エコノミスト

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エコノミスト
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種類 週刊新聞
サイズ 雑誌形式

事業者 英エコノミスト社
本社 ロンドン
創刊 1843年09月 (1843-09)
言語 英語
発行数 (印刷版)1,574,803
(デジタル版)100,000[1]
ウェブサイト www.economist.com
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エコノミスト (The Economist) はイギリスの週刊新聞で、ロンドンに所在するThe Economist Newspaper Limited から発行されている。新聞ではあるが外見は雑誌の体裁をとっている。読売新聞と提携している。なお、毎日新聞社出版局が発行している経済専門の週刊誌エコノミスト」とは資本・人材・提携の関係は一切なし。

概要[編集]

発行部数は約160万部(2009年)。その約半分を北米が占める。

主に国際政治経済を中心に扱い、科学技術書評芸術も毎号取り上げる。政治・社会は地域ごとに記事を組んでおり、中国以外のアジア、中国、中東およびアフリカ、米国、米国以外のアメリカ大陸、英国以外のヨーロッパ、英国に分けている。ビジネスと金融については地域を問わずに広く取材しており、日本の企業が取り上げられることも多い。また隔週ごとに、経済のある分野に関して詳細な調査分析を載せる。この雑誌は社会的地位の高い層をターゲットにしており、その中に官僚や大企業で経営に携わる人なども含まれる。発刊の歴史と、鋭い分析からなる記事が情勢に与える影響が大きく、世界でもっとも重要な政治経済紙の一つと見なされている。

購買力平価の目安としてビッグマック指数と呼ばれる、世界のマクドナルドでのビッグマックの価格指標を載せている。さらに2004年1月からスターバックスのトールサイズのラテを基準にした「トール・ラテ指数」も加わった。

本紙はジェームズ・ウィルソンによって1843年9月に創刊された。創刊当時「エコノミズム」という言葉は財政保守主義と受け取られていた。現在でも保守系紙として言及されることも多い。ただし、これは古典的自由主義(経済自由主義)を標榜しているため、経済面においては左派の嫌悪する市場原理主義自由貿易グローバリゼーションの擁護や労働組合の政治活動やアファーマティブアクションに対する批判を行う一方で、社会・人権面では人種や性差別に明確に反対するだけでなく、同性婚賛成、犯罪に対する厳罰化反対、移民自由化賛成、麻薬の合法化賛成、死刑制度廃止を支持するだけでなく、最低限の生活水準を保証する社会保障には賛成を表明している。 本誌のサイトにおいて、その論調は左でも右でもなく「極中」であると述べている。(The extreme centre is the paper's historical position.)例えば労働の政策としては、解雇権の制限は雇用コストを上げ逆に全体の失業率が上げると主張する一方で、解雇された失業者の生活を国が福祉で保証するべき主張する。この点では政府の一切の介入に反対する新自由主義リバタリアニズムとも一線を期する。

『日はまた沈む』[2]『日はまた昇る』[3]など日本経済の浮沈に関する洞察力ある著作で知られる国際ジャーナリストのビル・エモット (Bill Emmott) は、1993年から2006年3月の引退までの13年間本紙の編集長を務めていた。

2009年4月1日のエイプリルフールに、新しいテーマパーク、Magical Monetary World of Econolandを立ち上げると発表した。 

批判[編集]

実名記者のコラムや論説記事が中心の英米高級紙の中では異例の完全匿名スタンスを貫いており、記事の中でも自らの主張を述べる際にも"this reviewer"(本誌は)といった特殊な一人称を用いる。しかし他国の特定の政治家や経済政策などを公然と批判するにも関わらず、社説や記事の執筆者が全て匿名であることは、長年批判され続けており、ジャーナリストのen:Michael Lewisは偉そうな記事を書いているのが実は何の経験もない無名の若造編集者ばかりだとバレるからであると揶揄している。 また「見えざる手」や「比較優位」といった一般に勘違いされやすい専門用語を解説なく使用し、しばしば記事の執筆者自身も意味を勘違いして使用している場合がある。

その他[編集]

稀に、同一の記事が二つ存在する。iTunesのFrom the paper(2009年2月14日)、Economist.com上のAudio section(2009年2月14日)、High-tech dentistry St Elmo's frier(2009年6月12日)、 Improving scientific publishing Huddled maths(2009年7月12日)がこれに該当する。

脚注[編集]

  1. ^ The Economist's Circulation 2012.
  2. ^ 『日はまた沈む』:ビル・エモット(日本語:草思社、1990.3、ISBN 4794203721)
  3. ^ 『日はまた昇る 日本のこれからの15年』:ビル・エモット(日本語:草思社、2006.1、ISBN 4794214731)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]