攻撃、体を回転させる時は粘液というパターンが有るのだが、どちらにせよ弱点が画面の中央に来るので一点集中連射すれば簡単に倒せる。
Magician (Type 0もしくはTYPE00[6])
No.I
アンドロイド/四天王
Final Chapter 終焉 〜The House of the dead〜のボス。
Dr.キュリアンの最高傑作であり「人の上に立つ生物」として造られた生命体で本作のラストボス。無機的なボディを持つ悪魔のような風貌で、本作では体の色は青白く、弱点の部分が黒くなっている。弱点は装甲が欠如した右顔、左上腕、右下腕、左太股、右脛。
本来は弱点はどこにもなく、完全無欠の存在としてキュリアンの意のままに操れるようプログラムされていたが、謎の人物によってデータを書き換えられ、何者の束縛も受けず、ただ破壊する者として、ボディが未完成のまま誕生した。本作での口調は片言で全て片仮名で表記される。常に浮遊しており、火炎を操る事と残像を残すほどの高速移動が得意。耐久力のある火球を放ってくる他、激しく高速移動を繰り返したあと火炎を纏った拳で殴ってくる。最期はローガンとGに敗北し、「イツノヒカ・・・・カナラズフッカツ・・」と言い遺して爆散した。

ゾンビ[編集]

本項では今作に登場するゾンビを紹介する。なおこのシリーズのゾンビは、その外見ゆえ便宜上呼ばれているだけで、本来のそれとは異なる存在である(『III』や『4』には人間が変貌したものも登場する)。研究の過程で生まれた未熟な生命体であり、意思や感情などは無く、無秩序。本能のみで行動し、自らのテリトリーを侵した者を無差別に攻撃するという動物的な特徴を強く持っている(『ザ ハウス オブ ザ デッド オフィシャルガイド』より)。ちなみに、バーナーとルービンは『4』にも登場。

サム
最も多く造られたゾンビ。スキンヘッドで、腸がわずかに露出している。人間の血肉を求め徘徊する。主な攻撃は噛み付き。全ステージに登場。
ネイル
ザンバラ髪に黒い服を着たサムの改良型ゾンビ。主な攻撃は殴り。
シリル
両手に斧を持つゾンビ。斧を投げつけたり、直接斬り付けて攻撃して来る。投げつけ方の場合、投げ尽くすと原則居なくなるが、時々例外も有る。斧は独特の軌道で飛んでくるため、以降のシリーズに比べるとやや撃ち落しにくい。シュガー・ラッシュにも登場。
カゲオ
全身がミイラ状のゾンビ。貧相な外見をしており、耐久力は低い。そのため他のゾンビよりも比較的簡単に倒すことができる。下水道などジメジメした場所を好んで生息している。日本人がモデル。主な攻撃は殴り。全シリーズ登場。
ブルボン
全身にが生えたゾンビ。痩躯だが耐久力はそこそこあり、唐突に現れて奇襲を仕掛けてくることが多い。主な攻撃は殴り。
エビタン-a
全身がドロドロに腐敗した醜悪なゾンビ。水中から襲いかかってくる。全シリーズ登場。
エビタン-b
エビタンの腐敗が進み上半身だけになったもの。刃物の様な武器を持ち、プレイヤーの頭上から襲いかかってくることが多い。特にぶら下がっての斬り付け攻撃はスピードが非常に早く、見てから反応するのは困難である。ぶら下がっているタイプは両腕を失った場合、口からヘドロのようなものを吐き出す。囮として出てくる事も有る。
サムソン
チェーンソーを持つゾンビ。オーバーオールを着ており、耐久力は全ゾンビの中で最も高い。チェーンソーで弾丸を弾きつつ、斬り付けて攻撃してくる。右手を撃つとチェーンソーを落とす事が出来るがダメージは無い。チェーンソーを失った場合は体当たりや噛み付き攻撃を行ってくる。
ベントリー
太った体形の割には動きが素早いゾンビ。上半身の至る所が肉腫で覆われたグロテスクな風貌を持つ(SS、PC版では再現されておらず単に皮膚が剥がれているだけの姿になっている)。体当たりや、ドラム缶を投げつけて攻撃してくる(ドラム缶は5発撃てば壊れる)。
バーナー
サムソンの改良型。上半身の皮膚が無く、マスクを着けている。火炎放射器を持ち、炎を叩きつけて攻撃してくる。だがサムソンよりも動きは鈍く、耐久力も劣る。サムソン同様、右腕を撃ち落としてもダメージは無い。火炎放射器を失った場合の攻撃パターンはサムソンと同じ。第3章のみ登場。『4』にも登場。
サイモン
角刈りで筋肉質のゾンビ。屋敷内の家具などを破壊した張本人でもある。左腕の筋組織が剥き出しになっており、殴りかかったり、ベントリー同様樽などを投げつけて攻撃してくる。また、研究員を投げつけてくるルート(投げられる前に倒さないと2ダメージを食らう)や、攻撃を受けて穴などに落ちることもある。SS版ではバグである個所を撃って放置するとその場で呻き声をあげてはしゃがみを繰り返す。
ギルモア
全身の筋組織が剥き出しのゾンビ。動きは鈍い。巨大なハンマーで攻撃してくる。筋組織の色は本体の血の色である。
ハリス
ギルモアの改良型と思われるゾンビ。ギルモアと違い長髪で髭を生やしている。付きの鉄球を振り回し、プレイヤー目掛けぶつけて攻撃してくる。この鉄球は撃ち落せず、銃弾が弾かれる。基本はその場から移動しないが、腕を吹き飛ばされて鉄球を失った場合は接近し体当たりしてくる。
ロバート
サイモンの完成型。攻撃パターンはサイモンと同じだが、左半身が装甲で覆われており、こちらの攻撃を弾き返す。顔部分に攻撃を受けると左腕で顔面を防御する。
ルービン
山高帽スーツ姿の小型ゾンビ。両手に鉤爪を装備している。第2章のみ登場。『4』にも登場。
ドレイク
両手に持ったナイフを投げつけてくる小型ゾンビ。ルービンと同じ容姿だが、帽子やスーツの色が異なる。投げ尽くした後は噛み付いて攻撃してくる。ルービンとコンビを組んで現れる事が多い。第2章のみ登場。
パーラー
ドレイクの完成型。赤い眼、銀色の不気味なボディを持ち、宇宙人のような姿をしている。水中に長時間もぐることも可能。レーザーナイフを投げつけて攻撃してくる。ドレイクと違いレーザーナイフは無限。但し、体力面でドレイクに劣る。
ムーディー
ルービンの完成型。ボディの殆どがメカ風のパーツで覆われており、その外見はゾンビと呼ぶよりもサイボーグに近い。伸縮自在の右腕のカギ爪で攻撃してくる。
カギ爪攻撃は飛び道具と同じ扱いなので狙い撃つ事で弾き返せる。パーラーと同じく水中に対し適応性を持つ。
ケンフィス
型ゾンビ。背中にはがあるが飛ぶことは出来ない。説明書には「飛ぶことを目的としたが失敗した」とある。攻撃は噛み付き。青と茶色の2種類が存在する。基本は1発で倒れるが、中庭ルートに登場するタイプのみ耐久力を持つ。第1章のみ登場。
モゥラー
ヘビ型ゾンビ。体は小さく、集団で登場してはプレイヤーに飛びかかって噛みついてくる。血や死体に群がる習性を持つ。死体に群がっているタイプは動き出すまで倒せない。全シリーズ登場。
デビロン
コウモリ型ゾンビ。攻撃は噛み付き。全シリーズ登場。本体であるハングドマンが倒されると登場しなくなる。
ブエール
カエル型ゾンビ。目は無いが鋭い牙を持ち、水中から襲い掛かる。第1章のみ登場。
ナーメ
ナメクジ型ゾンビ。体液を飛ばして攻撃してくる。進行ルートによっては登場しない。第1章のみ登場。
サルゾウ
ニホンザル型ゾンビ。第1章のみ登場。2体1組で登場する事が多く、素早いジャンプや三角飛びで動き回り、噛み付きや引っ掻いて攻撃してくる。「ドアを開けた瞬間引っかきor噛み付きをしてくる」など、プレイヤーの意表を突いた行動をとることがある。動きが素早い上に頭以外を撃ってもダメージが大きく軽減されてしまうが、ジャンプしている時に攻撃を当てると吹き飛んだ後にダウンし、大きな隙を晒す。
体色は白だが、館の入り口に出てくる2体のサルゾウは黒色である。これに限り1発で倒せる。また、この時左右どちらを倒したかによりルートが分かれる。
タラン
クモ型ゾンビ。攻撃は噛み付き。血と機械の油を好む。Hermitの分身。第3章のみ登場。『4』にも登場。
無名ゾンビ1
第1~3章に登場。背景をフラフラと徘徊しているだけのものが多い(これらも撃てば倒すことができ、得点も入る)。ひげの生えたがたいのいいタイプ、スキンヘッドのタイプ、青いシャツを着たタイプの三種類が存在する。攻撃は噛み付き、殴り、体当たりのいずれかをランダムで行ってくる。耐久力を持たないため、攻撃箇所を問わず一発で倒すことが可能。
無名ゾンビ2
第1章のみ登場。進行ルートによっては登場しない。2体で出現する。外見はエビタンに似ており、ゆっくりと接近し噛み付いてくる。無名ゾンビ1同様、耐久力は無く、どこを撃っても一発で倒せる。
無名ゾンビ3
第2章のみ登場。進行ルートによっては登場しない。2体で出現する。外見はパーラーに酷似しているが、レーザーナイフ攻撃は持たず、サルゾウと同じ動きで攻撃してくる。無名ゾンビの中では最も耐久力が高い。
無名ゾンビ4
第3章のみ登場。外見はサムに似ているが、タラコ唇で、サムよりも腐敗が激しい。動きはネイルに似ており、殴りかかって攻撃してくる。

開発逸話[編集]

アーケード版では、ゾンビから噴き出る血は赤、緑、青、紫の4種類に設定が変更できた(工場出荷設定は赤色)。しかし、赤色では過激すぎるというクレームが相次ぎ、セガの直営店では緑色に統一となる。その後、家庭用でも緑色のみになり、続編の『2』でも緑のみになった(設定の変更もできなくなった)。ちなみに赤い血が噴き出すのはシリーズ中この作品だけである。また、のちにウィンドウズ用ソフトとして本タイトルが発売され、オリジナル要素として血の色が変更できたが、黄色、紫、青、緑といった4色で、赤色は含まれていなかった(但しWii、XBOX版『HOD III』や、それに収録されている『2』ではオプションの項目で血の色を赤に変更することが可能である)。

稼動を始めた当時のゲームセンターでは、研究員(『2』は一般市民)がゾンビから容赦無しに相次いで殺される表現が酷いと一部の新聞で取り上げられ、問題となった。

本作の舞台となっているキュリアン邸は、同じワウ・エンターテイメント製作のアクションゲームゾンビリベンジ』でもエピソード6 〜THE HOUSE OF THE DEAD〜(6面)の舞台として登場しており、この面のBGMもChapter 1と同じである。(前半のみだが)敵もサム、カゲオ、エビタン、ブエールが登場しており、またブラックマジシャンというMagicianを完成させたような敵(但し説定では、このゲームの黒幕「ZED」の肉体を器として目覚めた破壊神という存在)がラストボスとして登場する。

攻略本「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド電脳指南」に掲載されている開発者インタビューによると、開発当初はゾンビでは無くゴーストを撃つゲームにするという案だった(正確にはゴーストだと撃てないのでポルターガイストの様に家具等が襲ってくるといった感じにするつもりだったらしい)。他にもソフィが最初のボスとして登場する案もあったが、「女を撃つのはマズイ」ということでボツになった。またChariotは鎧破壊時に破片がこちらに飛んでくるので撃ち落さなければならないという案があった。

他にもボスについては当時のアーケードゲーム専門雑誌『ゲーメスト』に掲載されていた設定資料では、当初Hangedmanのデザインはかなり蝙蝠に近いデザイン(暗視スコープを装着している点は同じだが)。Hermitは最終ボスの幼虫という設定だった模様で、デザインも蜘蛛では無く、甲虫型のモンスターといった感じのデザインだった。

移植[編集]

アーケード版の稼動から数年後にセガサターン、Windowsに移植されているが、グラフィックの面では、MODEL2の滑らかなグラフィックに対して、3D描写量が少ないセガサターンではMODEL2のグラフィックは再現できず、荒いグラフィックになり、容量の都合で色々な所が削られている。Windows版はセガサターン版をベースにしているが、セガサターン版との差異は多い。例えばロード時間の短縮およびセガサターン版におけるゲームプレイ中に発生するロードが発生しない、テクスチャが全体的に滑らかに、一部の効果音、残ライフ表示がアーケード版と同じになっている事などがセガサターン版との差異である。

注意点[編集]

本作はどんなにスコアを稼いでも全ステージクリアしない限り、スコアランキング登録することができない。 (この問題点は以降のシリーズでも修正されていない。)

脚注[編集]

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関連作品[編集]

ゾンビリベンジ
本作の洋館をモチーフにしたステージが存在し、ラスボスもMagicianをモチーフにしている。

関連項目[編集]