ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド オーバーキル

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ザ ハウス オブ ザ デッド:オーバーキル
ジャンル ガンシューティングゲーム
対応機種 Wii
開発元 セガ
Headstrong Games
発売元 セガ
人数 1 - 2人(同時プレイ)
発売日 アメリカ合衆国の旗2009年2月10日
欧州連合の旗2009年2月13日
オーストラリアの旗2009年2月19日
日本の旗2009年9月17日
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
ESRBM(17歳以上)
その他 Wiiザッパー対応
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ザ ハウス オブ ザ デッド:オーバーキル』(The House of the Dead Overkill)は、セガより2009年9月17日発売のWiiガンシューティングゲーム。本項ではPS3用の『ディレクターズカット』についても記述する。

ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズのひとつである。セガの外国法人による製作で、海外では同年2月に先行発売されている。

ストーリー[編集]

アメリカにあるバイユー郡で奇妙な人物が民間人を食い殺すという奇妙な事件が発生。これに対してAMSエージェントGと地元警察のワシントンが相棒としてタッグを組み、事件解決のために事件発祥の町に潜入する…。

今作は1作目よりも8年前(1990年)、GがAMSのアカデミーでクラスのトップを卒業した後の話になっている。

概要[編集]

本作は、演出や世界観を映画的雰囲気にしていることが特徴(特にB級映画を強く意識している)。武器を投げて攻撃する動作やHOD伝統の超能力ボスの要素は引き継いでいるが本作以前のHODで登場した個性的なゾンビとは別の雰囲気を持ったゾンビも多く登場する。

武器はカプコン社の『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』のように、ハンドガンやショットガンなど多種多様の武器が使用可能である。

民間人の救出システムが復活した。これはいままで民間人を誤射するとライフが減ってしまうというシステムだったが、今回は誤射してもスコアが減るだけである。また、特定の救出をするとスコアがあがる。

またゾンビがダウンしても完全に息の根を止めていなければ、起き上がってくる可能性もあるので油断がならない。

ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズで初めて実写オープニングムービーを採用している、シリーズ恒例のタイトル画面のタイトルコールがないなど、従来のシリーズとは異なる部分がある。

「グラインドハウス」へのオマージュ、パロディ[編集]

本作では実在の米国の映画館「グラインドハウス」で数本立ててロードショーされていた70~80年代のB級ホラー映画のオマージュが存在している。

それはイメージイラストやBGM、台詞に至るまで当時の上映作品の雰囲気を再現した演出が随所に含まれており、一部のファンからはグラインドハウス風、もしくはB級ホラー映画風シューティングと呼ばれている。

また当時の低予算映画のフィルムは保存環境や状態が万全ではなく、度々フィルムに傷が付いていたりカットされた部分があった。本編内のムービーでもそれを模して演出としてわざとグラフィックノイズを入れたりコマ送りやシーンカットするなどしている。

他にも当時の映画館に存在したタイトルロゴをオマージュしたステージロゴやB級ホラー映画の予告編風映像も再現している。

これに関して脚本担当のJonathan Burroughsは「グラインドハウスを徹底的にパロディー化するのがゲームの目的でもあった」と語っており、グラインドハウスやB級映画風ゲーム演出は開発陣による一つの目標であった。

キャラクター[編集]

Agent "G"
今作の1P側の主人公でHODシリーズ伝統のキャラクター。「G」と呼ばれる男で本名は不明だが、寝言でうっかり本名らしき言葉を喋ってしまっている。AMSアカデミーで訓練し、トップの成績で卒業。事件解決のために今作の事件に介入する。 今作ではサングラスを掛けている。人間であるシーザーはまだしも、自分に襲いかかってくるステージボスにまで「君には黙秘権がある」などと言ってとりあえず逮捕で済ませようとする。
任務遂行の為ならどんな手段も厭わないデジタル思考な面(民間人を犠牲にして多くの敵を倒す場面がある)があるが、シーザーの追跡にどこからともなく持ってきたアイスクリーム販売車を使用するなど、ギャグとしても描写されている。カントリー曲が好き。
アイザック・ワシントン(ISAAC WASHINGTON)
今作の2P側の主人公で大酒飲み、婦人に慇懃な黒人男性。刑事であり、パパ・シーザーの手によって彼の父親を殺されたらしく、リベンジを果たすべく今作のシーザーが起こした事件に挑む。不幸な出来事があると、素直に受け入れない捻くれ屋な一面もある。かなり口が悪く、口喧嘩をさせれば右に出る者はいない。
二丁拳銃で戦う(ゲーム中では1Pと同様に一丁。ちなみにディレクターズカットモードクリア後に1人プレイ専用の二丁拳銃モードが解禁される)。本編中の数々のイベントにより、エレベーターが苦手になる。
Gと違い、カントリー曲は嫌い。
名前の由来は、アイザック・アシモフデンゼル・ワシントンから。
なお、彼の口癖のように出る『Fuck』の単語は『一個のゲーム内で使われた回数』でギネス記録に認定されている(後述)。
パパ・シーザー(PAPA CAESAR)
今作の事件の元凶となる男。表向きは大農場の地主だが、裏では突然変異の力と人間をゾンビに変える調合薬「フォーミュラX」の研究をヴァーラの弟ジャスパーに強いて、罪なき民間人をゾンビ化させていた。
ちなみに中華料理が好物らしい。
外見は、ロバート・デ・ニーロに酷似している。
終盤でクレメントによって電気椅子で処刑されてしまうが、死ぬ前にワシントンに当てたカセットテープの遺言を残しており、それは「人間をゾンビに変える調合薬が既にクレメントの仲間が入手している」[1]、「ワシントンの父親がまだ死んでいない」など、いかにも続編への含みを持たせた内容だった。
ヴァーラ・ガンズ (VARLA GUNS)
髪長で額にサングラスを飾り、派手な服装をした女性。外見とは反対に巧みに銃を扱う。公式ホームページによれば、うらぶれた酒場でダンサーをしているという。Gに自己紹介した際「名前の話をしないでほしい」と言っていたことから、自分の名前にコンプレックスを持っている模様。
元は彼女の弟である天才科学者ジャスパー・ガンズを救う事を目的にして動いていたが、その後、シーザーを捕らえるという目的が一致したGとワシントンを援助する一面も。
だが沼地にてシーザーに脅迫、そのまま誘拐され、クレメントによって脳を彼の母と交換されて脳を瓶詰めにされてしまった(クレメント曰く、「脳は」まだ生きている状態だという)。
ジャスパー・ガンズ(JASPER GUNS)
車椅子生活を送っている青年。優秀な科学者でありヴァーラの弟である。喉に管を入れており、どうやらかなり重い病気を患っていると思われる。注射器を自ら自分の腕に刺し、ボスの「JASPAR」へ変貌する。
なお、ボス戦前にシーザーの平手打ちによってメガネを吹き飛ばされるが、次のシーンでは何故か再び眼鏡を掛けている。これはゲーム製作スタッフのミスではなく、B級ホラー映画によくあった映画製作スタッフのミスをわざと真似たものである。
クレメント・ダーリング(CLEMENT DARLING)
「バイユー郡刑務所」所長の男。G達が刑務所への突入時に出会う。母の為ならどんな悪事すら遂行する人物で、それを邪魔するものは容赦なくつぶしに掛かる。ゾンビ達は彼に忠実。
実はこの事件の黒幕であり、刑務所の地下に存在する研究施設に死蔵されていた人間をゾンビに変える調合薬「フォーミュラX」を発見したのは彼である。その後「フォーミュラX」をシーザーの手に渡らせ、今回の事件を引き起こした。
だがその後シーザーを裏切り、彼を電気椅子で殺害。ヴァーラの脳を(自分の母を救う為に)自分の母の脳と交換し、ヴァーラを彼の母へと改造してしまう。
相当なマザコン(=マザーコンプレックス)であり、母とは濃厚なキスまでしていた。Gとワシントンに母を倒されて絶望し、Gに研究施設の爆破スイッチを渡して、既に死体となった「MOTHER」の胎内に入って行った(といっても元はヴァーラの体であるが)。
マザー(本名不明)
クレメントの母親。口が悪く自分勝手。昔は相当スタイルが良かったのか、作中スタイルが良い描写が成されているヴァーラの胸を小さいと言い放った。かなり元気に見えるがクレメント曰く「先が長くない」らしい。クレメントは病的なまでに彼女を愛しているが、彼女がクレメントを愛していたかは言動からして怪しい部分がある。脳をヴァーラに移植したあとの彼女の体の所在は不明。
ヴァーラに脳を移植された後、駆けつけたGらを念力で吹き飛ばすが、その直後に拒絶反応らしきものを起こし、その隙にGらに撃たれ、謎の液体が入ったカプセルに突っ込む。その直後に巨大化し、ラストボスの「MOTHER」となった。

ゾンビ[編集]

今作に登場するゾンビは「フォーミュラX」によってゾンビ化した人間であるが、作中のG曰く「ゾンビではなくミュータント」であり、ゲーム中も「ゾンビ」という呼称は全く使用されないが、『HOD2』や『HOD4』に登場したミュータントよりも、ゾンビの方に近い性質を持つ。
概要でも説明した通り、今作では個性的な部分が失われてしまっているため、ゾンビごとの個体差は特にない。しかし民間人ゾンビから囚人ゾンビ、ピエロゾンビなどといった元々は人間であったゾンビは多種多様といる。
また、中には少数だが個性的な部分が見られるゾンビもいる。それらのゾンビは下記の項目参照。彼らの攻撃パターンはほぼ素手で殴るがポピュラー。また、『HOD4』で登場した、掴んで自由を拘束するゾンビも存在する。掴まれた場合はコントローラを振って解く事が可能。
敵キャラクターの名称は、隠し要素内の「EXTRA 3D」より。
MUTANT(ミュータント)
元々は人間であったがシーザーが起こしたバイオハザードによってゾンビ化したもの。
男性だったものは「MALE MUTANT」、女性だったものは「FEMALE MUTANT」、肥満体形のものは「LARGE MUTANT」という風に区分されている。元の人種や外見的特徴によって「DAVE」「REDNECK」「NURSE」「BOB」などの名が設定されている。
主に連続で殴る攻撃が多いが、場所によってはメス、ビン、斧などで攻撃してきたり、それらを投げて攻撃するものも登場する(それらの武器を用いた攻撃を受けると通常時の倍のダメージを受ける)。投げられた武器は撃ち落とすことができる。
また、斧を持ったゾンビは『HOD2』以降登場した、斧を持って攻撃あるいは斧を使ってガードを活用したゾンビ「ジョニー」のように、ガードをしながら攻撃する。しかし今作の斧ゾンビはジョニーと比べてガードの隙が多く、その上あまり登場数はすくないため現れても易々と倒せる。
ステージ2からヘルメットを被ったミュータントが登場し、このミュータントはヘッドショットに対する耐久があるが、頭以外は丸腰なので、胸部などを狙うのがベスト。
さらにステージ6からは、元は警官だったであろう警棒と防弾シールドを所持してヘルメットまで被ったミュータントが出現する。移動中に足元にわずかだが隙間があり、そこから足を撃つと転倒させることができる。また、接近しての攻撃の直前にも弾丸を撃ち込める隙が生まれる。
狭いスペースに集中しすぎると詰まってしまうことがあり、そのまま撃たずに放置していると勝手に倒れて死んでしまうが、この場合スコアが入らない。
FURY
ステージ3より登場する。上半身裸で、他のゾンビとは違い目が輝いている。G達を見かけると走りながら襲ってすぐ距離を取られてしまう上、口から毒霧を吐いて攻撃する。
彼らが攻撃する時は必ず掴みかかって来るが、Wii版では振りほどく時にほぼ確実に攻撃を喰らってしまう。少数なのであまり登場はしない。
『ディレクターズカット』で交戦する際には、画面上に表示された的を撃って、彼らに反撃するミニゲームが発生する(同社の『ゴーストスカッド』の戦術格闘に近い)。
比喩を用いて言えば、カプコン社のゾンビゲーム『バイオハザード(リメイク版)』に登場したクリムゾンヘッドのような強化ゾンビ。
PUKER
性質はFURYと似ているが、丸裸で腹部だけが太った異様な体系であり、顔も眼球が飛び出してしまいそうなぐらい目が見開かれている。FURYと同様にG達を見つけると猛烈な勢いで走ってきて(登場場面によっては残像を残して走ってくることも)掴みかかろうとしてくる。
なお、倒す際に腹部を撃つと爆発し、距離が近いとその爆発でダメージを受けてしまう。頭部や手足を撃つと爆発させずに倒すことが可能。
鳥ゾンビ、コウモリゾンビ(仮称)
鳥型はディレクターズカットモードのステージ1、ステージ5に、コウモリ型はステージ5のボス戦のみに登場する。
鳥型は『HODIII』の「モーキン」と同様に群れで空を徘徊した後、一気に急降下して強靭な爪で引っ掻いてくる。コウモリ型はシリーズ全作品に登場する「デビロン」と同様に群れで飛来し、噛み付きを行ってくる。

ボス[編集]

本作のボスキャラクターは、HODシリーズ恒例のタロットカードの大アルカナに因んだ名前になっていない。
JASPER(ジャスパー)
シーザーを殺害しようとし、暴走したヴァーラの弟。弱点は頭。人間のときは頭髪があったが、怪物化したことにより禿げた大きな頭と長い腕が特徴となった。
怪物化に伴い取得したと思われる能力、サイコキネシスで常に浮遊し、物体を浮遊させながら動かして自らの身を守り、あるいは物体を飛ばして攻撃してくる。
『ディレクターズカット』では物体を集積して攻撃を繰り出す溜め攻撃やG達をもサイコキネシスで束縛する攻撃手段が追加されている。
彼に勝利すると口を動かさず愛しき姉のヴァーラへの遺言を吐き、その不自然な話し方から「くそったれ!唇を動かさねぇでどうやって話してやがんだ!」とワシントンに突っ込まれ、直後にGによって止めを刺された。
SCREAMER(スクリーマー)
シーザーによって生み出された特殊な女性ゾンビ。脳神経を犯してしまう程の悲鳴が特技で、それにより幻覚を見せる(?)。運動神経が発達しており、敏捷の良い動きをし、ヒットするのはかなり困難であろう。また、幻覚を見せている間、ゾンビを召喚する事も。弱点は頭と腹。
腹にはシーザーの居場所を知る糸口である携帯電話が内蔵されており、死亡後にGが彼女の体内から取り出した。
『ディレクターズカット』では攻撃をキャンセルできなかった際の演出が追加された。
THE TWINS(ザ ツインズ)
巨大な怪力アタッカーのNIGEL(ナイジェル)と高い知能を持ち人語を話すSEBASTIAN(セバスチャン)のコンビ。セバスチャンはナイジェルの腹に同化して常にナイジェルと共に行動する。弱点は同化しているセバスチャン。
『ディレクターズカット』では巨体を用いた捨て身の体当たりが追加されている。彼らに勝利した後にも完全には死亡しておらず、それに気づいたG達によって蜂の巣にされ、止めを刺された。
CRAWLER(クラウラー)
巨大化したカマキリのような怪物。弱点は頭と腕。
自慢の鋭敏なカマ腕で切り裂いて攻撃する。運動神経が良く、ダメージを受けたりすると素早く障害物に身を隠したりする。
『ディレクターズカット』では酸を吐いて攻撃する手段が追加されている。
LOBBER(ロバー)
水辺に潜んでいた巨漢ゾンビ。彼の体の周りには膨れた球体が付着しており、それを投げたりして攻撃する。弱点はその膨れた球体と頭。
『ディレクターズカット』では飛散分裂の溜め攻撃が追加されている。
また、戦闘時にコウモリゾンビも乱入して襲いかかってくる。
BRUTUS(ブルートゥス)
クレメントがG達に送り込んだ刺客。2体送られてきたが、どういうわけか片方が殺し合いを始め、片方を殺してしまい、1体だけとなった。弱点はボウガンと同化した右腕。
元は半年前に電気椅子送りになったはずの死刑囚をクレメントが実験台としたもの(ちなみに2人の前科は、殺人21件、強盗17件、性的暴行12件、爆弾テロ3件とのこと)。
右腕がボウガンと同化しており、それを武器とし矢を射撃してくる。この矢は、デモシーンでは防弾ガラスを1発で破るほどの威力を見せたが、撃って相殺することができる。
しかし、飛んでくる速度は遅いものの、小さな円を描きながら飛んでくるため、撃ち落としにくい。また、体力が少なくなると盾を所持した警官ゾンビも呼ぶ。
『ディレクターズカット』ではチャージ能力が追加されている。
MOTHER(マザー)
ヴァーラの体に乗り移ったクレメントの母が何らかの影響で巨大化したもの。ラストボスであり、弱点は頭。『HOD4』のラストボス「WORLD」よりも遥かに大きい。
落ちているドラム缶などを手で軽々とG達に弾き飛ばして攻撃してくるが、一定量のダメージを与えるとプレイヤーにデコピンをする演出(ダメージは受けない)が入り、PUKERを次々に生み出して襲わせる攻撃方法に変化する。
『ディレクターズカット』でのディレクターズカットモードではミッシングリール部分となっていた戦闘シーンが追加され、計2回戦う事になる。

武器[編集]

最初はAMS MAGNUMのみ。残りはクリア報酬で購入する方式。購入した武器は、改造によって強化することができる。
AMS MAGNUM(AMSマグナム)
ハンドガンに相当する武器。初期装弾数は9発。初期装備だけあってか威力は低いが小回りが利き、最大まで改造すれば数発で敵を倒せるほど威力が上がる。
外見はデザートイーグルシルバーモデル。名前の通りAMSの支給品のようだが、AMS関係者ではないワシントンやヴァーラ、果てはシーザーまでもこの銃を所持している。
SHOTGUN(ショットガン)
ポンプアクション式散弾銃。初期装弾数は5発。命中範囲と威力は高いが、その作動方式から連射速度が遅い。外見はレミントンM870
AUTOMATIC SHOTGUN(オートマチックショットガン)
セミオート式散弾銃。初期装弾数は5発。連射速度が向上するなど、通常のショットガンの弱点をカバーしている。
外見はWii版ではベネリ M4 スーペル90だが、1999年に開発されたこの銃が1990年の時代設定の本作に登場するのは時代錯誤である。
これを踏まえたのか、『ディレクターズカット』では外見がフランキ・スパス12に変更されている。
余談だがWii版の「EXTRA 3D」では、ショットガンとオートマチックショットガンのビジュアルが、本編と逆になっている。
HAND CANNON(ハンドキャノン)
回転式マグナム拳銃。初期装弾数は5発。威力をフル改造すればボス以外の敵はまず一撃で倒せる。装弾数はフル改造してもやや少なめで正確な射撃が求められる。外見はS&W系統のリボルバー。
SMG(サブマシンガン)
トリガーを引くとフルオートで発射する事ができる短機関銃。初期装弾数は15発。小回りが利き、連射力も一番だが単発の威力は最低で、リロード時間も少し長い。
外見はWii版ではステアーTMPの改良型であるMP9シルバーモデルだが、2001年に開発されたこの銃が1990年の時代設定の本作に登場するのは時代錯誤である。
『ディレクターズカット』では外見が9mm機関けん銃に変更されたが、この銃も1999年に開発されており、1990年の時代設定の本作に登場するのは時代錯誤である。
フレームに小さく「AMS」という刻印があるので、これもAMSの支給品のようだ。
ASSAULT RIFLE(アサルトライフル)
トリガーを引くと3発の弾が発射される3点バースト方式を持つライフル。サブマシンガンよりも単発の威力が高いが、連射力は劣りブレも大きく、リロード時間も長い。初期装弾数は15発。
外見はH&K XM82005年に開発されたこの銃が1990年の時代設定の本作に登場するのは時代錯誤である。
MINI GUN(ミニガン)
マザー戦で使用するガトリングガン。ディレクターズカットモードクリア後に購入できるようになり、他のステージでも使用可能になる。唯一購入初期から全パラメーターがフル改造されている。両腕を使って撃っているためか手榴弾が投げられない。装弾数は無限だが、しばらく撃ち続けていると銃身がオーバーヒートして撃てなくなるため、冷えるまで待たねばならない。実はポーズ画面を開いている間でも銃身温度が下がっていく。

ステージ[編集]

ステージ1 ~PAPA'S PALACE OF PAIN~
ステージ名は「パパズ パレス オブ ペイン」と読む。パパ・シーザーの館。かなり広い面積を持ち、地下にも研究施設などが存在する。カプコン社のゾンビゲーム『バイオハザード』の玄関ホールにそっくりな部屋が存在する。
ステージ2 ~BALLISTIC TRAUMA~
ステージ名は「バリスティック トラウマ」と読む。「バイユー郡総合病院」という病院が舞台。ディレクターズカットでしか行けない部屋を含めればかなりの部屋数がある。
ステージ3 ~CARNY~
ステージ名は「カーニィ」と読む。遊園地が舞台。メリーゴーランドやライブステージなど多くの遊具があり、かなり規模が大きい。やたらとピエロのゾンビが多い。ゲームセンターらしきコーナーに『スペースハリアー』など、SEGAのアーケードゲームの筐体がある。
ステージ4 ~SCREAM TRAIN~
ステージ名は「スクリーム トレイン」と読む。列車の運転席にいるシーザーを追い、列車の最後尾から追っていく。列車の天井を歩く場面があったり、ボスが鋭利なものを武器としている巨大化した昆虫だったりと、『バイオハザード0』の黄道特急と似た雰囲気を持つ。なお、ボス撃破後にこの列車は脱線転覆する。
ステージ5 ~THE FETID WATERS~
ステージ名は「ザ フェティッド ウォーターズ」と読む。列車の脱線現場から沼を通って、シーザーの行き先である刑務所に向かう。
ステージ6 ~JAILHOUSE JUDGMENT~
ステージ名は「ジェイルハウス ジャッジメント」と読む。やっとたどり着いた刑務所もまた、ミュータントで埋め尽くされていた。ヴァーラを拉致したシーザーを追いかける。
ステージ7 ~OVERKILL~
ステージ名は「オーバーキル」と読む。最終ステージ。刑務所の地下にある研究施設を進んでいく。

アイテム[編集]

アタッシュケース
従来では救急箱であったはずのアイテム。撃つとライフが回復する。
黄金の脳
撃つとスコアが上がる。隠し要素解禁にも関わってくる。
アドレナリン
緑色が着色された遺伝子。撃つと周りがスローモーションになり、ゾンビのクリティカルヒット(=ヘッドショット)を狙いやすくなる。
手榴弾
投げて爆発することによりゾンビを一掃できる。ゲーム全般を通してあまり入手できないため、かなり重宝する。武装によっては両腕を使っているためか使えない事がある。

ザ ハウス オブ ザ デッド: オーバーキル ディレクターズカット[編集]

ザ ハウス オブ ザ デッド:オーバーキル ディレクターズカット
ジャンル ホラーガンシューティング
対応機種 プレイステーション3
開発元 セガ
Headstrong Games
発売元 セガ
人数 1 - 4人(同時プレイ)
メディア Blu-ray Disc1枚
発売日 アメリカ合衆国の旗2011年10月25日
欧州連合の旗2011年10月28日
日本の旗2012年2月23日
対象年齢 CEROZ(18才以上のみ対象)
ESRBM(17歳以上)
その他 PlayStation Move対応
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本作品をプレイステーション3向けに移植した作品。そのまま移植されたわけではなく、ステージや演出など多くの追加要素がある。PlayStation Move対応。グラフィックをHD化し、3Dテレビの立体視に対応している。

北米では2011年10月25日、欧州では同年10月28日に発売したが、日本では2012年2月23日に発売された。

追加キャラクター[編集]

キャンディ・ストレイパー(CANDI STRYPER)
ヴァーラ・ガンズの友人であり、ジャスパー・ガンズの恋人でもある。
弱虫な性格の持ち主の女性でジャスパーの死後、ヴァーラから彼の死を告げられて絶望したが、ヴァーラの叱咤とジャスパーの遺言のテープによりなんとか持ち直した。
知り合いのココとシンディに持ち去られたヴァーラのバイクのキーを探すべく彼女と共に同行する。
怪物化したココとシンディを撃破しバイクのキーを取り戻したのち、ヴァーラから町から出るように言われ離脱したが、ジャスパーの遺言のテープに執着があったために再び邂逅。ヴァーラによって駅まで送られることを決められ今度こそと思いきや道中、襲われたミートケイティの武器によって右腕を切断され、愛するジャスパーへの台詞を吐きつつも大量出血で死亡。

追加ボス[編集]

COCO&SINDY(ココ&シンディ)
怪物化したヴァーラの知り合い。シンディは怪物化に伴った強靭な怪力で衝撃波を生み出し、ココは俊敏な動きで攻撃を仕掛ける。
弱点はココで、強靭な大型の怪物と俊敏に動き回る小柄な怪物のペアで小柄な怪物が弱点という点は、『HOD2』のボスキャラクター「Judgment」を彷彿させる。
MEAT KATIE(ミート ケイティ)
ヴァーラが食肉工場を進んでいくと遭遇した巨大な半人半牛の怪物。
巨大な鉈を武器として戦う。また、武器はただ振り回すだけでなく、鉈で巨肉を器用に投げ飛ばしたり、突進攻撃もしてくる。
又、武器で弱点を守るという防御も行う。弱点は乳。

その他[編集]

Fワード(f**k)の回数(189回、ゲーム内の全ての言葉の3%を占める)から、「もっとも汚いゲーム」(most swearing in a game)としてギネス・ワールド・レコーズGamer's Editionに記録された[2][3]

出典[編集]

  1. ^ これはDR.キュリアン、カレッブ・ゴールドマン、ミスティックマンの事ではないかと推測できる。
  2. ^ http://gamers.guinnessworldrecords.com/news/160309_HOTD.aspx (英語)
  3. ^ iNSIDE 『ハウス・オブ・ザ・デッドWii』に「世界一汚い言葉を使ったゲーム」―ギネスが認定

関連項目[編集]

外部リンク[編集]