エレクトリック・ギターとオーケストラのための協奏組曲 変ホ短調『新世紀』

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エレクトリック・ギターとオーケストラのための協奏組曲 変ホ短調 「新世紀」
イングヴェイ・ヨハン・マルムスティーン の アルバム
リリース 1998年2月4日
録音 1997年6月、9月
時間 42分22秒
レーベル キャニオン・クラシックス
プロデュース イングヴェイ・ヨハン・マルムスティーン
専門評論家によるレビュー

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イングヴェイ・ヨハン・マルムスティーン 年表
フェイシング・ジ・アニマル
(1997年)
エレクトリック・ギターとオーケストラのための協奏組曲 変ホ短調 「新世紀」
(1998年)
アルケミー
(1999年)

エレクトリック・ギターとオーケストラのための協奏組曲 変ホ短調「新世紀」』(Concerto Suite for Electric Guitar and Orchestra in E flat minor Op.1 - Millennium -)は、イングヴェイ・ヨハン・マルムスティーンが作曲、1997年に完成させた全12曲の協奏組曲、ならびにマルムスティーンとチェコ・フィルハーモニー管弦楽団ヨエル・レヴィ指揮)による演奏を納めたアルバム。

ジミ・ヘンドリックスリッチー・ブラックモアギタリストの影響でロックヘヴィメタルに夢中になっていたマルムスティーンは、姉の影響でジェネシスを聞いたのを機にバロック音楽を初めとするクラシック音楽に熱中するようになっていく。ヘヴィメタルのリズムとクラシックの旋律、ニコロ・パガニーニに強く影響を受けたギタープレイでネオクラシカルメタルの旗手となった彼だが、エレクトリック・ギターによるギター協奏曲という構想が語られ始めるのは1992年頃である。

オーケストラの第一ヴァイオリンに代えてギターで演奏する」、ロック・ギタリストであるマルムスティーンはここを主眼として着想を広げていった。過去にはディープ・パープルロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団による『ディープ・パープル・アンド・ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ』、近年ではメタリカサンフランシスコ交響楽団による『S&M』やスコーピオンズベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による『栄光の蠍団』などが「ロックとクラシック・オーケストラの融合」であったのに対し、彼が構想したのはあくまでもエレクトリック・ギターを主とする協奏曲であった(ただし今作には題名に反してアコースティック・ギターも使われる)。

作曲が始まったのは1995年頃のようだが、本格的な制作に入ったのは1996年から。さらにこの頃には協奏曲ではなく、協奏組曲となっていた。ちなみにマルムスティーンは楽譜を読み書きしないため、自身のギターやハミングを当時バンドの同僚であったマッツ・オラウソンシンセサイザーで置き換えてもらって録音していくという手法で作曲が行われた。こうした3か月の作業の後、その音源をデヴィッド・ローゼンサルが楽譜に仕上げて完成となった。

オーケストラ・パートの録音は1997年6月中旬に行われ、9月末にギター・パートが録音された。初演は新日本フィルハーモニー交響楽団との共演(竹本泰蔵指揮)で日本で行われ、会場は2001年6月15日すみだトリフォニーホール、同年6月17日オーチャードホール。このうち17日分は録音・撮影され、『エレクトリック・ギターとオーケストラのための協奏組曲 変ホ短調 コンチェルト・ライヴ・イン・ジャパン・ウィズ・新日本フィルハーモニー交響楽団』(2002年) としてCD/VHS/DVDで発表された。

[編集] 収録曲

  1. イカロス・ドリーム・ファンファーレ - Icarus Dream Fanfare
  2. キャヴァリーノ・ランパンテ - Cavalino Rampante
  3. フーガ - Fugue
  4. プレリュード・トゥ・エイプリル - Prelude to April
  5. トッカータ - Toccata
  6. アンダンテ - Andante
  7. サラバンド - Sarabande
  8. アレグロ - Allegro
  9. アダージョ - Adagio
  10. ヴィヴァーチェ - Vivance
  11. プレスト・ヴィヴァーチェ - Presto Vivace
  12. フィナーレ - Finale

[編集] 関連項目

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